瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 熱海富士“銀星”で優勝争いトップ守る「先場所で決定戦をしたので」緊張せず結びの一番で勝利 ―― <大相撲九州場所>◇12日目◇23日◇福岡国際センター
 西前頭8枚目の熱海富士(21=伊勢ケ浜)が、初体験の結びの一番で初の“銀星”を挙げ、優勝争いのトップを守った。
 大関豊昇龍を突き落とし、幕内3場所目で2場所連続2桁白星の10勝2敗。先場所は千秋楽の優勝決定戦で大関貴景勝に敗れたが、注目の一番にも動じず、落ち着いて取り切った。今場所は初土俵から所要19場所目。同24場所目で初優勝した貴花田(貴乃花)、朝青龍という後の両横綱の史上最速優勝を、大幅に上回る快挙に近づいた。大関霧島(27=陸奥)は、関脇琴ノ若との2敗対決を制し、こちらもトップを守った。

   ◇   ◇   ◇
 大歓声が期待の表れだった。初めて結びの一番の土俵に立った熱海富士は、豊昇龍のにらみに動じず、落ち着いた堂々の立ち合い。大関の当たりを正面で受けると前に出た。すぐに押し返されたが、左に回り込みながら相手の右差しを抱えて小手に振った。相手が前のめりに飛ぶのを見て、俵を伝いながら突き落とし。取組前を上回る大歓声を呼んだ。「勝ったのでうれしい。(最後は)体が動いた」。トレードマークの人懐っこい笑顔で言った。
 9月秋場所の経験が生きた。返り入幕の幕内2場所目で快進撃。千秋楽を単独トップで迎えた。しかし、本割で朝乃山、決定戦で貴景勝に連敗。初優勝を逃し、支度部屋に戻る通路では「アーッ」と、目を赤くしながら怒気を交えて大声を発した。そんな経験をしたからこそ「結びで緊張したか?」の問いに「先場所で決定戦をしたのであまり」。冷静に大一番を迎えられていた。
 前日11日目は幕内前半の中でも、さらに前半で取っていた。取組時間は1時間半近く遅くなったが、「ゆっくりできるのでうれしい」と意に介せず、大物感を漂わせる。巡業のトークショーで「怖いものは?」と聞かれると「おばけとバンジージャンプと親方」と、笑って話す癒やし系。この日も、部屋の兄弟子の横綱照ノ富士から助言を受けたと明かしながら、内容は「秘密」といたずらっぽく言い、笑いを誘った。
 初めて大関を破った要因も「いつも通り、と思って取った」と気負いはなかった。そんな熱海富士に、幕内後半の審判長を務めた佐渡ケ嶽審判部長(元関脇琴ノ若)は「若くて元気がいいのが出てくると面白い」と、2場所連続の優勝争いを評価。年6場所制となった1958年(昭33)以降初土俵の力士(付け出しを除く)で、ダントツ最速の所要19場所目での優勝へ-。先場所逃した賜杯を、今度こそつかみ取る。    [日刊スポーツ 20231123216]

 ガザ戦闘休止は現地24日朝、人質13人解放 カタール発表 ―― カタール外務省は23日、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止が現地時間24日午前7時(日本時間午後2時)から始まると発表した。同日午後4時ごろにはハマスが拘束している人質のうち、まず13人が解放されるという。4日間の戦闘休止期間中、計50人が解放される見通し。

 カタール外務省のアンサリ報道官が記者会見で明らかにした。カタールはエジプト、米国とともにイスラエルとハマスの交渉を仲介している。
 アンサリ氏によると、解放される人質のリストがハマスから届き、関係者間で合意したという。イスラエル首相府は23日、解放される人質のリストを受け取ったと明らかにした。詳細を確認し、家族に連絡を取っているという。
 人質を解放する経路について、アンサリ氏は「安全上の理由」で明らかにできないとした。イスラエルも収監しているパレスチナ人の囚人を解放するが、人数への言及は避けた。
 戦闘はガザ全域で休止し、人道支援のトラックもガザに入るという。ただ「ガザが必要としている量のほんの一部にとどまる」とも述べた。
 ハマスも23日、4日間にわたって全ての戦闘行為をやめるとSNSに投稿した。期間中、1日あたり支援のトラック200台と燃料を積んだトラック4台がガザに入るとしている。
 ハマスなどが拘束する人質は約240人に上るとみられる。アンサリ氏は4日間の戦闘休止期間中、「さらなる解放を実現させるための追加合意に向けて交渉を進めたい」と述べた。
 イスラエルは戦闘休止期間の終了後、ガザでの軍事作戦を再開する考えを示している。    【日本經濟新聞 20231123 23:24 (20231124 0:20更新)


 

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 【九州場所の優勝争い】トップ2敗に霧島、琴ノ若、熱海富士 3敗に豊昇龍ら4人 力士コメント ―― <大相撲九州場所>◇11日目◇22日◇福岡国際センター
 1日目を終え、優勝争いのトップは2敗で大関霧島(27=陸奥)、関脇琴ノ若(26=佐渡ケ嶽)、熱海富士(21=伊勢ケ浜)の3人が並んでいる。
   
