瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 大相撲11月場所13日目 貴景勝 志摩ノ海との対決制し単独トップ ―― 大相撲11月場所は13日目、大関の貴景勝が平幕の志摩ノ海との1敗どうしの直接対決を制し、単独トップに立ちました。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の千代丸に新入幕の天空海は、千代丸が突き出しで勝ち越しました。
▽豊山に千代の国は、千代の国が押し出し。
 
▽千代翔馬に炎鵬は、千代翔馬が押し倒し。
 
▽佐田の海に魁聖は、佐田の海が寄り切り。
▽琴ノ若に明生は、明生が押し出しで勝ち越しました。
▽逸ノ城に琴恵光は、逸ノ城が上手出し投げ。
▽碧山に豊昇龍は、碧山がはたき込み。
▽千代大龍に遠藤は、千代大龍がはたき込みで勝ち越しました。
 
▽北勝富士に徳勝龍は、北勝富士が寄り切り。
 
▽栃ノ心に隠岐の海は、栃ノ心が寄り切り。隠岐の海は負け越しです。
 
▽輝に玉鷲は、玉鷲が押し出し。輝は負け越しました。
▽宝富士に大栄翔は、宝富士が寄り切り。
▽阿武咲に琴勝峰は、阿武咲が押し倒し。
▽妙義龍に若隆景は、若隆景が突き落とし。
 
▽霧馬山に照強は、霧馬山が寄り切り。
▽翔猿に高安は、翔猿が蹴返し。
 
▽小結 照ノ富士に竜電は、照ノ富士が押し出しで2敗を守りました。
 
▽御嶽海に隆の勝の関脇どうしの一番は、隆の勝が押し倒し。
 
▽大関 貴景勝に平幕、志摩ノ海の1敗どうしの直接対決は、貴景勝が押し出しで勝ちました。
 
11月場所は、13日目を終えて、▼1敗で貴景勝が単独トップに立ち、▼2敗で照ノ富士と志摩ノ海が追っています。

13日目各力士の談話
 千代翔馬は勝ち越しまであと1勝、「勝ってよかった。あすももちろん頑張る。何があるかわからないが、あと二番頑張ります」と話していました。
 ことし春場所以来の勝ち越しを決めた千代大龍は、「勝ち越しが久しぶりすぎて何がなんだかよくわからない。あと2日暴れますよ。相手を吹き飛ばすような立ち合いをするよ」と上機嫌でした。
 ふた桁白星まであと1勝とした北勝富士は、「しっかりと圧力をかけて、自分から攻めることを頭に入れていた。あと二番集中していきたい」と話していました。
 力強い相撲で7勝めの栃ノ心は、「左上手を取れて前に攻めることが出来てよかった。あす、あさって、気合いを入れて頑張る。体の状態も大丈夫。悪くない」と話していました。
 阿武咲は勝って6勝目を挙げ「集中力だけ切らさず思い切っていこうと思った。押し込まれてもしっかり立て直して残すことができた。
 負けられない状況を逆に楽しんでいる。楽しむぐらいの気持ちであすもしっかりいきたい」と話していました。
 翔猿は大関経験者の高安に「蹴返し(けかえし)」を決めて5勝目を挙げ「ふと、体が動いた。少し元気を出して相撲を取ろうと思っていた。大関経験者に勝ってうれしい。残りが大事なので」と前向きでした。
 照ノ富士は2敗を守って優勝争いに踏みとどまり、「流れは悪くなかった。まわしを取って落ち着いて相撲を取ろうと思っているだけ。できることをやってきている。万全ではないがここまで勝っているのはいいことだと思う。一番、一番、集中して取るだけなので」と淡々と語りました。
 新関脇・隆の勝は勝ち越しまであと1勝とし「中に入れたのでよかった。とにかく自分の相撲をとる意識でできた。勝ち越しは目標でもあったので自分の相撲で勝てればいいと思う」と話していました。
 貴景勝は志摩ノ海との1敗どうしの一番を制して単独トップとなり「自分が今できることはあすの相撲を一生懸命やること。本当にそれしかない。期待してくださることはすごくうれしい。期待に応えるのも裏切るのも自分しだい。頑張りたい」と話していました。    (NHK WEB NEWS 20201120 2028)

 将棋の藤井二冠、最年少200勝 勝率は唯一8割超 ――将棋の藤井聡太二冠(18)は20日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第70期王将戦挑戦者決定リーグ最終戦で木村一基九段(47)を破り、最年少の18歳4カ月、勝率8割3分3厘で公式戦通算200勝目(40敗)を挙げた。
 
 活躍を続ける高校生プロが歴代のトップ棋士を抜き、唯一の8割超えとなった。
 新たな記録を作った藤井二冠は「これからも実力を高めて、それを積み上げられるように頑張りたい」と話した。
 日本将棋連盟によると、中学生の時にプロ入りした棋士、永世称号獲得者の中で、これまでの最年少、最高勝率は羽生善治九段(50)の191カ月、7割9分1厘(200531持将棋)。プロ入りから最速は羽生九段の3年11カ月で、藤井二冠は2番目の速さの4年1カ月で到達した。
 藤井二冠は愛知県瀬戸市出身。1610月、最年少の14歳2カ月でプロ入り。17年6月にはデビューから無敗で最多の29連勝を樹立した。今年7月、棋聖戦5番勝負に勝ち、最も若い1711カ月で奪取。8月には王位を獲得し、最年少の181カ月で二冠に輝いた。
 対局の結果、王将戦リーグで藤井二冠は通算3勝3敗に終わり、挑戦権獲得はならなかった。また、来期の同リーグ陥落も決まった。〔共同〕    (日本經濟新聞 20201120 19:33)


