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 【竜王戦】無敵のタイトル19連勝の藤井聡太竜王「充実したシリーズだった」終局後一問一答 ―― 藤井聡太竜王(名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖=21)が伊藤匠七段(21)の挑戦を受ける第36期竜王戦7番勝負第4局が1011の両日、北海道小樽市「料亭湯宿 銀鱗荘」で行われ、先手の藤井が129手で伊藤を下し、4連勝で竜王3連覇、全8冠制覇後の初防衛に成功した。

 これで出場した19度のタイトル戦を全て制した。19期連続でタイトルを獲得は、昭和のレジェンド・故大山康晴15世名人と並び最多となった。
https://www.youtube.com/watch?v=9vOeztiUluM
 主な一問一答は以下の通り
-竜王戦3連覇、いまの率直な気持ちは
 藤井 本局は中盤の難しい局面で、方針が分からなくなってしまって、苦しくしてしまったところもあったと思う。その後、チャンスの来る展開にできたのかなと思う。まだ実感はないが、3連覇という結果はよかったかなと思います。
-1日目から速い展開になった
 藤井 (序盤は)方針が分からなかったが、本譜は部分的には狙い筋なのかなと思った。ちょっとこちらの玉が思っていた以上に薄い形だったので、何か自陣に手を入れる指し方を選ばなければいけなかったかなという気がしています。
-勝因をあげるとすれば
 藤井 駒を自陣に埋めていって、少しずつ、簡単には寄せられない形にできたのかなと思います。
-シリーズ4連勝、7番勝負を振り返って
 
藤井 難しい将棋だったが、特に第3局は比較的、うまく指せたのかなという感触があったので、充実したシリーズではあった。
-第1局の後で王座を獲得した。全8冠制覇を達成して対局に臨む心境の変化はあったか
 藤井 まったく意識せず、第1局から同じ気持ちで臨めればと思っていた。    【日刊スポーツ 202311111854分】


 

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 細田博之氏 死去 79歳 前衆院議長、先月に辞任 ―― 前衆院議長の細田博之(ほそだ・ひろゆき)氏が1110日午前1058分、多臓器不全のため都内の病院で死去した。79歳だった。

 東大卒業後、通商産業省(現経済産業省)へ入った。父の吉蔵元運輸相の秘書を経て、1990年衆院選で自民党から出馬し初当選した。当選回数は11回で、2004年に小泉内閣で官房長官、08年に麻生政権で党幹事長を務めた。
 14年から21年まで清和政策研究会(現安倍派)の会長として党最大派閥をまとめた。2111月に衆院議長に就き、体調不良を理由に2310月に辞任した。
 10月に辞任表明の記者会見を開き、脳梗塞の症状があり治療していると明らかにした。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点について野党から説明を求める声があがっていた。
 一部週刊誌で指摘された女性記者へのセクハラ疑惑について記者会見で「心当たりはない」と否定した。
 死去に伴う衆院島根1区補欠選挙は、衆院解散がなければ244月になる見通し。    【日本經濟新聞 20231111 2:00


 

11月2日、メールが入りました。曰く、
 日高賢司さん経由で、日高節夫さんの存在は存じておりましたが、ブログをされていることに本日気づきメールさせていただきました。
 島根県の邑南町在住の現在53歳です。
 私も日高の先祖のことを調べており、15年くらい前に日高賢司さんと知り合い一度お会いしたこともあります。
 邑南町下対在住の日高勝明さんも存じております。
 先祖のことを教えていただけると喜びます。
 よろしくお願いいたします。
 突然のメールで失礼いたしました。
               日 高 政 臣 (高はハシゴダカです)
 早速、お礼の電話をしました。

 11
月4日 朝起きると右背面が傷むので、午後に浅草寺病院で診て貰いました。CT検査の結果、尿道結石であることが判り、医師の勧めもあり、入院することになりました。
 経過も順調に4泊5日の入院で、11月9日の午後に退院してきました。
 4日間の間ずっと利き腕の右手にぶっ通しで点滴を付けたままだったので現在右手が痛くて衣服の着替えもおもうようならず、歯も磨けず、食べ物を箸で口に運ぶことも出来ず、往生しています。

