村井先生体験を上梓、撫子を詠める歌３、藤井２冠竜王の挑戦権獲得、アフガン情勢

コアラ体育クラブの村井正太郎先生が体験をもとに記した「家庭で磨く本番力 ここ一番に強い子を育てるための50の鉄則」という本を上梓されました。年頃のお子様を持たれる方に一読されることをお勧めします。
　50年間で約57万人の幼児~高校生を指導した、コアラ体育サービス代表・村井 正太郎氏が、新刊『家庭で磨く本番力 ここ一番に強い子を育てるための50の鉄則』を8月2日発売！

 

撫子(なでしこ)を詠める歌３
巻10-1970：見わたせば向ひの野辺のなでしこの散らまく惜しも雨な降りそね

巻10-1972：野辺見ればなでしこの花咲きにけり我が待つ秋は近づくらしも

巻10-1992：隠りのみ恋ふれば苦しなでしこの花に咲き出よ朝な朝な見む


ウェブニュースより
　藤井聡太王位が永瀬拓矢王座に連勝　豊島将之竜王への挑戦権を初獲得 ―― 豊島将之竜王（叡王＝31）への挑戦権を争う将棋「第34期竜王戦挑戦者決定３番勝負第２局」、藤井聡太王位（棋聖＝19）対永瀬拓矢王座（28）戦が30日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。午前10時から始まった対局は、午後８時18分、先手藤井が77手で勝ち、連勝。初の挑戦権を獲得した。豊島との７番勝負第１局は10月８、９日、東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で行われる。

　藤井は、着実な指し手で歩み寄った。昨年６月の棋聖戦と王位戦の挑戦者決定戦で連勝した永瀬から、またしても大きな勝利を挙げる。相掛かりから中盤、リードを奪う。午後6時40分の夕食休憩後、59手目先手8一飛と打ち込み、勝負を決めに行く。「先手6五桂（61手目）から手順に攻めが続く形になり、指しやすくなったと思いました」。永瀬に粘る余地を与えず、手堅く押し切った。
https://www.youtube.com/watch?v=K5fEXxL0Ln4
　2016年（平28）12月の加藤一二三・九段（81）とのデビュー戦、29連勝の連勝新記録、その直後の初黒星など、竜王戦には思い出がある。翌年、最下級のランキング６組を制すと、18年５組、19年４組、20年３組、21年２組と毎年優勝と昇級を果たした。史上初の快挙だ。決勝トーナメントでは敗れていたが、ようやく大舞台に立てる。「将棋界最高峰のタイトル戦に挑戦できるのはとても光栄」と、喜びをかみしめた。
　現在挑戦中の叡王戦５番勝負第５局（９月13日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」）で豊島に勝つと、叡王を奪って史上最年少３冠となる。その豊島と王位戦、叡王戦に続いて三たびタイトル戦で相まみえる。「王位戦の反省を踏まえ、いい内容にしていければ」。
　今回の挑戦権獲得で、年内４冠の可能性が出てきた。竜王戦４連勝なら、19歳４カ月弱での獲得。羽生善治九段が89年12月、19歳３カ月で達成した竜王獲得の最年少記録には及ばないが、年齢を意識せず頂点に挑戦する。　　　　[日刊スポーツ　2021年8月30日20時25分]

　米、瀬戸際の退避作戦　反撃テロのリスク根強く ――米軍が31日までにアフガニスタンから撤収しても、各国は自国民や関係するアフガン人の国外退避支援を続ける方針だ。ただ、拠点空港の運営やアフガン国内の移動の自由はイスラム主義組織タリバンの意向に大きく左右される。新たなテロが発生するリスクも根強く、各国の退避作戦は瀬戸際に立たされている。

　米国務省は29日、最大で約250人の米国民が出国を希望しながらアフガンに残っていると明らかにした。アフガン人協力者を含めて撤収前の退避完了は難しいとみられる。日本も自衛隊機をパキスタンに一時的に移し、支援継続を模索している。
　自爆テロを許すなど米軍の誤算が続き情勢が緊迫するなか、安全な国外退避の継続には主に３つの課題がある。
　一つは拠点である首都カブールの国際空港の運営だ。ブリンケン米国務長官は29日放映のNBCテレビのインタビューで、米軍撤収後の空港運営について、関係国と協議していると明らかにした。トルコやカタールの参加が取り沙汰されている。
　ブリンケン氏は９月以降に空港が一時閉鎖するシナリオにも触れている。ロイター通信によると、トルコは空港の治安維持を自国軍に委ねられなければ空港運営に関与しない方針を示している。タリバン側に空港運営のノウハウは乏しいが、これまでは外国軍部隊の駐留継続に強く反対していた。
　中東のメディアは28日、タリバンとトルコの間で、トルコ軍出身者らで構成された同国の民間軍事会社が空港の警備を担う案も出ていると報じた。

　２つ目の課題はタリバンが確約した海外渡航の自由に実効性が伴うかどうかだ。90以上の国と国際機関は29日の共同声明で「全ての外国人に加え、各国から渡航許可を得たアフガン人が安全かつ秩序的に出国地点まで行って国外へ渡航できるという確約をタリバンから得た」と明らかにした。　　　　【日本經濟新聞　2021年8月30日 22:00 (2021年8月31日 5:26更新)】