瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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ウェブニュースより
裏金「納税するつもりない」 詳細は「知らない」 安倍派幹部4人が言い張る根拠の「今さら感」 ―― 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で、不記載が5年間で総額約135000万円もあった安倍派の幹部4人が出席した1日の衆院政治倫理審査会。いつ裏金づくりが始まり、なぜやめられなかったのか。国民が抱く不信と疑念に対し、4人は「反省」を口にしたが、詳細は「知らない」「存じ上げない」と異口同音に繰り返した。裏金を国会の議員事務所で保管して秘書の判断で支出していたのに、納税を否定するなど、国民感情を逆なでするような責任逃れの弁明が相次いだ。
◆過去の経緯、森喜朗元首相に確認する事も拒む
裏金づくりがいつから始まったかについて、安倍派で事務総長を務めた西村康稔前経済産業相は「歴代会長と事務局長との間で長年慣行的に扱ってきたことだ。判然としない」と回答。塩谷立元文部科学相も「二十数年前から始まったのではないかと思うが、明確な経緯は承知していない」と述べるにとどめた。

 それならば、過去に派閥会長を務めた森喜朗元首相に確認すればいいのではないか。野党側から森氏に尋ねるよう求められたが「私が聞くと口裏を合わせたと言われかねない」(西村氏)と応じず、違法行為が長年、行われてきた実態は分からないままだった。
◆還流復活のいきさつも、うやむや
もうひとつの大きな疑問は、かつて派閥会長だった安倍晋三元首相がノルマを超えたパーティー券収入の還流中止を決めたのに再開された経緯だ。
いつ誰が復活を決断したかについて、経緯を知らないと話した西村氏の後任で事務総長になった高木毅前国対委員長は「誰がどんな形でそうしたのかは、私には分からない」と答弁し、真相を確認しようとする姿勢すら示さなかった。塩谷氏も曖昧な説明を続け、謎の解明には至らなかった。

 裏金に関し、事務総長としての監督責任を問われた松野博一前官房長官は「道義的な責任はあると思うが、不記載の監督責任を求められるものではない」と開き直った。
◆松野博一前官房長官は事務所金庫に800万円
裏金の扱いや使い道に関しても「国民感覚とかけ離れた永田町の常識」(塩谷氏)が明るみに出た。松野氏は国会内の自らの事務所で約800万円の裏金を保管していたことを認め、立憲民主党の枝野幸男前代表は「金庫の中に自由に使えるお金が800万円もあった。それに所得税がかからないのは理不尽だ」と追及した。
政治活動以外に使った分や未使用分は雑所得として所得税の課税対象になり得るが、松野氏は「会合費など政治目的と認められるものに支出し、領収書もある」と強弁。塩谷氏も「政治活動に使用しているので、納税するつもりはない」と言い切った。
◆「納税者は納得できない」
枝野氏は「今になって政治活動だったから払えませんと言っても納税者は納得できない」と厳しく批判。与党の公明党の中川康洋氏ですら「不記載分の収入に支出を近づけるため、領収書をかき集めたのではないかと思えてしまう」と不信感を示したが、説得力のある弁明は聞かれなかった。    【東京新聞 202432 0600分】
 
陸奥部屋が春場所後に閉鎖 所属力士らの今後「まだ決まっていない。希望を聞いている」 ―― 陸奥親方(元大関霧島)は1日、時津風一門の連合稽古後、陸奥部屋を春場所後に閉鎖することを明らかにした。陸奥親方は4月3日で65歳となり定年を迎える。

 部屋は他の親方が継承せず「終わり(閉鎖)はもうみんな知っている」と説明。大関霧島ら所属力士8人、部屋付き親方らの今後については「まだ決まっていない。希望を一人一人に聞いている」と、時津風一門の部屋を基本に移籍先を探していることを明かした。陸奥親方は199712月に陸奥部屋を継承した。    【デイリースポーツ 2024/03/02 05:00
 
