横浜のIN氏からメールが入りました。曰く、
2016年10月2日12時08分着信 題:ごぶさた、インド洋の離れ島はまだです
日高節夫様
ご無沙汰しました。家内の体調は、風邪ひき、咳込みだけは90%治癒。
あれやこれや、書きますと約束? しておきながら、だらだらと暮らしているものだから、ちっとも約束を果たせずにいます。お許しあれ。
関心のあることは次から次へと出てきて、もうしっちゃかめっちゃか状態。
三菱リージョナルジェット機(MRJ)は1号機がようやく、カムチャッカ半島ペトロパヴロフスク・カムチャツキー市にあるエリゾボ空港、アラスカのアンカレッジ国際空港経由、最終目的地の太平洋岸の州、ワシントン州シアトル郊外のモーゼスレークのグラント郡国際空港に到着した。
9月26日、名古屋県営空港を発って、新千歳空港経由、現地時間9月28日午後6時に歓迎の放水アーチを潜りながらモーゼスレーク空港に到着した。名古屋県営空港を出発して、空調設備が不調で二度も後戻りした前歴があるので、果たしてうまく、ベーリング海を通過できるのかと心配していたが、三度目の正直で、今回の1号機は、千島列島、カムチャッカ半島、アリューシャン列島を無事飛行して目的地に到着したようです。
昔々、まだサラリーマンでいた頃、YS11のエンジンをイギリスのロールスロイスだったか、プラットアンドホイットニーだったかに支払い送金をしたことがあった。東京オリンピックの翌年だったと思う。飛行機の製造は機体とエンジンとは別々の会社が造るということを知った初めてのケースでした。YS11はターボプロップ機で、ジェット機ではありませんでしたが戦後初の国産機で、期待の星でした。戦後、日本は飛行機を造ることができず、このターボプロップ機が精々の時代でした。国策会社を作り、各銀行は協調融資という形をとって危険分担をしました。それからすると、今回のMRJが、どこのエンジンを使うのかまだ調べておりませんが飛行機づくりは、いろいろと手間がかかるものですね。
最終目的地のワシントン州グラント・カウンティー国際空港は、グラント郡が運営管理する空港のようで、アメリカは依然として、郡(county)が、日本の県に相当するようです。元来、日本の県郡制度は、中国の郡県制度を模したものでしょうが、日本は県が大きくて、次が郡、次が町、村。市は郡よりも大きく、県に次ぐ存在だと理解していますが、中国ではたしか郡が県より大きかったのではなかったでしょうか。君にいろいろお世話になった、読売新聞の連載小説・宮城谷昌光氏の「草原の風」でも、郡県の順でしたよね。
日本の県郡町村の感覚で物を考えていたものですから、1989年初めて、アメリカに行ったときに、郡(カウンティー)が市よりも広い地区を管轄していたのにびっくりしました。アメリカは州の次は郡で、県はありません。今回の最終目的空港が、郡営空港という存在なのは、ちょうど県営名古屋空港と同じような感覚なんでしょうね。
なかなか、中国メディアが、「わが原潜はインド洋の米軍基地を叩き潰す。米オハイオ級も餌食だ」と勇ましいことを言ってる、ディエゴ・ガルシア島のことが書けません。
ほかに興味のあることは、「メリーか、メアリーか、クイーン・メリー号はなぜメアリーでないのか」「なぜ、メリーさんの羊は、メアリーさんの羊ではないのか」が疑問。
もう一つ、今日の読売新聞に、英語会話のCD,カセットテープを売る通販の全面広告が出ている。門司区泉が丘7-8-105という住所。 有限会社遊牧民 鎌田俊二 笑子
この読売新聞の全面広告がいくらかかるか知りませんが、まあ、門司の人が起業しているのでしょう。関心は、門司にも泉が丘などというハイカラな町ができていて、それがどこだろうと、久しぶりに「九州ロードマップ」を開いて見ましたら、原町の鎮西別院の南西約200メートルのところにあるマンションらしい。こう言う形の英会話学校は本当に、雨後の筍みたいに出てくるもんだね。
ではまた。奥様をお大事になさってください。 IN
ウェブニュースより
初の国産ジェット「MRJ」、米国に到着 挑戦3回目で成功 ――【9月29日 AFP】三菱重工業(Mitsubishi Heavy Industries)は、国産初の小型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」が米西部時間28日、試験飛行のため米国に到着したと発表した。米国への移送は2回失敗していたが、3回目で成功にこぎ着けた。
MRJは26日に名古屋を離陸。給油のため北海道、ロシア、米アラスカ(Alaska)州アンカレッジ(Anchorage)を経由して、米ワシントン(Washington)州のグラント(Grant)郡国際空港に到着した。
三菱では2018年の商用飛行開始を目指しており、国土交通省の「型式証明」取得に向け、米国内で試験飛行を繰り返す予定。三菱によれば約2500時間の試験飛行が必要となる見通しで、さらに3機を米国に移送して計画を加速する方針だ。
MRJは8月、米国に向けて出発したが、離陸後に空調システムの不具合が見つかり、2回にわたって引き返しを余儀なくされていた。 (AFP 2016年09月29日 16:25 発信地:東京)
Mary(固有名詞、女の子の名/merry(形容詞、陽気な/marry(動詞、結婚する)の発音を研究社の新英和中辞典でしらべてみると、順に mé(ə)ri/méri/mˈæri となっています。しかし、アメリカのほとんどの地域ではどこも méri と発音するようです。ただ、東部のニュージャージーとかは、Mary/merry/marryの3つの発音は違うそうです。この西に接するペンシルバニア州では Mary/merry は同じで、marry は違うようです。
とにかく、「Mary Had A Little Lamb(メリーさんの羊)」を聴いて見て下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=ODFBEvZumRU
この爺には Mary は「メリー」としか聞こえませんが。まあ、実在した女の子はメアリー・ソーヤだから、「メアリーさんの羊」とした方が良いのでしょうが、はてさて、この歌をレコードに入れたエジソンはどのように発音したのでしょうね。
sechin@nethome.ne.jp です。
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