 1差の3敗で大関豊昇龍(24=立浪)、翠富士(27=伊勢ケ浜)、竜電(33=高田川)、一山本(30=放駒)の4人が追っている。
 霧島(若元春を寄り切って7日目から5連勝。優勝争いに向け)「しっかり稽古してきたから。最後なんで自信を持っていくしかない」
 琴ノ若(大関貴景勝を送り出しで破り9勝目)「体は動いている。それを信じて最後までやりきる」
 熱海富士(美ノ海を一方的な相撲で押し出して9勝目。12日目は初めての結びで豊昇龍と対戦)「お~~。終盤って感じですね。まあ頑張るす」
 豊昇龍(朝乃山を破って勝ち越し)「両まわしを取って前に出られたので、よかったと思う。しっかり稽古をしてきたので、あとは自信を持って取り切れるか」
 翠富士(平戸海との3敗対決を制す)「早めに勝ち越せたんでうれしいです」
 竜電(11日目に勝ち越しを決め)「正直うれしい。前に出るという強い気持ち。まだ4日あるんでいい相撲をとっていきたい」
 一山本(大栄翔に敗れ3敗に後退)「低く当たって引かれたところを前に出ようと思っていたが、足がついていかなかった。相手が強かった。番付の違いがこんなにあるんだと感じた」    [日刊スポーツ 20231122239]

 馳浩・石川県知事が口を滑らせた「機密費」のモヤモヤ感 国民に秘密のカネ、2023年度は146000万円も計上 ―― 石川県の馳浩知事が東京五輪の招致活動で国際オリンピック委員会(IOC)委員に贈答品を渡すために使ったと明かした内閣官房報償費(機密費)。これまでも不透明な支出が問題となってきたが、時の政権が領収書なしで自由に使えるカネとして実態は依然として闇の中だ。機密費で贈答品を渡していたなら、五輪関係者への贈り物の授受を禁じるIOCの倫理規定に違反する恐れもある。

 「個別具体的な使途に関するお尋ねには答えを差し控えている」。松野博一官房長官は20日の記者会見で、IOC委員105人の全員に120万円のアルバムを機密費で作成したとする馳氏の発言の真偽について回答を避けた。
馳氏は講演で「メモは取らないで」と切り出した
 機密費もある」と言われていたことも紹介。その後、発言を撤回したが、具体的
 馳氏は17日の講演で「メモ取らないようにしてください」と念押しした上で、機密費を使ったと明かした。当時の安倍晋三首相から「金はいくらでも出す。機な話の内容からは、その場の思い付きで虚偽の話をしていたとは考えにくい。
官房機密費を巡る馳浩・石川県知事の講演での発言要旨
 当時首相だった安倍晋三さんから「国会を代表して、オリンピック招致は必ず勝ち取れ」と。今からしゃべること、メモ取らないようにしてくださいね。「馳、金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」と。
 それで、作戦を練って(開催都市決定の投票権がある)IOC委員のアルバムを作ったんですよ。IOC委員が選手のとき、各競技団体の役員のとき、各大会での活躍の場面を撮った写真、105名のIOC委員全員のアルバムを作って、お土産はそれだけ。
 だけど、そのお土産の額を今から言いますよ。外で言っちゃダメですよ。官房機密費使っているから。120万円するんですよ。

 ◆事実関係を調査するか、松野博一官房長官は答えず
 松野氏は機密費について「国の機密保持上、使途などを明らかにすることが適当でない性格の経費」と指摘。事実関係を調査するかも問われたが、答えなかった。
 政府が「国の事務、事業を円滑、効果的に遂行するため、機動的に使える経費」と位置付ける機密費。2023年度予算には、内閣情報調査室(内調)が管理する約23000万円を含め、約146000万円が計上されている。毎年度、同程度が支出されているが、支払先や使途の詳細は分からず、事実上、内容をチェックできない。
 取り扱い責任者は官房長官で、領収書が要らない「政策推進費」や、情報提供の対価として支払う「調査情報対策費」、慶弔費などの「活動関係費」に分類される。18年の最高裁判決では、機密費の支払先や具体的使途は開示できないとされ、開示が認められたのは、月ごとの支払額や「政策推進費」への繰入額など一部に限られた。
 過去には国会対策や外遊する議員への餞別(せんべつ)などに使われていたとされる。旧民主党政権では、当時の鳩山由紀夫首相が国会で一定期間後に全面公開する意向を表明し、政権内で検討したが実現には至らなかった。
五輪関係者への贈答品に使用なら…IOCの倫理規定に抵触
 機密費で贈答品を渡していた場合、贈与を禁じているIOCの倫理規定違反になりかねないが、松野氏は「個別事例に関する取り扱いは、IOCの権限と責任において判断される」と述べるにとどめた。
 東京五輪を巡っては汚職や疑惑が相次いで発覚。当時の五輪招致委員会理事長の竹田恒和氏がシンガポールのコンサルタント会社に送金し、一部がIOC委員の息子に渡ったとされ、フランス当局の捜査対象になるなど、不透明なカネの行方が問題となった。    【東京新聞 20231121 0600


 

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 平戸海、単独トップ一山本を引きずり降ろす7連勝「千代の富士さんの相撲が理想」動画で研究重ね ―― <大相撲九州場所>◇10日目◇21日◇福岡国際センター
 西前頭11枚目の平戸海(23=境川)が、前頭一山本を単独トップから引きずり降ろす、自己新の7連勝を飾った。
 終始攻め抜いて最後は寄り切り。ご当所九州は長崎・平戸市の出身で、初日から3連敗も、声援を力に盛り返して7勝3敗と勝ち越しに王手をかけた。優勝争いトップの一山本、熱海富士、琴ノ若、霧島の2敗勢4人とは1差。目指すのは元横綱千代の富士の取り口で、故人に少しでも近づこうと初優勝を狙う。
 立ち合いにかけていた。平戸海は下から一山本の両腕をあてがい、突っ張りを封じた。そこから出足良く前に出続け、最後は右を差して寄り切る完勝。単独トップの相手に、何もさせない好調ぶりで7連勝を飾った。「立ち合いは考えた通り。腕を伸ばしてくるところを、しっかりと踏み込んでついて行こうと思っていた」。大混戦を演出した。