ウェブニュースより
裏金の弁明を「非公開」にするなんて…自民は「11時間」を主張、しかも「人数制限」疑惑まで ―― 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件に関し、衆院政治倫理審査会(政倫審)への出席を申し出たのは安倍派、二階派の幹部5人だけだった。本人が望めば、公開の場で疑惑を払拭することができるのに、自民は非公開での実施を主張。5人以外にも自ら弁明する意向を示す議員がいるにもかかわらず、自民は対象者を限定して早々に幕引きを図ろうとしている。
◆「公開の場で説明したい」と語る自民議員も
自民が5人以外は政倫審出席の意思を示さなかったと野党側に報告したことに関し、立憲民主党の笠浩史国対委員長代理は22日、記者団に「全員が同じ回答だなんて甚だ疑問だ。本当にきちんと調査したのか」と憤りを隠せなかった。

 実際、安倍派最高顧問だった衛藤征士郎・元衆院副議長が本紙などに「公開の場で説明したい」と明言。ベテランの衛藤氏だけでなく、中堅・若手の複数の議員が出席に前向きな意向を打ち明けているという。
◆恐れているのは「内輪もめ」か?
それでも、自民が出席させることに慎重なのはなぜか。逃げ腰の党幹部の対応に不満を抱く議員から、裏金づくりの経緯を暴露されたり、派閥幹部や党の責任を追及されたりする可能性を危惧(きぐ)しているためだ。
安倍派議員の一人は「党幹部に出席の意向を伝えたら『出席には申し出書が必要だ』などと言われた。これ以上、出席者を増やしたくないのだと分かった」と明かす

 疑惑を持たれた議員が国民の政治不信を解消するには、公開の場で事実を明らかにするのが得策だが、どうして非公開での開催にこだわるのか。5人は「政倫審が原則非公開」であることを理由に挙げているとするだけで、自民から明確な説明はない。
政倫審は18年前の2006年2月に、耐震強度偽装事件に絡んで、自民党の伊藤公介元国土庁長官に対する審査を実施した。当時は伊藤氏の申し出で行われ、テレビ中継されたという前例もあり、公開することは難しくない。
◆身内からも「隠したままでは納得を得られない」
また、自民は1人1時間に限るよう要求する。冒頭に本人の弁明が15分から20分あるとすれば、与野党の質疑は短時間となり、組織的な裏金づくりが誰の指示で始まったのかなど核心部分に迫る前に時間切れとなりかねない。
裏金事件を巡り、世論の批判と政治不信が高まる中、岸田文雄首相は国会で「自ら説明責任を果たすよう促す」と繰り返してきた。わずか5人の弁明で区切りを付けようとする姿勢からは、実態解明に指導力を発揮しているとは言い難い。
自民の中堅議員は「今秋に総裁選を控え、党内有力者の恨みを買いたい人はいない。党執行部も強く出席を要請できないのだろう」と指摘。5人が非公開での実施を求めている点については「内容を隠したままでは、とても国民の納得は得られない」と話した。    【東京新聞 2024223 0600分】
 
宮城野部屋“厳戒態勢”で春場所に向けた稽古開始 師匠代行を務める玉垣親方は稽古に立ち会わず ―― 大相撲の宮城野部屋が27日、“厳戒態勢”で春場所(310日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けた稽古を開始した。

 午前8時前、稽古場に姿を現した宮城野親方(元横綱白鵬)は「報道はダメです」と取材NGの考えを示した。30分後には「稽古の取材等、一切お断りをさせて頂きます」「稽古見学はお断りさせて頂きます」と書かれた紙が建物の入り口に張り出されて、外部をシャットアウトする態勢が敷かれた。同9時前には同部屋付きの間垣親方(元幕内石浦)も建物へと入ったが、師匠代行を務める玉垣親方はこの日の稽古には立ち会わなかった。    [日刊スポーツ 20242271810]
 
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【ひふみんEYE】藤井聡太棋王の優れた局面判断 巧みなディフェンス網が「にらみ」にも ―― <ひふみんEYE>将棋の藤井聡太棋王(竜王・名人・王位・叡王・王座・王将・棋聖=21)が同学年の伊藤匠七段(21)の挑戦を受ける第49期棋王戦コナミグループ杯5番勝負第2局が24日、石川県金沢市の「北國新聞会館」で行われ、後手の藤井が伊藤を破り、今シリーズ初勝利を挙げた。対戦成績は1勝0敗1分とした。第3局は3月3日、新潟県新潟市「新潟グランドホテル」で行われる。

