ウェブニュースより
大相撲九州場所14日目 横綱 照ノ富士 2場所連続6回目の優勝 ―― 大相撲九州場所14日目、全勝の横綱・照ノ富士が1敗の平幕・阿炎に勝って、2場所連続6回目の優勝を果たしました。
中入り後の勝敗です。
▽千代の国に魁聖は、魁聖が押し出しで勝ちました。
☆魁聖「顔何回も張られたけど我慢できた。(張られたけど)冷静になって、カッとなったら負けちゃう方なので、冷静にいけて良かった」
▽栃ノ心に琴ノ若は、栃ノ心が寄り切り。琴ノ若は、負け越しました。
☆栃ノ心「上手を先に取りたかった。下手になったが巻きかえて落ち着いてとれました。今の番付で不安あったが、6番勝ってとりあえず、ひと安心ですね」
▽照強に天空海は、照強が下手投げ。
▽松鳳山に千代大龍は、千代大龍が突き出し。
▽千代丸に碧山は、千代丸がはたき込み。
☆千代丸「余裕はなかったが相手を見て落ち着いて対応できた。(7勝7敗に)自分の中では一番いやというか、最後まで気合を入れて頑張ります。(弟の千代鳳の引退表明に)寂しいのが一番大きい。2人で一緒にやってきたんで。お疲れさまという感じですね」
▽翔猿に佐田の海は、翔猿が引き落としで勝ちました。
☆翔猿「余裕はなかったけど勝ったのは分かりました。(7勝7敗で)あと1番、頑張ります」
▽千代翔馬に豊山は、千代翔馬が上手投げで勝ち越しました。豊山は、負け越しです。
☆千代翔馬「もっと早く勝ち越したかった。腰のけがとかあったが、体がよくなってきて相撲が楽しくなってきている」
▽輝に志摩ノ海は、輝が突出し。
★志摩ノ海「前傾姿勢で挟みつけていたが、足が出ていなかった。(千秋楽は)来場所につながる相撲を取り切りたい。(同部屋の芝が新十両確定的)稽古場から強かった。いっぱい有望な幕下がいる。上がって稽古場が活気づくと思う」
▽琴恵光に宝富士は、宝富士が押し出し。
☆宝富士「明日(千秋楽)も最後気合を入れたい。自分の相撲を取って新年を迎えたい」
▽石浦に隠岐の海は、石浦が寄り切り。隠岐の海は、負け越しました。
☆石浦「(相手の隠岐の海は)格上なんで思い切りいこうと、それだけでした。(元横綱白鵬の間垣親方に)朝はないですが、相撲が終わった後にアドバイスをもらいます」
▽妙義龍に阿武咲は、阿武咲がはたき込み。
▽隆の勝に英乃海は、隆の勝が寄り切りで10勝目です。
☆隆の勝「(2桁勝利に)なかなか勝てるものではないんで、調子いいのかなと思います。(要因は)相手がよく見えて、自分の立ち合いができているのがでかいと思います。来場所につなげたいと思います」
▽高安に大栄翔は、大栄翔が突き落とし。
▽若隆景に遠藤は、若隆景が寄り切り。
☆若隆景「下から攻めていこうと。(7勝7敗に)しっかり自分の相撲をとるだけです」
▽北勝富士に逸ノ城は、北勝富士が突き落としで10勝目です。
☆北勝富士「つかまりかけたけど、上手を取らせないよう相撲がとれてよかった。(逸ノ城は)重たいですね。圧力をかけながら攻めて、動けてよかった」
▽霧馬山に豊昇龍は、豊昇龍が寄り切り。
▽玉鷲に御嶽海は、御嶽海がはたき込みで10勝目です。
▽明生に宇良は、明生が押し出し。
☆明生「集中しました。(宇良に対し)何も考えずに体にまかせました。(負け越しが決まった後)自分の力が足りなかったことを認めて、残りの土俵に上がろうと。(千秋楽は)自分の相撲を信じて九州のお客さんを盛り上げられるように土俵に上がりたい」
▽大関・貴景勝に大関・正代は、貴景勝が突き出しで12勝目です。
▽阿炎に横綱・照ノ富士は、照ノ富士が押し倒しで勝ちました。
全勝の照ノ富士は1敗の阿炎を破って、千秋楽を待たずに、2場所連続6回目の優勝を果たしました。
力士の談話
14日目の一番に勝って7勝7敗とした千代丸は「あすいい相撲を取れるように頑張りたい」と気を引き締めました。
そのうえで、弟で、現役を引退する千代鳳について「寂しいというのが一番大きい。2人でやってきたので。お疲れさまという感じですね」とねぎらっていました。
勝ち越しを決めた千代翔馬は「うれしい。ただ、もうちょっと早く勝ち越ししたかった」と話していました。
