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ウェブニュースより
 【王座戦】藤井聡太竜王が黒星発進「攻め駒が少なくて良い指し方ではなかった」 ―― 藤井聡太竜王(名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=21)が8冠全制覇を目指して永瀬拓矢王座(30)に初めて挑戦する、将棋の第71期王座戦5番勝負第1局(日本将棋連盟、日本経済新聞社主催、東海東京証券特別協賛)が8月31日、神奈川県秦野市「元湯陣屋」で行われた。午前9時から始まった対局は、午後9時11分、後手永瀬が150手で勝ち、藤井は黒星発進となった。第2局は9月12日、神戸市「ホテルオークラ神戸」で開催される。

 藤井のギアが上がったはずだった。午後5時から30分間の夕食休憩後、先手5二角成(63手目)と成り捨てて、と金もできた。そこから一気に攻め込むはずが、金、と金、銀、桂が4~5筋で渋滞し、攻めのスピードが遅くなる。「角を切って、と金を作って進んでみると、攻め駒が少なくて良い指し方ではなかった」と振り返った。
https://www.youtube.com/watch?v=X6p8rMghyrg
 永瀬の強烈な反発に鋭い終盤力が鳴りをひそめる。わずかなリードを保っていたはずが後退する。うまくいかない局面に天井を見上げたり、腕組みしたままガックリうなだれるなど、旗色が悪い時に見せるせわしないしぐさが物語っていた。
 研究会仲間であり、お互いに手の内を知り尽くしている永瀬の粘り腰に屈した。本年度12連勝(未放映のテレビ棋戦を除く)していた先手番で、初めて黒星を喫した。タイトル戦の先手での黒星は、今年3月の棋王戦第3局以来となる。
 昨年の棋聖戦5番勝負で、永瀬とタイトル戦として初対戦したときも開幕戦を落とした。そこから3連勝して棋聖を防衛。過去のタイトル戦で連敗はない。
 「早くも厳しい状態にしてしまったんですが、できる限り良い状態で対局に臨んで熱戦にできるように頑張りたいと思います」。初の王座奪取と8冠制覇に向け、巻き返す。    [日刊スポーツ 20238312212]


【バスケ】日本男子が大逆転勝利 豊富な運動量で凄まじい底力、リード時間はわずか4分24秒 ――<バスケットボールW杯:日本8677ベネズエラ>◇順位決定リーグ◇8月31日◇沖縄アリーナ
 来夏のパリオリンピック(五輪)出場に王手-。日本(世界ランキング36位)がO組初戦でベネズエラ(同17位)に8677と逆転勝ちを収めた。
 最大15点のリードを許したが、第4クオーターを3315と圧倒してひっくり返した。1次リーグのフィンランド戦に続く2勝目をマーク。五輪を含めた世界大会2勝は72年ミュンヘン五輪以来51年ぶりとなった。日本は21年東京五輪は開催国枠での出場。自力で出場権をつかめば、76年モントリオール五輪以来48年ぶりとなる。9月2日の最終戦カボベルデ(同64位)戦で、アジア勢最上位に与えられる切符をつかみ取る。
   ◇   ◇   ◇
 試合終了直後に三線(さんしん)の音色がリズミカルに響き、沖縄アリーナが歓喜に包まれた。日本が終盤にすさまじい底力を見せ、76年モントリオール五輪以来となる自力での五輪出場に大きく前進した。
 9点リードされて迎えた第4クオーター(Q)は3315と圧倒。比江島が3点シュートを立て続けに決めるなど、ベテランがチームをけん引した。ホーバス監督は「日本バスケにとって大きな勝利。素晴らしい」と声を弾ませた。

 1試合を通じて日本がリードしていた時間帯はわずか424秒。一方、ベネズエラにリードを許した時間は3356秒。主導権を譲り続けたが、勝利は渡さなかった。渡辺は「自分たちが悪い状況でも、会場の皆さんがずっと声を出してくれた。声援のおかげで勝ち切れた」。この日は最大15点差を逆転。フィンランド戦では18点差をひっくり返した経験も生きたとし、「最後まで焦らずにやれてよかった」とうなずいた。
 第4Qの2点リードの残り1分13秒に貴重な3点シュートも決めた司令塔の河村は「劣勢の時間帯が続いても、その中で集中力を切らさずに最後まであきらめずにプレーできた。流れが来た時に容易なターンオーバーをすることなく、流れを継続させるためのプレーをやりつづけた結果」と胸を張った。
 ベネズエラは平均身長が193センチで、日本より1センチ高いのみ。3点シュートを多用する主体の攻撃も似ていた。やりづらさも感じながらの展開だったが、粘り強く戦い、後半の逆転につなげた。
 豊富な運動量で勝利を引き寄せた。日本は他国に先駆け、6月から長期的合宿を組んで練習を重ねてきた。渡辺は1次リーグ終了直後、「練習をどこよりもやっているから体力がある。終盤になれば相手も精神的につらくなるし、体力も尽きてしまう」と分析していた。その強みを、順位決定戦でも発揮した。
 前身の67年世界選手権以来、56年ぶりとなる同一大会2勝目。世界大会では72年ミュンヘン五輪以来の2勝を飾った。五輪切符の行方が決着する9月2日の最終戦へ、大きく弾みをつけた。    [日刊スポーツ 20239190 ]


 

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くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
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