瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 優勝の貴景勝へ「もっとレベルの高い優勝なら…」来場所の明確な“綱とり”に審判部長は否定的 ―― <大相撲秋場所>◇千秋楽◇24日◇東京・両国国技館
 大関貴景勝(27=常盤山)が、千秋楽1差逆転優勝で4度目の賜杯を抱いた。

 さあ11月の九州場所(12日初日、福岡国際センター)は、いよいよ綱とりへ-とスンナリとはいかないようだ。
 優勝力士の表彰式で貴景勝に優勝旗を授与した佐渡ケ嶽審判部長(元関脇琴ノ若)は、まずは「大関の責任を果たしてくれたかな」と言葉を選んだが、表情はどこかスッキリしない。続けて「内容はあまり、ああいうのは見たくなかったというのが正直なところ」と歯切れは悪かった。思い直したように「でも最後まで(場所を)引っ張って行ってくれた」と出場力士の中で番付最高位の権威を守ったことには一定の評価をした。
 ただ、来場所が綱とりの場所になるかという問い掛けには「そこは千秋楽まで見てみないと。11勝ですからね、それは何ともですね…」と苦笑い。「もっとレベルの高い優勝ならですね」と、この日の相撲内容もあってか、明確な“綱とり場所”であることには否定的だった。
 大関で2場所連続優勝で横綱に推挙するのは、あくまでも諮問される横綱審議委員会(横審)の内規。日本相撲協会の規定ではない。とは言え、2場所連続優勝の大関を、横審に諮問しなかった例はなく、審判部としても痛しかゆしなところ。同部長は重ねて「千秋楽まで見てみないと」と静観の姿勢を示した。    
[日刊スポーツ 20239241919]


 

ウェブニュースより
 熱海富士が単独首位で千秋楽へ「いやぁ~、勝ってうれしいですね」朝乃山に勝てば記録ずくめV ―― <大相撲秋場所>◇14日目◇23日◇東京・両国国技館
 初優勝の機運が高まってきた。東前頭15枚目の熱海富士(21=伊勢ケ浜)が、阿炎を寄り切り3敗を守った。結びで大関貴景勝が新大関豊昇龍の上手投げに屈して4敗に後退したため、再び単独トップに立った。1差で追う4敗は貴景勝、大栄翔、平幕の高安、北青鵬の4人。千秋楽で熱海富士-朝乃山が組まれ、熱海富士は勝てば優勝が決まる。敗れた場合、最大4人による決定戦となる。
 執念だった。負ければ優勝争いから後退する大一番。熱海富士は阿炎の立ち合い変化に大きく泳いだが、徳俵にかかった左足で踏ん張る。素早い動きで立て直すと右四つに組み止めた。186センチ、181キロの大きな体でがっちり組めば、押し相撲得意の相手は苦にならない。冷静に寄り切って3敗を死守。勝ち名乗りを受けたときにしたたり落ちた鼻血が激闘を物語る。「自分から落ち着いて出ようと思った。いやぁ~、勝ってうれしいですね」と素直に喜んだ。

 この日、NHKのテレビ中継で師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が解説を務めていた。「目の前で変な相撲はできない」と余計に気合が入った。師匠の前で鼻血を出すほどの熱戦を制した後、3敗で並んでいた大関貴景勝が豊昇龍に敗れたために再び単独トップに浮上。優勝へのカウントダウンが始まった。
 千秋楽の本割で対戦する朝乃山に勝てば、記録ずくめの初優勝が決まる。初土俵から所要18場所となれば貴花田(後の貴乃花)と朝青龍の24場所を大幅に更新し、年6場所制となった1958年(昭33)年以降初土俵の力士では最速(付け出しを除く)。21歳0カ月は白鵬を抜き、58年以降で3番目の年少。十両、幕内と連続Vとなれば1914年(大3)年1、5月場所の両国以来、109年ぶり2人目。静岡県出身力士としても初の快挙だ。
 千秋楽には後援会主催で地元静岡・熱海市役所でパブリックビューイングを開催し、地元総出で待望の瞬間を見届ける準備が整った。さらに今場所から熱海富士の化粧まわしに採用された地元静岡・熱海市の人気店「熱海プリン」からは300個のプリンの提供を約束された。
 泣いても笑ってもあと1日。地元の期待を背負う中で熱海富士は「やることは変わらない」と朝乃山戦へと気持ちを引き締めた。    [日刊スポーツ 20239232116]