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 【虎になれ】岡田彰布は古巣オリックスを倒し日本一になった ―― <日本シリーズ:オリックス17阪神>◇第7戦◇5日◇京セラドーム大阪
 「そらあるわ! そんなもん!」。オリックスへの特別な気持ちはあるかと聞いたときだ。指揮官・岡田彰布は語気を強めた。「あのときのことを知ってる人ももう少ないけどな」。12年に「紙切れ1枚で解任」された古巣との対決に燃えていたのだ。

 それでも最後は「オリックスは強かった」と相手をたたえた。執念深いわけではない。勝負にこだわるのだ。この試合でも5回のリクエスト、青柳晃洋の4回2/3での交代とそれは表れた。そして誰にも負けない虎党だ。茫洋(ぼうよう)とした外見だが内面は熱い。
 人情家でもある。その解任のとき、最初にやったのはともに辞するコーチの就職探しだ。巨人に逆転されV逸、阪神監督の座を退いた08年も同様だった。「『オレもやめます』と言った。でも岡田さんは『やめるな』と。だからユニホームは脱いだが球団に残った」。当時のチーフ野手兼打撃コーチ、現在は九州産の監督として高校球児を指導する吉竹春樹はそう言う。
 岡田 おう。止めたよ。あのときはオレがやめれば、それでエエ話やったからな。いまもそうやけど、あのときもやめたからといってすぐ仕事はないからの。
 大阪の資産家の息子、北陽(当時)から早大、ドラフト1位。はっきり言って「ぼんぼん」「エリート育ち」は間違いない。思ったことをすぐ言葉にするし、それが元で誤解を招くことも。だがなんとも言えぬ温かさで周囲に人は集まる。
 岡田 温かいて、そんなん、普通やろ、おまえ。特別やさしいとか、そんなん、ないよ。別に。
 そう言うが、ちょっとしたときにその一面は出る。ゴルフをすれば見失った同伴者の球を率先して探す。誰より早く見つけ「ここにあるやんか」。有名人であることを考えれば、結構、めずらしい。ぶっきらぼう、「岡田語」はやや難解。それでもファンも多い。だからこその監督要請だったはずである。
 「この戦力でなんで勝たれへんねん」。昨年までの評論家時代、そう言った。長い間、阪神から声がかからず、年下の指導者たちへの文句と思っていたがプランを練っていた。オレならこうする-。そこへ届いたオファーを生かした。佐藤輝明、森下翔太らの若手を老かいな技で鍛えようとしているのも頼もしい。選手で日本一、そして監督として日本一。岡田彰布は球団史に残る事実だ。    【日刊スポーツ 202311660分】


 

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 ハロウィン当日…厳重警戒の渋谷は仮装した若者と外国人であふれ、商店街理事長がため息をついた ―― 新型コロナウイルスの5類移行後で初のハロウィーンとなった31日夜、東京・渋谷駅周辺では、雑踏事故を懸念する渋谷区が「来ないで」と呼びかける中、仮装した若者や外国人であふれ、警視庁は数百人態勢で警戒に当たった。
◆「路上飲酒は禁止」耳貸さず
 午後7時、駅前のスクランブル交差点。信号が青に変わると数十人の警察官が交差点内に入り、黄色いテープで歩行者を横断歩道に誘導した。アニメ「ポケットモンスター」のキャラクターの仮装をした世田谷区の大学生(18)は「マナーは守るつもり。友だちと楽しみたい」と笑顔を見せた。
 区は9月、韓国で昨年起きた雑踏事故を踏まえ、ハロウィーンの時期に「渋谷に来ないで」と要請。だが、効果は限定的だった。中国出身の女性(18)は「渋谷のハロウィーンは有名。仮装している人にたくさん会いたい」と話した。

 区の条例はこの時期、午後6時から未明まで駅周辺での路上飲酒を禁じている。繁華街のセンター街では、缶チューハイを手にした欧米系の男性2人に警備員が「路上飲酒は禁止されています」と声をかけたが、そのまま歩いて行った。