 

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 大相撲11月場所 貴景勝と志摩ノ海ともに1敗守る 20日直接対決 ―― 大相撲11月場所は12日目、大関 貴景勝と平幕の志摩ノ海はともに勝って1敗を守りました。優勝争いのトップに並ぶ2人が20日の13日目に直接対決です。
 
 中入り後の勝敗です。
▽琴ノ若に十両の千代ノ皇は、琴ノ若が上手出し投げ。千代ノ皇は負け越しました。
 
▽炎鵬に逸ノ城は、逸ノ城が突き倒し。
 
▽志摩ノ海に竜電は、志摩ノ海が下手出し投げで1敗を守りました。
 
▽明生に千代翔馬は、明生が押し出し。
 
▽千代大龍に徳勝龍は、徳勝龍が押し出し。
 
▽琴恵光に魁聖は、魁聖が押し出し。
▽豊山に碧山は、豊山が押し出し。碧山は負け越しました。
 
▽照強に豊昇龍は、豊昇龍が浴びせ倒し。
 
▽遠藤に新入幕の天空海は、天空海が寄り倒し。
 
▽千代の国に妙義龍は、千代の国がはたき込みで勝ち越しました。
 
▽栃ノ心に北勝富士は、北勝富士が寄り切りで勝ち越しです。
 
▽隠岐の海に琴勝峰は、琴勝峰がはたき込み。
 
▽輝に阿武咲は、輝が押し出し。
▽佐田の海に霧馬山は、霧馬山が寄り切り。
▽若隆景に翔猿は、若隆景が寄り倒し。翔猿は負け越しました。
 
▽小結 高安に大栄翔は、高安がはたき込み。
 
▽小結 照ノ富士に関脇 御嶽海は、照ノ富士が寄り切りで2敗を守りました。
 
▽新関脇 隆の勝に玉鷲は、隆の勝が寄り切り。
 
▽宝富士に大関 貴景勝は、貴景勝が突き出しで1敗を守りました。
 
 11月場所は12日目を終えて1敗で貴景勝と志摩ノ海がトップに並び、2敗で照ノ富士が、3敗で竜電が追っています。20日の13日目は、貴景勝と志摩ノ海が直接対決です。
11月場所12日目 談話まとめ
 23歳の誕生日に白星を挙げて7勝目の琴ノ若は「誕生日はあまり考えずにいった。勝ち越しまであと1勝などよけいなことを考えず1日、一番に臨むだけ。しっかり番付を上げて上位で取組できるようにしたい」とうれしそうでした。
 炎鵬は10敗目を喫し「思い切りいけたと思う。迷いは無い。迷いというよりも自分が弱いだけだ」と何度も目を閉じて苦しそうに話していました。
 志摩ノ海ははトップに並ぶ1敗を守って「何も考えてないので、自分の相撲を取りきるのと、師匠に言われているとおりに取れば大丈夫なのかなと思っている。チャンスだが何も考えてない」と話していました。
 新入幕の天空海は、7勝目を挙げ「勝ち越しを意識せず、内容のいい相撲を取れるように」と笑顔が絶えませんでした。
 千代の国は勝ち越しを決め「うれしい。後悔のないように全力を出しきろうと思った。今場所はあまり褒められた内容がないので、その中でも勝ちにつながるのはいいことだ。残り3日、1日一番、しっかり集中して前に出る相撲を取りたい」と話していました。
 北勝富士も勝ち越しを決め「こんな早く勝ち越せてうれしい。1日、一番、楽しんで。あすからも土俵に上がれることに感謝して頑張ります」と話していました。
 照ノ富士は関脇・御嶽海を圧倒して目標にしていた10勝目を挙げ「やっぱりここから一番、一番が大事なので積み重ねていきたい。あすの一番に集中して11勝にしたいという気持ちだけだ」と話していました。
 盤石の相撲で1敗を守った貴景勝は「あすも集中して頑張る。その日その日に一生懸命やることしか自分にはできない」と話し、20日の志摩ノ海との直接対決については「強ければ勝つし、弱ければ負けると思う。一生懸命やっていきたい」と意気込んでいました。
1敗と好調 幕尻の志摩ノ海
 