   ◇   ◇   ◇
藤井棋王の会心の勝利とみていいでしょう。開幕局の持将棋引き分けは、帳消しです。伊藤七段の先制攻撃に対して自玉が不安定になりましたが、巧みにしのぎました。角、銀、桂、歩で67筋にディフェンス網を敷いて、しっかり受ける。「ここで踏ん張れる」と判断する能力が優れています。それらの駒は、のちのち相手玉に対しても「にらみ」が利いている状態にしていくのですから。
攻撃に転じるタイミングをつかみ、チャンスととらえてからの仕掛けで寄せ合いになったら、めっぽう強いです。角換わり腰掛け銀への対応は、相変わらずさえてますね。次は先手番ですし、やはり得意の角換わりを採用するんじゃないでしょうか。5番勝負の短期決戦ですから、次の先手番で連勝したら、流れは一気に傾きます。
これで藤井棋王に9戦8敗1分けと、まだ白星がない伊藤七段ですが、藤井棋王が朝日杯決勝(今月10日)で敗れた矢倉のような戦法を採用してみてはどうでしょう。奮起に期待します。(加藤一二三・九段)    [日刊スポーツ 2024224204]
 
730日分勝利に近づいた」 ウクライナ大統領、侵攻2年で 各国首脳、支援継続を約束 ―― 【キーウ時事】ロシアによるウクライナ侵攻は24日、開始から2年を迎えた。
北朝鮮やイランの支援を受けるロシアと、西側諸国を後ろ盾とするウクライナの戦いは、権威主義と民主主義の激突の様相を呈する。ゼレンスキー大統領は24日、国民向けのビデオ演説で「730日分勝利に近づいた」と述べ、改めて国民の結束を訴えた。3年目に突入した戦争の出口は見えないままだ。

 ゼレンスキー氏は「私たち一人ひとりに弔うべき人がいる。彼らのためにこうべを垂れよう」と犠牲者を追悼した。その上で「私は国民一人ひとりを誇りに思い、信じている。この戦争の結末はたった一つしかない。それは勝利だ」と抗戦継続を主張した。
欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は24日、イタリアのメローニ、カナダのトルドー、ベルギーのデクロー各首相を伴って首都キーウ(キエフ)を訪問。SNSに「われわれは経済的、軍事的、道徳的に、かつてないほど決意を持ってウクライナと団結する」と投稿し、支援継続の方針を強調した。
先進7カ国(G7)首脳も同日、ゼレンスキー氏を招き、ウクライナ支援に主眼を置いたオンライン会議を開催。米国や欧州で支援の機運が低下する中、民主主義陣営の結束を再確認するのが狙いだ。
キーウ旧市街に位置する聖ミハイル黄金ドーム修道院には、多くの市民が祈りに訪れた。「戦死者と今も戦う兵士のために祈りをささげた」と戦車部隊所属のペトロ・バブチュクさん(33)。妻ウリャナさん(30)は「ウクライナの勝利と戦争終結を祈った」と語った。
一方、スイスのカシス外相は23日、国連総会での演説で、「今夏までに」スイスで首脳級の「世界平和サミット」を開催する意向を明らかにした。ゼレンスキー氏は1月、自身が提唱する和平案推進のため、同サミットを実施することでスイスと合意していた。    【JIJI.COM 2/24() 21:55配信】
    
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イスラエル首相、戦後ガザの統治方針 軍事活動を維持 ―― イスラエルのネタニヤフ首相は22日、イスラム組織ハマスとの戦闘終結後のパレスチナ自治区ガザの統治方針をまとめた文書を初めて戦時内閣に提示した。ガザとヨルダン川西岸の治安を管理し、ガザで軍事活動の自由を維持する一方、パレスチナ人がガザの統治を担うとした。