 渋谷センター商店街振興組合理事長の鈴木達治さん(59)は「商店街として経済的なメリットは何もない。今夜は朝までごみ片付けです」とため息をついた。    【東京新聞 20231031 2103分】


日大第三者委「林理事長ら統治機能不全」 違法薬物事件 ―― 日本大学アメリカンフットボール部を巡る違法薬物事件で、日大の第三者委員会は31日、報告書を公表した。林真理子理事長らによるガバナンスが機能不全だったことが事件対応で不適切な行為が重ねられた原因になったと指摘した。
 日大は前理事長が脱税事件で辞任後に組織改革を進めたが、第三者委の綿引万里子委員長は同日の記者会見で「複数の理事に就任してもらったのに理事会や監事に報告せず、ガバナンスが機能する機会を失った」と述べた。
 そうした対応をした林理事長、酒井健夫学長、元検事で競技スポーツ担当の沢田康広副学長の3人について、報告書は「立証されていない事実を矮小(わいしょう)化し、不都合な情報に目をつぶり、自己を正当化する姿勢はコンプライアンスの欠如を如実に表している」と批判。組織のガバナンス機能を阻害したと認定した。
 事件への対応を主導した沢田副学長は大麻の可能性が高い植物片を見つけながら大学本部で保管を続けた。
 警察への連絡までに「空白の12日間」が生じたことについて、綿引委員長は「非常に大きな問題」と強調。報告書では「世の中の常識から乖離(かいり)した独自の判断基準で、法人の信用を著しく失墜させた最大の原因といっても過言ではない」と強く批判した。
 日大は8月以降、文部科学省の指導を受けて第三者委を設置し、事件に関する対応を検証していた。日大は報告書を踏まえ、改善計画の策定や関係者の処分を行って速やかに公表するとしている。
 林理事長は31日、「指摘を受けた全ての事項を真摯に受け止め、社会から信頼される教育機関として再起できるよう誠心誠意努力する」とのコメントを出した。
 綿引委員長は経営層の責任について「法人をどう立て直すかは、法人自身が議論して考えていただきたい。頭(経営層)だけ替えればよいというものではない」と言及は控えた。
 林理事長が臨時理事会で沢田副学長の解任を求めるなど学内で対立が起きていることについては「今の状態では日大は再生できない。外部理事も含めて知恵を絞って、どうあるべきか考えるべきだ」とした。
 報告書によると、202211月に部員の1人が監督に大麻使用を申告し、ほかに7人の部員も使っていることを説明したが、アメフト部部長や運動部を統括する競技スポーツ部長は担当の沢田副学長に報告しなかった。

 綿引委員長は「この時点で対応が取られていれば、事態が回避された可能性はかなり高かった」と述べた。
 23年6月に警視庁から沢田副学長に、アメフト部での大麻使用の情報について連絡が入ると、副学長は76日にアメフト部の寮生に聞き取りや荷物検査を実施。部員の部屋の鍵付き収納庫から小さなビニール袋の中に植物片が保管された缶を発見した。
 沢田副学長は大学本部で植物片などを保管。酒井学長には同月7日に報告したが、問題視せず警察への報告指示もしなかった。林理事長への報告は同月13日、警察へは18日だった。

 報告書は「理事長に報告が上がっていなかったこと自体が問題」としたうえで「ガバナンスの前提となる情報収集態勢、報告ルールの不備というほかない」と指摘した。
 沢田副学長の対応について「証拠隠滅や大麻所持罪の疑惑を持たれることとなれば、社会からの批判や不信は単なる学生の違法行為の比ではない」と批判した。
 報告書はガバナンスの改善案として、理事長や学長の選任手続きの検証、理事会への情報伝達の仕組みの再構築を挙げた。    【日本經濟新聞 20231031 12:28 (20231031 19:13更新)


 