 「悔しい気持ちでずっと見ていた」
 ことしの初場所、徳勝龍が「幕尻」で涙の初優勝を果たし、パレードには大勢の人たちが詰めかけた。そのパレードで旗手を務めた志摩ノ海が当時を振り返った。
 31歳の志摩ノ海は、相撲の強豪、高知の明徳義塾から近畿大学に進んだ。徳勝龍は、高校と大学の先輩で3学年上、今は同じ木瀬部屋で切さたく磨している。
 志摩ノ海は、平成24年夏場所の初土俵以降、順調に番付を上げながらも左ひざの大けがで、一時、序ノ口まで番付を落とした。そこから諦めずに相撲を続け、去年の夏場所で、ようやく新入幕を果たした苦労人。今場所、返り入幕の志摩ノ海は「幕尻」、初場所の徳勝龍と同じ幕内でもっとも下の番付だ。
 11月場所は、その志摩ノ海と大関・貴景勝が1敗でトップに並んで終盤戦を盛り上げている。
 12日目は2敗の竜電との一番。
 身長1メートル90センチの相手に頭を下げて食らいつく。最後は相手が出てきたところを下手出し投げで土俵に転がし1敗を守った。押し相撲の志摩ノ海にとっては、自分らしい相撲ではなかった。それでも今場所、「根負けしない相撲を取る」という強い決意が白星を手繰り寄せた。
 後輩の快進撃に「幕尻」優勝の先輩、徳勝龍も「頭を上げずにしっかりおっつけて相撲が取れている。自分はまぐれだった。志摩ノ海は実力と努力でやっている」とたたえた。
 いよいよ、20日は貴景勝との直接対決。優勝争いの行方を左右する一番に向けて「優勝については何も考えていない。いい相撲を取ることだけだ」とこれまでどおり“根負けしない相撲”を貫く決意を示した。
 ことしは徳勝龍に加えて7月場所では照ノ富士も「幕尻」でケガから復活優勝を果たし、幕尻との縁が感じられる1年。
 20日に大関との一番を制しさらに白星を積み重ねることができれば、10か月前、先輩の雄姿に抱いた悔しさを喜びに変えられるかもしれない。   (NHK WEB NEWS 20201119 1905)


 

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 大相撲11月場所11日目 貴景勝と志摩ノ海1敗守りトップに ―― 大相撲11月場所は11日目。大関 貴景勝は琴勝峰に勝って1敗を守り、志摩ノ海とともに優勝争いのトップに立っています。
 中入り後の勝敗です。
▽千代大龍に十両の石浦は千代大龍が突き出し。
 
▽豊昇龍に志摩ノ海は志摩ノ海が押し倒しで1敗を守り10勝目です。
 
▽天空海に魁聖は天空海が寄り切り。
▽豊山に逸ノ城は逸ノ城が押し出し。豊山は負け越しました。
 
▽佐田の海に炎鵬は佐田の海が寄り切り。
 
▽千代の国に明生は明生がはたき込み。
▽徳勝龍に千代翔馬は徳勝龍がとったり。
▽琴ノ若に照強は照強が押し出し。
▽碧山に琴恵光は碧山がはたき込み。
▽宝富士に竜電は竜電が送り倒しで9勝目です。
 
▽北勝富士に遠藤は北勝富士が突き落とし。
 
▽玉鷲に大栄翔は大栄翔が突き出しで勝ち越しました。
 
▽阿武咲に隠岐の海は阿武咲が寄り切り。
 
▽輝に若隆景は若隆景が押し出し。
▽霧馬山に栃ノ心は栃ノ心が寄り切り。
 
▽照ノ富士に妙義龍は照ノ富士がきめ出しで9勝目。
妙義龍は負け越しました。
 
▽翔猿に隆の勝は翔猿がはたき込み。
 
▽御嶽海に高安は高安が押し出しで勝ちました。
 
▽大関 貴景勝に琴勝峰は貴景勝が突き落としで1敗を守りました。
 
11月場所は貴景勝、志摩ノ海が1敗でトップに並び、これを2敗で照ノ富士、竜電の2人が追う展開です。
力士の談話
 「幕尻」の前頭17枚目、志摩ノ海は1敗を守り「辛抱して自分の相撲を取り切れたと思う。きのう師匠に『まわしを取らせるな、おっつけてじわじわ前に出ろ』と言われて、そのとおりにできた。やるしかないということばを胸に、毎日相撲を取っているイメージ」と話しました。優勝争いについて聞かれると「何も考えていない。自分の相撲を取りきることだけを意識している」と平常心を強調しました。
 5連勝で勝ち越しを決めた大栄翔は「しっかり当たって自分の相撲が取れた。今場所は勝ち越し以上を目指している。最後までしっかり集中を切らさず、11番取っていきたい」と手応えを感じてる様子でした。
 2敗を守った照ノ富士は「落ち着いていけた。できるだけ地味に相撲を取りたいけれど」と力強い内容だったみずからの取り口を振り返っていました。
 関脇・隆の勝に勝って4勝目をあげた翔猿は「体が動いていた。うれしい。自信になる」と喜んだ上で上位陣との対戦について「疲れは出ている。疲れが半端じゃない。プレッシャーを感じているのかもしれない」と話していました。
 1敗を守った大関・貴景勝は「集中して気合いを入れてやろうということだけ考えていた。いままで一生懸命やってきたのであすもやるだけ。勝つか負けるかなので」と話しました。
 対戦した21歳の琴勝峰について「稽古を見ていても強い。一生懸命やっていれば強くなると思う」と話していました。    (NHK WEB NEWS 20201118 2129)