 イスラエルメディアが23日報じた内容によると、イスラエルとの境界のガザ側に必要な限り緩衝地帯を置く考えを示した。バイデン米政権はガザの領域を削り取る手法に反対している。
ガザとエジプトの境界を巡っては、米国、エジプトと協力し武器密輸を防ぐとした。
ハマス解体後のガザの統治は「地元当局者」が担うとしたが、テロを支援する国や組織と関わりがないことを条件としている。ヨルダン川西岸を統治しているパレスチナ自治政府の関与には触れていない。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の活動を終わらせ、国際支援機関に置き換えるとも主張した。UNRWAを巡っては、職員が昨年10月のハマスによるイスラエル奇襲に関与した疑いがある。
ネタニヤフ氏は今回の文書で、パレスチナ国家の樹立に反対する姿勢を改めて示した。パレスチナ国家の「一方的な承認」を拒否すると政府が決定済みの宣言を盛り込んだ。
パレスチナ自治政府のアッバス議長の報道官は23日「ネタニヤフ氏の提案はイスラエルのパレスチナ占領を永続させ、パレスチナ国家の樹立を防ぐのが目的だ」と非難した。パレスチナ通信が伝えた。    【日本經濟新聞 2024224 1:06 (2024224 5:34更新)
 
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イスラエル、ラファ地上侵攻へ計画前進-市民退避の明確な戦略なく ―― イスラエルは100万人以上の市民を退避させ、パレスチナ自治区ガザ南部のラファを攻撃する目標を遂行しようと決意している。ただ、市民を退避させる方法やそれにかかる時間、行き先について明確な戦略は持っていないと、複数の当局者は内々に認めている。
イスラエルのネタニヤフ首相は21日、ブルームバーグ・ニュースとの短時間の電話インタビューで、「自分は計画を指示した。(軍が)その準備を進めており、近い将来に発表があるだろう」と述べた。
行き場を失ったガザ市民はラファに避難し、多くが飢えや劣悪な衛生状況に苦しみながらテントや路上で生活している。この避難民を荒廃した地域に強制的に戻せば、既に2万9000人を超えるとされる戦争開始以降の死者数はさらに増える見通しだ。

 しかし、イスラエルの指導部はこれを転換点とみている。イスラム組織ハマスの軍事的な解体と残る人質100人の発見に近づいていると確信し、この目標の達成はラファへの侵攻でのみ可能だと考えているという。ハマスの戦闘員は5000人から8000人で、その幹部の大半は人質とともにラファの地下道に潜伏しているとイスラエルの当局者は見込んでいる。
複数のイスラエル当局者によると、ハマスは最近、人質を解放する代わりイスラエルが収監しているパレスチナ人の釈放を求める取引条件を打ち出したが、釣り合いがとれないため交渉は成果なく終わった。交渉再開を目指す米国主導の取り組みも続いているものの、イスラエルは代表団の派遣にまだ合意していない。
一方、イスラエルは人質解放作戦を数週間の遅らせることを提案したが、今のところハマスは拒否している。ハマスにとっていまや唯一の目標は戦争終結だが、イスラエルは応じないだろうと、複数の当局者は述べた。
ラファに地上侵攻が行われれば、多数の市民の生命が脅かされることに加え、ヨルダン川西岸のパレスチナ人や、レバノンやイラク、イエメン、シリアを拠点とする親イラン民兵組織のイスラエル攻撃を誘発し、地政学的な混乱がいっそう深まる恐れもある。ハマスによって昨年10月7日に1200人余りが殺害され、240人が人質に取られたイスラエルの報復行為は、南半球を中心に多くの国にとって不安な要素となった。
南アフリカ共和国はイスラエルの行為がジェノサイド(民族大量虐殺)に当たるとして国際司法裁判所(ICJ)に提訴。20カ国・地域(G20)内ではガザでの戦争を巡る見解に大きな隔たりがあるため、ブラジルで開かれるG20首脳会議は取り上げる分野の縮小や地政学的問題の除外を検討している。    【Bloomberg 2024222 23:14 JST
 
ナワリヌイ氏母が遺体と対面 当局は密葬強要、「自然死」主張―ロシア ―― 獄死したロシア反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の母リュドミラさんは22日、動画メッセージを出し、刑務所に近い極北サレハルドの安置所で遺体と対面したと明らかにした。密葬をすると約束しないなら遺体を引き渡さないと当局者から告げられたという。プーチン政権は3月中旬の大統領選を前に、ナワリヌイ氏の告別式が大規模な抗議デモに発展する事態を恐れているもようだ。

