ウェブニュースより
大相撲春場所 10日目 新大関 御嶽海 2敗に後退 高安は10戦全勝 ―― 大相撲春場所は10日目、新大関の御嶽海は北勝富士に寄り切られて、2敗に後退しました。
中入り後の勝敗です。
▽栃ノ心に十両の魁聖は、栃ノ心が寄り切りで勝ちました。
▽荒篤山に琴勝峰は、琴勝峰が押し出し。
☆琴勝峰 引きがある相手だったので、落ち着いてよく見ていこうと。足から出ていけたんでよかった。
★荒篤山 強く当たってあとは流れで持っていこうと思ったけど、立ち合いが全然強く当たれなかった。
▽豊山に天空海は、天空海につきひざがあって豊山が勝ちました。天空海は負け越しです。
☆豊山 (立ち合いは)合わせないといけないけど、合わせにくかった。当たり負けないようにしっかり当たれた。(残り5日間)悪い流れを断ち切れたのは大きい。勝ちにこだわっていきたい。
▽錦木に千代丸は、錦木が小手投げ。
▽一山本に琴恵光は、琴恵光がすくい投げ。
☆琴恵光 攻め込まれたがあきらめることなく最後まで相撲がとれた。最後は体が反応してくれた。
▽輝に志摩ノ海は、志摩ノ海がとったり。
☆志摩ノ海 出る時も下がる時もしっかり形を作って自分の相撲がとれたと思う。構えがいいと思うし、下からいけている。
▽千代大龍に翔猿は、翔猿が押し出しで勝ちました。
☆翔猿 (相手の攻めを)頭に入れて体が動きました。(星を五分に戻して残り5日)頑張ります。
▽若元春に照強は、照強が肩透かし。
☆照強 (とったりで○)しっかり当たれた分、ああいう技も効いたかなと。いい勝ち方、いい流れで相撲がとれている。
▽妙義龍に千代翔馬は、千代翔馬がはたき込み。
▽佐田の海に碧山は、碧山が寄り切り。佐田の海は負け越しました。
▽霧馬山に阿武咲は、霧馬山がすくい投げ。
▽明生に隠岐の海は、隠岐の海が寄り切りで勝ちました。
▽玉鷲に逸ノ城は、逸ノ城が寄り切り。
▽琴ノ若に大栄翔は、琴ノ若がはたき込みで1敗を守りました。
☆琴ノ若 もっと押し込めて、前に出て相撲が取れれば良かったが、しっかり相手の突きにも慌てずに、あてがいながら自分の空間で勝負ができた。
▽宇良に隆の勝は、隆の勝が押し倒し。
☆隆の勝 負け越しが決まっているので気持ち的には楽。これ以上、広げないようにしたい。とにかく7勝することだけを考えたい。
▽豊昇龍に高安は、高安が寄り切りで初日から10連勝としました。
☆高安 ちょっと時間がかかりましたね。腰がしっかり据わっていたので対応できました。千秋楽まで優勝争いを意識していきたいです。
▽阿炎に若隆景は、若隆景が寄り切りで1敗を守りました。
☆若隆景 下からという意識で取れました。(明日の高安戦は)一生懸命やるだけです。
▽大関 御嶽海に北勝富士は、北勝富士が寄り切り。御嶽海は2敗に後退です。
▽大関 貴景勝に宝富士は、貴景勝が肩透かし。
▽遠藤に大関 正代は、正代が押し出しで勝ちました。
春場所は10日目を終えて高安が10戦全勝で、これを1敗で若隆景、琴ノ若の2人が追っています。
各力士の談話
7勝目を挙げた栃ノ心は「上手が取れたし、落ち着いて相撲が取れた。もう1つ勝って安心したい。1日1番、大事に取りたい」とおととし11月場所以来、8場所ぶりの勝ち越しを見据えました。
同じく7勝目を挙げた返り入幕の錦木は幕内では4年前の九州場所以来の勝ち越しに向け、「体は動いている。このまま勝ち越して、星を重ねていきたい。稽古通り出せるかはわからないが、焦らずやっていきたい」と冷静に話していました。
琴ノ若は1敗を守り、「思い切っていければいいと思っていた。流れよく自分の相撲を取れたので続けていきたい」と22日の一番を振り返りました。
そして、23日の大関・貴景勝戦に向けて「気持ちは変わらず、自分の相撲を取りきるだけ」と話していました。
