瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
昨日は午前中はテレビで報道特集を見呆けていた。突然ニュースが入って来た。「本日(4日)午前8時20分頃、自民党の中川昭一元財務・金融相(56)が東京都世田谷区内の自宅2階ベッドの上でうつぶせの状態で動かなくなっているのを妻が発見、「体が冷たくなっている」と119番通報した。」というものであった。親子2代続いての突然死。親父のほうは自殺ということになっているが、一時は他殺説も出たほどであった。いやはや、何だか怨念めいたものを感じるのである。聞くところによると親父さんのほうは豪快そうに見えて、なかなか神経の細かいところがあったらしい。親父の血を受けてか、息子のほうもかなり神経質であったようだ。飲酒にしても神経質な点が災いして深酒したらしい。いやはや、こういう人は政治家には向かないらしい。道を誤ったとしか言いようがない。
論語『微子第十八』に曰く、「楚狂接輿歌而過孔子、曰、鳳兮鳳兮、何徳之衰也、徃者不可諌也、來者猶可追也、已而已而、今之從政者殆而、孔子下欲與之言、趨而辟之、不得與之言、《 読み下し:楚の狂接輿(きょうしょうよ)、歌いて孔子を過ぐ、曰わく、鳳よ鳳よ、何ぞ徳の衰えたる。往く者は諌むべからず、来たる者は猶(な)お追うべし。已(や)みなん已みなん。今の政に従う者は殆(あや)うし。孔子下(お)りてこれと言(い)わんと欲す。趨(はし)りてこれを辟(さ)く。これを言うことを得ず。》《訳:楚のもの狂いの接輿が歌いながら孔子のそばを通り過ぎた、鳳よ鳳よ、何と徳の衰えたことよ。過ぎたことは諌めても無駄だが、これからのことはまだ間に合う。止めなさい、止めなさい、今の世に政治するとは危ういことだ。孔子は[車を]降りて彼と話しをしようとしたが、小走りして避けたので、話すことが出来なかった。》
『論語義疏』には「接輿楚人也、姓陸、名通、字接輿、昭王時、政令無常、乃被髮佯狂不仕、時人謂之爲楚狂也《接輿は楚の人なり。姓は陸、名は通、字は接輿。昭王の時、政令常なし、乃ち髪を被り(ざんばら髪にすること)、佯狂(にせちがい)となりて仕えず。時人之を謂いて、楚狂となせり》とある。
論語『微子第十八』に曰く、「楚狂接輿歌而過孔子、曰、鳳兮鳳兮、何徳之衰也、徃者不可諌也、來者猶可追也、已而已而、今之從政者殆而、孔子下欲與之言、趨而辟之、不得與之言、《 読み下し:楚の狂接輿(きょうしょうよ)、歌いて孔子を過ぐ、曰わく、鳳よ鳳よ、何ぞ徳の衰えたる。往く者は諌むべからず、来たる者は猶(な)お追うべし。已(や)みなん已みなん。今の政に従う者は殆(あや)うし。孔子下(お)りてこれと言(い)わんと欲す。趨(はし)りてこれを辟(さ)く。これを言うことを得ず。》《訳:楚のもの狂いの接輿が歌いながら孔子のそばを通り過ぎた、鳳よ鳳よ、何と徳の衰えたことよ。過ぎたことは諌めても無駄だが、これからのことはまだ間に合う。止めなさい、止めなさい、今の世に政治するとは危ういことだ。孔子は[車を]降りて彼と話しをしようとしたが、小走りして避けたので、話すことが出来なかった。》
『論語義疏』には「接輿楚人也、姓陸、名通、字接輿、昭王時、政令無常、乃被髮佯狂不仕、時人謂之爲楚狂也《接輿は楚の人なり。姓は陸、名は通、字は接輿。昭王の時、政令常なし、乃ち髪を被り(ざんばら髪にすること)、佯狂(にせちがい)となりて仕えず。時人之を謂いて、楚狂となせり》とある。
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目高 拙痴无
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1932/02/04
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