一昨日のブログ左思の「詠史」について
詠史 左思(えいし さし)
鬱鬱澗底松 鬱鬱たり 澗底(かんてい)の松
離離山上苗 離離たり 山上の苗
以彼径寸茎 彼の径寸の茎を以て
蔭此百尺条 此の百尺の条(えだ)を蔭う
世冑躡高位 世冑(せいちゅう)は高位を躡(ふ)み
英俊沈下僚 英俊は下僚に沈む
地勢使之然 地勢 之をして然らしむ
由来非一朝 由来 一朝に非ず
金張藉旧業 金張は旧業に藉(か)りて
七葉珥漢貂 七葉 漢貂を珥(さ)しき
馮公豈不偉 馮公 豈に偉れざらんや
白首不見招 白首 招かれざりき
現代語訳
谷底に松が鬱蒼と繁っている。
山上では苗木がのびのびと枝を伸ばしている。
その苗木の茎は一寸ほどしか無いのに、
百尺もあろうという松の枝を覆っている。
名門の子弟は高い位につき、
優れた人物は卑しい身分に貶(おとし)められている。
生まれた環境がそうさせるのだ。
こんなことは、昨日今日に始まったことではないのだが。
金氏と張氏は先祖の勲功によって
七代にわたって漢の役人として貂の尾を冠に挿した。
一方、馮公は…人物があれだけ優れていたにも関わらず、
白髪頭になっても官職に縁が無かった。
ウェブニュースより
明るさ満月並み、「火球」の目撃相次ぐ 東海や近畿地方 ―― 29日未明、東海や近畿地方の各地で、流星の中でもひときわ明るい「火球」が目撃され、SNSなどインターネット上に投稿が相次いだ。
名古屋港に設置されたカメラには、午前1時35分ごろ、南の空に現れた光の球が数秒かけて落下し、最後に強い光を放つ様子が映っていた。
名古屋市科学館によると、火球は場所によっては満月並みの明るさで観測されたとみられる。紀伊半島方面の上空で燃え尽きて消えた可能性があるという。 (朝日新聞DIGITAL 11/29(日) 19:35配信)
sechin@nethome.ne.jp です。
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