 ナワリヌイ氏の報道担当者が独立系メディア「アゲンツトボ」に語ったところでは、遺体の解剖は終了し、死因は「自然死」とされた。支持者らは「拷問が行われた」と主張している。    JIJI.COM 202402230743分配信】
 
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山本陽子さんが死去 俳優、ドラマや映画で活躍 ―― テレビドラマや映画で半世紀以上にわたって活躍した俳優の山本陽子(やまもと・ようこ)さんが静岡県熱海市で死去したことが22日、関係者への取材で分かった。81歳だった。

 高校卒業後、証券会社に勤務。1963年に日活ニューフェイスに合格し、芸能界入りした。渡哲也さん主演の映画「青春の裁き」や浜田光夫さん主演の「愛して愛して愛しちゃったのよ」でヒロインを務めた。
70年代にはNHK大河ドラマ「国盗り物語」、TBS「白い滑走路」などヒット作に出演。NHK銀河テレビ小説「となりの芝生」で主演し、確固たる人気を築いた。
80年代以降もテレビ朝日「黒革の手帖」やNHK「カイワレ族の戦い」など、多数のドラマで主演した。NHK連続テレビ小説「京、ふたり」(90年度)では畠田理恵さんとのダブルヒロインで話題になった。舞台にも力を入れ、「おはん」の演技で94年に菊田一夫演劇賞を受賞した。〔共同〕    【日本經濟新聞 2024222 11:58 (2024222 12:31更新)
 
元白鵬の宮城野親方に2階級降格処分案 弟子の北青鵬が後輩力士に日常的暴力行為、金銭窃盗も ―― 日本相撲協会のコンプライアンス委員会は21日、東京・両国国技館で会合を開き、宮城野親方(38=元横綱白鵬)を2階級降格と減俸の処分とする案をまとめたことが、協会関係者の話で明らかになった。弟子の幕内北青鵬(22)が日常的に後輩力士を殴るなどの暴力行為をしていたことが判明。監督責任を問う。2階級降格が決まれば、宮城野親方は委員から最下位の年寄に落ちる(再雇用者の参与を除く)。相撲協会の処分は7段階に分かれ、降格は解雇、引退(退職)勧告に次いで3番目に重い。北青鵬には引退勧告案とし、23日の臨時理事会で協議する。

 協会関係者によると、北青鵬は他の力士たちの稽古中に財布から金銭を盗んだり、若い衆に暴行行為に及んでいたことが発覚。盗癖は学生時代からあったとの指摘もある。被害を受けた力士は、師匠の宮城野親方に相談していたが「ちゃんと対策を練ってくれなかった」という声も出ていた。同協会はSNSの書き込みを通じて事態を知り、聴取を始めていた。また別の関係者によると、師弟関係は既に亀裂が生じており、北青鵬が1月の初場所を途中休場した際には、宮城野親方と間垣親方(元前頭石浦)が「お前なんか土俵に上げない」と激しい口調で叱責(しっせき)していたという。
この日のコンプラ委には師弟2人が出席。取り沙汰されている一連の行為について、北青鵬は「素直に反省しています」とだけ話した。一方、宮城野親方は報道陣の取材に無言を貫いた。北青鵬がこのまま引退となれば、関取在位は12場所(初場所時点)にとどまり、国技館の土俵で引退相撲が行える目安の「関取30場所以上」に届かない。
◆日本相撲協会の役職 全てを統括する理事長がトップ。親方の理事は定員10人。以下は副理事、役員待遇委員、委員、主任、年寄、65歳の定年後も再雇用で70歳まで協会に在籍できる参与から構成される。理事長以外の理事は各部署の部長を担い、3人の副理事は副部長職などに就く。理事会に出席できるのは役員待遇委員以上。横綱、大関経験者は委員待遇から始まるため、元横綱の「平年寄」降格は極めて異例。年寄は館内警備などの仕事が主で、花形部署の審判部で勝負審判を務めることは原則としてできない。    【日刊スポーツ 20242212312分】
 