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 イスラエル「戦争は新段階」 ガザに地上部隊追加投入 ―― 【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は28日夜、記者会見し、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザに地上部隊を追加投入したと述べ、「戦争が新たな段階」に移ったと表明した。ハマス掃討と人質奪還を目的とした本格侵攻に向け、地上作戦を強化する段階とみられる。ネタニヤフ氏は「長く厳しい戦争になる」と訴えた。
 イスラエル軍は29日午前、拡大越境作戦と並行し、28日からハマスの作戦指揮所や監視ポストなど450以上の標的を空爆したと表明した。ガザ地区内の地上部隊はハマスの小隊を攻撃。ガザ北部で迫撃弾攻撃などを受け兵士2人が負傷したと明らかにした。

 AP通信によると、ガザ北部のシファ病院近くの道路も29日未明に空爆を受けた。シファ病院はガザ最大級の医療機関で住民数万人が避難所として身を寄せる。イスラエルは、ハマスが同病院の地下に拠点を築いていると主張している。断絶していたガザの通信網は29日、復旧し始めた。

 イスラエルが「完全封鎖」するガザは物資不足による人道危機が深刻化している。    【東京新聞 20231029 1857分 (共同通信)】


 

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 犬塚弘さん死去 94歳 「クレージーキャッツ」の一員 ―― 1960年代に国民的人気を集めたグループ「クレージーキャッツ」の一員として活躍、俳優としても知られた犬塚弘(いぬづか・ひろし、本名弘=ひろむ)さんが死去した。94歳。東京都出身。犬塚さんの死去で、クレージーのメンバーは全員が他界した。

 ジャズバンドを経て、55年にドラム奏者のハナ肇さんらと「キューバン・キャッツ」を結成。その後、クレージーキャッツと改名し、谷啓さん、植木等さんも加わった。
 「クレージー黄金作戦」などの喜劇映画のほか、テレビでもバラエティー番組「シャボン玉ホリデー」などに出演。60年代に国民的な人気を集め、演奏も得意なグループの中で犬塚さんはウッドベースを担当した。「ワンちゃん」の愛称と、とぼけたキャラクターで親しまれた。
 メンバーが単独で活動するようになって以降は、俳優として活躍。山田洋次監督の映画「馬鹿が戦車(タンク)でやって来る」や「男はつらいよ」シリーズ、テレビドラマ、舞台の井上ひさし作品などに出演。ひょうひょうとしながら哀愁を醸し出す演技で味わいを添えた。    【東京新聞 20231028 0805分】

 「同性愛に誘導」発言の松村智成・台東区議が区議会で謝罪 「配慮に欠けた」と一部撤回 ―― 性的少数者(LGBTQ)への理解を進める学校教育に関して、東京都台東区の松村智成区議(50)が「(子どもを)同性愛へ誘導しかねない」などと発言した問題を巡り、松村区議は26日の区議会本会議で「配慮に欠ける表現があった」と謝罪し、発言の一部を撤回した。

 松村区議は議場演壇に立ち「議員として配慮に欠ける表現があった。傷ついた皆さまにおわびしたい」と述べ、一礼。「偏向した教材や偏った指導があれば同性愛へ誘導しかねない」などとした発言の一部を撤回する意向を示し、認められた。本会議終了後、報道陣の取材には応じなかった。
◆撤回を求める署名を受け「そうですか。真摯に受け止めます」
 松村区議は本会議前に、性的少数者の権利向上を目指す市民団体と区役所で面会。発言の撤回と謝罪を求める約17000筆の署名の束を受け取った。団体の小林美咲さん(30)の「差別発言で傷ついた人がこんなにいるんですよ」との問いかけに、首をかしげながら「そうですか。真摯(しんし)に受け止めます」と返した。
 小林さんは議会傍聴後の取材で「中身のない謝罪だった。偏見に満ちた心を改善する姿勢を示してもらいたかった」と話した。
 松村区議は9月20日の定例会一般質問で「偏向した教材や偏った指導があれば(子どもを)同性愛へ誘導しかねない」と持論を展開。「男性や女性の特徴を軽視するような教育を行っては児童が混乱する」と語った。所属会派の区議会自民党が発言の一部撤回とおわびを議会に申し入れていた。    【東京新聞 20231026 1858分】


