瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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子太草(しだくさ)を詠める歌
 ツバキ科の常緑高木です。葉はツヤのある深い緑色をしています。6月~7月にかけて白い花を咲かせます。神社での祈願に使う玉串(たまぐし)として知られていますね。榊に良く似たヒサカキも代用として使われることがあるそうです。
 古代では、神に奉げるいろいろな常緑樹を「さかき」と呼んでいたようです。
 万葉集には1首だけに登場です。

11-2475:我がやどは甍(いらか)しだ草生()ひたれど恋忘れ草見るにいまだ生ひず


ウェブニュースより
 オミクロン型の感染者、日本で初確認 ナミビア外交官 ―― 政府は30日、新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の感染例が日本で初めて確認されたと発表した。ナミビア滞在後に入国し新型コロナに感染していた30代男性について、ゲノム解析の結果で同型への感染が判明した。男性はナミビア国籍の外交官で、米モデルナ製ワクチンの2回目接種を終えていた。現在は医療機関で隔離中で同行家族2人は陰性という。

水際対策にスペインなど4カ国を追加
 
政府は30日、水際対策を強める対象にスウェーデン、スペイン、ナイジェリア、ポルトガルを追加すると発表した。12月2日午前0時から適用し、入国者らに指定施設で3日間の待機を求める。オミクロン型への対応は計27カ国・地域となる。
 岸田文雄首相は30日、関係閣僚と協議し水際措置と国内の感染予防の徹底を指示。松野博一官房長官がトップのタスクフォースを立ち上げた。
 後藤茂之厚労相は男性と同じ飛行機に乗っていた70人全員を濃厚接触者として扱う考えを示した。全員がコロナ陰性で、自宅や施設で待機中という。
 オミクロン型かを調べるPCR検査、週内に手法を確立
 国立感染症研究所(感染研)の脇田隆字所長はオミクロン型かを調べるPCR検査について週内に手法の確立を目指す考えを明らかにした。
 国内で一般的な試薬は同型に対応しておらず開発が必要となっている。「全国で検査体制がしっかり組めるようにしていきたい」と述べた。
 オミクロン型に感染した男性は28日に成田空港に到着し、到着後の検査で新型コロナの陽性が判明。感染研がゲノム解析によって、どの変異型か調べていた。
 松野氏は記者会見で男性の濃厚接触者は「すでに把握し、保健所に連絡している」と述べた。「引き続き水際措置の強化と、ゲノム解析の実施強化によるモニタリングを進め、適切な感染防止対策を徹底していきたい」と強調した。    【日本經濟新聞 20211130 16:01 (2021121 2:20更新)

 米軍F16が青森空港に緊急着陸 燃料タンクを投棄、役場近くに落下 ―― 30日午後6時ごろ、米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機が飛行中に緊急事態に陥り、同県の岩木山近くに二つの燃料タンクを投棄した。同基地が発表した。戦闘機は同12分ごろ、青森空港(青森市)に緊急着陸した。燃料タンクの一つは同県深浦町役場近くの道路で見つかった。もう一つは見つかっていない。けが人の情報はないという。

 防衛省によると、戦闘機は乗員1人。日本海側から三沢基地へ向かって飛行し、エンジントラブルに見舞われた可能性があるとみられる。ともに飛行していたもう1機は基地に戻ったという。
 基地は、投棄したのは人が住んでいない地域と説明しているが、現場付近には民家が点在している。
 事故を受け、三沢基地第35戦闘航空団副司令官のティモシー・マーフィー大佐は「兵士及び地域住民の皆様の安全確保は、我々の最優先事項です。本件の原因究明に向け綿密な調査を実施するにあたり、日頃より我々の任務を支援して下さっている地域の皆様に感謝いたします」などとした。

 この緊急着陸の影響で青森空港の滑走路は閉鎖され、少なくとも民間の7機が発着できなくなった。運航再開の見通しは立っていないという。

 米軍三沢基地のF16戦闘機をめぐっては20182月、同基地を離陸直後にエンジン部分から出火する事故があり、二つの燃料タンクを小川原湖(青森県東北町)に投棄し、基地に緊急着陸している。    (朝日新聞DIGITAL 2021121 130分)

 “10万円相当給付”のムダな事務経費900億円に公明・山口代表「問題ない」の大ヒンシュク! ―― ここまで批判が強まったら撤回した方がいいのではないか。公明党が打ち出した子育て世帯に向けた“10万円相当の給付”への批判が止まらなくなってきた。

