前回「花Fに関する難読漢字」の解答です。
1 梔子 →クチナシ 2 合歓木 →ネムノキ
3 蕺草 →ドクダミ 4 落葉松 →カラマツ
5 柘植 →ツゲ 6 咱夫藍 →サフラン
7 山椒 →サンショウ 8 海松 →ミル
9 水雲 →モズク 10 勿忘草 →ワスレナグサ
11 吾亦紅 →ワレモコウ
七草
春の七草に関する難読漢字の問題です。
現在の7種は、1362年頃に書かれた『河海抄(かかいしょう)』(四辻善成による『源氏物語』の注釈書)の
1 芹 2 薺 、 3 御形 4 繫縷 、 5 仏の座 、
6 菘 7 蘿蔔 、これぞ春の七草
が初見とされます(ただし、歌の作者は不詳とされている)。
1 芹 →競り合うように群生することから
2 薺 →ぺんぺん草や三味線草とも
3 御形 →母子草のこと
4 繁縷 →越年草やハコベラとも
5 仏の座 →小鬼田平子のこと
6 菘 →蕪のこと
7 蘿蔔 →大根のこと
※四辻善成(1326〜1402年)
南北朝時代の学者です。順徳天皇の曽孫で源姓を賜りました。幼時より宮内卿丹羽忠守に『源氏物語』を学びました。足利義詮に献上した『河海抄』20巻は、『源氏物語』の最初の総合的な注釈書として有名です。
ウェブニュースより
出口若武六段「誤算に気づいた」藤井聡太叡王に敗れる 両者とも持ち時間使い切り1分将棋の激戦 ―― 将棋の藤井聡太叡王(竜王・王位・王将・棋聖=19)が、タイトル戦初登場となる出口若武六段(27)の挑戦を受ける、第7期叡王戦5番勝負第1局(主催・不二家、日本将棋連盟)が28日、東京・神田明神で行われ、先手の藤井が93手で出口を破り、連敗へ向けて好発進した。出口はタイトル戦初白星を逃した。
戦型は相掛かり。序盤から出口が研究手を繰り出すと、藤井は長考に沈んだ。難解な中盤から終盤の激しい攻防へ。両者とも持ち時間4時間を使い切り、1分将棋に突入。出口は藤井の鋭い踏み込みに粘りを見せたが、寄せきられた。
https://www.youtube.com/watch?v=0AiM13f8HWo
終局後、出口は中盤の攻防に「違う展開を描いていたけど、誤算に気づいた。一番、息が長く指せる順が本譜かなと思った」と振り返った。
出口は奨励会三段時代の18年、新人王戦決勝3番勝負で藤井と対戦し、連敗して準優勝に終わった。19年にプロ入り後、対藤井戦では連敗が続いたが、20年3月の棋王戦で初勝利を挙げた。大きな自信を得て、4年目でタイトル戦の初舞台に立った。出口のほうが藤井よりも約2年半、プロ入りが遅く、藤井がタイトル戦で対局する初の“後輩”棋士になった。
この日が誕生日だったが、バースデー白星はならなかったが、初のタイトル戦で初体験もあった。「いい環境で(将棋を)指すことができた。ご飯も、泊まるところも、ありがたい。いや、ちょっと将棋のほうをちゃんと指したかった」と苦笑い。
第2局は5月15日に名古屋市で行われる。「もう少し内容を良くして、つぎを迎えたい」と気持ちを切り替えた。 [日刊スポーツ 2022年4月28日19時12分]
sechin@nethome.ne.jp です。
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