 

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 【竜王戦】藤井聡太8冠「横綱相撲」3連勝「防衛のことはあまり考えずに2日間集中して指したい」 ―― 将棋で史上初の大タイトル独占を果たした藤井聡太冠(21=竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖)が同学年の伊藤匠(たくみ)七段(21)の挑戦を受ける、第36期竜王戦7番勝負第3局が2526の両日、福岡県北九州市「旧安川邸」で行われ、後手の藤井が96手で伊藤を破り、シリーズ対戦成績を3勝敗とした。

 開幕3連勝の「横綱相撲」で竜王3連覇、全冠制覇後の初防衛に王手をかけた。タイトル戦初挑戦となる伊藤はかど番に追い込まれた。第4局は1110日、北海道小樽市「銀鱗荘」で行われる。
 攻めて攻めて、攻め倒した。伊藤の得意とする戦型「相掛かり」を堂々と受けて立った。「一歩を取らせるような形になり、その代わりに何か主張を作れる展開になるかなと思っていた」。力戦調の将棋となり、1目は長考合戦。藤井が1時間43分考えた44手目の封じ手は、角道を通す突き歩。「封じ手のあたりは自信のない形で戦いになってしまった」。封じ手は反撃の一手となり、盤上では両者の強気と強気がぶつかり合い、激戦になった。
 中盤での攻め合い。60手目、藤井は相手の金取りを逃げずに、伊藤玉のすぐ脇に金取りの歩を打ち込む。相手の攻めを誘う「どうぞ来なさい」という横綱相撲を見せつけた。終わってみれば、藤井がリードを少しずつ広げて勝ちきる、これまた「横綱相撲」。際どい寄せ合いを制した。
https://www.youtube.com/watch?v=sNCIXYHNkfw
 前人未到の全8冠制覇を達成後も緩まない。タイトル戦では敗退なしの18連勝中。昭和のレジェンド・故大山康晴15世名人のタイトル戦19連勝の大記録に肩を並べるまで、あと1勝に迫った。第4局に向け「防衛のことはあまり考えずに、2日間、集中して指したい」。盤上没我。21歳の横顔には威風が漂う。    [日刊スポーツ 202310262038]


 

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 市川猿之助被告「もう歌舞伎界にいられない」 追い詰められ犯行か 初公判 ―― 両親に向精神薬を飲ませ自殺を手助けしたとして、自殺ほう助の罪に問われた歌舞伎俳優市川猿之助(喜熨斗きのし孝彦)被告(47)の初公判が20日、東京地裁(安永健次裁判長)で開かれた。猿之助被告は、自殺を決意した経緯や両親とのやり取りを詳しく語った。

 検察側は冒頭陳述で、5月17日に週刊誌の前刷り記事を読み、自身のハラスメント疑惑が報じられることを知った猿之助被告が「客が離れ、歌舞伎界に大きなダメージを与えてしまう。もう歌舞伎界にいられなくなる」「何をやってもだめだ」と追い詰められ、自殺する方法を両親に伝えたと、明らかにした。
 猿之助被告は、起訴内容を認めた。
 被告人質問で、猿之助被告は、週刊誌の前刷り記事を読んだ心境について、読んだ人に「すべて信じられ、事実として定着してしまう。支えてくれた人たちが離れてしまう」と感じたことを明かした。
 週刊誌報道では、一門の一部から不満を抱かれているとの記述があった。猿之助被告は、微力ながら、役がない人たちを食事に誘って食費を肩代わりしたり、給料に少し色を付けたりしてきたつもりだったが「そう感じさせてしまったのなら悪かった」と話した。
 自殺を考えたのは、週刊誌報道記事を読んだ後で「悩むうちに、それしか方法がないように負のスパイラルに陥った」という。

