消印1月16日付けで、塾友の岩川眞由美女史から年賀の葉書を頂きました。
岩川眞由美女史のアフガニスタンの活躍について調べてみました。
https://www.facebook.com/watch/?v=3021269648137159
アフガニスタンで医療支援・小児科医が見た現実
東京・葛飾区で小児科医として働く岩川眞由美は国境なき医師団の一員として9月から3か月間活動した。
活動したのはアフガニスタン西部ヘラートにある入院栄養治療センター、タリバンが統治を始めた後、医師が国外に流出し各国からの資金援助も止まり、各地で病院が閉鎖された。
子供たちが次々に運ばれてくる中、小児科医は岩川眞由美医師のみ、優先順位を付けざる得ない状況もあったという。
岩川医師は長年、大学病院で小児外科医として働いた後、10年前から年の半分を紛争地での活動にあてている。
コロナ禍でも紛争が止まない世界で医療支援の必要性は高まっている。
国境なき医師団からの要請があれば再び旅立つ。
アフガニスタンに入った当初、約2割だった子供の死亡率は医療支援の結果1割に減った。
現地ではベテラン医師が国外に逃れるなどし若い医師が育っていないため、育成が急務だという。 2022/01/12 NHK総合 【おはよう日本】
アフガニスタン 医師が見た子どもたちの危機 ―― タリバンが権力を掌握した後のアフガニスタンに派遣され、子どもたちの治療にあたった医師が現地の厳しい状況を語りました。
都内で小児科医として働く岩川眞由美さん(68)は、国際NGO「国境なき医師団」の一員として、9月から3か月間、アフガニスタン西部の都市・ヘラートの病院で活動しました。
栄養失調で運ばれてくる子どもたちは「枯れ葉みたいに細く」なかには意識のない子どもたちもいました。
小児科医は岩川さん一人しかおらず、どの子どもから助けるか優先順位をつけざるえない場面もあったといいます。
アフガニスタンではタリバンが統治を始めたあと、医師が国外に流出、各国からの資金援助も止まり、各地で病院が閉鎖されました。
400万人近い子どもが栄養失調となり、多くの子どもが命の危機に直面しています。
子どもたちの映像と岩川さんの証言からは現地の過酷な状況が伝わってきます。 (NHK WEB NEWS 2022年1月19日 16時56分)
高校1年生(34期生) 「国境なき医師団」講演会
1月22日(土)、高1は探究とHRの時間をあわせて、「国境なき医師団」から小児外科医の岩川眞由美医師をお招きしての講演会を実施しました。
岩川医師は中東やアフリカ各国の紛争地で小児医療に携わって来られた方で、本当は二学期早々に講演していただく予定でしたが、コロナの第五波で延期、それもまた岩川医師のアフガニスタン派遣で延期となり、ようやく今回講演していただくことが出来ました。
前半は岩川医師による「国境なき医師団」の活動の説明や、活動を通して感じたことや考えたこと、自分自身のことなどを話していただき、後半は質疑応答の時間でした。
岩川医師には、医療看護に限らず、国際関係や女性が働くというジェンダー問題に関心のある生徒から質問が出るかもしれませんとお伝えしていましたが、たくさんの生徒からの質問にざっくばらんに回答していただき、生徒にとってはいい刺激になったように思います。学級閉鎖になっていたクラスにもZOOMで講演を配信し、質問もチャットで受け付け、回答してもらいました。
終了後も個別に岩川医師に質問をする生徒が何人もいました。あるクラスの学級日誌には「今年で一番充実していた時間でした。自分の世界が一つ広がった気がしました」とか「実際に働いている方から話を聞けて、とても貴重な経験でした」とか「とても勉強になりました」という感想が記されていました。
本当にその通りだと思えるよい講演会でした。 (大妻多摩中学高等学校)
sechin@nethome.ne.jp です。
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