 

お彼岸(9月20日水曜日~926日火曜日)
 お彼岸は年に2回あり、春分の日にあるお彼岸を「春彼岸」、秋分の日にあるお彼岸を「秋彼岸」と言います。しかし、なぜ秋分の日と春分の日がお彼岸なのでしょうか。 「彼岸」とは先祖がいる「極楽」を指します。反対の「此岸(しがん)」とは私たちが生きている世界のことです。仏教では、彼岸は西に位置し、此岸は東に位置すると考えられています。春分の日と秋分の日は太陽が真東から昇り真西に沈むため、彼岸と此岸が最も通じやすい日と考えられました。以上の理由から、春分の日と秋分の日に先祖を供養するようになりました。春分の日と秋分の日はお彼岸の中日にあたるため「彼岸の中日」と呼びます。仏教では「中道」という考えを重んじています。中道とは「苦」「楽」「有」「無」にとらわれない偏りのない立場のことです。昼と夜の長さが同じである春分の日と秋分の日は、中道を象徴した日と考えられました。そのため中道を象徴したこの日は、仏教に励むようにと意味が込められています。

 「暑さ寒さも彼岸まで」という有名な言葉があります。お彼岸は季節の変わり目を感じることができる日です。農耕生活が中心だった時代、日本人は太陽を崇拝しており、気候が良いお彼岸は五穀豊穣を祈願する絶好の時期でした。春分の日は種まきが始まる時期で、秋分の日は収穫の時期です。そのため、春には収穫を祈り、秋には収穫を感謝してお供えをしたと言われています。昔からある日本の自然信仰と仏教の教えが結びつき、お彼岸は定着しました。

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 熱海富士下した貴景勝を称賛「意地、根性。みんな見習って」と佐渡ケ嶽審判部長 V争い首位並ぶ ―― <大相撲秋場所>◇13日目◇22日◇東京・両国国技館
 優勝争いで単独トップに立っていた、返り入幕で東前頭15枚目の熱海富士(21=伊勢ケ浜)を、番付上位者の意地で大関貴景勝(27=常盤山)が破り、10勝3敗で両者が並んだ。
 立ち合いは熱海富士がやや踏み込んで優位に立ったが、貴景勝も徐々に圧力をかけ押し込んだ。押し合いの中、貴景勝の左からのいなしに熱海富士が体勢を崩した。そこを逃さず、普段は見せない差して出る相撲に転じた貴景勝が、左をのぞかせ右を深く入れると、そのまま寄り切った。

 報道陣の取材に対応した日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、冷静にこの一番を分析。「普通にやれば、これが力の差でしょう」と切り出した。立ち合いからの流れは「立ち合いから押されていない。押し込んでいる」と熱海富士の善戦を評価しつつ、21歳の挑戦を受けた貴景勝について「よく足を送っている。初めての相手だから、いつものように、いっぺんに押すのでなく、見て行った感じだった」と話した。これで両者がトップに並んだが、勝った貴景勝が残り2日に大関戦を残すことから「貴景勝は明日からの方がしんどいでしょう」とし、「優勝争いがこの2人に絞られたか?」の問いにも「絞られたとは言えない」。優勝ラインが4敗に下がることも含め、残り2日に波乱が起こる可能性をにおわせた。
 また、幕内後半の審判長を務めた審判部の佐渡ケ嶽部長(元関脇琴ノ若)は、貴景勝の精神面を称賛。「貴景勝の意地、根性を見ました。あの根性をみんな見習ってほしい。オレが(やってやる)…という気持ちが相撲から伝わってきた」とたたえた。相撲の流れも「立ち合いの当たりは五分より熱海富士が有利だったけど、あとの流れは経験と意地でしょう」と番付の権威を保った大関を評価した。「本来なら大関陣に場所を引っ張ってもらいたかった」と上位陣が中盤まで低迷していたが「貴景勝がトップに並んだから」と取組編成の意図をくみ取るかのような大関を、ここでも称賛。優勝争いについては「昨日、今日の相撲を見れば貴景勝かな、と思う」と見通しを語っていた。    [日刊スポーツ 20239222017]


 