 地元九州場所の気負いから、いきなり3連敗を喫した。「迷いがあった。立ち合いで相手が何かしてくるんじゃないかと」。結果、力ない立ち合いで主導権を許してばかりだった。すると師匠の境川親方(元小結両国)に見透かされて「立ち合いだけ集中しろ」と、ゲキを飛ばされた。迷いがなくなり「相手に引かれてもいい」と、持ち前の出足の鋭さがさえ渡ってきた。
 連日、多くの声援に支えられるが、特にうれしいのは4人きょうだいの末っ子の声援だ。長男の自身とは15歳違いの小学2年の次男大和(やまと)くん。「8日目に来てくれて『けがしなければ負けても勝ってもいい』なんて言うんです」と、まるで息子のように目じりを下げる。地元九州場所ならではの力の源だ。
 若い衆のころから7連勝はなく、各段優勝は1度もない。「優勝は意識していない」というが、付け人を務めた当時大関の兄弟子、豪栄道(現武隈親方)の優勝パレードの景色は脳裏に焼きついている。以来「前まわしを引く、千代の富士さんの相撲が理想」と、動画で研究を重ねている。趣味はつりで、これまで最大は「千葉県でつった3キロのハマチ」。幕内優勝という超大物をつりあげる時が来た。    [日刊スポーツ 202311212040]

 北朝鮮が「軍事偵察衛星」発射 軌道投入は確認されず ―― 日本政府は21日夜、北朝鮮が同日午後1043分ごろ、北西部の東倉里(トンチャンリ)から弾道ミサイル技術を使った発射を強行したと発表した。北朝鮮が主張する「軍事偵察衛星」とみられる。防衛省によると周回軌道への投入は確認されていない。
 北朝鮮の朝鮮中央通信は22日未明、北朝鮮の国家航空宇宙技術総局が21日夜に軍事偵察衛星を打ち上げ、成功したと伝えた。衛星を地球の周回軌道に「正確に進入させた」と主張した。

 北朝鮮が22日午前0時から12月1日午前0時の間に「人工衛星」を発射すると通告していた。
 政府は21日午後1046分に全国瞬時警報システム(Jアラート)を発令した。「北朝鮮からミサイルが発射されたとみられる」として沖縄県に避難を呼びかけた。その後に「ミサイルは1055分ごろ、太平洋へ通過したとみられる」と通知し呼びかけを解除した。

 岸田文雄首相は同日深夜、首相官邸で記者団に「少なくとも1発は沖縄上空を太平洋へ通過した。被害は確認していない」と述べた。宮沢博行防衛副大臣は22日未明、防衛省で記者団に「地球の周回軌道への衛星の投入は確認されていない」と明らかにした。
 宮沢氏によると、衛星とみられる発射物は上空で分離し、一つは朝鮮半島の西350キロほどの東シナ海の予告区域外に落ちた。もう一つは沖ノ鳥島の南西1200キロ程度の太平洋上に位置する日本の排他的経済水域(EEZ)外の予告区域内に落下した。
 21日夜に記者会見した松野博一官房長官は「発射について繰り返し中止を求めてきたにもかかわらず、住民の安全確保の観点からも極めて問題のある行為だ」と強調し、北朝鮮に厳重抗議したと説明。発射は国連安全保障理事会の決議違反に当たるとの認識を示した。
 首相は21日夜、ミサイルの上空通過を踏まえ関係閣僚に ①落下物による被害がないかの速やかな確認 ②北朝鮮の今後の動向を含めた情報収集・分析の徹底 ③米国や韓国などの関係諸国との連携、適時適切な対応――の3点を指示した。
 Jアラートの発令は沖縄県に避難を促した8月24日以来。この時は北朝鮮が「軍事偵察衛星」を発射し失敗した。沖縄本島と宮古島の間の上空を飛行し太平洋へ通過したため避難の呼びかけを解除した。    【日本經濟新聞 20231121 22:49 (20231122 3:00更新)


 

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 一山本が関取自己最速9日目で勝ち越し、単独トップ守る 優勝は「ちょっとチラつくかな」 ―― <大相撲九州場所>◇9日目◇20日◇福岡国際センター
 返り入幕の西前頭14枚目、一山本(30=放駒)が、関取としては自己最速9日目で勝ち越しを決め、単独トップを守った。

 圧力のある玉鷲を立ち合いから一方的に突き出す完勝。4度目の対戦で初めて勝ち、調子の良さを示した。普段はもろ手突きの立ち合いが多いが「手だけでは押し切れないので、頭からかました」と、立ち合い負けしなかったことを勝因に挙げた。「遠くの目標よりも11日の積み重ね。次の目標は2桁。優勝は…。ちょっとはチラつくかな」と笑って話した。    [日刊スポーツ 202311202223]


 

