瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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前回「夏の七草Bに関する難読漢字」の解答です。
1 猪子槌    →イノコヅチ  2 滑莧     →スベリヒユ
3 藜      →アカザ    4 姫女菀    →ヒメジョオン
5 白詰草    →シロツメグサ 6 莧      →ヒユ
7 露草     →ツユクサ

ウェブニュースより
 製鉄所「ロシア軍再突入」 マリウポリ、民間人退避に支障 ―― ウクライナ軍参謀本部は6日、ロシア軍が南東部マリウポリの製鉄所の一部で突入作戦を再開したと明らかにした。ウクライナは攻撃が民間人退避の支障になっていると批判を強めている。ロシアは9日に控える対独戦勝記念日で一定の「戦果」を示すため、製鉄所の制圧を急いでいるとみられる。

 ウクライナ当局の6日の発表によると、ロシア軍がマリウポリで一時的な停戦を破って退避関連の車両を攻撃し、1人が死亡、10人が負傷した。抵抗が続く製鉄所内部への突入作戦も再開したという。ロシア軍はマリウポリのほぼ全域を制圧したが、製鉄所では約200人の民間人が取り残されているとみられる。
 ウクライナのベレシチュク副首相は6日、約50人が同日退避に成功したと明らかにした。ただロシアの攻撃が続いているとして「退避のスピードは大変遅い。明日も退避の作戦を続ける」と表明した。
 英国防省は6日発表した戦況分析で「ロシア軍が製鉄所制圧に向けた攻勢を再度強めたのは、対独戦勝記念日が関係しているだろう」とした。ロシアで同記念日は国威発揚のために極めて重要で、首都キーウ(キエフ)攻略に失敗したプーチン政権はなんらかの成果を出すことが必須になっている。
 ウクライナメディアの6日の報道によると、同軍の対艦ミサイル「ネプチューン」が黒海にいたロシア軍のフリゲート艦「アドミラル・マカロフ」に命中し、大規模な破壊を引き起こしたという。英BBCによると同艦は最新鋭の装備を持ち、巡航ミサイルで船や潜水艦、地上の目標物を破壊できる。
 事実なら4月中旬に撃沈された黒海艦隊旗艦の巡洋艦「モスクワ」に続く大きな打撃となる。ウクライナ軍はこのときもネプチューンを使ったとされる。    【日本經濟新聞 202257 14:30

 複雑な海流で捜索難航 海難専門船が現場へ―不明12人、7日で発生2週間・知床事故 ―― 北海道・知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故は7日、発生から2週間となった。第1管区海上保安本部(小樽市)などは船舶や航空機による行方不明者12人の捜索を続けるが、複雑な海流の影響で難航している。

 7日午後にも、海難事故を専門とする民間業者のサルベージ船が網走港に入港する。その後、現場海域に移動し、同本部などと不明者の捜索と船体引き揚げに向けた準備を進める。

 カズワンは水深約120メートルの海底に沈んでいるが、海上保安庁の潜水士が潜れるのは60メートル程度が限度とされる。民間船到着後は無人潜水機による調査を実施。5月中旬にも、特別な設備で潜水深度の水圧に体を慣らして潜る「飽和潜水」という技術を用いて船内の捜索を始める。
                (JI COM 202205070014分)

 女児行方不明の山梨・道志村 警察より先に人骨を発見した「ボランティア」の捜索力 ―― 家族や友人たちと訪れたキャンプ場から当時7歳の小倉美咲さんが忽然と姿を消してから2年7か月──。行方不明になった山梨県道志村のキャンプ場から約600メートルの山中で子どもの頭部とみられる人骨が発見された。人骨の身元の確認を進めていた山梨県警は52日、個人の特定には至らなかったことを明らかにしたが、周辺では美咲さんが当時履いていたものと特徴が似ている左右の靴と片方の靴下、さらに衣類や新たな人骨らしきものも相次いで見つかっている。
 膠着状態が続いた現場で、なぜ今になって続々と関連が疑われるものが発見されているのか。
 当初から現場取材を続ける元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は、3つの可能性があると言う。
 「1に人骨の発見場所周辺で行方不明になった可能性、2に別の場所で行方不明となり、台風などの増水によって発見場所まで流された可能性、そして3に第三者があの場所に置いたという可能性があります。現状から考えると、自然現象が重なり偶然地面から露出する形になって発見者の目に留まったと考えるのが最も合理的だと思います」
 事態を動かすことになった人骨を発見したのは捜索ボランティアの40代男性だった。4月23日に骨のようなものを発見、写真を撮って確認し、25日に駐在所に届け出たという。
 「今回、発見したボランティア男性については警察も詳細の発表をせず、情報をかなり絞っています。男性に取材が行かないようにするためのようですが、本人からの希望もあったのかもしれません」(全国紙社会部記者)

 2019年9月に美咲さんが行方不明になってから県警に地元消防団、自衛隊なども加わり大規模捜索が行なわれてきた。さらには今回の発見者となった男性のような捜索ボランティアも、団体や個人で現地入りした。
 「2019年の発生当時は地元消防や猟師、ボランティアの方々とも協力体制を敷くような形で捜索をしていましたが、はじめの大規模捜索は16日間で打ち切りに。その後ボランティアが捜索する際はあくまで自発的な形で、警察が要請したり、介入したりするようなことは基本的にありません」(小川氏)
 そうしたなかで警察よりも早く、捜索ボランティアによって人骨が発見されたのだ。
 発見者となったボランティアの対応について、発生当時の捜索現場を知る民間山岳捜索隊員の三苫育氏はこう語る。
 「通常であれば警察は秘密保持の観点から捜査情報を教えてくれることはないので、警察と連携するようなことはありません。私たちが捜索ボランティアとして参加した際に、遺体や遺留物などを発見した場合は手を触れずに警察に知らせることになります。触ってしまってあらぬ疑いをかけられるのも問題ですから。
 あくまで憶測ですが、今回、ボランティア男性が駐在所に届け出たのが発見から2日後になったのは、警察にも予定があるので緊急性がなければまずは写真を撮ってからという対応になったのかもしれません。ボランティアの男性は以前から捜索に参加されていたとのことなので、何か発見した場合はまず写真を撮るといった注意点が前もって共有されていた可能性もあります。いずれにせよ、捜索ボランティアとして賢明な判断をされたと思います」
 県警は新たに見つかった衣類や人骨についても、美咲さんとの関連について鑑定を進めている。
 5月13日には、美咲さんは10歳の誕生日を迎える。
   ※週刊ポスト2022520日号 (週刊ポスト 2022.05.08 07:00


 

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