ウェブニュースより
 「令和の高見盛」こと熱海富士、大栄翔に敗れ2敗目 後退も単独トップ変わらず残り3日間へ ―― <大相撲秋場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館
 東前頭15枚目の熱海富士(21=伊勢ケ浜)が、関脇大栄翔(追手風)に敗れて2敗に後退した。優勝を争う後続との差が1に縮まり、残り3日に挑むことになった。

 大栄翔に敗れはしたが、序盤戦から快進撃を続けてきた。10日目に悲願の初優勝を狙う33歳ベテラン高安(田子ノ浦)との首位争いを制して単独トップに立つと、11日目に初めての三役戦でも勢いは衰えなかった。小結翔猿(追手風)を豪快な左上手投げで転がし、幕内在位2場所目で初めて10勝に到達した。新入幕を果たした昨年九州場所ではわずか4勝に終わったが、厳しい稽古で知られる伊勢ケ浜部屋で揉まれて大躍進を遂げている。
 出場力士のうち幕内最年少。186センチ、181キロの推進力から前に出る相撲で館内を沸かせるも、花道を引き揚げればあどけない21歳。勝てば満面の笑みを浮かべ、敗れればガックリと肩を落とす。そんな人間味あふれる姿に、部屋付きの楯山親方(元前頭誉富士)は「令和の高見盛だ」と喜怒哀楽を素直に表現した人気力士に重ね合わせた。
 21歳のホープの活躍から引き合いに出されたことについて、元小結高見盛の東関親方は「良いんじゃないですかね」と歓迎。さらに「現役時代の自分は一番、一番に必死で取っていただけ。冷静に振る舞っているようにしてたけど、戦いの中では感情は隠しきれなかったかな」と懐かしんだ。「何より個性がある力士が出てくるのは相撲界にとっても良いこと。でも彼は彼。『令和の-』とは言わずに、自分の個性をどんどん磨いてほしい」。2敗に後退したが、いまだ単独トップは変わらない新鋭にエールを送った。      [日刊スポーツ 20239211739]


 

老子の「死生観」
 出生入死。 生之徒十有三、死之徒十有三。 人之生動之死地亦十有三。 夫何故。以其生生之厚。 蓋聞、善攝生者、陸行不遇兕虎、入軍不被甲兵。 兕無所投其角、虎無所措其爪、兵無所容其刃。 夫何故。 以其無死地。
読み下し
 出でて生き入りて死す。 生の徒、十に三有り。 死の徒、十に三有り。 人の生、動いて死地に之()くもの、 十に三有り。 夫(そ)れ何故ぞや。 其の生を生とするの厚きを以()ってなり。 蓋(けだ)し聞く、善く生を摂(せっ)する者は、陸行(りっこう)して兕虎(じこ)に遇わず。 軍に入りて甲兵を被(かうむ)らず。 兕()はその角(つの)を投ずる無く、虎は爪を措()く所無く、兵は其の刃(やいば)を容()るる所無し、と。 夫(そ)れ何(なに)故(ゆゑ)ぞや。 其の死地(しち)無きを以ってなり。


 人間、生を受けて生まれ、やがて死にます。 命を全うして幸せな人生を送れる人が十人中三人。 不幸にも若く死んでしまう人が十人中三人。 わざわざ死に行く人が十人中三人。 それはなぜでしょうか。 あまりにも生に対する執着が強過ぎるからなのです。 聞くところによれば、自分の生き方をうまく扱える人は、歩いて旅をしても虎や兕(じ)という獣(一角獣)に会うことがないそうです。 軍隊に入っても武器で身を固める必要もありません。 虎にあっても虎が爪を立てることも無く、敵兵も攻撃しようとしないのだそうです。 それはどうしてなのかというと、命に執着することが無いからです。

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 熱海富士V争い単独トップ「期待も何も行っちゃうような感じがする」八角理事長も優勝に太鼓判 ―― <大相撲秋場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館
 優勝争いで単独トップに立っている、返り入幕で東前頭15枚目の熱海富士(21=伊勢ケ浜)が、自身初の役力士との対戦でも、力強さを発揮。豪快な上手投げで小結翔猿(31=追手風)を破り、2ケタ10勝目をマーク。ただ一人の2敗だった高安(33=田子ノ浦)が敗れたため、優勝争いで後続に2差をつけた。

