瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
昔、司城(しじょう)子罕(しかん)が宋の宰相となり、宋君に言った、「国家の安危、人民の治乱は、賞罰のおこない方ひとつでございます。さて授爵や賞与は民の喜ぶところゆえ、君みずから行い給え。殺戮や刑罰は民の憎むところゆえ、臣がこれにあたりまする」
宋君、「よろしい、予は感謝を受け、汝は怨みを買ってでようというのだな。されば諸侯も予に一目置くことになろう」
国人は殺戮の全権が子罕に握られたことを知ると、大臣は追従し人民は畏れて、一年も経たないうちに子罕は宋君を凌いで政を専らにするようになった。
さて老子にはいう、『魚は淵(ふち)より脱すべからず。国の利器(りき)は、もって人に示すべからず。(魚は淵から離れてはいけない。〈そのように〉国〈を治めるため〉の有効な道具は、人に見せてはいけない)』(淮南子・道應訓第十二)
ウェブニュースに拠れば、《舛添前厚労相、自民に必要なのは「小沢氏超える独裁的指導者」 ―― 自民党の舛添要一前厚生労働相(61)は22日夜、都内で講演し、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)違反の追及の先頭に立って活動する意欲を示すとともに、民主党の小沢一郎幹事長のような強力なトップが自民党にも必要だとの認識を示した。舛添氏自身が天下をとると宣言したような発言や政界再編をにおわせる言葉もあり、参院選に向けて舛添氏の動きが注目されることになりそうだ。/講演で、舛添氏は当面の政治活動として、「来年は衆参同日選に持っていき、一気に公約違反を追及する。私は先頭に立ってやりたい」と述べた。また、「今、自民党に一番、必要なものは民主党の小沢幹事長よりもっと独裁的な指導者だ」と述べ、小沢氏の政治手法を評価する一方で、谷垣禎一総裁らの指導力不足を暗に批判した。/その上で「仮に私がその座にあるとすれば、すべて候補者を公募し、どこに配属するかは党が決め、候補者の地元で最初はやらせない」と英国流の選挙対策に取り組む考えを示した。/一方で、党の政権構想会議で党名変更を提言した経緯を説明し、「自民党という名は手あかで汚れていて、それだけは嫌だという拒否政党になっている。自由と民主はまったく相反する概念だ」と述べた。/さらに「鳩山由紀夫内閣は、(通常国会で)予算を衆院で通過させるのと引き換えに首を投げ出さざるを得ないのではないか」とも予測。「来夏の参院選を待たないで大きな動きが起こる可能性はある。そして、やるべきことは自民党の再生ではなく新生だ」と述べ、党名変更にとどまらず、新党結成の必要性もにじませた。/中長期的課題の政界再編では「今、仮に私が首相になったら閣僚の7割は民主党から選ぶ」と述べた。(産経ニュース、2009.12.22 23:28)》
《舛添前厚労相が自民再生へ「政治塾」開講 ―― 自民党の舛添要一前厚生労働相が14日、衆院選に党公認で落選した若手を集めた「政治塾」を党本部で開講した。支持率低迷が続く自民党にあって「ポスト谷垣」の最有力である舛添氏が、落選者ばかりとはいえ自前の勉強会を開くことは、党内の存在感を示し、総裁選への足場づくりとの見方が出ている。/「舛添政治カレッジ」と銘打った政治塾には22人が参加。この日出席した18人を前に、舛添氏は「私たちが中心になって自民党を新生させる必要がある」と強調。その上で(1)「新自由民主党」の新しい理念の確立(2)民主党との差別化(3)族議員や派閥などの消滅(4)小選挙区制への対応-などを勉強していきたいと語った。今後、月1回程度の割合で会合を開く。/舛添氏は9月の総裁選で大本命に挙がっていたが、「麻生内閣の一員として衆院選敗北に責任がある」と早々に不出馬を表明した。ただ、前日夜に森喜朗元首相と会談し、野党転落直後の「火中のクリ」を拾わず、勢力温存を決断したとの見方が出ていた。/政治塾の趣旨を見ても、新生自民党のリーダーとしての意欲がうかがえ、党内からは「新党結成の準備」(中堅)という憶測も呼んでいる。(産経ニュース、2009.12.14 19:20)》