 東京で過去最多493人の感染を確認 都は19日に警戒レベル引き上げへ ―― 東京都は18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに493人報告されたと発表した。8月1日の472人を上回って過去最多。
 都内の累計の患者数は35722人で、このうち現在入院している重症患者は39人となった。
 
 年代別では、20代が123人、30代が92人、40代が89人、50代が66人などとなっている。65歳以上の高齢者は77人だった。
 都は4段階で示している警戒度を引き上げ最高レベルにする方針を検討、19日のモニタリング会議を経て判断する。   (東京新聞 
0201118 1512分)


 

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 大相撲11月場所10日目 貴景勝と志摩ノ海1敗守りトップに ―― 大相撲11月場所は10日目、大関 貴景勝と平幕の志摩ノ海がともに勝って1敗を守りトップに並んでいます。
中入り後の勝敗です。
▽十両の翠富士に千代翔馬は千代翔馬がはたき込みで勝ちました。
▽志摩ノ海に千代の国は志摩ノ海が寄り切りで勝って1敗を守りました。
 
▽琴ノ若に新入幕の天空海は琴ノ若が寄り倒し。
▽豊昇龍に佐田の海は豊昇龍が上手投げ。
佐田の海は先場所に続いての負け越しとなりました。
▽炎鵬に千代大龍は炎鵬が突き落とし。
 
▽明生に徳勝龍は明生が押し倒し。
▽魁聖に碧山は魁聖が寄り切り。
▽照強に豊山は豊山がはたき込み。照強は先場所に続いての負け越しが決まりました。
▽逸ノ城に栃ノ心は逸ノ城が寄り切り。
 
▽遠藤に琴恵光は琴恵光が小手投げ。
 
▽玉鷲に竜電は竜電が押し出しで勝って、4場所ぶりの勝ち越しを決めました。
 
▽宝富士に北勝富士は北勝富士が取り直しの一番を制して押し出し。宝富士は2敗目を喫しました。
 
▽大栄翔に隠岐の海は大栄翔が押し出し。
▽輝に霧馬山は輝が寄り切り。
 
▽若隆景に阿武咲は阿武咲が浴びせ倒し。若隆景は負け越しです。
▽翔猿に小結 照ノ富士は照ノ富士がつり出し。照ノ富士は連敗を2で止め勝ち越しを決めました。
 
▽琴勝峰に関脇 御嶽海は琴勝峰が送り出し。
 
▽新関脇 隆の勝に小結 高安は隆の勝が押し出し。
 
▽妙義龍に大関 貴景勝は貴景勝がはたき込みで勝って1敗を守りました。
 
 11月場所は10日目を終えて、1敗が貴景勝と志摩ノ海、2敗で照ノ富士と宝富士、竜電の3人が続いています。
力士の談話
 「幕尻」の前頭17枚目、志摩ノ海は同じ三重県出身の千代の国を破り「意識はせず、しっかり自分の相撲を取りきろうと思った。何度か対戦はあるが負けていたので、今場所は勝ててよかった」と振り返ったうえで、平幕でただひとり1敗を守ったことについて、「悔いの残らない相撲を取ろうと考えている。親方も無心でいけと。それを実行できているのではないか」と冷静に話していました。
 立ち合いで当たらずに千代大龍を翻弄し白星の炎鵬は、「相手は立ち合い強いので、当たらないようにするにはどうすればいいか考えた結果だ。まだ2番目勝っただけなので、1日、一番、自分の力を出すだけだ」と話していました。
 琴恵光は6勝目、「四つにはなったが、体が起き上がることなく落ちついて最後まで相撲が取れた。後半戦も自分の流れで攻める相撲を見せていきたい」と話していました。
 ことしの初場所以来の勝ち越しを決めた竜電は「勝ち越せてよかった。今場所は攻める意識があるので、粘りも出ていいと思う」と手応えを口にしていました。
 北勝富士は取り直しの相撲を制して6勝目を挙げ「負けたくない気持ちがすごく出て、最後の押しにつながったと思う。体は動いてるので、もっと勝っていけると思う」と充実した表情でした。
 大栄翔は勝ち越しまであと1勝、「きょうはいい相撲だった。内容は徐々によくなってきた。残りもしっかりこれを続けられるように、あしたもやっていきたい」と話していました。
 豪快なつり出しで翔猿を破った小結・照ノ富士は「相手の動きをとめて強引にいこうと思っていた。小さい人には強引な相撲を取らないといけない。動きについていくだけでは負ける」と取組を振り返り、10日目での勝ち越しについては「ここから3場所が大事。またあしたから頑張りたい。元の位置に戻りたいので」と話していました。
 琴勝峰は、「体がよく動いていたと思う。落ち着けているのは、幕内で経験したことが生きているのかなと思う」と話し、大関・貴景勝に挑む11日目に向けて、「いつも通り、しっかりと立ち合いに集中していきたい」と話していました。
 三役以上でただひとり1敗を守った貴景勝は、「集中してあとは気持ちでやろうと思った。勝たないといけない世界。白星があがるのは何よりで、白星をあげるためには集中して、気合いを入れていかないといけない」と表情を引き締めていました。
きょうの“推し相撲” ○貴景勝ー妙義龍●
 「勝たないといけない世界」。
 初黒星を喫した翌日、白星でトップを守った大関・貴景勝は口にした。
 二横綱・二大関が休場し優勝争いを引っ張らなければならない看板力士としての強い責任感がかいま見えたことばだった。
 貴景勝は16日の9日目、翔猿に不覚を取り連勝が「8」でストップ。
 「きのう(9日目)はどれだけ考えても帰ってこない」。
 気持ちを入れ直して臨んだ10日目の土俵。相手の妙義龍とは過去10戦全勝だ。この1年の多くは得意の突き押しで一気に勝負をつけている。得意の相手に盤石の内容で圧倒し終盤戦に向けて再び勢いづきたいところだ。
 しかし、万全の内容とはいかない取組となった。
 正面から突いて土俵際に追い込んだが妙義龍に動かれ、すぐに攻めきれない。時間のかかる相撲は、敗れた前日の翔猿と同じ展開、嫌な流れになりつつあった。
 それでも貴景勝は落ち着いていた。
 研ぎ澄ませた集中力で相手の動きを見極め最後ははたき込みで白星を挙げた。
 11月場所は18日から終盤戦。1敗で貴景勝と「幕尻」の志摩ノ海が並ぶ。横綱の休場で今場所最上位となる東の大関・貴景勝と最下位の2人がトップという展開だ。
 初場所はこの「幕尻」の徳勝龍が涙の初優勝。7月場所も「幕尻」の照ノ富士がケガからの復活優勝を果たした。
 1年のうち3場所も「幕尻」に優勝をされては横綱・大関陣の存在意義にもかかわってくる。貴景勝が口癖のように繰り返す“集中”を高め、ただ目の前の取組だけに向き合うことができれば結果はついてくるだろう。
 徹底した番付社会の大相撲で今場所最上位の責任を果たし、最高の結果を残せるのか。終盤戦の貴景勝の戦いぶりから目が離せない。    (NHK WEB NEWS 20201117 2334)


