ウェブニュースより
稀勢の里 9場所ぶり勝ち越し 大相撲秋場所10日目 ―― 大相撲秋場所は東京 両国の国技館で10日目の取組が行われ、横綱 稀勢の里は平幕の遠藤に勝って、9場所ぶりの勝ち越しを決めました。
中入り後の勝敗です。
石浦に竜電は、石浦が寄り倒しで勝ちました。竜電は2敗目です。
千代丸に隠岐の海は、隠岐の海が寄り切り。
錦木に嘉風は、嘉風が寄り切り。
隆の勝に佐田の海は、隆の勝が押し出し。
旭大星に琴勇輝は、琴勇輝が突き出し。
大栄翔に千代翔馬は、千代翔馬が引き落とし。
栃煌山に貴ノ岩は、貴ノ岩が外掛けで勝ちました。貴ノ岩は勝ち越しです。
碧山に輝は、輝が寄り切り。
阿武咲に大翔丸は、阿武咲がはたき込み。
琴奨菊に妙義龍は、妙義龍が寄り切り。
朝乃山に北勝富士は、朝乃山が下手出し投げ。
松鳳山に千代の国は、千代の国が突き出し。
阿炎に宝富士は、宝富士が押し出し。
千代大龍に正代は、正代が押し出し。千代大龍は負け越しです。
勢に玉鷲は、玉鷲が突き落とし。
貴景勝に豊山は、貴景勝が突き出し。
大関 栃ノ心に魁聖は、栃ノ心が寄り切りで勝ちました。
大関どうしの、高安に豪栄道は、高安がかいなひねりで勝ち、1敗を守りました。豪栄道は2敗です。
遠藤に横綱 稀勢の里は、稀勢の里が寄り切りで勝ちました。稀勢の里は優勝した去年春場所以来9場所ぶりの勝ち越しです。
横綱 白鵬に逸ノ城は、白鵬が寄り切りで勝ちました。白鵬は初日から10連勝です。
御嶽海に横綱 鶴竜は鶴竜が寄り切りで勝ちました。鶴竜は10連勝。大関昇進を目指す御嶽海は4敗目です。
大相撲秋場所は10日目を終えて全勝が白鵬と鶴竜、1敗で高安が追っています。
各力士の談話
勝ち越しを決めた貴ノ岩は「勝ち越しはうれしいです。少しでも上にいけるように、早く上がれるように頑張りたい」と話していました。
北勝富士に勝って7勝目をあげた朝乃山は「踏み込んで前に出られていると思う」としたうえで、勝ち越しまであと1勝に迫ったことについて「意識したら固くなるので自分の相撲をしっかり取りたい」と話していました。
一方、7連勝のあと3連敗となった北勝富士は、「あと一番が遠いですね。何のために7連勝したのか。体は動いているのになんで勝てないのかもったいないですね」と元気なく話していました。
角番の大関 栃ノ心は、6勝目をあげましたが15日間長いかと聞かれると、「こんな状態になると長いよね」と表情は晴れませんでした。
豪栄道との大関どうしの対戦を制して1敗を守った高安は、「もう1回気を引き締めていく」と話し、厳しい表情を崩しませんでした。
横綱 稀勢の里は、8勝目をあげましたが勝ち越しを決めたことについて聞かれても無言のままで、3回、合わなかった立ち合いについては「集中してしっかり相撲を取ろうと思っていました」と話していました。
10連勝の横綱 白鵬は、稀勢の里の勝ち越しについて「安心しましたよ」と笑顔を見せていました。
大関昇進を目指す関脇 御嶽海に勝って全勝を守った横綱鶴竜は、「まわしをいい形に取ったので出るしかないと思った。場所はまだまだありますから集中していきたい」と淡々と話していました。
一方、敗れて4敗となった御嶽海は「横綱は強かったです。まだ5日間あるので、気持ちを切り替えていく」と悔しさを押し隠すように話していました。
八角理事長「稀勢の里よくやっている」
8場所連続休場からの復活を目指す場所で、10日目に8勝2敗で勝ち越しを決めた横綱 稀勢の里について、日本相撲協会の八角理事長は「横綱とはいえ、休場明けなので勝ち越しは、ほっとするだろう。終盤を迎える気持ちは全然違う。全勝の横綱はいるが、優勝争いは横綱の務めなのでここまで、よくやっている」と評価しました。
そして、19日からの終盤戦に向けて「大関、横綱との対戦でしっかり相撲を取ることだ」と話しました。 (NHK NEWS WEB 2018年9月18日 21時59分大相撲)
sechin@nethome.ne.jp です。
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