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 朝乃山が先代高砂親方に恩返し白星「前に出ろ!」師匠の教え守り貴景勝撃破 足震えるも自ら鼓舞 ―― <大相撲九州場所>◇8日目◇19日◇福岡国際センター
 大関経験者で初日から休場していた東前頭筆頭の朝乃山(29=高砂)が、復帰土俵で主役の座を奪った。大関貴景勝を下手投げで破って初白星。今場所最大の話題だった、貴景勝の横綱昇進を極めて厳しいものとする3敗目の土をつけた。朝乃山は広島市での1028日の秋巡業で肉離れ。左ふくらはぎ痛で7日目まで休場していた。勝ち越しに後がない中で途中出場し、2日に亡くなった入門時の師匠、先代高砂親方(元大関朝潮)にささぐ白星を挙げた。

     ◇     ◇     ◇
 足は震えていた。控えの土俵下。10歳で相撲を始めて以来、初めて経験する体の異変が、朝乃山の緊張を物語っていた。謹慎休場を除くと初日からの休場も、そこからの途中出場も初。土俵に上がっても足は震えたままだった。だが「思い切っていこう!」と自らを鼓舞。時間いっぱいの仕切りで、ようやく震えが止まると、ひたすら前に出た。貴景勝の強烈な張り手にグラついた。だが口酸っぱく言われた、先代高砂親方の「前に出ろ!」の教えを忠実に守った。下手投げで2人とも土俵下に落ち、物言いがついたが、行司軍配通りに勝ち名乗りを受けた。
 「足が震えていたし、怖さはあった。でも攻めないとケガにも影響する。勝っても負けても前に出ようと思っていた」。前日は午後10時半に就寝。普段なら午前7時までグッスリと眠るが、この日は同4時に1度目が覚めた。前夜から無意識に体は緊張していた。
 ただ、土俵では無意識に体も動いた。貴景勝には10月の秋巡業で4度も三番稽古に指名された。他の関取衆を差し置き、多い日は1日15番連続して相撲を取った。「(けがで)3週間、相撲は取れなかったけど感覚は残っていた」という。
 大関には朝乃山が約1年遅れで昇進した。型も違えば、会話もほとんどないが互いに意識する存在。貴景勝には稽古で指名され、朝乃山は休場中に貴景勝の言葉を思い出していた。「大関(貴景勝)が名古屋場所を休場していた時に『キラキラして見えた』と振り返っていたのを思い出した。自分も本場所で相撲を取るみんなが輝いて見えた」。貴景勝の横綱昇進を遠ざけたのが朝乃山だったのも、ライバルの2人ゆえの宿命だったのかもしれない。
 「今場所に出ることが、今後の自分のためになると思って出場を決めた」。先代高砂親方への恩返しの思いも、途中出場を後押ししていた。ただ「今日の相撲だと怒られる」と笑って話してもいた。9日目は大関霧島戦。3大関に全敗した先場所の雪辱と1敗もできない勝ち越しへギリギリの戦いは続く。    [日刊スポーツ 202311192259]


JT杯】藤井聡太8冠、看板の終盤力発揮し“9冠”達成「来期も本局のような戦い方を」 ―― 藤井聡太JT杯覇者(竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖=21)が連覇を達成した。「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦(JT杯)」決勝関東大会で19日、東京ビッグサイト(東京都江東区)での公開対局で行われ、初の決勝に進出した糸谷哲郎八段(35)を149手で下した。
 藤井は10月に王座を奪取。将棋界で8つある全タイトルを制覇。JT杯でも史上8人目の連覇を達成し、今年「9冠」を獲得した。同時に公式棋戦優勝数を10回(JT杯2、銀河戦2、朝日杯4、NHK杯と新人王戦各1)とした。

   ◇   ◇   ◇
 藤井のギアが上がった。寄せ合いになって看板の終盤力を発揮し、投了に追い込んだ。「糸谷八段の右玉に対し、こちらが仕掛けたが切り替えされて苦しいと思いました。受けに回って、すぐ負けてしまわないよう粘り強く戦い、勝ちに結び付けられました」。
 角換わりの序盤は11手含みを持たせる駒組みとなった。構想力と決断力が問われる局面から、駒がぶつかる。糸谷の入玉を阻止して、V2を決めた。「難しい将棋だっただけに、優勝という結果はうれしく思います。来期も本局のような戦い方をしたいです」。約3000人の観戦者を前にこう締めくくった。
https://www.youtube.com/watch?v=pwhyKn_7V8U
 11日には竜王戦3連覇を達成し、故大山康晴15世名人の持つタイトル戦19期連続獲得の記録に肩を並べた。13日は内閣総理大臣顕彰式、17日はJT杯決勝記念のトークイベントに出席と慌ただしい公務をこなしながら、結果を出した。
 昨年度はJT杯を皮切りに銀河戦、朝日杯、NHK杯と、将棋界初の公式棋戦4冠を達成。本年度もまずは第1関門を突破した。
 今年は、タイトル獲得通算99期、将棋界のレジェンド羽生善治九段(53)と初の頂上対決となった王将戦7番勝負から始まった。3月には5冠を保持しながら、棋王戦で11連覇を目指した渡辺明棋王(当時)からタイトルを奪い、史上最年少で6冠となった。6月には渡辺から名人を奪取し、谷川浩司17世名人(61)が83年に達成した21歳2カ月の最年少名人を40年ぶりに塗り替えた。その後、棋聖戦と王位戦で佐々木大地七段(28)の連続挑戦を退け、王座奪取に竜王防衛と、活躍し続けた。
 来年はまず、相前後して始まる王将戦か棋王戦のどちらかを先に防衛できれば、タイトル戦20期連続獲得の「大山超え」となる。若き8冠は昇竜のごとく、上昇する。    [日刊スポーツ 202311192014]