そして同じ九重部屋の千代鳳について「新弟子の時から一緒に稽古をやってきた。先に関取に上がって、自分が付け人やったり、自分が上がって付け人をやってもらったりした。幕内に上がって、三役に入って、もっと上に行けるかなと思ったら、またけががあって。長い間お疲れさまでした、また一緒に頑張りましょうという感じですね」と思い出を語りました。
2連勝で7勝目をあげた石浦はきのう、福岡県の宮城野部屋の宿舎に元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジさんが訪れたことについて「自分のことを知らないだろうなと思っていたが知っていた。間垣親方とは違ったオーラがあった。もっと気持ちを強く持ってとアドバイスをもらった」と話していました。
隆の勝は去年の秋場所以来のふた桁白星に「なかなか勝てるものじゃないし調子がいいのかなと思う。相手がよく見えていて自分の立ち合いができている。あすも勝って、いい感じで来場所につなげていきたい」と充実した様子でした。
関脇・御嶽海は今場所の目標に掲げていたふた桁白星を達成し「ふた桁勝ててよかった。後半は自分の相撲を取れていないのが悔しい。ことしの締めくくりの場所。気持ちよく自分の相撲を取りたい」と話していました。
関脇・明生は好調の宇良から白星をあげ「集中して体に任せた。自分の相撲を信じて、九州のお客さんを盛り上げられるように頑張りたい」と話していました。
大関・貴景勝は横綱・照ノ富士が優勝を決めたことについて「負けている自分が悪いだけ。勝ちたければ全部勝てよという話」と悔しさをにじませました。
阿炎は横綱との大一番を振り返って「横綱に胸を借りるつもりで上がった。横綱にまわしを取られないように当たっていった」と話していました。
そのうえで土俵際まで追い詰めた場面もあったことを問われると「自分の弱さだと気付かせてもらったので、もっと厳しく取っていきたい」と淡々と述べました。
優勝を決めた横綱・照ノ富士は阿炎との相撲について「ちゃんと正面に置いて見ていこうと思った。落ち着いて取れた」と振り返りました。
そのうえで、あす千秋楽の一番に全勝優勝がかかることについて「そう簡単にできることではないが、自分も今までできていない。チャンスがあればつかみたい」と闘志をのぞかせました。 (NHK WEB NEWS 2021年11月27日 18時48分)
ヤクルト、大飛躍で頂点 高津監督は2年目で栄冠―プロ野球日本シリーズ ―― ツバメ、連続最下位から飛躍―。プロ野球の日本シリーズ(7試合制)は27日、ほっともっとフィールド神戸で第6戦が行われ、セ・リーグ王者のヤクルトがパ優勝のオリックスを延長十二回2―1で下して対戦成績を4勝2敗とし、20年ぶり6度目の日本一に輝いた。オリックスは25年ぶりの頂点には届かなかった。
ヤクルトの高津監督は就任2年目で初めて栄冠を手にした。前年最下位チームの日本シリーズ制覇は1960年の大洋(現DeNA)以来で61年ぶり。
両チームとも前年まで2年連続最下位ながら、今季はリーグを制覇。セ球団の日本一は2012年の巨人以来で9年ぶりとなった。
最高殊勲選手にはヤクルトの中村が選ばれた。 (JIJI.COM 2021年11月27日23時38分)
オミクロン型が欧州拡大、英で確認 日本は水際対策強化 ―― 南アフリカなどで見つかった新型コロナウイルスの「オミクロン型」が欧州の一部に流入する恐れが強まっている。アフリカ以外で26日までに香港、ベルギー、イスラエルで感染が確認されたのに加え、27日には英国でも2件の感染が確認された。岸田文雄首相は27日、アフリカのモザンビーク、マラウイ、ザンビアを対象に水際対策を強めると発表した。
英国で感染者が見つかったのは同国の南部と中部だが、2件は「関係している」(ジャビド保健相)という。ロイター通信によると、27日にはドイツとチェコでも同型の感染が疑われる事例が出ている。オランダでは26日に南アフリカから到着した2機の航空機に搭乗した乗客約600人のうち、61人に陽性反応があり、オミクロン型の感染か調べている。
日本政府は26日に南アフリカなど6カ国からの入国者に検疫所が用意した施設で10日間の待機を求める措置を発表したが、新たに3カ国を追加して計9カ国とする。 【日本經濟新聞 2021年11月28日 1:18】
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