 もともと、960万円という所得制限を設けたことに対して“不公平だ”という不満が強かった。さらに、給付方法を「現金5万円」と「クーポン5万円」に分けたため、現金の一括給付より事務経費が900億円も高くなることが発覚し、ネット上でも怒りの声が渦巻いている。事務経費は計1200億円。内訳は現金給付に300億円、クーポン給付に900億円かかる。
 29日は、大阪の吉村洋文知事まで世論に便乗する形で参戦。
 「完全に愚策だ。やめてもらいたい。政策の理念が見えず、クーポンにする必要がわからない。それだったら現金10万円の一括給付にして、900億円は経済的に厳しい人に給付する方がいい」
 実際、900億円あったら、相当な人数の困窮学生を救済できる。補正予算に計上された「学生支援緊急給付金」(675億円)も倍増できる。
 さらに、公明党の山口那津男代表が29日、900億円のクーポン事務経費について、「問題なし」と開き直ったため火に油を注いでいる。全額現金給付だと目的外使用されると持論を展開し、「クーポンは確実に使われ、効果をもたらす」と正当化してみせた。
 しかし、カネを配ってここまで批判されるのは、よほどのことだ。
 「公明党議員は、子育て世帯のことが分かっていないのでしょう。現金5万円を先行して配り、来春の入学・卒業シーズンに5万円分のクーポンを配るそうですが、困窮している子育て世帯は、一刻も早い現金給付を望んでいます。現金だと目的外使用されると、そこまで強く主張するなら、全額クーポンにすべきです。子育てのどこにカネをかけるかは、家庭によって違います。将来の進学のために貯金したっていいじゃないですか。かつて公明党は大衆に寄り添っていたのに、庶民の気持ちとかけ離れた政党になっています」(政治評論家・本澤二郎氏)
 900億円の無駄を「問題ない」とは、どうかしている。    (日刊ゲンダイ 公開日:2021/11/30 13:40 更新日:2021/11/30 14:59

 「神田川」作詞家・喜多條忠さん死去、74歳 吉田拓郎と数々のヒット曲 ―― かぐや姫のシングル「神田川」などで知られる作詞家・喜多條忠(きたじょう・まこと)さん(本名同じ)が22日午前6時、肺がんのため横浜市内の自宅で死去した。74歳。

 葬儀は親族で済ませた。喪主は妻輝美(てるみ)さん。
 放送作家から作詞家に転身し、吉田拓郎(75)とのコンビで数々のヒット曲を生んだ。人生の中盤をボートレースにささげ、還暦で演歌で作詞活動を再開した異色の経歴を持つ。後日、しのぶ会が開かれる予定。
    ◇   ◇   ◇
 昨年、頭部に腫瘍が見つかり、治療の過程で肺にも小さな腫瘍が見つかった。手術と放射線治療を続けて、今年3月にはゴルフをするまでに回復。作詞活動も続けた。10月中旬に入院先から自宅に戻ったが、11月半ばに意識が混濁。眠るように亡くなった。
 早大在学中に、浅川マキさんの「カモメ」を聴き、歌詞に興味を持った。大学を中退し、文化放送で放送作家をしている時に、かぐや姫の南こうせつ(72)と意気投合。アルバム用の作詞を依頼された。「『締め切りは今日なんですけど』と平気な顔をして言った」と当時を懐かしんだ。
 急な依頼だったが、帰宅途中に神田川を見た。同川沿いの3畳一間のアパートで彼女と同棲していた学生時代を思い出した。一気に書き上げた。73年発売の名曲「神田川」である。学生運動の熱が冷めていく中、彼女との平凡な日々の空虚感を「ただ 貴方のやさしさが 恐かった」に込めた。
 親交深い吉田拓郎の依頼で梓みちよの「メランコリー」(76年)を作詞した。この時、拓郎に「歌謡曲のセンスないから書けないだろうけど」と言われ発奮。後に拓郎から「いくつか曲つけたけど詞に勝てなかった」と称賛された。この作品でフォークソング作家のイメージを払拭(ふっしょく)。拓郎と手掛けたキャンディーズの「やさしい悪魔」「アン・ドゥ・トロワ」など歌謡曲でも頭角を現した。
 35歳のころに「乾いたタオルを絞って水を出そうとする」ような作詞家生活に疲れ、好きだったボートレースの予想やコラムニストに転身。歌仲間に促され、25年後の60歳で演歌で作詞活動を再開した。日本作詩家協会の会長だった17年に、伍代夏子の「肱川あらし」で悲願の日本作詩大賞(第50回)を獲得。「フォークやニューミュージックで育った団塊の世代の私が、演歌もいいよなと言ってくれる作品をつくりたい」と話した。その情熱が成就した。
◆神田川(かんだがわ) 作曲は南こうせつ。73年9月20日発売で120万枚超のミリオンセラーとなった。舞台は東京・高田馬場2丁目付近で、歌詞に登場する「横丁の風呂屋」は西早稲田の安兵衛湯(廃業)。同年「第24NHK紅白歌合戦」に出場依頼が来たが、歌詞の「クレパス」が商品名と問題となり、出場しなかった。74年に関根恵子、草刈正雄主演で映画化された。「赤ちょうちん」「妹」と3部作といわれる。    [日刊スポーツ 202112100]


 

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プロフィール
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目高 拙痴无
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1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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