瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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eceef482.jpg 桜橋を渡り、墨堤通りを北上、千住曙町から千住汐入大橋を渡り、荒川区・台東区の隅田川沿いの遊歩道を南下して帰宅した。天気は上々小春日和、川風が肌に気持ちよい。11907歩、7.7kmという記録であった。

 平野博文官房長官は15日の記者会見で、26日召集予定の臨時国会を控え、各府省の国会担当の官僚に与野党議員への「質問取り」を指示していたことを明らかにした。鳩山政権は「脱官僚依存」を掲げ、国会論戦も政治主導で進める方針を示してきたので、自民党政権で行われてきた官僚による事前の「質問取り」は、「脱官僚依存」に矛盾するのではないかとの指摘もある。これに対し、平野長官は会見で「あくまで答弁は政治家がする。矛盾することにはならない」と強調。質問取りに関し、「政務官的なスタッフや政務官自らが質問を取るのが理想」としながらも、当面は官僚に当たらせる方針を示した。鳩山由紀夫首相も15日夕、首相官邸で記者団に対し、「官僚にそれぐらいの手伝いをしてもらうのはあり得る話だ」と語っていた。
92be1a1b.JPG ところで、政府が日本郵政の次期社長に旧大蔵(現財務)省の斎藤次郎元事務次官を内定したことで、鳩山由紀夫首相が掲げる「脱官僚依存」「天下り禁止」が看板倒れになるとの懸念が出始めている。政府が臨時国会に提出する日本郵政の株式売却凍結法案もあいまって、今後は日本郵政の官業色が強まることが予想されるためだ。「官から民へ」と訴えた小泉純一郎元首相の構造改革の本丸に乗り込む斎藤氏。「官僚中の官僚」と呼ばれた人物の登用は、官僚依存から抜け出せない鳩山政権の実情を象徴しているようだ。
 小泉内閣で郵政民営化を推し進めた元総務大臣で、現在、慶應義塾大学の教授を務める竹中平蔵氏は、21日夜のNHKとのインタビューで、「日本郵政」の新しい社長に元大蔵事務次官の斎藤次郎氏が内定したことについて、民主党が掲げる「脱官僚依存」に大きな偽りがあると、厳しく批判していた。この中で、竹中氏は「新しい社長は、旧大蔵省から民間企業に天下りし、今度は実質的な国有機関に移ることで、『わたり』を行っていることになる。民主党が掲げる『脱・官僚』に大きな偽りがある」と述べ、日本郵政の新しい社長に元大蔵官僚の斎藤氏を起用することを厳しく批判した。そのうえで、竹中氏は、鳩山政権が20日に郵政民営化の見直しを閣議決定したことについて、「郵便と貯金の全国一律サービスは、民営化後も提供されており、今のままで問題はない。日本郵政を実質的に再び国有化することになるため、効率化が図れずに巨額の赤字が出て、結局、国民の負担が増すことになる」と述べ、政府の方針を批判していた。
 26日から始る臨時国会で、野党は徹底批判するだろう。亀さんの独断専行が、民主党の足を引っ張ることにならなければ好いが…
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