笹(笹)を詠める歌
笹(ささ)はイネ科の植物で、一般的には竹よりも背丈の低いものを指します。笹は、古代から神降しのための聖なる植物とされていたようです。笹は、歌に詠まれるとき、「ささ」という音と、その風にゆれる音を意識していたのだろうと考えられています。
竹は稈(かん:節と節の間が中空の茎)の成長に伴って葉鞘(ようしょう)が剥がれ落ちますが、笹は葉鞘が残るのが特徴です。
万葉集には、相聞歌(そうもんか)の5首に詠まれています。
巻2‐0133:笹の葉はみ山もさやにさやげども我れは妹思ふ別れ来ぬれば
巻10-2336:はなはだも夜更けてな行き道の辺の斎笹の上に霜の降る夜を
巻10-2337:笹の葉にはだれ降り覆ひ消なばかも忘れむと言へばまして思ほゆ
巻14-3382:馬来田の嶺ろの笹葉の露霜の濡れて我来なば汝は恋ふばぞも
巻20-4431:笹が葉のさやぐ霜夜に七重着る衣に増せる子ろが肌はも
ウェブニュースより
日大・田中理事長、脱税容疑で逮捕 東京地検 ―― 日本大学付属病院を巡る背任事件に絡み、東京地検特捜部は29日、日大関係業者などから受領したリベート収入などで得た所得を申告せず、約5300万円を脱税したとして、日大理事長の田中英寿容疑者(74)=東京都杉並区=を所得税法違反(脱税)の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は2018、20年分の所得を隠し所得税約5300万円を免れた疑い。
特捜部はこれまで、田中理事長の側近とされる日大元理事の井ノ口忠男被告(64)と医療法人「錦秀会」元理事長の籔本雅巳被告(61)が日大医学部付属板橋病院(東京・板橋)の建て替え工事や医療機器調達を巡り、大学の資金を流出させるなどして日大に総額約4億2千万円の損害を与えたとする背任罪で2度起訴した。
一連の捜査で、特捜部は理事長宅を2度捜索し、現金1億円超が保管されていたことを確認した。関係者によると、井ノ口、籔本両被告は特捜部の調べに対し、起訴内容の取引に絡んで計6000万円を「日ごろ世話になっている謝礼」として理事長に渡したと供述した。
特捜部は両被告と理事長との共謀の可能性も疑ったが、井ノ口被告は理事長側に不正な取引の計画や具体的な内容について報告していなかったと話しており、理事長自身も複数回の任意聴取に、事件への関与や現金の受領を明確に否定していた。 【日本經濟新聞 2021年11月29日 13:07 (2021年11月29日 13:18更新)】
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