宋君、「よろしい、予は感謝を受け、汝は怨みを買ってでようというのだな。されば諸侯も予に一目置くことになろう」
国人は殺戮の全権が子罕に握られたことを知ると、大臣は追従し人民は畏れて、一年も経たないうちに子罕は宋君を凌いで政を専らにするようになった。
さて老子にはいう、『魚は淵(ふち)より脱すべからず。国の利器(りき)は、もって人に示すべからず。(魚は淵から離れてはいけない。〈そのように〉国〈を治めるため〉の有効な道具は、人に見せてはいけない)』(淮南子・道應訓第十二)
ウェブニュースに拠れば、《舛添前厚労相、自民に必要なのは「小沢氏超える独裁的指導者」 ―― 自民党の舛添要一前厚生労働相(61)は22日夜、都内で講演し、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)違反の追及の先頭に立って活動する意欲を示すとともに、民主党の小沢一郎幹事長のような強力なトップが自民党にも必要だとの認識を示した。舛添氏自身が天下をとると宣言したような発言や政界再編をにおわせる言葉もあり、参院選に向けて舛添氏の動きが注目されることになりそうだ。/講演で、舛添氏は当面の政治活動として、「来年は衆参同日選に持っていき、一気に公約違反を追及する。私は先頭に立ってやりたい」と述べた。また、「今、自民党に一番、必要なものは民主党の小沢幹事長よりもっと独裁的な指導者だ」と述べ、小沢氏の政治手法を評価する一方で、谷垣禎一総裁らの指導力不足を暗に批判した。/その上で「仮に私がその座にあるとすれば、すべて候補者を公募し、どこに配属するかは党が決め、候補者の地元で最初はやらせない」と英国流の選挙対策に取り組む考えを示した。/一方で、党の政権構想会議で党名変更を提言した経緯を説明し、「自民党という名は手あかで汚れていて、それだけは嫌だという拒否政党になっている。自由と民主はまったく相反する概念だ」と述べた。/さらに「鳩山由紀夫内閣は、(通常国会で)予算を衆院で通過させるのと引き換えに首を投げ出さざるを得ないのではないか」とも予測。「来夏の参院選を待たないで大きな動きが起こる可能性はある。そして、やるべきことは自民党の再生ではなく新生だ」と述べ、党名変更にとどまらず、新党結成の必要性もにじませた。/中長期的課題の政界再編では「今、仮に私が首相になったら閣僚の7割は民主党から選ぶ」と述べた。(産経ニュース、2009.12.22 23:28)》
《舛添前厚労相が自民再生へ「政治塾」開講 ―― 自民党の舛添要一前厚生労働相が14日、衆院選に党公認で落選した若手を集めた「政治塾」を党本部で開講した。支持率低迷が続く自民党にあって「ポスト谷垣」の最有力である舛添氏が、落選者ばかりとはいえ自前の勉強会を開くことは、党内の存在感を示し、総裁選への足場づくりとの見方が出ている。/「舛添政治カレッジ」と銘打った政治塾には22人が参加。この日出席した18人を前に、舛添氏は「私たちが中心になって自民党を新生させる必要がある」と強調。その上で(1)「新自由民主党」の新しい理念の確立(2)民主党との差別化(3)族議員や派閥などの消滅(4)小選挙区制への対応-などを勉強していきたいと語った。今後、月1回程度の割合で会合を開く。/舛添氏は9月の総裁選で大本命に挙がっていたが、「麻生内閣の一員として衆院選敗北に責任がある」と早々に不出馬を表明した。ただ、前日夜に森喜朗元首相と会談し、野党転落直後の「火中のクリ」を拾わず、勢力温存を決断したとの見方が出ていた。/政治塾の趣旨を見ても、新生自民党のリーダーとしての意欲がうかがえ、党内からは「新党結成の準備」(中堅)という憶測も呼んでいる。(産経ニュース、2009.12.14 19:20)》
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