7連敗中だった小結・隆の勝は宇良を破ってようやく2勝目を挙げ、「これ以上、負けを広げないようにやっている。本当にほっとした。あすの相撲だけ考えてやっていきたい」と話していました。
高安は新小結・豊昇龍との長い相撲を制して、初日から10連勝とし、「相手に中に入られて時間がかかった。ペースを握られて防戦一方だったが、勝機を探っていいところを取れた」と振り返りました。
終盤戦は上位陣との対戦が予想されますが、「持てる力を使い切ってベストを尽くして今場所を盛り上げたい。千秋楽まで優勝争いを意識していきたい」と意気込みました。
新関脇・若隆景は同じく新関脇の阿炎を破って9勝目を挙げ、「下からという意識で取れた」と淡々と答えました。
そして、高安との取組が組まれた11日目に向けて「一生懸命にやるだけ。体が動いているので、あすからも頑張る」と話していました。
一方、敗れた阿炎は「もろ手突きしかないという考えで来ると思ったので、四つ相撲でいこうと思った。後手になって、それがよくなかったのではないか」と取組を振り返りました。
北勝富士は大関・御嶽海を破り、「引きつけて密着できてよかった。大関の馬力を止めることができた」と話していました。
そのうえで「しっかり勝ち越しできるように頑張らないといけない。喜んでばかりいられない」と気を引き締めました。
大関・正代は星を五分に戻す5勝目を挙げ、「初日が出てから少しずつ余裕が出てきているのかもしれない。いい流れで来ているので、この流れを切らないようにいけたら」と落ち着いて答えていました。 (NHK WEB NEWS 2022年3月22日 20時45分)
電力逼迫「また我慢の日々か」 重点措置解除も、漂う諦めも―繁華街ネオンこうこう ―― 電力需給逼迫(ひっぱく)警報が発令された東京都などでは22日、夜間のライトアップや暖房の抑制といった対策が商業施設などで取られた。この日は新型コロナウイルス対策で18都道府県に適用された「まん延防止等重点措置」の全面解除初日。日常が近づいては遠のく状況に「また我慢の日々が続くのか」との声も聞かれた。
東京都墨田区の東京スカイツリーは節電対策で夜の点灯を中止した。近くの焼き鳥店の店長長島政行さん(58)は「お客さんは重点措置以前から自粛していた。もう飲みに行くのを諦める、行かないというマインド。何時まで営業しているのかも聞かれない」とこぼす。
新宿・歌舞伎町はネオンがこうこうと輝き、大勢の客でにぎわう店も見られた。電飾の看板がひときわ目を引くバーの女性店員(39)は「看板の明かりを消してしまうと営業していないと思われる」と言う。ただ「昼に電力が逼迫していると知ったので、普段使っている電気ストーブ2台の電源を切るなど、できる限り電気を無駄にしないよう心掛けた」と語った。
横浜市のみなとみらい地区。遊園地「よこはまコスモワールド」では夜景を一望できる大観覧車のライトアップを取りやめた。担当者は「中止は東日本大震災以来だが、横浜ならではの景色をお届けできれば」と話した。
大学の卒業式を終えたばかりという女性(23)は「学生生活の大半で我慢を強いられた。ようやく重点措置が解除されたのに、(節電で)また我慢の日々が続くのかな」と不安をのぞかせた。
逼迫警報は東北電力管内にも発令された。JR仙台駅前の大型百貨店「エスパル仙台」は看板の照明を消したり、空調出力を抑えたりしていた。店を訪れた派遣社員の男性(40)は、16日深夜の地震で自宅の壁がはがれるなどしたという。「節電は仕方ない。東日本大震災以降、電力を無駄遣いしないよう心掛けている」と話した。 (JIJI.COM 2022年03月22日21時07分)
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