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自民、塩谷・武田両氏が政倫審出席意向 野党「不十分」 ―― 自民党は20日、安倍派座長だった塩谷立氏と二階派事務総長の武田良太氏が衆院の政治倫理審査会に出席する意向だと立憲民主党に伝えた。立民の安住淳国会対策委員長が記者団に明らかにした。野党は2人では不十分だと反発した。政倫審の開催は2024年度予算案の審議日程や自民党内の処分と絡む展開になりつつある。
 
 野党は政治資金収支報告書への記載漏れがあった自民党の全51人の衆院議員が国会議員の政治的・道義的責任を審査する衆院政倫審へ出席すべきだと求めていた。
自民党によると、安倍派の「5人衆」を含む残る49人は意向を確かめられていなかった。二階俊博元幹事長の出席には慎重論が根強い。
安住氏は記者団に、塩谷、武田両氏が政倫審に出席する手続きを進める考えを示した上で「申し出があったのは2人だ。話にならない」と批判した。
自民党は24年度予算案の年度内成立を確実にするため3月1日までの衆院通過をめざしている。衆院で可決し参院に送付してから30日以内に議決しなければ自然成立するとの憲法規定に基づく計算だ。

 衆院採決の前提となる中央公聴会を27日に開催して間に合わせる日程を想定するものの、野党は受け入れる姿勢を示していない。
日本維新の会の遠藤敬国対委員長は予算案審議の条件として「責任ある立場の方が政倫審に来るべきだ」と訴えた。具体例として安倍派の歴代事務総長らを挙げた。野党は自民党に日程闘争で圧力をかける構えだ。
自民党側の方針が定まらない一因は政倫審の出席が党内処分とも関係することだ。岸田文雄首相は15日、記者団に議員の政治責任について「今後の説明責任の果たし方を踏まえて党として判断していきたい」と述べた。
政倫審で説明するか否かが処分の重さに影響するのではとの見方がある。対象となる議員にとっては出席して追及を受けるのとどちらを選択すべきか見極めが必要な状況となっている。    【日本經濟新聞 2024220 15:14 (2024220 20:35更新)
 

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 ロシア反体制派ナワリヌイ氏死亡、各国「プーチン政権に責任」 ―― [モスクワ/ジュネーブ/ベルリン/ビリニュス 16日 ロイター] - ロシアのプーチン政権を批判していた反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏(47)が収監先の北部ヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所で死亡した。ロシア刑務所当局が16日、明らかにした。
 元弁護士のナワリヌイ氏はロシアの民主化を唱えると同時に、プーチン政権の不正を訴えていた。死亡を受け、ナワリヌイ氏ほどの影響力のある反体制派指導者はロシアからいなくなった。
 刑務所当局によると、ナワリヌイ氏は散歩後「気分が悪く」なり、すぐに意識を失った。「施設の医療スタッフがすぐに到着し、救急隊を呼んだ。必要な蘇生措置は全て行ったが効果はなく、死亡が宣告された」とし「死因は現在調査中」と説明。大統領府のペスコフ報道官によると、プーチン大統領はナワリヌイ氏死去の報告を受けている。
 ナワリヌイ氏の死亡がメディアで報じられた際、ロシア国営テレビはロシア中銀総裁の記者会見のもようを放送していた。ロシア検察当局は、ナワリヌイ氏の死亡を受け、モスクワ中心部の大規模な抗議デモに参加しないよう警告。「このイベントは、法律で定められた手続きに従って市の執行当局と調整されていないことに留意しなければならない」とした。

 ソーシャルネットワークには、ナワリヌイ氏の死亡が伝わった後、ロシアの他の都市でも人々がナワリヌイ氏に敬意を表す様子が映ったビデオなどが投稿されている。
<欧州各地で追悼集会>
 
欧州各地でナワリヌイ氏の死を追悼する集会が開かれた。ドイツの首都ベルリンでは中心部に最大600人が集まったほか、ロンドンとパリのロシア大使館の前にはそれぞれ100人を超える人が集結。ポルトガルの首都リスボンでも多くの人が集まり、黙とうをささげた。
<調査要請>
 