 

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 創価学会の池田大作名誉会長が死去、95歳 公明党を結成 ―― 宗教法人創価学会名誉会長で、同会の戦後の飛躍的な拡大を指導した池田大作(いけだ・だいさく)氏が1115日夜、老衰のため死去した。95歳だった。創価学会が18日発表した。葬儀は近親者で行った。お別れの会を行うが、日取りなどは未定。

 東京都生まれ。1947年8月、創価学会の戸田城聖第2代会長に出会い、19歳で入会した。54年には青年部参謀室長に就任。学会の政治進出の本格化に伴い、選挙運動を組織、指導するようになった。
 60年に32歳で第3代会長に就任。池田氏の指導下で学会は64年、公明党を結成した。
 70年代以降は海外布教と世界平和を目指す国際交流に力を注ぎ、中国の周恩来首相、旧ソ連のゴルバチョフ大統領(いずれも当時)ら各国の指導者や識者と意見交換するなど国内外で組織を拡大した。
 学会ホームページによると、現在の日本国内の会員数は827万世帯。海外では世界192カ国・地域に280万人の会員がいる。
 75年に創価学会インタナショナル(SGI)会長、79年に創価学会名誉会長に就任。教育・文化面では67年に創価学園、71年に創価大を開設した。著書に「人間革命」「仏法と宇宙を語る」など。海外要人との対談集も多数。
 83年に国連平和賞を受賞したほか、モスクワ大学やボローニャ大学といった海外の大学から名誉博士号などの称号も贈られた。公の場に姿を見せることが少なくなった後も平和運動に力を入れ、近年はロシアに侵攻されたウクライナの平和回復や核拡散防止に関する提言を発表した。
 752月、日本経済新聞に「私の履歴書」を連載した。    【日本經濟新聞 20231118 14:50 (20231118 17:05更新)


 


貴景勝3度目の綱とりも中日を迎えずに終焉か 2敗目喫し厳しい結果に「原因は必ずある」 ―― <大相撲九州場所>◇7日目◇18日◇福岡国際センター
 3度目の綱とりも中日を迎えずに終焉(しゅうえん)か。大関貴景勝(27=常盤山)が豪ノ山に寄り切られて2敗目を喫した。先場所優勝も11勝で今場所の横綱昇進には高いハードルが課せられている。全勝力士が消えて優勝の可能性は残されているが、悲願に向けては厳しい戦いが続く。大関豊昇龍は阿炎を送り出して1敗を死守した。

   ◇   ◇   ◇
 悲願の綱とりを狙う大関に厳しい結果が突きつけられた。「負けたので。それだけでした」と貴景勝は淡々と振り返る。埼玉栄高の後輩で、同じ関西出身の豪ノ山に強烈な恩返しを食らった。
 同じ突き押し相撲の相手に様子を見にいったような立ち合いだった。押し込むが攻めきれず、体勢を入れ替えられて寄り切られた。「負けた理由は必ずあるんで。まあ負けたんで、原因は必ずあると思う」。先場所の初対戦では完勝している。油断ではないが、隙を完全に突かれた。
 全勝力士が早々と消え、2場所連続優勝の可能性は消えていない。しかし、先場所の優勝も11勝で、優勝決定戦で熱海富士相手の立ち合い変化で議論を生んだこともあり、綱とりには高いハードルが課される。2敗はまさにデッドライン。「初日からやってきたものがある。明日また、集中してやるだけです」と言ったが追い詰められた現実は揺るがない。
 貴景勝にとって、横綱はまさに力士になってからの夢だ。「力士として頂点を目指さない人はいない。入門して番付を少しずつ上げて。でも、この世界では無理かなと怖さがほとんどだった」。身長175センチ。見上げるような相手ばかりの世界で命をかけて戦う。
 可能性が失われたわけではない。場所前も「先場所と今場所は違う。すべて消し去ること。新しい自分に向き合いたい」と決意表明した。今場所も同じ。痛い2つの黒星は自分の中から消して、残り8日間の土俵に全集中する。    [日刊スポーツ 202311181929]


 

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 109年ぶり偉業へ一山本が無傷6連勝「押し切れなかった」反省も十両、幕内2場所連続Vへ前進 ―― <大相撲九州場所>◇6日目◇17日◇福岡国際センター
 西前頭14枚目で3場所ぶり返り入幕の一山本(30=放駒)が、109年ぶりの快挙に前進した。