 

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 大相撲11月場所9日目 貴景勝が翔猿に敗れ初黒星 ―― 大相撲11月場所は9日目、大関 貴景勝は、平幕の翔猿に敗れて初黒星を喫し、勝ちっ放しがいなくなりました。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の明瀬山に新入幕の天空海は、天空海が寄り切りで勝ちました。
▽豊昇龍に琴ノ若は、琴ノ若がすくい投げ。
 
▽逸ノ城に魁聖は、魁聖が寄り切り。
▽豊山に志摩ノ海は、志摩ノ海が送り出しで勝って、自身最も早い9日目での勝ち越しを決めました。
 
▽佐田の海に千代大龍は、千代大龍が突き出し。
▽徳勝龍に千代の国は、千代の国が突き出しで勝って7勝目を挙げました。
 
▽千代翔馬に照強は、千代翔馬が上手投げ。
▽碧山に炎鵬は、炎鵬が寄り切りで勝って、今場所の初白星を挙げました。
  
▽明生に遠藤は、遠藤が突き倒し。
 
▽栃ノ心に竜電は、竜電がすくい投げ。
 
▽琴恵光に玉鷲は、玉鷲が押し出し。
▽宝富士に隠岐の海は、宝富士が突き落としで1敗を守り、勝ち越しを決めました。
 
▽輝に北勝富士は、北勝富士が押し出し。
▽大栄翔に若隆景は、大栄翔が押し出し。
 
▽霧馬山に阿武咲は、阿武咲が押し出し。
 
▽照ノ富士に高安の、小結どうしの一番は、高安が送り出しで勝ちました。
一方、照ノ富士は連敗で、2敗となりました。
 
▽琴勝峰に新関脇 隆の勝は、琴勝峰が突き落とし。
 
▽関脇 御嶽海に妙義龍は、妙義龍が寄り切り。
 
▽大関 貴景勝に翔猿は、翔猿がはたき込みで勝ちました。
貴景勝は、初日からの連勝が8で止まりました。
 
 11月場所は9日目を終えて勝ちっ放しがいなくなり、1敗で大関 貴景勝と平幕の宝富士、志摩ノ海の合わせて3人が並んでいます。
力士の談話
 新入幕の30歳、天空海は、4連勝で54敗と白星先行に「思ったとおりにいけた。年下の子に負けていられないので、年長者として勝ち越しを決めたい」と話していました。
 琴ノ若は、勝って54敗、「我慢できたので、うまく対応できた。
慌てると相手の形になるので考えすぎずに落ち着いて相撲を取ることだけを意識した」と話していました。
 8勝1敗と勝ち越しを決めた志摩ノ海は「相手の流れだったので、体が動いてくれてよかった。簡単に負けないぞという気持ちを持っているのでからだが動いてくれたのではないか。調子に乗らないで平常心でいきたい」と話していました。
 返り入幕の千代の国は、連敗を2で止め7勝2敗。「しっかり攻められた。連敗を止められたのはよかったと思う。いつもと変わらず、攻める相撲を取っていく」と、気持ちを込めていました。
 初白星を挙げた炎鵬は「長かった。こんなときでも毎日応援してくれる人のおかげでここまでやってこられた。この1勝は本当にまわりの人たちに感謝したい」と話していました。
 宝富士は、勝ち越しを決め「早く勝ち越せてうれしい。まだまだ6日間あるので、優勝は考えられない。2歳の息子にいい報告ができると思うのでよかった」と、時折、笑顔を見せていました。
 小結 高安は1敗の照ノ富士を破り白星先行、「しっかりペースを握って展開できた。相撲を重ねるごとに感覚もよくなっているので、力強い取組をあすからもとっていきたい」と、手応えを口にしました。
 翔猿は、大関 貴景勝を破り3勝目、大関戦初白星に「逃げずに攻められたのがよかった。思い切りいっただけなので、勝ててうれしい。みんな力強いしここから頑張っていく」と、巻き返しを誓いました。
 一方、敗れた貴景勝は初黒星、「負けたので何も言うことはない。もう終わったので、またあす集中してやることしかできない。あすの相撲を一生懸命頑張っていきたい」と話していました。    (NHK WEB NEWS 20201116 2200)