国連人権事務所は、ナワリヌイ氏の死亡について信頼できる調査が行われるよう要請。「国家の拘束下で誰かが死亡した場合、国家に責任があると推定される。「われわれはロシア当局に対し、信頼できる調査が確実に実施されるよう求める」とした。
 ロシアの調査委員会は、ナワリヌイ氏の死亡を巡る調査を開始したとしている。
<「プーチン政権に責任」、各国が非難>
 ナワリヌイ氏の妻ユリヤさんはドイツで始まったミュンヘン安全保障会議で、死亡が確認されればロシアのプーチン大統領とその側近は罰を免れられないと訴え。国際社会に対し、ロシアの「恐ろしい政権」に対して団結するよう呼びかけた。米国のバイデン大統領は、ナワリヌイ氏の死亡を受けロシアへの対抗措置を検討していると表明。「あらゆる選択肢を検討している」と述べた。
 欧州連合(EU)のミシェル大統領は、ナワリヌイ氏が死亡した責任は全てロシアの政権にあると表明。「ナワリヌイ氏は自由と民主主義の価値のために戦った」とし、EUはこの悲劇的な死について「ロシア政権に全責任を負わせる」と述べた。 
 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は「全ての事実を明らかにする必要があり、ロシアは彼の死の状況に関するあらゆる重大な疑問に答える必要がある」と指摘。
 英国のスナク首相は「ロシアの民主主義の最も強い擁護者として生涯を通じて信じられないほどの勇気を示した」としたほか、ドイツのショルツ首相は、ナワリヌイ氏は勇気の代償を命で払ったと指摘。フランスのマクロン大統領も「現在のロシアでは自由な精神は収容所に入れられ、死刑を宣告される」と非難した。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は訪問先のミュンヘンで行った記者会見で「プーチン大統領は自分の地位さえ守れれば、誰が死のうと構わない」とし、ナワリヌイ氏は明らかにプーチン氏に殺されたと語った。       【2024217日午前 7:51 GMT+92時間前更新】


 

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4歳娘に薬物摂取させ殺害か 容疑で両親逮捕 父の姉死亡にも不審点 ―― 東京都台東区の自宅で2023年3月、次女(当時4歳)に薬物などを摂取させて殺害したとして、警視庁捜査1課は14日、いずれも会社役員で父親の細谷健一(43)と母親の志保(37)両容疑者=台東区今戸1=を殺人容疑で逮捕した。捜査関係者によると、18年に40代で死亡した健一容疑者の姉の死因にも不審な点があるという。捜査1課は今後、姉の死亡の経緯についても詳しく調べる。
 
2人の逮捕容疑は23年3月1213日ごろ、自宅で次女美輝(よしき)ちゃんに向精神薬と、自動車のエンジン冷却などに使う不凍液を摂取させ、殺害したとしている。美輝ちゃんは13日朝に意識不明の状態で病院に救急搬送され、間もなく死亡が確認された。死因は中毒死だった。
捜査1課によると、健一容疑者は「関与していません」と否認し、志保容疑者は黙秘しているという。
両容疑者は美輝ちゃんと長男(10)、長女(8)の5人家族。13日午前9時ごろ、健一容疑者が「次女が息をしていない」と119番していた。美輝ちゃんは搬送時、上半身は裸でおむつ姿だったという。
司法解剖の結果、美輝ちゃんの体内からは、致死量に相当するほどの多量の向精神薬「オランザピン」の成分に加え、不凍液に含まれる「エチレングリコール」の成分も検出された。いずれも誤飲の可能性は低いとみられ、両容疑者が何らかの方法で飲ませた疑いがあるという。
捜査1課が両容疑者のパソコンやスマートフォンの通信履歴を調べた結果、美輝ちゃんが死亡する1年ほど前から、インターネットの通販サイトでオランザピンや不凍液を繰り返し購入していたことが確認されたという。自宅からは、オランザピンの錠剤が見つかった。
オランザピンは統合失調症などの治療薬で、過剰に摂取すると意識障害などを引き起こす恐れがある。エチレングリコールには、人が飲むと腎不全などを引き起こす毒性がある。
また美輝ちゃんの死後、捜査1課が健一容疑者の姉の遺体の一部を改めて調べたところ、エチレングリコールの成分が検出された。姉と健一容疑者との間に親の遺産を巡るトラブルがあったとの情報もあり、捜査1課は健一容疑者が何らかの事情を知っているとみている。
美輝ちゃんの死亡を巡って、捜査1課は23年8月29日に自宅を家宅捜索。それ以降、複数回にわたって両容疑者から任意で事情を聴くなどし、殺害した疑いが強まったことから逮捕に踏み切った。日常的な虐待の有無についても慎重に調べる。    【毎日新聞 2024/2/14 10:45(最終更新 2/14 22:14)】
 