 錦富士をはたき込みで破り、関脇琴ノ若とともに、平幕では唯一の無敗。幕内での連勝としては、昨年5月の夏場所初日からなどの5連勝を抜き、自己最長の6連勝で優勝争いの先頭を守った。先場所は十両優勝。十両、幕内と2場所連続優勝となれば、1914年(大3)の両国以来となる、大記録も期待される展開となった。 序盤戦5日間の布石が生きた。一山本は立ち合いからグイグイと押し込んだ。左四つの錦富士の差し手を警戒し、右はおっつけながら押し込み、さらに突っ張った。それでも耐えた相手に盛り返されたが、ここで今場所初の引き技。勢いに乗じて前に出てきた相手をはたき込み、前のめりに土俵をはわせた。前日までの5日間、苦しくても押し続け、前に出る相撲に徹していた。だからこそ、相手が迷いなく前に出てきたところで、引き技が決まった。
 取組後は反省しきりだった。「前に出ようと思ったけど押し切れなかった。立ち合いはよかったけど押し切れていない」。もともとは引き技も駆使して勝つタイプ。だが7月の名古屋場所で、取組中に左膝を痛めた。同場所を途中休場(その後再出場)。相撲界で言われる「引く相撲はけがをする」の言葉通りだった。
 同場所後に一念発起。夏巡業を休場した8月は、都内の部屋で朝稽古に加え、1日おきに午後7時から1時間余り、四股、すり足、てっぽうを1人で黙々とこなした。シャイな性格で陰の努力は話してこなかったが、観念したようにこの日の朝稽古後に打ち明け「先場所から前に出られるようになった」と、効果を口にした。しかも昨年から部屋を出て独り暮らしを始め、1度帰宅後、若い衆に迷惑をかけない時間にこっそりと基礎運動を続けていた。
 先月で30代に突入し、独り暮らしの食生活は、筑前煮が得意料理になり、疲労回復にも効果があるとされるブロッコリーを頻繁に食べるようになった。「意外とトイレ掃除も好き」と笑う。安定した北海道・福島町役場の公務員から、脱サラして角界入りした異色のキャリアの持ち主。109年ぶり十両&幕内2場所連続優勝の可能性を「ない、ない(笑い)」と謙遜し、日に日に増える歓声も「出身地が真逆(北海道)だから気のせい」と、冗談交じりに照れ隠しする。無欲の中堅は、快挙へ1歩ずつ前進していく。    [日刊スポーツ 202311172049]

 市川猿之助被告に有罪判決 両親の自殺ほう助「短絡的」 ―― 両親に向精神薬を服用させたとして自殺ほう助の罪に問われた歌舞伎俳優、市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦)被告(47)の判決公判が17日、東京地裁であった。安永健次裁判官は懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。

 安永裁判官は判決理由で「自殺をほう助する選択は短絡的」と指摘。向精神薬を水に溶かして服用させた手段は「苦痛のない方法として選んだとしても、生命侵害への寄与の程度は高く、刑事責任は軽視することができない」と強調した。
 判決によると、猿之助被告は自身のハラスメント疑惑などに関する週刊誌の掲載予定記事を読んだことをきっかけに自殺を考え、両親との話し合いの末、一緒に自殺することを決意した。地裁は「自身の立場などを踏まえ思考が狭くなっていたことを前提としても、経緯や動機に酌むべき事情は多くない」と指摘した。
 その上で猿之助被告が両親に自殺の意思を伝えたことを含めて後悔していると述べたことなどを挙げ、執行猶予を付けるのが相当と判断した。
 判決などによると、猿之助被告は東京都目黒区の自宅で5月17日、父親で歌舞伎俳優の市川段四郎さん(当時76)と母親(同75)にハンマーを用いてすり潰した多量の向精神薬を水に溶かし、味を付けるなどして服用させ、自殺を手助けした。
 猿之助被告は10月の初公判で「間違いはありません」と述べ、起訴内容を認めていた。検察側は両親にもともと自殺の意思はなく、被告が両親の自殺に寄与した度合いは極めて大きいとして懲役3年を求刑。弁護側は両親も自殺の意思を明確に示していたと主張し、執行猶予付き判決を求めていた。
 事件は5月18日午前10時ごろ、自宅を訪れたマネジャーが猿之助被告と両親を発見し発覚した。両親は2階リビングで布団をかけられて倒れていた。被告も自室のクローゼット内で意識がもうろうとした状態で、自室からは被告が書いたとみられる遺書のような書き置きが見つかった。
「言い表せない罪感じる」 猿之助被告がコメント
 市川猿之助被告は17日の判決をうけ「常に自分を見守ってくれた父と母を巻き込んだこと、歌舞伎界など多くの人に治癒しがたい傷を負わせてしまったことに言い表せない罪を感じている」とのコメントを松竹のホームページを通じて発表した。「生かされた自分にこれから何が出来るかを考えていく」とも記した。
 猿之助被告はこの日、ネクタイをして黒っぽいスーツ姿で入廷。執行猶予付きの有罪判決を身じろぎせずに聞き、一礼して退廷した。
 コメントでは、週刊誌報道をきっかけに「猿之助という名前だけでなく、歌舞伎界という大きな伝統と文化に対し深い傷を与えてしまうことなどの現実の大きさから、生きることを諦める気持ちになった」と説明。両親から「あなただけ行かせるわけにはいかない」と声をかけられたことも「自然に受け止めてしまった」と振り返った。
 松竹も17日にコメントを発表。被告の今後について「現時点ではまったく白紙の状態。本人と時間をかけて話し合い、社会全体に与えた影響や責任からも目をそらさず、進むべき道を共に模索していきたい」とした。    【日本經濟新聞 20231117 15:06 (20231117 19:24更新)


 

ウェブニュースより
 貴景勝は連敗阻止、全勝は豊昇龍、琴ノ若、熱海富士、一山本の4人 ―― <大相撲九州場所>◇5日目◇16日◇福岡国際センター
 成績次第で横綱昇進の可能性がある大関貴景勝(27=常盤山)が、大関経験者の高安(33=田子ノ浦)に勝ち連敗を阻止した。前日4日目は明生(28=立浪)を引いて墓穴を掘り寄りきりで敗れていたが、この日は立ち合いで右に動き、いなして高安の体を泳がせ、そのまま体ごとぶつけるように押し出した。6日目は翔猿(31=追手風)と対戦する。