 両親に週刊誌報道について話すと、驚いていた。さらに自殺についても話すと、「舞台に対する責任は」「途中で投げ出すのか」と言われた。父は「悔いはいのか」、母は「それでええのか」と尋ねた。「悔いはありません」と答えると、「分かった。私たちも一緒にいく」と応じたという。
 起訴状などによると、猿之助被告は、517日、東京都目黒区の自宅で、父親で歌舞伎俳優の市川段四郎(本名喜熨斗弘之)さん=当時(76)=と母親=当時(75)=の自殺を手助けするため、向精神薬を2人に飲ませ、1718日に死亡させたとされる。
 3人は18日、自宅で倒れている状態で見つかった。両親はいずれも向精神薬中毒で死亡し、体内から被告が処方されていた睡眠導入剤の成分が検出された。被告は回復後の6月27日に逮捕された。    【東京新聞 20231020 1534分】

 財津一郎さんが死去 俳優、ドラマや映画で活躍 ―― ドラマや映画で活躍し、「キビシーッ!」などの決めぜりふで知られた俳優の財津一郎(ざいつ・いちろう、本名=永栄=ながひで)さんが1014日午後5時、慢性心不全のため東京都内の自宅で死去した。89歳だった。葬儀・告別式は1019日に近親者で行った。喪主は長男、功氏。

 1953年に東京・帝劇ミュージカルの研究生として初舞台。吉本新喜劇などを経て、66年にテレビのコメディー番組「てなもんや三度笠」に浪人役で出演した。「ヒッジョーニ、キビシーッ!」「〜チョウダイ!」など、オーバーなしぐさとともに発する決めぜりふが流行語になり、人気を集めた。
 伊丹十三監督の「お葬式」などで、コミカルだが味わいのある演技を見せた。財津さんが「ピアノ売ってちょうだ〜い」と歌う、中古ピアノ買い取り業者「タケモトピアノ」のCMでも知られた。〔共同〕    【日本經濟新聞 20231019 15:30 (20231019 17:42更新)


 

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 【竜王戦】藤井聡太竜王に連敗の伊藤匠七段「あわや」の見せ場作るも「妥協し自信のない展開に」 ―― 藤井聡太竜王(名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=21)が3連覇をかけてタイトル戦初登場の伊藤匠七段(20)に先勝した、将棋の第36期竜王戦7番勝負第2局が18日、京都市「総本山仁和寺」で行われた。17日午前9時からの2日制で始まった対局は先手の藤井が勝って、連勝した。

 いきなり連敗と、伊藤は苦しい立場に立たされた。開幕局は完敗。角換わり腰掛け銀から藤井に踏み込まれた第2局は、時間を削られた。92手目で藤井は残り1時間38分だったのに対し、伊藤はわずか2分。午後5時前、藤井が席を外した直後に「ハァーッ」と大きくため息をついた。芳しい手が浮かばないまま時間だけが過ぎる。
 時間も形勢も厳しいなか、持ち駒の角を打ち込む王手で、反撃手をひねり出す。残り2分から粘りを見せ、藤井玉に迫る。「あわや」の見せ場を作ったが、及ばなかった。
https://www.youtube.com/watch?v=WjXqM-Tosow
 「あまり想定していない展開でした。攻め合う方が良かった。妥協して自信のない展開にしてしまった」と残念がった。
 16日に京都市内のホテルで行われた前夜祭では、「8冠おめでとうございます」と同学年のタイトル保持者に敬意を表した。対局が始まれば別とばかりに思い切りぶつかっていったが、またしてもはね返された。
 開幕前に伊藤は「師匠(宮田利男八段)の出身地の秋田県で行われる第6局(12月6、7日、大仙市「旧本郷家住宅」)には行きたい」と話していた。1勝できれば、流れは変わるかもしれない。「中盤で苦しくしてしまう展開が続いているので、修正して臨みたいと思います」。第3局(2526日、北九州市「旧安川邸」)も思い切ってぶつかるだけだ。    [日刊スポーツ 202310181841]

