瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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(こけ)を詠める歌4
133227:葦原の瑞穂の国に手向けすと.......(長歌)
原文:葦原笶 水穂之國丹 手向為跡 天降座兼 五百万 千万神之 神代従 云續来在 甘南備乃 三諸山者 春去者 春霞立 秋徃者 紅丹穂經 甘甞備乃 三諸乃神之 帶為 明日香之河之 水尾速 生多米難 石枕 蘿生左右二 新夜乃 好去通牟 事計 夢尓令見社 劔刀 齋祭 神二師座者
           万葉集 巻13⁻3227
          作者:不明
よみ:葦原(あしはら)の、瑞穂(みずほ)の国に、手向(たむ)けすと、天降(あも)りましけむ、五百万(いほよろづ)、千万神(ちよろづかみ)の、神代(かむよ)より、言ひ継()ぎ来(きた)る、神なびの、みもろの山は、春されば、春霞(はるかすみ)立つ、秋行けば、紅(くれなゐ)にほふ、神なびの、みもろの神の、帯()ばせる、明日香(あすか)の川の 水脈(みを)早み、生()しためかたき、石枕(いしまくら)、苔(こけ)()すまでに、新夜(あらたよ)の、幸(さき)く通(かよ)はむ 事計(ことはか)り、夢(いめ)に見せこそ、剣太刀(つるぎたち)、斎(いは)ひ祭(まつ)れる、神にしませば

意訳:瑞穂の国に捧げものをしようと、天から降りてらした多くの神々の神代から言い伝えられてきた、神なびのみもろの山は、春になると春霞が立ち、秋になると紅葉が美しくなります。
 みもろの山のそばを流れている明日香川の水の流れが速くてなかなか苔(こけ)が生えない、その川の石枕に苔(こけ)が生える時まで長くすこやかに通えるようにお計らいください。夢でお見せください。大切にお祭りしてきた神々ですから。
133228:神なびの三諸の山に斎ふ杉思ひ過ぎめや苔生すまでに

◎この歌に詠まれている「神なびの三諸(みもろ)の山」は、この直前の長歌の内容から、明日香の山を言うようですが、どの山かははっきりとはわかっていません。雷山との説があります。


ウェブニュースより
 相撲界にも新庄ビッグボスの影響!?…御嶽海が珍言「横綱にはなりたくないんですけど…。大関には早くなりたい」 ―― 大相撲九州場所(14日初日・福岡国際センター)に向け12日、3場所連続で関脇を務める御嶽海(28)=出羽海=が電話取材に応じた。

 横綱白鵬が秋場所後に引退し、御嶽海より番付上位は1横綱、2大関の3人だけ。周囲の期待に対し、上を目指す意気込みを御嶽海らしく個性的に表現した。
 「横綱にはなりたくないんですけど…。目標となる一番近い大関には早くなりたいし…。もう上に3人しかいないからね。早く大関の枠に入りたいなと思いますね」
 報道陣から「(日ハム・新庄監督の)ビッグボス方式か?」と振られると「今は目の前のことですね」と脇目を振らず集中力を高めていく。
 三役在位27場所、関脇在位17場所はともに昭和以降で6位タイ。ただ三役での2桁は4場所しかない。
 「もう何年も待たせてますけど、それなりにボクも狙ってる。狙ってないわけじゃない。しっかり目指しているので。勝ち越しというよりかは10勝以上で終わりたい」とノルマを掲げるなど、大関とりの足がかりをつかみたいところだ。    (中日スポ 20211112 1603分)

 伊勢ケ浜審判部長「大関が頑張らないと」九州場所で正代と貴景勝に奮起期待 ―― 日本相撲協会審判部は12日、福岡国際センターで取組編成会議を開き、同所で開催される大相撲九州場所(14日初日)の初日と2日目の取組を決めた。
 同会議後に伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)が、報道陣の電話取材に対応。一人横綱として臨む照ノ富士について「一人横綱の責任をしっかり果たしてもらいたい。一人横綱は先場所もやっているので、あまり意識しないでやれるんじゃないですかね」と話した。

 9月の秋場所後に横綱白鵬(現間垣親方)が引退してから最初の本場所。一人横綱への期待はありつつも「大関がもうちょっと頑張らないと。次の横綱を目指して頑張ってもらいたい」と正代と貴景勝の2大関の奮起に期待した。
 また「やっぱり下から追い上げていかないといけない。関脇、小結は大関を目指して、前頭は三役目指して頑張らないといけない。若い力士もだいぶ出てきている」と番付の新陳代謝にも期待した。
 2年ぶりの福岡開催となる九州場所。「力士たちが頑張っている姿を九州の人たちにも見せて欲しいし、お客さんも期待して見に来ると思う。力士たちは頑張ると思います」と話した。    [日刊スポーツ 202111121542]

 藤井聡太3冠、74手目封じ2日目へ 豊島将之竜王やや優位との見方も ―― 将棋の藤井聡太3冠(王位・叡王・棋聖=19)が史上最年少4冠獲得を目指して豊島将之竜王(31)に挑戦する、第34期竜王戦7番勝負第4局が12日、山口県宇部市・ANAクラウンプラザホテル宇部で始まり、午後6時、後手の藤井が74手目を封じて1日目を終えた。持ち時間各8時間のうち消費時間は藤井が3時間29分、豊島が3時間48分。形勢はほぼ互角。豊島がやや優位との見方もある。

 開幕から3連勝の藤井が勢いに乗ってストレートで竜王奪取するか、かど番の豊島が巻き返すか。注目の大一番の戦型は角換わり。序盤は、お互いが研究手を繰り出し、異例のハイペースで午前中に63手まで進んだ。午後は長考合戦となった。2日目は13日午前9時に再開するが、イッキに終盤となり、激しい攻め合いになることも考えられる。 藤井が竜王を奪取すれば、自身最多の4タイトルを同時に保持。羽生善治九段(51)の229カ月の史上最年少4冠の記録を大幅に更新する193カ月で4冠となり、史上初の「104冠」が誕生する。    [日刊スポーツ 20211112194]


 

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