瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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31f5d947.jpg 隅田公園から吾妻橋を渡ると、墨田区役所前を通って、隅田公園の水戸庭園に入る。日本庭園の池には小春日和の陽を浴びて、鴨(カルガモか?)たちが群れをなして游んでいる。カメラを向けると餌が貰えるともと、ほんの近くまで寄ってくる。言問橋を潜ると直ぐ右手に釣堀があるが、今日も仕事にあぶれた人たちが、仕様こと無しに釣り糸を垂れていた。墨堤通り沿いに明治通りにでると、白鬚橋を渡って、帰宅した。今日は少し控えめに徘徊したので9251歩、6.0㎞の徘徊であった。
2b2cc53e.JPG 今朝の新聞のトップ記事に拠ると、関門橋の下で海上自衛隊の「くらま」が韓国の貨物船と衝突事故を起したらしい。少年時代にこの関門海峡で機雷に触れて爆沈する貨物船や機帆船の様子が、頭を過(よ)ぎった。その記事の下に11月3日に皇居で親授式が行われる5人の文化勲章の受賞者の記事があった。まあ、文化勲章や文化功労賞はともかく、またまた、年に2回の栄典の季節がやってくる。文化の日の11月3日付で発令される秋の叙勲である。ウェブのニュースに拠ると《政府は27日午前の閣議で、2009年秋の叙勲受章者4026人(うち女性318人)を決定した。内訳は、顕著な功績を上げた人に対する旭日章が889人、公務などに長年従事した人に対する瑞宝章が3137人。政府は併せて、外国人叙勲の受章者61人も決定した。いずれも3日に発令する。(2009/10/27-11:29)》とある。
 1964年に復活した生存者叙勲制度は当初から官僚機構にがっちりと組み込まれ、公益法人や天下りの仕組みと構造的に重なり合いながら根を下ろしてきた。老いた企業経営者たちが人生の総仕上げとして目指すのは、1ランクでも上の勲章なのだという。名誉欲にかられた彼らの足元を見透かし、政治家は票とカネの見返りに、官僚は業界の統制や天下り先の確保のために勲章の魔力をちらつかせてきた。「官僚支配の打破」や「天下りの根絶」を掲げて鳩山民主党新政権が発足したが、この叙勲秩序に新政権はどう向き合うつもりなのだろうか? あれほど勲章を毛嫌いしていた旧社会党のリーダーたちは、自・社・さ政権で閣僚に起用されるや、ごく当たり前の顔をして勲一等を受け取った。民主党の面々ならどうするんじゃろな?
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目高 拙痴无
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1932/02/04
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 sechin@nethome.ne.jp です。


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