今朝の早朝徘徊は桜橋~駒形橋間を一周して帰宅しました。ちなみに、携帯の万歩計は、10950歩、7.6㎞を示していました。
Meleagros(メレアグロス)は殺した猪の皮を剥ぎ、一番の手柄はAtalantē(アタランテー)であるとして皮をアタランテーに与えました。これに対して、メレアグロスの叔父Plexippos(プレークシッポス)は、とどめを刺したメレアグロスが手柄をだれかに譲るのなら、名誉の皮はOineus(オイネウス)の義弟である自分のものだと主張し、プレークシッポスの兄弟も、はじめに猪の血を流したのはアタランテーではなくĪphiklēs(イーピクレース)だったとして、同調しました。この争いの結果、ついにメレアグロスは叔父の二人を殺してしまったのです。Althaiā(アルタイアー)には他にも兄弟がいまして、メレアグロスと戦いとなってしまいました。
息子が自分の兄弟たちを殺したと知ったアルタイアーは、メレアグロスを呪い、仕舞ってあった薪を燃えさかる炉に投げ入れるのでした。このときメレアグロスは、戦いの最中でありましたが、たちまち焼け付くような痛みを感じました。メレアグロスは痛みに耐えながら戦いましたが、薪が燃え尽きたとき、ついに敵に殺されてしまうのです。
※ Johann Wilhelm Baur(ヨハン・ヴィルヘルム・バウア):シュトラースブルク出身の細密画家・素描家・版画家、ローマ、ナポリ、ウィーンで活躍しました。
アルタイアーとKleopatrā(クレオパトラー、メレアグロスの妻)は首を吊って自死し、Meleagrid(メレアグリデス、メレアグロスの姉妹たち6人)は声を上げて嘆き悲しむのでした。そこでArtemis(アルテミス)はメレアグロスの姉妹たちをほろほろ鳥の姿に変えてしまいます。このとき、Dionȳsos(ディオニューソス)はアルテミスに対し、Deianeira(デーイアネイラ、Hēraklēs〈ヘーラクレース〉の3番目の妻となりますが、ヘーラクレースの死の原因をなした人物とされます)が自分とアルタイアーの子であると告げ、彼女と仲のよいGorgē(ゴルゲー、メレアグリデスの1人)の二人だけは鳥にされなかったといいます。
sechin@nethome.ne.jp です。
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