 右差し狙いで立った翔猿の作戦が、逆に熱海富士には幸いした。あっけなく左上手を引くと、一呼吸置いてすぐ、引きつけながら前に出て、左から強烈な上手投げで三役力士を豪快に転がした。
 若さの勢いが止まらない。報道陣の取材に対応した日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)も、思わず優勝に太鼓判を押した。もちろん残り4日の星取り次第だが、ここまでの勢い、残り4日で2差をつけたこともあり「期待も何も(このまま優勝まで)行っちゃうような感じがする。明日(12日目の大栄翔に)勝てば(さらに)乗っていく。(一方で)追うのがいない。(後続は)11番勝つのがやっとだろう」と見通しを話した。さらに「努力している人には、こういういいことがある。いい流れを自分で作っている。何歳? 21歳? いいね」と、お褒めの言葉。さらに「熱海富士の活躍で『オレも』と(他の力士の刺激にも)なる」と相乗効果にも期待した。    [日刊スポーツ 20239201940]

 【オリックス】地元京セラで3連覇!中嶋監督5度宙舞い5連覇にも意欲「チャレンジできるチーム」 ―― <オリックス6-2ロッテ>◇20日◇京セラドーム大阪
 オリックスが2位ロッテとの直接対決を制して、3年連続パ・リーグ優勝を果たした。3連覇は「がんばろうKOBE」を合言葉に2連覇した9596年を超えて、オリックスとしては初めてだ。
 2点差の7回に打者11人で一挙6点を奪って逆転に成功した。地元での胴上げとなり、満員のファンに見守られながら中嶋聡監督(54)は5度宙を舞った。

 ホームでの胴上げ。前日19日の試合後に、「勝ったら決まるので、マジック1のようなもの。しっかり決めたいと思います」と優勝宣言していた。この言葉を思い出しながら、優勝インタビューで「7回まではさすがにうそついたかなと思ったが、選手が逆転してくれた」と笑わせた。
 パ・リーグの3連覇は90年代の西武5連覇までさかのぼるが、中嶋監督は「とてつもない数字だが、チャレンジできるチームだと思う」と意欲を燃やした。
 今季は軍登板のなかった山下舜平大投手(21)を開幕投手に抜てき。山下に勝ち星こそつかなかったが、延長戦で宗佑磨内野手(27)に決勝ソロが飛び出して2年連続の開幕星をつかんだ。
 エース山本由伸投手(25)もより存在感を大きくした。WBC戦士が開幕から不調が多かった中、白星を積み重ねた。9月9日ロッテ戦(ZOZOマリン)では自身2度目のノーヒットノーランを達成。2年連続は戦後初の偉業。NPB史上初の2年連続投手4冠をさらに更新する3年連続を目前に控える。
 昨オフにFAで加入した森友哉捕手(28)も攻守に貢献。捕手としては若月健矢捕手(27)と投手陣を支えた。バットではリーグトップの勝利打点を稼ぎ、本塁打と打点は19日時点でチームトップ。入れ替わりでチームを去った吉田正尚(現レッドソックス)の穴を埋めた。
 野手陣では頓宮裕真捕手(26)が主に一塁を守り、バットでは3割超えで首位打者争いを繰り広げている。クリーンアップには欠かせない存在だ。杉本裕太郎外野手(32)も3度の出場選手登録抹消がありながら持ち前の長打力が光る。
 中嶋聡監督(54)は、今季も打順を固定しないフレキシブル打線で個々の調子を見極めた。オリックスでは、阪急からオリックスとなった1989年(平元)以降で3連覇は初めて。中嶋監督がレギュラーとして導いた9596年の2連覇を超える。阪急時代でも西本幸雄監督時代の6769年の3連覇、上田利治監督時代の7578年の4連覇以来、球団3度目の3連覇だ。
 21年は全日程終了後に優勝が決まり無観客の京セラドーム大阪で。22年は敵地・楽天戦で勝利して胴上げ。3連覇の今年は京セラドーム大阪で地元ファンの前で優勝を決めた。    【日刊スポーツ 9/20() 21:01配信】


 

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 高安、熱海富士との1敗対決敗れ優勝争いトップから陥落「ちょっと消極的だった。引いてしまった」 ―― <大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館
 大関経験者で東前頭7枚目の高安(33=田子ノ浦)が、今場所の優勝を占う1敗対決に敗れ、優勝争いのトップから陥落した。
 取組前まで1敗は2人。もう1人の1敗、東前頭15枚目の熱海富士との直接対決で押し倒された。相手は今場所出場している幕内力士で最年少の21歳。5場所ぶりの返り入幕で、幕内2場所目の新鋭との初顔合わせに敗れ、悲願の初優勝に向けて1差を負う展開となった。
 低い立ち合いから突いて出たが、一瞬、引いた瞬間に“腰が入った”格好で、バランスを崩し、そこを押し倒された。取組後は付け人の肩に両手を置いて、支度部屋に引き揚げた。

