ウェブニュースより
貴景勝が108日ぶりの白星「力があれば大関に残るし、なければ落ちる。結果が全て」 ―― <大相撲秋場所>◇2日目◇11日◇東京・両国国技館
7度目のかど番の大関貴景勝(27=常盤山)が、復活を印象づける108日ぶりの白星を挙げた。先場所で、関脇以上を総なめにした新三役の小結錦木を突き落とし。身上とする突き、押しで攻め続け、5月26日の夏場所13日目、明生戦以来の白星で1勝1敗と星を戻した。先場所全休の要因となった、両膝のけがからの復調とともに、気迫全開の取り口も戻ってきた。まずはかど番脱出。その先に4度目の賜杯も見据える。
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184キロを1発ではじき飛ばす、貴景勝の力強い立ち合いが戻ってきた。距離を詰めたい錦木を二の矢、三の矢で突き放した。最後は左から、相手を根こそぎ引っ張り込むような突き落とし。同体取り直しで敗れた初日北勝富士戦の2番、この日の取組と、いずれも足運びはスムーズ。先場所全休を招いた、両膝の負傷を感じさせなかった。「100点満点の相撲なんてない。力を出し切るだけだった」。堂々とした話しぶりが、状態の良さを物語る。
目標はかど番脱出ではない。この日の取組後に「かど番」という言葉が出ると「かど番はそっち(メディア)が言っていること。こっちは何も思っていない。力があれば大関に残るし、なければ落ちる。結果が全て」と力説。持論は「大関は優勝か、それ以外しかない」。優勝への思いを問われると「1日1日、淡々と相撲を取った人についてくるのが優勝。3日目の相撲に集中するだけ」と、優勝への思いをにじませた。
師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)は初日の時点で「内容は申し分ない」と太鼓判。貴景勝も「(膝の)状態はいい」という。土俵内外で“貴景勝らしさ”が戻ってきた。 [日刊スポーツ 2023年9月11日20時33分]
sechin@nethome.ne.jp です。
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