NHK杯将棋トーナメント、浅草寺豆まき

「２月４日は立春」「立春は節分の次の日ぐらい」なんとなくそんな風に覚えていませんか？ 実はこれは間違いなのです。 では、立春とは一体いつなのでしょうか？ 節分とは・・と考えたことがありますか？

立春と節分について調べてみました。

●立春とは？

旧暦では１年の始まりは立春から始まると考えられていました。

立春とは季節の変わり目で節切りを指す言葉で暦上での行事です。

その文字通り「春が始まった第一日目」の事をいいます。

これだけ聞くと、「２月４日で問題ないんじゃない？」とも思えますが、日にちが決まっているのではなく、変化するものなのです。

立春というのは一年を24に分けた二十四節気の第一に当たり、この二十四節気は太陽の角度によって決められるのです。（下図）

太陽の角度が315度の時、その日が立春となるので、２月４日になることがほとんどですが、５日にずれたり３日にずれたりする事もあるのです。

昭和7年（1932年）の立春は２月５日でしたし、先の話ですが、2021年の立春は２月３日になります。

●立春と節分の違いとは？

では、立春の前日に当たる「節分」との違いは何なのでしょうか？

立春は冬と春を分ける節目の日。春が始まる日の前日、その節分けをするための日が節分という訳なのです。

そして、先ほど二十四節気の第一といいましたが、一番目、つまり一年の始まりという認識となる立春。

その前日に当たる節分は、すなわち大晦日と同じ意味合いになります。

新しい年の始まりに向けて、厄払いをしたい・・・という思いから節分に豆まきをしたり、柊鰯を飾ったりしているのです。

●立春はいつからいつまで？

立春は「日」ではなく「期間」であることをご存じですか？

最初に“春が始まった第一日目”と説明しました。

立春とは、節分の翌日から「雨水」までの期間を指します。

日にちが固定されている訳ではない上に、その日一日ではなく期間のことを指しているのです。

その雨水が始まるのが２月１９日。

つまり、２月４日から２月１８日までの期間。この期間が立春ということになるのです。

●ちなみに・・・

旧暦の節分（大晦日）では「けがれ」や「災い」を追い払い、新たな年を迎えるために厄払いも節分に

行われていました。

つまり、立春（元旦）からの新年を災いなしで迎えられるようにと厄払いをしていたのです。

その名残で今でも厄払いはお正月の初詣と一緒にされる方も多いようです。

立春から１年が始まるとされる旧暦の考えを採用している神社では、節分当日だけでなく正月～節分ま

でに厄払いをすれば良いといわれる方もいます。

いずれにしても、節分までには厄払いは済ませてしまおうという考え方が多いようです。

●最後に・・・

前年の締めくくりの意味のある節分と新しい年の始まりという意味のある立春、こうして意味がわかっ

てくると、「立春」・「節分」一段と大事な気がしてきませんか？

節分には豆をまいて悪いものを追い出し、立春からは新たなスタートを切ることができるといいですね。

 

ウェブニュースより

【将棋】藤井聡太８冠、NHK杯連覇へ４強一番乗り　同学年の伊藤匠七段に快勝 ―― 将棋の藤井聡太８冠（竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖＝21）が４日放送された「第73回NHK杯トーナメント」の準々決勝で伊藤匠七段（21）を下し、ベスト４一番乗りを果たした。

先手の藤井は積極的に踏み込み、昨年の竜王戦７番勝負でも4連勝した同学年を相手に93手で快勝した。２年連続2回目のNHK杯制覇まであと2勝とした。準決勝では、羽生善治九段対中村太地八段の勝者と対戦する。

https://www.youtube.com/watch?v=nEm5svrmgpo

もう一方の準々決勝は佐々木勇気八段対佐藤天彦九段、増田康宏七段対八代弥七段。　　　　【日刊スポーツ　2/4(日) 14:40配信】

 

園児200人が元気に「福は内」　浅草寺で年ぶり豆まき ―― 節分の日の三日、東京都台東区の浅草寺幼稚園の園児約二百人が、浅草寺本堂で豆まきをした。

園児たちは、制服の上に自分たちで作った紙製のかみしもを羽織った姿で、参道沿いにある園舎を出発。参拝客から「かわいい」と声をかけられながら本堂に向かって歩いた。

参拝後、本堂の石段に並び、大人の「千秋万歳（せんしゅうばんざい）、福は内」のかけ声を合図に「福は内」と唱えながら福豆をまき、童謡「豆まき」を歌った。浅草寺では「観音様の前には鬼はいない」との考えから「鬼は外」とは唱えないという。

本堂での豆まきは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で三年ぶり。境内では、多くの保護者や参拝客が子どもたちを見守った。　　　【東京新聞　2023年2月4日 07時19分】