 高安 「当たり合って、前に攻めたかった。ちょっと消極的だった。引いてしまった。(1敗対決は)いつもと変わらず、前向きに引かない、いい相撲を取りたかったですけど…。しょうがないですね。弱いから負けたので。また次に」。
 この日の午後1時39分。支度部屋に入る前から、腰を気にするように、慎重に階段を下りて館内に入っていた。取組後、支度部屋から引き揚げる際も、取組直後と同様に、付け人の両肩に手を置いて、ゆっくりとした足取りで引き揚げた。
 前日9日目の取組後、この日の熱海富士戦に向けて「調子のいい相手。気だけは引き締めて頑張りたい」と、今場所の優勝争いを占う一番への思いの強さをのぞかせていた。大関を15場所務め、その間だけで優勝次点は3度。大関から陥落後も優勝争いに顔を出すことは多く、昨年だけで優勝次点はさらに3度あった。
 11日目は関脇大栄翔戦が組まれた。好成績のため、今後は三役以上との対戦が増えると予想され、終盤戦の5日間は試練の連続が予想される。それだけに、勢いで星を伸ばしてきたとはいえ、幕内優勝の重みを知らない、自身よりも番付が低い熱海富士相手に、勝ちきりたかったが敗れた。
 この日の朝稽古は、体のケアに充てたため、稽古場には降りていなかった。前日の取組後は「戦える体をつくる」と宣言。33歳を迎え、蓄積しやすくなった疲労の回復に努め、この日に取組に備えていた。残り5日間、苦汁をなめた終盤戦で、今度こそ巻き返しを目指していく。    [日刊スポーツ 20239191746]


 

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 貴景勝かど番脱出あと3勝、小学生時から知る豪ノ山突き落とし「特定の感情になったら良くない」 ―― <大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館
 2連敗中だった大関貴景勝(27=常盤山)が、負ければかど番脱出に暗雲が漂う一番を、攻めきって快勝した。埼玉栄高の後輩、幕内2場所目の前頭豪ノ山との初顔合わせを突き倒し。敗れていれば、昨年春場所以来、1年半ぶりに場所をまたがず3連敗だったが、敗れた7日目正代戦、8日目翔猿戦とは見違えるような動きを見せた。63敗とし、優勝争いも踏みとどまった。

 1敗で並ぶ高安、熱海富士の前頭2人がともに勝ち、トップを守った。

     ◇     ◇   ◇
 “恩返し”は、させなかった。貴景勝が立ち合いから突いて、突いて、突きまくった。同じ押し相撲の豪ノ山を手数で圧倒。相手がたまらず引いた一瞬の隙を逃さず、すぐに距離を詰めた。最後は両手を同時に伸ばし、土俵下まではじき飛ばした。前日8日目の翔猿戦は、自身の方が敗れて土俵下に落ちた。その際に顔をしかめていたが、前日は取材に応じず、この日の取組後は負傷の有無について「全く何もない」と断言。「今日は今日の相撲を、しっかり一生懸命やった」。強さ健在を見せつけた。
 豪ノ山とは数え切れないほど稽古してきた。豪ノ山の師匠は、貴景勝が尊敬する埼玉栄高の先輩の武隈親方(元大関豪栄道)。武隈部屋には何度も出稽古していた。高校も2学年違い。さかのぼれば、兵庫出身の貴景勝と大阪出身の豪ノ山は、小学生の時から知り合い。ただ「特定の感情になったら良くない。今日は今日で集中した」と思い出封印。心を無にして1人の敵として向き合って勝った。
 負ければ5勝4敗となっており、かど番脱出へ上位戦を含め、残り6日間で3勝が必要となっていた。快勝で3敗を守り、一転して逆転優勝の予感も。「勝てたのは良い方向にとらえたい」。恩返しの白星を許さず壁となり、自信も復活。可能性が消えるまで優勝を追い続ける。    [日刊スポーツ 20239182120]


 