 他の大関陣は、初日から4連勝の豊昇龍(24=立浪)は、豪ノ山(25=武隈)を押し出して5連勝。前日、今場所初黒星を喫した霧島(27=陸奥)は、明生をはたき込みで破り4勝1敗。2日ぶりに大関安泰の一日となった。
 初日から4連勝で年間最多勝争いでトップを走る関脇大栄翔(30=追手風)は、同じ関脇琴ノ若(25=佐渡ケ嶽)との全勝対決に臨み、肩透かしで敗れた。勝った琴ノ若は自身、幕内では初の初日から5連勝となった。もう1人の関脇の若元春(29=荒汐)は、宇良(31=木瀬)を寄り倒し、3勝2敗と白星を先行させた。
 残る三役の2人は小結同士の対戦となり、北勝富士(31=八角)が阿炎(29=錣山)を押し出した。
 先場所、貴景勝に優勝決定戦で敗れた西前頭8枚目の熱海富士(21=伊勢ケ浜)は、ここまで4連勝。この日は琴恵光(31=佐渡ケ嶽)を右四つ、左上手十分の体勢から寄り切って無傷の5連勝とした。4人の新入幕の中で、美ノ海(30=木瀬)が宝富士(36=伊勢ケ浜)に勝って、序盤を終え4勝1敗と健闘している。
 5日目を終え全勝は豊昇龍、琴ノ若、熱海富士、一山本(30=放駒)の4人となった。    [日刊スポーツ 202311161824]

 ウクライナ、黒海の主導権をロシアから奪還=ゼレンスキー氏 ――
[キーウ 16日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、ウクライナは水上無人機(ドローン)を活用したことで黒海の主導権をロシアから奪還し、ロシアの海軍艦隊と軍艦を撤退させたと述べた。同時に、トルコなどの黒海沿岸国の支援に謝意を表明した。

 ゼレンスキー大統領は「世界で初めて水上ドローンの編隊が投入された。投入されたのは黒海で、投入したのはウクライナだ」とし、その結果「ウクライナは黒海の主導権をロシアから奪還することができた」と対話アプリ「テレグラム」に投稿した。
 その上で、ロシアは2022年2月のウクライナ全面侵攻開始当初から黒海沿いの港湾を封鎖し、ウクライナからの穀物輸出を阻害してきたが、ウクライナは力の均衡を変えることができたとし、黒海に面するトルコ、ブルガリア、ルーマニア、モルドバの支援に謝意を表明。「黒海沿岸の国々の協力とパートナーの支援で、世界の食料市場の安定を取り戻せることが示された」とした。    【ロイター編集 20231117日午前 12:06 GMT+910時間前更新】


 

ウェブニュースより
 綱とり貴景勝が序盤で痛い黒星「まあ、負けるときは、そういうことだと思う」攻めきれず悔やむ ―― <大相撲九州場所>◇4日目◇15日◇福岡国際センター
 3度目の綱とりに挑む大関貴景勝(27=常盤山)が序盤で痛い星を落とした。初日から3連敗の西前頭2枚目・明生を攻め込みながら、土俵際で逆転されて寄り切られた。先場所優勝も11勝で、熱海富士との優勝決定戦での立ち合い変化もあり、横綱昇進には高いハードルが設定されていた。悲願へ早くも負けられない状況に追い込まれた。

 霧島も高安に突き落とされ、大関陣では豊昇龍だけが無傷の4連勝を飾った。
         ◇   ◇   ◇
 3度目の綱とりは早くも土俵際に詰められた。取組後の支度部屋、囲み取材の輪が解けた後も貴景勝はしばらく座り込んで動けなかった。4日目に喫した1敗の重みは、だれよりもずっしりと感じていた。
 「いつも通りでした」というが、初日から3連敗の平幕明生にしてやられた。立ち合いから攻め込むが、攻めきれない。土俵際で残され、体勢を入れ替えられると最後はあっさり寄り切られた。「まあ、負けるときは、そういうことだと思う」。攻めきれなかった相撲を悔やんだ。
 先場所は優勝も11勝4敗に終わった。さらに優勝決定戦で熱海富士を相手に立ち合い変化が議論を生み、綱とりへのハードルが上がった。貴景勝もそれは理解した上で大目標に挑む。場所前には「自分が一生懸命相撲をとることで勝っていきたい。その先に最後の番付(=横綱)があると思う。毎回、(綱とりのチャンスは)最後だと思っている」と話していた。
 可能性ある限り戦い続けるしかない。残り全勝は必須。「しっかり準備してやるだけなんで。また明日も相撲があるし、毎日やることは変わらない。変わらず一生懸命やるだけです」。
 今場所も横綱照ノ富士は休場。3場所連続の休場で「横綱待望論」は強い。その期待にこたえたい思いは当然、ある。場所前の取材で「1回目の綱とりはあせりが大きかった。2度目はチャンスがもうないと思うくらい。今回は今回でしっかり、新しい気持ちで臨みたい」と言った。立ちはだかる分厚いハードル。それを乗り越えてこそ、角界の頂点に立つ価値がある。    [日刊スポーツ 202311151934]


像を公開=イスラエル軍 ―― [エルサレム 15日 ロイター] - イスラエル軍報道官のダニエル・ハガリ少将は15日、パレスチナ自治区ガザ最大のシファ病院でイスラム組織ハマスの武器と戦闘装備品を発見したと発表した。
 同時に病院内の建物から回収したとする自動小銃、手榴弾、弾薬、防弾ジョッキなどの一部を映した映像を公開を公表した。

