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 今朝のウェブニュースより

 

 山本太郎氏 園遊会で陛下に“直訴状”「禁じられていない」 ―― 天皇、皇后両陛下主催の秋の園遊会が31日、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれ、山本太郎参院議員が陛下に直接手紙を手渡す場面があった。皇室の政治利用ではないかと批判の声も出ているが、山本氏は会見で「この国の現状を知っていただこうと、情報をお渡ししただけ」と釈明。直訴ともとれる異例の行動に出たのは「禁じられていないためだ」と述べた。参院議院運営委員会は1日、対応を協議する。/山本氏が手紙を手渡したのは、陛下が招待者の並ぶ列の前を回られた際。「子どもたちの未来が危ないんです。健康被害も出ています」などと声を掛け、身をかがめて「この手紙に実情が書いてありますので、お読みいただけませんか」と差し出した。陛下は無言で受け取り、すぐにそばにいた侍従長に預けた。/手紙は1枚の巻紙に自らの筆で、前日30日夜に書いた。福島第1原発事故後の子どもたちや、原発労働者の被ばく問題などについて記したという。/山本氏は閉会後、都内で記者会見。姿を見せると、約40人の記者団を見渡して「珍しいですね、皆さん」と第一声。多くの記者が集まったのは、7月の参院選初当選時と、翌8月に発覚した極秘離婚に関する釈明会見以来のため、「珍しい」と述べたとみられる。/手紙の真意を聞かれ「政治家である前に人間として、この国に対する憂いを陛下に伝えたいという思いがあふれた。せっかくの機会なので」と釈明。具体的な文面は明かさなかった。記者団から再三、「陛下の政治利用にあたらないか」と質問が飛んだが、「天皇陛下に手紙を書くことが政治利用にあたるのか」と返し、否定した。/直接手渡す行為自体については「失礼にあたるかもしれないけど、ルール的には禁じられていない」とし、法律では禁じられていないと主張。手紙を読んでもらうことで「陛下に何かを期待したのか」との質問には、「僕が感じる日本の現状を知っていただきたいだけ」と強調した。/1901年に足尾銅山鉱毒事件について明治天皇に直訴した田中正造を想起させる異例の行動だが、「そのことはよく知っているが、僕はそれを意識してやったわけではない」と説明。約18分に及ぶ会見は「どうレッテルを貼ってもらっても構わない」と強気な言葉で締めくくった。

 ▽足尾銅山鉱毒事件 栃木県の足尾銅山が19世紀後半から鉱毒を流出、渡良瀬川流域に被害をもたらした日本初の公害事件。原因企業は古河鉱業(現・古河機械金属)。衆院議員だった田中正造が「真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし」と国に問題提起。明治天皇に直訴した時は議員を辞職していた。精錬所は80年代まで稼働し、現在も影響を残している。  [Sponichi Annex 2013111 06:00 ]
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