今日は敬老の日といいます。
 敬老の日の由来については諸説あるとされていますが、その中でも有名な説をご紹介します。
聖徳太子説
 
聖徳太子593年に聖徳太子は大阪に四天王寺を建設した際に、敬田院・施薬院・療病院・非田院という四箇院の制をとりました。この中の非田院というところが今の老人ホームのような役割を果たし、この建設が9月15日とされることにちなんで敬老の日がこの日になったとされる説。
元正天皇説
 その昔、非常に働き者の息子がおり、その息子が美酒の流れる滝を発見しました。親孝行な息子はお酒が好きな父親をその場所へ連れて行き、好きなだけ飲ませてあげたという伝説の話を聞いた元正天皇が717年にそこを訪れた日にちが9月中旬頃だった為という説。

ウェブニュースより
 今場所初の3大関総崩れ 昨年秋場所に貴景勝、正代、御嶽海がそろって敗れて以来1年ぶり ―― <大相撲秋場所>◇8日目◇17日◇東京・両国国技館
 今場所初めて3大関が総崩れした。最初に登場した霧島は、隆の勝に土俵下まで突き出された。幕内の隆の勝戦は19敗。苦手なことは明白。「立ち合いは悪くなかったけど、そこから体が起きてしまった」と唇をかんだ。

 続く豊昇龍は宇良にはたき込まれ、

 結びの一番の貴景勝は、翔猿に押し出され、バランスを崩して土俵下でうずくまった。貴景勝も合口が悪く、翔猿戦はこれで5連敗。

 3人以上の大関が総崩れしたのは、昨年秋場所10日目、当時大関の貴景勝、正代、御嶽海がいずれも敗れて以来、1年ぶり。    [日刊スポーツ 20239172337]


 

ウェブニュースより
 【若乃花の目】前傾を崩さない熱海富士 一生懸命さが伝わるのが好感を持てます ―― 前日は取り直しの2番を取った熱海富士が、この日も前傾を崩さない、一生懸命な相撲で1敗をキープしました。相手の輝は器用ではないけど当たりが強い。そこをどう対処するかがポイントでしたが、立ち合いできちんと当たったのが勝因です。後は流れのまま、押されても回り込んで冷静に対応し、すぐに押し返しての完勝でした。

 期待されての新入幕は、幕内の壁にはね返され4勝止まりでした。ただ陥落した4場所の十両で、どうすれば幕内で通用するかを勉強してきたと思います。立ち合いのスピードや圧力などは確かに十両とは違いますが、立ち合いから最後まで100%の力で行くと、引き技があったりするのも幕内です。力を使う勝負どころがあれば、残すところは辛抱して残す。そんな強弱を、熱海富士は十両でつかんだと思います。まだまだ技術的に勉強することはあり苦労もするでしょう。ここまで悔しい思いをしながら自分の弱点を、すり足のような歩みで少しずつ克服してきたことを忘れないことです。何より一生懸命さが伝わるのが好感を持てます。これからも諦めない気持ちを捨てず、これまで通り怖がらずに突き進んでほしいと思います。    [日刊スポーツ 2023916210]

 高安“アレ”目指し1敗堅持、熱海富士とトップ併走「明日からも自信を持ってやりたい」 ―― <大相撲秋場所>◇7日目◇16日◇東京・両国国技館
 高安が翠富士の立ち合い変化に対応し1敗を守った。「相手をよく見て攻めることができた。(上手投げは)流れの中でうまく決まった。明日(8日目)からも自信を持ってやりたい」
   
 [日刊スポーツ 2023917812 ]


 


 

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 貴景勝が5連勝 初土俵から通算連続出場1544回で歴代単独2位の鉄人玉鷲から白星勝ち ―― <大相撲秋場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館
 7度目のかど番の大関貴景勝(27=常盤山)が、2日目から5連勝で5勝1敗とし、優勝争いの先頭を守った。対戦相手の前頭玉鷲は、この日が初土俵からの通算連続出場1544回で、元関脇富士桜を抜いて歴代単独2位となった鉄人。圧力のある相手との押し相撲対決を制した。

 初日こそ同体取り直しの末、前頭北勝富士に敗れたが、その後は無敗を守っている。持ち前の突き、押しで2日目は小結錦木、3日目からはいずれも前頭の明生、朝乃山、阿炎と難敵を次々と退けてきた。先場所は両膝のけがで全休したが、連勝で勢いに乗ってきた。    [日刊スポーツ 20239151746]


 

プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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