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尾花(おばな)を詠める歌10
16-3800:はだすすき穂にはな出でそ思ひたる心は知らゆ我れも寄りなむ

16-3819:夕立の雨うち降れば春日野の尾花が末の白露思ほゆ

※小鯛王(おだいのおおきみ、生没年不詳)
 奈良時代中期の歌人です。置始工・置始多久美(おきそめのたくみ)とも呼ばれます。『藤氏家伝』武智麻呂伝に神亀年間の風流侍従の1人として名前が見える置始工(おきそめのたくみ)と同一人物と見られます。
16-3887:天にあるやささらの小野に茅草刈り草刈りばかに鶉を立つも


ウェブニュースより
 【全日本大学駅伝】駒大連覇14度目V 主力欠く中、大八木監督采配ズバリ ―― <全日本大学駅伝>◇117日◇愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮(8区間106.8キロ)◇出場25チーム◇曇り、気温14.4度、湿度81%、北北西の風2.0メートル(スタート前午前8時=名古屋)◇日刊スポーツ新聞社後援
 駒大が5時間1258秒で2連覇を達成した。一時は11位まで順位を落としたが、エース田沢廉(3年)が7区で4位から一気に首位に立ち、逆転に成功。アンカー花尾恭輔(2年)が逃げ切った。一部主力メンバーをケガで欠いたが、大八木弘明監督(63)の采配がズバリ的中し、歴代最多を更新する14度目の優勝。3年ぶりVを目指した青学大はわずか8秒差で2位。3位は順大で、出雲駅伝Vの東京国際大は5位だった。8位までが来年のシード権を獲得した。

 駒大のアンカー花尾は残り2キロでスパート。高々と両手でVサインしながらゴールテープを切った。青学大・飯田に並ばれたが我慢強く並走し、突き放した。2位の青学大とは8秒差。史上最小差の激戦を制した大八木監督は「冷や冷やしたよー」と言いながらも、花尾と笑顔で抱き合った。
 大八木監督の采配がさえ渡った。前年、最終8区の田沢がアンカー勝負を制して優勝したが、今年はあえて田沢を7区に起用した。「田沢をアンカーに持っていけば、その前にかなり離されると思った。その手前で食い止めないといけない。8区に安定した花尾を置き、田沢で何とかトップにいけば逃げ切れる」。
 その裏には苦しい台所事情があった。鈴木芽吹(2年)ら主力メンバーに故障者が続出した。出場した8人中4人が大学駅伝初出場。4人を前半に集中させ、後半勝負の作戦を立てた。初出場の選手にプレッシャーをかけないよう目標は「3番以内」に修正した。
 1区の佐藤条二(1年)は区間新記録をマーク。一時は11位まで順位を下げたが、7区の田沢にタスキを渡した時点で1分36秒差の4位。大八木監督は「(4くの)赤星らがよく諦めずに頑張ってつないだ」と手放しで褒めた。後輩らの頑張りが、首位の座を奪うエース田沢の区間賞の快走につながった。
 大八木監督は箱根駅伝に向けて「当然、連覇、勝ちにいく計画を立てながらやっていく」と宣言。田沢は「今回、主力がいない中で優勝した自信は本当に大きい」と手応えを口にした。流れも勝ち方もいい。好ムードの中、箱根駅伝2連覇を目指す。    [日刊スポーツ 20211171957]


 

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目高 拙痴无
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1932/02/04
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