 浅草寺で「金龍の舞」奉演 笛や太鼓に合わせ勢いよく ――東京都台東区浅草の浅草寺で18日、「金龍の舞」が奉演された。地元出身者らでつくる執行委員会のメンバーが操る全長18メートル、重さ88キロの金色の龍が、秋晴れの下を勇壮に舞った。

 舞は、飛鳥時代に浅草寺の本尊が隅田川から引き上げられた際、「天空から金龍が舞い降り、一夜にして千株の松林ができた」との伝説に由来する。本尊が川から出現した318日の「示現会(じげんえ)」と、1018日の菊供養会に奉演されてきた。
 この日は午前と午後、3回にわたって奉演された。1回目は伝法院の門前を出発した金龍が、執行委員の鳴らすささらや太鼓、浅草芸者衆による笛や三味線の演奏に合わせ、浅草寺仲見世を練り歩いた。

 龍はその後、浅草寺幼稚園の園児たちがふんした「松児童」の先導で本堂へ。本堂横での奉演では、舞い手の8人が巧みに操る龍が素早く回転したり、うねったりする様子に、観客から盛んな拍手が送られた。

 2回目の奉演で龍の頭を支える舞い手の先頭を務めた地元在住の青柳貴之さん(44)は「全国から見に来る人にいいものを見せたいと、切磋琢磨(せっさたくま)してきた成果が出せた」と笑顔で話していた。    【東京新聞 20231019 0724分】


 

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 谷村新司さん死去 74歳 71年「アリス」結成「チャンピオン」「昴-すばる-」「サライ」 ―― アリスのメンバーでシンガー・ソングライターの谷村新司(本名同じ)さんが108日、亡くなった。74歳だった。所属事務所が発表した。葬儀は近親者のみで15日に執り行ったという。

 所属事務所の発表は次の通り。
 平素よりご厚情をいただき心より感謝申し上げます
 今年の3月に腸炎での手術を行い療養を続けておりました谷村新司ですが、10月8日に息を引き取り永眠いたしました。本人も回復に向けて頑張っておりましたので本当に残念に思います。葬儀は近親者のみにて1015日に執り行いとても穏やかな顔で旅立ちました事をご報告申し上げます
 昨年は活動50年を迎えて
 アリスの記念ライブ「ALICE GREAT 50FIFTY)」を有明アリーナで開催しアリスメンバーの堀内孝雄・矢沢透と共にここからリスタートして10年続けようと目標を立てて本人も楽しみにしておりましたが残念ながらその夢は叶わず満75年の生涯を終える事となりました
 後日には皆で集まって故人を偲ぶ場を設けたいと思っております。日本語の精神文化を大事に歌詞を紡いできた谷村でしたが代表曲でもある「昴-すばる-」は沢山の方々とのご縁の道を継いでくれました
https://www.youtube.com/watch?v=Klm427Z_v98
 生前「歌と音楽は目に見えないからこそ海も空も超えていく」と沢山の国にも出掛けていきました
 歌を創作し歌い伝える旅を続けてきた人生でしたがこの度来世への戒名を頂戴し「天昴院音薫法楽日新居士」(てんぼういんおんくんほうらくにっしんこじ)と名付けられました
 まさしく天にある星となって私達を照らし続けてくれる事だろうと思います
 歌と音楽にピリオドはなく皆さまの心にいつまでも残る事を願って心よりの感謝を深く申し上げたいと存じます
 これまでに沢山の「愛」をいただき本当に有難うございました
◆谷村新司(たにむら・しんじ)1948年(昭231211日、大阪府生まれ。7112月、神戸の音楽サークルの後輩堀内孝雄と「アリス」を結成。翌年3月に「走っておいで恋人よ」でデビューし、同5月に矢沢透が加入。「チャンピオン」などヒット曲多数。ソロとしても74年に初のアルバムを発売し、80年に「昴-すばる-」が大ヒット。NHK紅白歌合戦はソロで16回、バンドで3回出場。加山雄三と共同制作した「サライ」や、山口百恵さんの「いい日旅立ち」など楽曲提供も多数。15年に紫綬褒章を受章。    [日刊スポーツ 202310161513]


 



 

プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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