瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 今日から9月。昨日は少し気張りすぎて余計に歩いてしまった。今日は検診日でもあるし、朝の徘徊は1時間程度でやめておいた。隅田公園の築山の所から、テラスに降り、言問橋をくぐって、東武線隅田川橋梁を撮影した。隅田川に架かる橋は数多くあり、その大半は車道橋じゃが、いくつかの鉄道橋もある。下流側から、JR総武線隅田川橋梁、東武伊勢崎線(花川戸鉄道橋)、日比谷線隅田川橋梁、つくばエクスプレス隅田川橋梁、常磐線隅田川橋梁、京成電鉄隅田川橋梁、そして日暮里・舎人ライナー隅田川橋梁とある。これらの鉄道橋で最ものんびり走っているのが、東武伊勢崎線花川戸橋梁、つまり東武線の鉄橋なんじゃ。
隅田公園(台東区側)テラスにて
ab16554c.jpg鉄橋西詰より
724ada23.jpg吾妻橋橋上にて
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 中路カンチレバーワーレントラス(3径間)という爺にはちょっと理解できん形式で、橋長は166mあるそうじゃ。幅員は鉄道であるし、よう解らんらしい。東武鉄道が浅草駅まで延長するために隅田川に架けた橋で、隅田川の景観に配慮して、高いトラス橋にせず、架線柱に曲線のデザインが取り入れられたそうじゃ。計画の際には隅田公園を通る路線が計画されていたが、隅田公園の景観を損なわないよう公園を避けるようにルートの設定がなされたんじゃ。着工は昭和2年、竣工は昭和6年、昭和18(1943)年までには、橋のすぐ東側に隅田公園駅が設けられていたということじゃ。この橋は高いトラスになっていないため、車内から隅田川の水面を眺めることが出来るという特性も持つことになったんじゃと。
墨田区側テラスにて
c1bfb012.jpg枕橋の上から
8ec891e3.jpg枕橋袂のテラス降り口より
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 浅草駅入線に際する運転の制約上、この橋梁付近での制限速度は15km/hとなるほか、両渡り線(分岐器)が設置されているのじゃ。橋梁上に分岐器は設置されないのが通例なんじゃが、浅草駅よりの高架区間に設置するスペースがなく、やむを得ず設置されたんじゃ。列車がゆっくりとこの鉄橋を渡る風景は非常におだやかで、鉄橋のつくりもあいまって、現在は浅草の情緒を引き立てる役ともなっているんじゃ。
 吾妻橋をわたり、東詰めからテラスに降り、北十間川の水門の付近で、再び東武線鉄橋を撮り、そのまま言問橋を潜り、桜橋を渡って帰宅。
 今日の検診では中性脂肪がかなり高いようで、明日からこれを下げるための薬を飲むことになった。まあまた、1歩あの世へ近付いたということじゃ。
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1932/02/04
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