 

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 大相撲 大関 貴景勝が8連勝 単独トップ 11月場所8日目 ―― 大相撲11月場所は中日8日目、大関 貴景勝が初日から8連勝で勝ち越しを決めた一方、小結 照ノ富士は初黒星を喫しました。中日を終えて貴景勝が単独トップに立ちました。
中入り後の勝敗
▽十両の千代丸に志摩ノ海は志摩ノ海が寄り切って7勝目を挙げました。
▽逸ノ城に豊昇龍は豊昇龍が寄り切り。
 
▽琴ノ若に豊山は琴ノ若が送り出し。
 
▽魁聖に千代翔馬は千代翔馬が送り出し。
▽炎鵬に天空海は天空海が上手ひねり。炎鵬は負け越しました。
▽千代大龍に竜電は竜電が寄り切り。
 
▽佐田の海に碧山は碧山が突き出し。
▽明生に栃ノ心は栃ノ心がはたき込み。
 
▽遠藤に千代の国は遠藤が寄り切りで勝ちました。千代の国は2敗目です。
▽琴恵光に宝富士は宝富士が寄り切って7勝目を挙げました。
 
▽玉鷲に徳勝龍は徳勝龍がはたき込み。
▽琴勝峰に照強は琴勝峰が押し倒し。
▽隠岐の海に輝は隠岐の海が寄り切り。
▽若隆景に霧馬山は若隆景が押し倒し。
▽大栄翔に小結 照ノ富士は大栄翔が押し出し。照ノ富士は今場所初黒星です。
 
▽小結 高安に阿武咲は高安がはたき込み。
 
▽翔猿に関脇 御嶽海は御嶽海が上手投げ。
 
▽新関脇 隆の勝に妙義龍は妙義龍が押し出しで勝ちました。
 
▽北勝富士に大関 貴景勝は、貴景勝が引き落とし。ただ1人、中日に勝ち越しを決め単独トップに立ちました。
 
力士の談話
 志摩ノ海は1敗を守り、「はたきを食らわないよう我慢した。7勝だが何も考えていない。しっかり1日一番、しっかりやりきる、取りきることが大事だ」と話していました。
 豊昇龍は逸ノ城を破り5勝目、「相手は重かった。途中で崩れそうになったが、体の調子がいいので、出るしかないと思って前に出た。あと1週間、思いきりやりたい」と話していました。
 琴ノ若は星を五分に戻し「最後まで我慢して取りきれた。余計なことを考えずにしっかり攻めていきたい」と気を引き締めていました。
 千代翔馬も勝って4勝4敗、「当たりがよかった。一番、一番しっかり集中して相撲を取りたい。あすからまた一番一番が大事になる」と話していました。
 新入幕の天空海は3連勝で、こちらも五分の星に「落ち着いて取れてきたかなという感じ。周りが見えてきた。わからないところで緊張していたのだと思う」と手応えをつかんだ様子でした。
 1敗を守った宝富士は、「自分の相撲が取れたと思う。けんか四つなので差し負けないようにしっかり当たって、差して出ようと思ったので思いどおりの相撲が取れた。できすぎじゃないですか」と明るい声でした。
 大栄翔は照ノ富士に勝って5勝目を挙げ「まわしを取られたら勝てないのでしっかり離せてよかった。ああいう相撲をもっと取れればよくなるのかな。自信になる一番だった」と話していました。
 関脇 御嶽海は同学年の翔猿を破り「今場所で最も楽しみにしていた一番で楽しかった。よく動く相手だったので、張られるとは思ってなかったがよく冷静に対応できた」と振り返りました。
 大関 貴景勝は「集中して気持ちをしっかり入れてやろうと思った。やっぱり結びで相撲を取れるのはありがたい。しっかり悔いのない相撲を取ろうという気が引き締まる思いだ。9日目の相撲も集中して頑張る」と単独トップにも浮かれた様子はありませんでした。    (NHK WEB NEWS 20201115 2342)

