瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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ウェブニュースより
 大相撲春場所12日目 関脇 若隆景と平幕 高安 ともに1敗守る ―― 大相撲春場所は12日目、優勝争いでトップに並ぶ関脇の若隆景と平幕の高安がともに勝って1敗を守りました。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の東龍に天空海は東龍がはたき込みで勝ちました。

▽千代の国に琴恵光は24日から再出場の千代の国が突き出し。

▽千代大龍に輝は輝が突き落とし。

☆輝(連敗を6で止め)しっかり相手に体重をかけられるようにいった。勝手に体が動いてくれた。
▽荒篤山に妙義龍は荒篤山がはたき込み。

▽照強に豊山は豊山がはたき込み。

☆豊山 (照強の)目が泳いでいたんで何をしてくるか分からず足が出なかったんですけど、勝ててよかったです。
▽琴勝峰に志摩ノ海は琴勝峰が下手投げで勝ちました。

★志摩ノ海 ちょっと浮いていた感じがあるんで、明日からまたしっかり修正していきたい。
▽碧山に千代丸は碧山が寄り切り。千代丸は負け越しました。

★千代丸(負け越しに)今場所は今日に限らず軽かった。最初の4連敗から(立て直す)スイッチが入らなかった。
▽栃ノ心に翔猿は翔猿が引き落とし。

☆翔猿(もろ手突きは)かち上げが怖かったんで。うまく攻められてよかった。(星五分も)毎回五分なんで、白星を先行させていきたい。
▽錦木に千代翔馬は千代翔馬が上手投げ。

▽隠岐の海に一山本は一山本がはたき込み。

☆一山本 組んだら相手が強い。距離をとって相撲がとりたいと思ったが、たまたま相手が落ちた。もう少し前に出る相撲がとりたい。
▽北勝富士に霧馬山は霧馬山が寄り切りで勝って、勝ち越しを決めました。

☆霧馬山(勝ち越しに)自分の相撲でよかったと思います。(三役復帰も見えるが)とにかく最後まで頑張ります。
▽遠藤に若元春は若元春が寄り切りで勝ち越しました。

☆若元春 自分でもかなりびっくりするくらい、いい相撲だった。(遠藤は)あこがれというか、僕が幕下でくすぶっている間に上にいったお相撲さん。スターというか、すごいお相撲さんだと思っていた。(上位の力士と当たるのは)不思議な感覚。有名人に会った感覚で毎日相撲を取っている。数年前の自分からしたら考えられない状況にいる。
▽明生に宝富士は宝富士が押し出し。

▽玉鷲に大栄翔は玉鷲が押し出し。

▽宇良に佐田の海は宇良が寄り切り。

▽石浦に隆の勝は隆の勝が送り出しで勝ちました。

☆隆の勝 白星が続けばいいが、そんなにうまくいかない。学ぶことも多い。残り全部勝って終わりたい。
▽豊昇龍に阿武咲は豊昇龍が押し倒し。

▽琴ノ若に若隆景は若隆景が寄り切りで1敗を守りました。琴ノ若は3敗に後退です。

☆若隆景 体が動いているので、下からという意識を持って相撲を取りました。(優勝争いは)特に意識はない。一生懸命相撲を取りたい。
▽阿炎に逸ノ城は逸ノ城が突き落としで勝ち越しました。

▽大関 貴景勝に大関 正代は正代が寄り切り。

☆正代 立ち合いから右がのぞいたので、それが良かったのかなと思う。今場所では一番いい立ち合いができたと思っている。勝ちが続いているので、体がよく動いて反応もできている。千秋楽まで続けられたらいい。負けが込んで、がむしゃらに取った結果が勝ち星積めている。今までと同じようにいきたい。初日が出たタイミングが、一番気持ちもだいぶ落ち着いたところなのかなと思う。
▽大関 御嶽海に高安は高安が寄り切りで勝って1敗を守りました。御嶽海は3敗に後退しました。

 春場所は12日目を終えて若隆景、高安がともに1敗でトップに並ぶ展開です。
若隆景「体が動いている」高安「メリハリつけている」
 
千代の国は、左肩のけがで7日目から休場していましたが、12日目から再出場して、通算500勝となる節目の白星を挙げ「あまり意識していなかった。状態は一日たつごとによくなってきた。頑張ります」と、残る3日間の奮起を誓いました。
霧馬山は、3場所ぶりの勝ち越しを決め「うれしい、よかった。最後まで自分の相撲を取れるように頑張りたい」とほっとした様子でした。
 若元春は、初顔合わせの遠藤に勝って勝ち越しを決め「正直ここまでできると思っていなかったので、うれしい。相手は僕が幕下でくすぶっている間に 上にいたし、学生時代も活躍してスターだった。勝ち越しが決まるのは、数年前の自分からしたら考えられないような状況だ」と上機嫌でした。
 そのうえで「自分が思っている以上に前に出られているので、ここからも前に出られるよう頑張りたい」と意気込んでいました。
 3勝目を挙げた隆の勝は「調子が悪いという感じではなかったが、かみ合っていなかった。ただ、学ぶことも多いので、いいのかなとも思う。これ以上ひどくさせないように、残りを全部勝って終わりたい」と話していました。
 星を五分に戻した豊昇龍は「止まらずに集中して、相手のことがよく見えてた」と淡々と振り返りました。
 関脇 若隆景は、琴乃若に土俵際まで押されるも踏みとどまって、最後は寄り切った一番を「体が動いているので、下からの意識を持ってやった」と振り返りました。
 また、優勝争いについて問われるも「特に意識はしない。自分の相撲を一生懸命やりたい」と、いつもどおり淡々と話していました。
 一方、敗れた琴乃若は「相手どうこうより自分の問題。最初のところで勝負を仕掛けきれなかったのでそこが敗因だ。あすから切り替えて、前に出る相撲を取りたい」と悔しさをにじませました。
 逸ノ城は、関脇 阿炎に勝って勝ち越しを決め「うれしいです。変わったことはしてないけれど、体が動いている。我慢した、どしっとした相撲を取っていきたい」と話していました。
 正代は、貴景勝との大関どうしの対決を制して6連勝とし「今場所で一番いい立ち合いができたと思う。勝ちが続いているので、体もよく動いて、流れ的にもすごくいい」と納得の表情でした。
 また、角番脱出まであと1勝とし「がむしゃらに取った結果、勝ち星を積めているので、今までと同じようにいきたい」話していました。
 高安は、大関 御嶽海との一番を制して1敗を守り「落ち着いて冷静にいけた」と話していました。
 今場所、好調の要因については「相撲が終わったら、リラックスして、メリハリをつけている。せっぱ詰まってやってもいい結果にならないので、今場所に限らず毎場所、まだまだありますから、気楽にやりたい」と話していました。    (NHK WEB NEWS 2022324 2009


 

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