瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
昨日1月6日は二十四節気の第23番目に当たる小寒(しょうかん)であった。小寒とは寒さが最も厳しくなる時期の前半のことで、『暦便覧』では「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と説明している。この日から節分(立春の前日)までを「寒(かん。寒中・寒の内とも)」と言い、この日を「寒の入り」とも言う。冬の寒さが一番厳しい時期となる。
小寒の期間の七十二候は、
① 初候: 芹乃栄(せり すなわち さかう) : 芹がよく生育する(日本)。雁北郷(かり きたにむかう) : 雁が北に渡り始める(中国)
② 次候: 水泉動(すいせん うごく) : 地中で凍った泉が動き始める(日本)。鵲始巣(かささぎ はじめて すくう) : 鵲が巣を作り始める(中国)
③ 末候 : 雉始雊(雉 はじめて なく) : 雄の雉が鳴き始める(日本)。野鶏始雊(やけい はじめて なく) : 雄の雉が鳴き始める(中国) とある。
本日1月7日は人日(じんじつ)。人日とは、五節句の一つで、七種粥を食べることから七草の節句ともいう。因みに五節句とは人日(1月7日)、上巳(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)をいう。
古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪(豚)の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていた。そして、7日目を人の日(人日)とし、犯罪者に対する刑罰は行わないことにしていたという。
また、この日には7種類の野菜(七草)を入れた羹(あつもの)を食べる習慣があり、これが日本に伝わって七種粥となった。日本では平安時代から始められ、江戸時代より一般に定着した。江戸幕府の公式行事となり、将軍以下全ての武士が七種粥を食べて人日の節句を祝った。
また、この日は新年になって初めて爪を切る日ともされ、七種を浸した水に爪をつけて、柔かくしてから切ると、その年は風邪をひかないと言われている。
14世紀の南北朝時代に、「四辻の左大臣(よつつじのさだいじん、本名は四辻善成)」が源氏物語の注釈書「河海抄(かかいしょう)」の中で七草のことを記載している。それが後年、よく知られる「せりなずな 御形はこべら 仏の座 すずなすずしろ これぞ七草」 の歌になって広まったことにより、「春の七草」の7種の草とその読み並べ方が定着したといわれている。
今日のウェブニュースより、
西岡参院議長:首相と仙谷氏を酷評 「国担う資格なし」―― 西岡武夫参院議長が8日発売の月刊誌「文芸春秋」に寄稿した手記で、菅直人首相、仙谷由人官房長官について「国家観、政治哲学を欠いたままでは国を担う資格なし」と酷評していることが6日、分かった。西岡氏は民主党出身。現職議長の内閣批判は異例だ。/西岡氏は参院で問責決議を受けた仙谷氏に対し「(問責の)『法的拘束力のなさ』を理由に平然としているのはいかがなものか」と暗に交代を要求。同氏の国会答弁に関しても「相手を感情的にし論点をそらしていく非常に意図的なテクニック。法廷闘争のやり方だ」とこき下ろした。/また菅首相に対しても、諫早湾干拓事業(長崎県)の開門判決を受け入れたことを取り上げ「地元選出の私にも納得のいく説明がない。全てがスタンドプレーありきの思いつきだ」と不満を示した。 (毎日新聞 2011年1月7日 東京朝刊)
① 初候: 芹乃栄(せり すなわち さかう) : 芹がよく生育する(日本)。雁北郷(かり きたにむかう) : 雁が北に渡り始める(中国)
② 次候: 水泉動(すいせん うごく) : 地中で凍った泉が動き始める(日本)。鵲始巣(かささぎ はじめて すくう) : 鵲が巣を作り始める(中国)
③ 末候 : 雉始雊(雉 はじめて なく) : 雄の雉が鳴き始める(日本)。野鶏始雊(やけい はじめて なく) : 雄の雉が鳴き始める(中国) とある。
本日1月7日は人日(じんじつ)。人日とは、五節句の一つで、七種粥を食べることから七草の節句ともいう。因みに五節句とは人日(1月7日)、上巳(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)をいう。
古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪(豚)の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていた。そして、7日目を人の日(人日)とし、犯罪者に対する刑罰は行わないことにしていたという。
また、この日は新年になって初めて爪を切る日ともされ、七種を浸した水に爪をつけて、柔かくしてから切ると、その年は風邪をひかないと言われている。
14世紀の南北朝時代に、「四辻の左大臣(よつつじのさだいじん、本名は四辻善成)」が源氏物語の注釈書「河海抄(かかいしょう)」の中で七草のことを記載している。それが後年、よく知られる「せりなずな 御形はこべら 仏の座 すずなすずしろ これぞ七草」 の歌になって広まったことにより、「春の七草」の7種の草とその読み並べ方が定着したといわれている。
今日のウェブニュースより、
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