 坂田藤十郎さん死去、88歳 人間国宝の歌舞伎俳優 ――  「曽根崎心中」のお初で「扇雀ブーム」を起こし、近松座で近松門左衛門作品に取り組み続けた人間国宝で上方歌舞伎の第一人者、歌舞伎俳優の坂田藤十郎(さかた・とうじゅうろう、本名林宏太郎〈はやし・こうたろう〉)さんが、12日、老衰のため死去した。88歳だった。
 
 松竹が14日、発表した。親族で密葬を営んだという。
 1931年、二代目中村鴈治郎の長男として京都府で生まれる。41年二代目中村扇雀を名乗り初舞台。49年に演劇評論家武智鉄二の主宰する「武智歌舞伎」に参加し、力をつける。
 53年には、東京・新橋演舞場の公演で近松原作、宇野信夫脚色の「曽根崎心中」を復活させた。父が演じる徳兵衛相手にお初を勤めて絶賛され、「扇雀ブーム」を巻き起こした。
 81年に近松作品の全作品上演を目指して「近松座」を結成した。90年に三代目中村鴈治郎を襲名、2005年には四代目坂田藤十郎を襲名した。
 15年の83歳の時、福岡市の博多座「曽根崎心中」でお初役が通算上演1400回となった。
 妻は元俳優で元参院議長の扇千景さん、妹が俳優の中村玉緒さん、長男は四代目中村鴈治郎さん、次男は三代目中村扇雀さん。
 80年芸術選奨文部大臣賞、94年人間国宝に認定、2009年文化勲章。日本俳優協会会長も務めた。
 昨年12月に京都・南座で「祇園祭礼信仰記 金閣寺」の慶寿院尼の役を勤めたのが最後の舞台となった。    (朝日新聞DIGITAL 20201114 2201)


 

 ウェブニュースより
 大相撲11月場所7日目 貴景勝と照ノ富士 ともに7連勝 ―― 大相撲11月場所は7日目、大関 貴景勝と三役に復帰した小結 照ノ富士はともに勝って初日から7連勝としました。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の石浦に琴ノ若は、石浦が押し出しで勝ちました。
▽豊昇龍に千代の国は、豊昇龍が渡し込み。初日から6連勝の千代の国は、初黒星を喫しました。
 
▽志摩ノ海に魁聖は、志摩ノ海が送り出しで勝って1敗を守りました。
 
▽豊山に千代大龍は、千代大龍が突き落とし。
 
▽佐田の海に千代翔馬は、佐田の海がすくい投げ。
 
▽逸ノ城に明生は、明生が寄り切り。
 
▽竜電に新入幕の天空海は、天空海が上手出し投げで勝ちました。
 
▽炎鵬に琴恵光は、琴恵光が小手投げ。
 
▽栃ノ心に遠藤は、栃ノ心が寄り切り。
 
▽照強に玉鷲は、玉鷲がはたき込み。
 
▽宝富士に徳勝龍は、宝富士が寄り切りで勝って1敗を守りました。
 
▽碧山に琴勝峰は、碧山がはたき込み。
 
▽妙義龍に大栄翔は、大栄翔が突き出し。
 
▽阿武咲に翔猿は、翔猿が送り出し。
 
▽霧馬山に小結 高安は、高安が寄り切り。
 
▽小結の照ノ富士に若隆景は、照ノ富士がすくい投げで勝って初日から7連勝としました。
 
▽輝に新関脇 隆の勝は、輝が引き落とし。
 
▽関脇 御嶽海に北勝富士は、御嶽海が押し出し。
 
▽大関 貴景勝に平幕の隠岐の海は、貴景勝が押し出しで勝って初日から7連勝です。
 
力士の談話
 豊昇龍は全勝の千代の国に勝って43敗と白星先行、「前に出ることと立ち合いでしっかり当たろうという気持ちがあった。相手も全勝だったし、倒したいと思っていたので、勝ってよかった」と上機嫌でした。
 一方、6勝1敗に後退した千代の国は「全然だめだった。攻められている時点でだめ。あすは前に攻めていきたい」とことば少なでした。
 志摩ノ海は1敗を守り「足が動いているので、思い切った相撲が取れていると思う。土俵の上で相撲を取るだけ」と話していました。
 千代大龍は2連敗のあと5連勝、「それなりに自分の相撲がとれている。
当たり負けはしたけど、勝ったのでちょっとは流れが来ていると思う」と話していました。
 琴恵光は連敗を2で止め5勝目、「落ち着いて最後まで相撲を取ることができた。食いつかれると相手の流れになるので、なるべく離れながら取ろうと思っていた」と振り返りました。
 1敗を守った宝富士は「前に攻めようという気持ちが今場所は強い。前への攻めがいいのではないか。白星がだいぶ先行しているので、気持ちはいい」と落ち着いた様子でした。
 4勝3敗と白星先行の大栄翔は「きょうはちょっと我慢できたかな。長い相撲で勝ててよかった後半へいいきっかけになる」と手応えを感じていました。
 7戦全勝の小結 照ノ富士は、「ちょっと引いてしまったが落ち着いていたので残せたのだと思う。11日の積み重ねなので毎日を大事にしていきたい」と自身の相撲に納得がいってない様子でした。
 関脇 御嶽海は勝って5勝2敗、「終始攻められた。下から攻められたのでよかったと思う。自分のやるべきことをやるしかない。三役の仕事をしないといけないと思うし、しっかり自分の相撲を取らないといけない」と責任感を口にしました。
 大関 貴景勝は相手を圧倒して7連勝、「集中してきちんと後悔しない相撲を取ろうと思った。毎日が初日だと思って、やれる準備をちゃんとして臨んでいる。場所までの2か月でやってきたことを、少しでも発揮したいと思って毎日やっている」と冷静な口ぶりでした。   (NHK WEB NEWS 20201114 2001)