 ハガリ少将は武器などがシファ病院内で発見されたことについて、ランティシ小児科病院と同様に「病院が国際法に真っ向から対立して、テロの軍事目的に利用されてきたことを証明している」と述べた。
 イスラエル軍は13日、ガザ北部でランティシ小児科病院の地下部分がイスラム組織ハマスの武器貯蔵庫だったことを示す動画や写真を公開していた。 もっと見る
 ハマス側はイスラエルが証拠をねつ造していると非難。「ガザの医療部門を破壊する大量虐殺的な犯罪を正当化しようとしている」とした。   
ロイター編集 20231116日午前 5:40 GMT+94時間前更新


 

ウェブニュースより
 友風4年ぶり幕内白星 大けがした時と同じ九州場所2日目「ずっとぬぐえないものと戦っていく」 ―― <大相撲九州場所>◇2日目◇13日◇福岡国際センター
 右膝の大けがで序二段まで番付を落としてから、23場所ぶり返り入幕の友風(28=二所ノ関)が、4年ぶりに幕内白星を挙げた。左四つに組み止めたい宝富士を、終始突き放して押し出した。幕内経験者が序二段まで番付を落とした後に再入幕するのは、照ノ富士、宇良に続いて3人目。幕内力士として白星を挙げたのは、19年秋場所千秋楽(千代大龍戦)以来となった。引き揚げる際には、出迎えた二所ノ関部屋付きの中村親方(元関脇嘉風)から「おかえりなさい」と、声を掛けられた。

 取組後は「いい相撲を取れたと思います」と、胸を張って答えた。続けて「(宝富士とは)何度か対戦したこともありますし、左を差されたら、どれだけ強いか体が覚えていたので徹底しました」と、左四つに組ませなかったことを勝因に挙げた。
 白星を挙げると大歓声に包まれたが「昨日(初日)から拍手や歓声をたくさんいただいて。昨日は頭が真っ白だったんですが、帰ってから(映像で)見返したら(応援のタオルで)友風の名前がたくさん見えて、負けたということよりも、こみ上げるものがありました。今日は、昨日の反省を生かせましたし、しっかりと幕内の土俵でいい相撲を取れたということは切り替えられたということ」と、剣翔に敗れた初日の雪辱も果たし、一段と喜びがこみ上げた様子だった。
 大けがからのリハビリ生活など、復活までの道のりを振り返り「周りの人の気持ち。本当に感謝しかないですね」と、かみしめるように話した。この日はくしくも、4年前に大けがをしたのと同じ九州場所2日目。「去年も幕下で九州場所に戻りましたけど、やはり、ずっとぬぐえないものと戦っていくことになると思うので、それをしっかりと受け入れて、自分の相撲を取りたいと思います。拍手と歓声をたくさんもらえる、友風らしい相撲を取りたいと思います」と、胸を張って話した。    [日刊スポーツ 202311132019]

 財務副大臣クビの神田憲次議員は「多忙」で税金滞納でも…政治資金で“金満”料亭三昧 ―― 税理士でありながら納税を怠っていた自民党の神田憲次財務副大臣が辞任した。事実上の「更迭」で、野党だけでなく自民党内からも「更迭すべきだ」との声が上がっていた。

 神田氏は自身が代表取締役を務める会社の土地・建物が201322年に計4回、固定資産税の滞納により差し押さえられていた問題について、臨時国会の審議で「国民におわびを申し上げたい」と繰り返し陳謝。一方、税目や滞納額などについては「精査中」を連発し、進退に関しては「私が判断することは控えたい」と地位に恋々としていた。
■議員ボーナスで納税?
 なぜ、税金滞納を繰り返したのか──。10日の衆院内閣委員会では立憲民主党の本庄知史議員が「金欠で税金を払えなかったのでは」と神田氏に問いただした。
 すると神田氏は「金欠かという点については、そのようなことはございません」と否定。しかし、「差し押さえが解除された時期が1312月、14年6月、そして今年1月。すべて国会議員の夏冬ボーナスと重なっている。偶然にしてはあまりにもドンピシャだが、ボーナスから捻出したのでは」(本庄氏)との指摘には、「どういう資金経緯があったかも精査している」とお茶を濁した。
 税金が原資のボーナスを税金未納の穴埋めに使った可能性があるというのも、おかしな話。神田氏の関連政治団体の政治資金収支報告書を精査すると、浮かび上がるのは「金欠」とは真逆の姿だ。政治資金で料亭通いの金満生活である。
 神田氏の資金管理団体「神友会」は1921年の3年間で、政治活動費のうち会合費として約278万円を計上。支出先の店は地元・愛知や都内の料亭、焼き肉、中華など、最低でも客単価1万円以上の高級店ばかり。
■お気に入りは銀座の老舗
 なかでも神田氏のお気に入りは、東京・銀座にある老舗料亭「治作」だ。夜の客単価は2万円は下らない、「水炊きがウリで庭にコイが泳いでいる」(永田町関係者)と評判の高級料亭である。よほど気に入っているのか、21年の会合費62万円のうち37万円が、20年の会合費54万円のうち26万円が治作への支出。かなりのヘビーユーザーなのは間違いない。    【日刊ゲンダイ 公開日:2023/11/14 06:00 更新日:2023/11/14 06:07


 

プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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