朝顔(あさがほ)を詠める歌
万葉集に登場する「朝顔(あさがほ)」は、私たちが良く知っているあのヒルガオ科のあさがおとは違います。当時は、朝に咲くきれいな花を「朝顔(あさがほ)」と呼んだようです。桔梗(ききょう)、木槿(むくげ)などとする説がありますが、現在では、桔梗(ききょう)であるとする説が有力とされています。写真は、桔梗(ききょう)と木槿(むくげ)です。
私たちが知っている「朝顔」は、奈良時代末期~平安時代(はっきりとはしていません)に遣唐使が持ち込んだのが最初だとされています。
万葉集には、5首に詠まれています。
巻8‐1538:萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花
巻10-2104:朝顔は朝露負ひて咲くといへど夕影にこそ咲きまさりけり
巻10-2274:臥いまろび恋ひは死ぬともいちしろく色には出でじ朝顔の花
巻10-2275:言に出でて云はばゆゆしみ朝顔の穂には咲き出ぬ恋もするかも
巻14-3502:我が目妻人は放くれど朝顔のとしさへこごと我は離るがへ
ウェブニュースより
立花隆さん死去 ジャーナリスト、評論家 ベストセラー「田中角栄研究」政治、科学など幅広く 80歳 ―― 田中角栄元首相の金脈問題を雑誌で追及して退陣に追い込むなど、戦後ジャーナリズムに大きな足跡を残した評論家、ジャーナリストの立花隆(たちばな・たかし、本名橘隆志)さんが4月30日午後11時38分、急性冠症候群のため死去していたことが23日分かった。80歳。長崎市出身。葬儀は家族で「樹木葬」として行った。
宇宙や脳死からサル学、歴史まで多彩な著作を手掛け「知の巨人」として知られた。遺族によると、糖尿病や心臓病などの持病があり、入退院を繰り返していた。新型コロナウイルスには感染していなかったという。
1974年10月、田中首相を巡る資金の流れと蓄財を綿密に調べ、月刊誌「文芸春秋」に「田中角栄研究」を発表。田中金脈問題に斬り込んだ。田中内閣は2カ月後に総辞職。76年に発覚したロッキード事件でも批判を展開し、裁判の傍聴記を発表し続けた。
「日本共産党の研究」「宇宙からの帰還」「サル学の現在」「臨死体験」「天皇と東大」など多数の著作がある。1983年に菊池寛賞、98年には司馬遼太郎賞。「脳死」で毎日出版文化賞、「武満徹・音楽創造への旅」で吉田秀和賞も受けた。(共同) (東京新聞 2021年6月23日 11時16分)
双子!シンシン出産、上野動物園でパンダの子どもが4年ぶりに誕生 ―― 上野動物園は23日、公式サイトで、ジャイアントパンダの雌シンシン(真真=15)が2頭の子供を出産したことを報告した。同所でのパンダ誕生は、17年6月12日以来でシンシンがシャンシャン(香香)を出産して以来、4年ぶりとなる。
2頭はそれぞれ、同日の1時3分と2時32分に生まれたと報告された。性別はまだ2頭とも不明。体重は1頭が124グラム、もう1頭は不明としている。
シンシンは2005年7月3日、中国・臥龍保護センターで生まれ、11年に雄のリーリー(力力=15)とともに上野動物園に来た。同所では6月4日から出産のためシンシンの展示が中止されていた。
出産前日の22日には、シンシンについて「健康状態は以前と変わらず良好です」とした上で、「食欲が5月31日ごろに通常の4分の1程度まで減少し、その後も採食量の少ない状態が続いています」「休息時間は、6月2日ごろに通常の2倍程度に増加し、その後も休息時間の多い状態が続いています。また、前肢や後肢、床、陰部を舐める行動が現れています」などと公式サイトに掲載。6月10日に乳頭が大きくなったことや、尿中の妊娠を示すホルモン代謝物が妊娠時に特徴的な値を示していることも報告されていた。
今回の出産を受け、上野動物園の公式サイトでは「現在、職員一丸となってジャイアントパンダ母子の観察と保護に万全を尽くしています。みなさまにおかれましては、このような園の状況をご考慮いただき、パンダの状況に関する電話などでのお問合せはご遠慮くださいますようお願いいたします」と告知している。 [日刊スポーツ 2021年6月23日9時22分]
sechin@nethome.ne.jp です。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |