棋王戦第１局、23区に大雪か

ウェブニュースより

【棋王戦】伊藤匠七段、持将棋狙う「予定の方針」「神経使った」７戦７敗の藤井相手に半歩前進 ―― 藤井聡太棋王（竜王・名人・王位・叡王・王座・王将・棋聖＝21）に同学年の伊藤匠七段（21）が挑戦する、将棋の第49期棋王戦コナミグループ杯５番勝負第１局が４日、富山県魚津市「新川文化ホール」で行われた。伊藤の先手で午前9時、角換わり腰掛け銀で始まった開幕戦は、双方の玉が敵陣に入る非常に珍しい「持将棋」が午後５時35分、129手で成立。規定により引き分けとなった。第２局は24日、金沢市「北國新聞会館」で行われる。

「持将棋ですかね」。後手の伊藤から藤井に声をかけた。藤井が合意して成立し、引き分けとなった。後手番で角換わり腰掛け銀は用意の作戦だった。正午からの昼食休憩前、作戦の岐路に立っていた。５筋の馬を８筋に引いて先手玉の退路を封鎖しつつ、寄せることができるのか。それとも３筋に引いて自陣の守備を固めつつ、自分の玉を「入玉」させるのか。

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「寄せ切れないと、形勢を損ねてしまうリスクがあると思いました。先手玉を寄せる感じではなくなるのですが、こちらとしては入玉を目指すというのが予定の方針ではありました」。

持将棋へと、腹をくくった。「こちらの方が手数がかかるので、神経を使いました」。うまくすり抜け、引き分けとした。

この日放送されたNHK杯トーナメント準々決勝を含め、藤井には7戦7敗。1つ返すまではいかなかったが、半歩前進した。振り駒で後手となった今局と違い、第2局は先手。「少し間隔も開くので、しっかり準備して臨みたいと思います」。対藤井戦初勝利に向け、対策を練る

[日刊スポーツ　2024年2月4日18時37分]

 

関東で午後から大雪、東京23区で積雪も　交通乱れに注意 ――気象庁は５日、関東甲信で同日昼過ぎから６日朝にかけ、山沿いや山地を中心に大雪の恐れがあると発表した。東京23区でも積雪が見込まれ、交通機関の乱れに注意が必要となる。国土交通省は大雪の場合はテレワークなどを活用し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。

気象庁によると、低気圧が本州南岸を東に進む。予想より気温が低ければ23区でも警報級の大雪になる可能性がある。６日午前６時までの24時間予想降雪量は多い所で、関東北部の山地や甲信で30センチ、関東北部の平地や多摩西部で20センチ、関東南部の平地で７センチ、東京23区で５センチ。

JR東日本は首都圏を中心に５日の日中から６日昼過ぎにかけて降雪が予想され、列車の大幅な遅れや運休、運転見合わせなどが起きる恐れがあるとして運行情報に注意するよう呼びかけた。

日本航空は５日午前５時時点で、同日午後に羽田空港を発着する46便を欠航し、約5100人に影響が出ると発表した。全日本空輸は４日時点で30便の欠航を決めた。

東日本高速道路は５日朝から、管内の高速道路でノーマルタイヤでの通行を禁止し、冬タイヤの装着やチェーン携行を求めた。首都高速の中央環状線などは車の立ち往生を防ぐため、本格的に雪が積もる前からあらかじめ一部の区間で通行止めとなる可能性がある。

都心では2022年１月に10センチの積雪を観測し、首都高速で冬タイヤを着けていない車両による立ち往生が発生した。最大13路線が長さ計約100キロにわたり通行止めとなり、解消までに14時間がかかった。　　　　【日本經濟新聞　2024年2月5日 7:07 (2024年2月5日 7:36更新)】