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大相撲 春場所11日目 全勝の高安が敗れ 1敗で高安と若隆景並ぶ ―― 大相撲春場所は11日目、全勝の平幕 高安が、関脇 若隆景に敗れ、1敗で高安と若隆景がトップに並びました。
中入り後の勝敗です。
▽千代丸に一山本は、一山本が押し出しで勝ちました。
☆一山本(千代丸に)前回は押して引かれて負けたので、今場所は引かれた時に押し切る気持ちがよかったのかなと思います。(負け越しまであと1敗で)子供のころから夏休みの宿題をギリギリまで残していたタイプなのでしっかり頑張ります。
★千代丸 立ち合いはもろ手でくると思っていた。そこから対処していこうと考えていたが、受け止めきれなかった。(7敗目に)思い切り前に出て、相撲をとろうと思います。
▽錦木に千代大龍は、千代大龍がはたき込み。
★錦木 はたかれたが前に攻めたんでよかった。(勝てば幕内で18年九州場所以来の勝ち越しだった)勝ち越したいから気負うこともあるかもしれないが、しっかり相撲をとっていきたい。
▽栃ノ心に照強は、栃ノ心がつり出しで勝って勝ち越しを決めました。
☆栃ノ心 久しぶりですね、勝ち越し。8場所ぶりですかね。まだまだ頑張れるとその気持ちでやってきた。
▽妙義龍に輝は、妙義龍が押し出し。
☆妙義龍(輝と)対戦成績あまりよくなかったんじゃないですかね。突きを見てしまっていたが、足を止めずにとれた感じですね。
▽荒篤山に碧山は、碧山がはたき込み。
★荒篤山 明日から4日間、自分から前に出ようと思う。(疲れなど)変わらずいつも通りです
▽翔猿に天空海は、天空海が送り出し。
☆天空海 今場所1番いい相撲が取れた。初めてがっちりまわしをつかめた。(翔猿が)投げにきたけど落ち着いていけた。
▽琴勝峰に佐田の海は、佐田の海がとったり。
★琴勝峰 立ち合いが雑というか、腕ばかりで足が出ていなかった。
▽千代翔馬に豊山は、豊山が寄り切りで勝ちました。
☆豊山 途中で突き切れなくて左を差してしまったけど、落ち着いて取れた。稽古場でも四つになる稽古をしているので(成果が)出て良かったです。
▽北勝富士に志摩ノ海は、北勝富士が寄り切り。
☆北勝富士 休まないように、スピードを意識してできたのがよかった。低く辛抱強く前に出るのが自分の強み。それができたのかなと思う。
▽隠岐の海に23日から再出場の石浦は、隠岐の海が突き出し。
▽琴恵光に遠藤は、遠藤がすくい投げ。
▽霧馬山に若元春は、若元春が寄り倒し。
☆若元春 左四つ組んだけど、四つ自体は相手も十分だったので。(自分は)挑戦者、負けて元々だと思っている。いい相撲を取れるように頑張りたい。
▽逸ノ城に明生は、逸ノ城が突き出しで勝ちました。
☆逸ノ城 よかったと思います。中に入れるとうるさい相手なんで、入れさせないようにした。(残り4日)しっかり前に出る相撲をいとっていきます。
▽玉鷲に宇良は、玉鷲が小手投げ。
☆玉鷲(宇良を小手投げ)きれいに投げられたけどダメですね。前に出ないといけないし、右も甘い。反省、けっこうしています。
▽大栄翔に豊昇龍は、豊昇龍が渡し込み。
☆豊昇龍 思い切りやろうと思っていたので、何より勝って良かった。調子は悪くないけど、気持ちの問題かなと思う。今日の相撲で何より勝って良かった。明日から1日一番で頑張りたい。
▽隆の勝に阿武咲は、阿武咲が押し出し。
▽若隆景に高安は、若隆景が寄り切り。高安は初日からの連勝が10で止まりました。
☆若隆景 下からよく攻められたと思います。とにかく一生懸命集中して、自分の相撲がとれたのでよかったと思います。
▽大関 正代に宝富士は、正代が突き落とし。
☆正代 序盤から苦しい展開だったので、白星が先行したことは気持ち的にも余裕が出てくると思う。
▽阿炎に大関 御嶽海は、御嶽海が引き落としで勝って2敗を守りました。
★阿炎 胸を借りるつもりで臨んだ。新関脇だからとかじゃなく、相手も研究してきていやなこともやってくる。それを超えるぐらい強くならないと。
▽琴ノ若に大関 貴景勝は、貴景勝が突き落としで勝って勝ち越し、角番を脱しました。琴ノ若は2敗に後退です。
★琴ノ若 どんな形でも思い切りいこうと。気持ちでは負けないようにいきました。切り替えて、また明日に準備してやっていきたい。
春場所は11日目を終えて全勝の高安に土がつき、1敗で高安と若隆景が並び、2敗で、御嶽海、琴ノ若が追う展開となりました。
若隆景「しっかり自分の相撲に集中して」
大関経験者の栃ノ心は、豪快なつり出しで勝って8場所ぶりの勝ち越しに「長かった。最近は体がぼろぼろだったが、まだまだ気持ち的には『やれる、まだまだ頑張りますよ』という気持ちだった。それがよかったのではないかな。まだ気持ちが折れていないので頑張ります」と笑顔を見せました。
新入幕から2場所目の若元春は、物言いがつく際どい相撲を制して、勝ち越しまであと1勝とし「土俵際もろいところがあるので、先にどこかついたかなと心配になった。きょうもそうだったけれど、挑戦だ、負けてもともとだと思って、いい相撲を取れるようにしたい」と話していました。
37歳の玉鷲は、豪快な小手投げで宇良に勝って「きれいに投げたけれど、やっぱりだめだね。前に出ていない。反省がある。もっと脇を締めないといけない。自分の相撲を取りたい」と話していました。
関脇 若隆景は、全勝の高安に勝って1敗を守り、トップに並びましたが「とにかく一生懸命相撲に集中して自分の相撲が取れている。まだ残りあるので、しっかり自分の相撲に集中してやっていきたい」といつもどおり淡々と話していました。
角番の大関 正代は、5連勝で今場所初めて白星先行となり「序盤からだいぶ苦しい展開だったので、白星が先行して気持ち的にも余裕が出てくるのかなという感じだ。いい流れが来ているので、止めないようにできたら」と気持ちの変化を口にしました。
関脇の阿炎は、大関 御嶽海に敗れた一番を振り返り「大関の圧力がすごくあったので、自然と足が下がる形になった。足の運びを課題にしないといけない」と反省していました。
そのうえで「対戦相手も研究して自分の嫌なことをやってくる。それを超えるくらい強くならないといけない」と決意を新たにしていました。
琴ノ若は、大関 貴景勝に敗れて2敗目を喫し「もっと攻められる部分があったし、最後の部分できっちりいければよかった。考えてもしかたないので、切り替えてあすに向けてまた準備したい」と、悔しさをにじませつつも前を向きました。 (NHK WEB NEWS 2022年3月23日 19時56分)
sechin@nethome.ne.jp です。
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