瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 今日から師走。昼食後、隅田川遊歩道を北上、瑞光橋公園・汐入公園を回って、水神大橋を渡り、東白鬚公園から墨堤通りを南下して、帰宅した。万歩計の装着を忘れ、記録が取れず。
e9486bcb.jpg
300ab753.jpg 瑞光橋の袂では鴨の群れが遊んでいたが、カメラを向けると餌がもらえるものと近寄ってくる。汐入公園から水神大橋に向う途中に、ふゆざくらが花を持っていた。こんな櫻の仲間があると言うことは今まで知らなかった。
向秀(しょうしゅう、227?~272年) 、字は子期。河内郡懐県の人。老荘を好み、自然と名教の統一を、儒道合一を主張した。『荘子』の注をなした。嵆康・呂安と交友した。嵆康・呂安が殺されると、迫られて洛陽に入った。官は黄門侍郎・散騎常侍にいたった。のちに「思旧賦」を作って嵆康・呂安を悼んだ。竹林七賢のひとり。
1d4ca9bd.JPG 思旧賦序: 嵇博綜技藝、于絲竹特妙。臨當就命、顧視日影、索琴而彈之。余逝將西邁、經其舊廬。于時日薄虞淵、寒冰凄然。鄰人有吹笛者、發音寥亮。追思曩昔游宴之好、感音而歎、故作賦云。「読み: 嵆、博(ひろ)く技芸を綜(す)べ、絲竹において特に妙なり。まさに命に就(つ)くべきときに臨み、顧みて日影を視、琴を索(もと)めてこれを弾く。逝(ゆ)きてまさに西に邁(ゆ)かんとし、その旧廬を経たり。時に日、虞淵に薄(せま)りて、寒冰凄然たり。隣人笛を吹く者あり。音を発して寥亮たり。曩昔游宴の好(よし)みを追思し、音に感じて歎ず。故に賦を作る」
世説新語・言語篇に曰く、《嵆中散(嵆康)が誅を受けた後、向子期は郡計の吏に任用されて都の洛陽にやってきた。文王はこれを引見していった。「君は箕山の志(隠遁の志)をいだいて、官には仕えないつもりだと聴いていたが、なぜこんなところへやってきたのかね」/向子期は答えた。「巣父(そうふ)や許由(きょゆう)は、固苦しくて了見の狭い人物です。敬慕するほどのことはありませんよ」/文王はひどく感嘆した。》

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1932/02/04
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