一昨日(9月26日)のブログについた姪のコメントで 皇位の継承が「男系男子」であるべき理由で、得心のいく説明 について、竹田恒泰の見解は
「女性宮家の旦那っていうのはどこの馬の骨かもわからないじゃないですか」「天皇というのは血以外の何物でもない!」「天皇というのは血統の原理なんです。これを変えてしまったら皇室が終わります」「皇室典範って皇室は養子をとることができないって規定があるんですね。だから旧皇族の男系の男子から養子をとることが可能だというふうに変えるわけです。そうするとですね、どんなふうに可能性が広がるかというと、赤ちゃんでまずいいわけですよ。だいたい養子って赤ちゃんじゃないですか。個人の意思が芽生える前に。民法は赤ちゃんで養子をとれるようになってるんですね。成人していてもいいし、なんなら夫婦養子でもいいんです。そこまで広げればいくらでも(男系男子が)できる。しかもですね、旧皇族はこれからどんどん子どもが生まれてきます。私の周辺でもいとこ連中どんどん子どもが生まれて、その旧宮家、11宮家のうち、若い世代がどんどん子どもが生まれてきています」 (8月26日放映の「朝まで生テレビ」の発言より)
イギリスの王位継承順は王位継承法(1701年)により原型が定められているようです。これによれば、
・ステュアート家の血を引いている者(ハノーファー選帝侯妃ゾフィーの子孫)に限る。
・継承者は国王の直系子孫。2011年10月28日以降に生まれた者は、性別を問わずに長子先継(第一子→第一子の子孫→第二子→第二子の子孫→……の順)。
・2013年王位継承法において男子優先の長子先継(長男→長男の子孫→次男→次男の子孫→…→長女→長女の子孫→次女……の順)から改正されたが、2011年10月27日以前生まれの者については改正前の男子優先が適用される。
のようになっていますが、日本もこれに倣えばよいのではないでしょうか?
正直言って、爺のような庶民にとって雲の上のお人の事はよく判らないし、どうでもいいことなのです。
人間は常に男女の子ですから両親の上に何百世代の先祖がいます。一般庶民の系図などはたどりようもありません。女系の天皇を認めると男系女系の先祖は入り乱れてしまいます。どこにでもいる一般の人と全く違いがなくなります。となると天皇家の系図など必要ないことになります。血縁で天皇を決める必要は全くなくなるのです。
選挙で天皇(大統領)を4,5年ごとに選べばそれで事足りるはずです。皇后の父親(外祖父)が絶大な権力を握った歴史を知っていれば、皇女に対する婿入りにどれだけの権力や金力の戦いが繰り広げられるか想像がつくはずです。女系を認めるくらいなら共和制にしたらどうでしょうか。日本の歴史を知らない連中が西洋の王位継承の仕組みを持ってきても参考になりません。竹田氏の提案がもっとも説得力ある解決方法と以前から考えています。
それと、天皇家に対して国民はあまりにも傲慢ではないでしょうか。天皇は国事行為をしてはならないから、権力者(今なら総理大臣)がすべてを決められるというようなことです。国民は天皇を国民の象徴としてお借りしているのだから、それはそれとして天皇家独自の意思決定の仕組みも考えるべきではないでしょうか。北条家が、執権と家長を分けていたように、天皇家もその在り方を独自に考えてもよいのではないかと愚行する次第です。
sechin@nethome.ne.jp です。
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