ウェブニュースより
教団推薦書の提示、確認されず 林官房長官「署名してない」 ―― 林芳正官房長官は9日の記者会見で、2021年9月に面会した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連団体関係者からの推薦確認書の提示は確認されなかったと明らかにした。「事務所や面会の調整に当たった政界関係者にも確認したが、提示された記憶がある者はいなかった」と述べた。その上で「政策協定や推薦確認書に私は署名していない」と明言した。
 
面会に関し「当時、相手方が関係者であるという認識はなく、多数ある面会の一つとの認識だった」と説明。「私は旧統一教会や関連団体の掲げる方針に一切賛同していない」とも強調した。    【東京新聞 202429 1209分 (共同通信)】
 
世界を舞台に活躍した小澤征爾さん 全身で音楽表現、人生懸けタクト ―― 世界で最も愛され、尊敬された指揮者、小澤征爾さんが6日、亡くなった。戦後まもない日本でクラシック音楽の基礎を学び、20代前半でクラシック発祥の地、ヨーロッパに渡ると瞬く間に才能を認められ、やがてアメリカでも成功。最晩年までベルリン・フィルやウィーン・フィルといった世界の最高峰のオケに請われて指揮を続けた。音楽の真髄を体現しようと人生をかけて挑戦を続けた音楽家は、日本だけでなく、世界の至宝として音楽仲間や聴衆を夢中にさせた。
 
 生まれたのは旧満州国奉天(現・中国瀋陽市)。戦時中、一家で住んだ北京で、クリスチャンだった母親に教わった賛美歌に親しんだのが、音楽との出合いだった。初めてピアノに触れたのは帰国後、小学4年生と遅いが、中学3年生のときに指揮者になることを志し、戦後日本の音楽教育の礎を築いたチェロ奏者で指揮者の斎藤秀雄氏に師事した。
世界に羽ばたくきっかけとなったのは、昭和34年の渡仏だった。その数年前、来日中の米国のオーケストラの公開練習を聴き衝撃を受け、海外で学ぶことを決意。「絶対向こうで聴かなきゃだめだと思いました」と、生前に振り返っていた。
目をかけてもらっていた斎藤氏からは「まだ早い」と止められたが、留学への熱意は冷めることなく、帰りの旅費も持たずに三井船舶(現商船三井)の貨物船に乗せてもらって渡仏。マルセイユに着くと、富士重工業から、宣伝を約束して借りたスクーターに日の丸の旗をつけてパリまで移動したこともあった。
単身渡仏してわずか2年後には、米の指揮者、レナード・バーンスタイン率いるニューヨーク・フィルハーモニックの副指揮者として帰国。同フィルの日本公演を指揮する幸運にも恵まれた。米を代表するオーケストラをさっそう率いる若者の姿は、戦後復興期、高度経済成長を遂げる日本の力強い歩みと重なって、日本の聴衆を熱狂させた。
ひとたび指揮台に立てば、大きな目を見開き、オケの団員と目を合わせ、大きくブレスをとり、全身を使って自分の思いを表現。オーケストラを一気呵成に音楽の興奮に導いていく。天性の感性や運動能力に恵まれたことも確かだが、斎藤氏から緻密な指揮技術の基盤を、ヘルベルト・フォン・カラヤンやバーンスタインら世界的指揮者から豊かな表現力を素直に学んだその努力も並外れていた。
生前、よく話していたのは「中国に生まれて、日本に育った僕が、どこまで西洋音楽を理解できるか、表現できるか挑戦する」ということだった。生涯をかけて、一瞬もたゆむことなく挑戦を続けた。その歩みは世界中の音楽家、音楽愛好家を唸らせ続け、音楽に国境がないことを体現してみせた。    【産経新聞 2024/2/9 20:28
 
プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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