浅草大百科
2020年の酉の市
 11月2日(月)、1114日(土)、1126日(木)三の酉。
 「
おとりさま」とはこの鷲神社の愛称であり、その例祭は昔は酉待、酉祭といわれ、祭りの日を意味しておりましたが、葛西花又の大鳥神社の酉の市の如く、祭りに付随して市がたつ様になり、次第に賑わいを呈してからは、酉の市とか、また市自体も「おとりさま」と愛称をもっていわれる様になりました。 その賑わいは江戸中期より始まったらしく、東都歳時記(天保9年刊)に下谷田甫鷲大明神は天保3年(1832)よりおよそ60年余り前から賑わったと記されておりますので、江戸中期の宝暦、天保(17501760)頃には相当有名だった様であります。俳人其角の句にも「浅草田甫、酉の市」として「春をまつことのはじめや酉の市」の句があります。
 熊手について
 
 鷲神社は昔から開運、商売繁盛の神として尊崇され、神社の熊手御守は「かっこめ」と呼ばれ、「かっこむ」、「とりこむ」などの縁起から江戸町民の人気をあつめ、それにつれ例祭当日、神社周辺には大小様々の縁起ものの熊手を商う業者が出店し、熊手も大きく美麗になって、現在200余店が出店しています。この神社の裏手には日本最大の歓楽境“吉原”があったので、吉原華やかなりし頃の「おとりさま」は正に東京随一の人手を見る大市でありました。 11月の第一番目の酉の日を一の酉、第二番目の酉の日を二の酉と呼び、年により三の酉まで市の立つ年がありました。江戸市民は「おとりさま」に詣でる事により、冬の訪れを感じ、冬支度を急ぐのでした。また、市の日売られる八つ頭の芋は「頭になる」「子が殖える」などの縁起から、あわもち、切山椒なども夫々縁起をかつぎ、昔から販売され愛用されています。


 

ウェブニュースより
 大相撲11月場所6日目 ただ1人の大関 貴景勝が6連勝 ―― 大相撲11月場所は6日目。今場所ただ1人の大関となった貴景勝は、平幕の輝に勝って6連勝です。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の松鳳山に千代大龍は、千代大龍が押し出し。
 
▽逸ノ城に志摩ノ海は、逸ノ城が寄り切り。志摩ノ海は今場所初黒星です。
 
▽千代翔馬に豊山は、豊山が押し出し。
 
▽魁聖に琴ノ若は、魁聖が寄り切り。
 
▽新入幕の天空海に佐田の海は、天空海が上手投げ。
 
▽炎鵬に千代の国は、千代の国がはたき込みで勝ちました。千代の国は平幕でただ16連勝です。
 
▽豊昇龍に徳勝龍は、徳勝龍が押し倒し。
 
▽明生に碧山は、碧山が押し倒しで初日です。
 
▽照強に竜電は、竜電がはたき込み。
 
▽琴恵光に栃ノ心は、栃ノ心が上手投げ。
 
▽玉鷲に妙義龍は、玉鷲が押し出し。
 
▽琴勝峰に遠藤は、琴勝峰が押し出しで勝ちました。
 
▽翔猿に宝富士は、宝富士がはたき込み。
 
▽大栄翔に阿武咲は、阿武咲が送り出し。
 
▽霧馬山に三役復帰の小結・照ノ富士は、照ノ富士が寄り切りで6連勝。
 
▽同じく三役復帰の小結・高安に若隆景は、高安がはたき込み。
 
▽隠岐の海に関脇・御嶽海は、御嶽海が寄り切り。
 
▽新関脇・隆の勝に北勝富士は、隆の勝がはたき込みで勝ちました。
 
▽輝に大関・貴景勝は、貴景勝がはたき込みで勝って6連勝です。
 
力士の談話
 志摩ノ海は、今場所初黒星を喫し「土俵際で頭が起きたのがよくなかった。もっと立ち合いで当たれていればね。11日、しっかりやるだけだと思うので頑張りたい」と冷静に振り返りました。
 新入幕の天空海は2勝目を挙げ「ここから流れが変わればいい」とあす以降を見据えていました。
 連敗を「4」で止めた豊山は、「相手に引かれても反応できてよかった。前半負けた分を取り返さないといけない。あすもしっかりやっていきたい」とほっとした様子でした。
 千代の国は、平幕でただ1人の6連勝にも「特に何も…。焦らず相手を見ていこうと思った。上にもいきたいし1日、1番しか取れないのでそれを集中してやっているだけだ」と淡々と話しました。
 栃ノ心は星を五分に戻し「上手が取れたので最後、中に入られたが左上手を離さないよう必死になってね。上手は大事だね。33敗、必死になってやる。またあすから気合い入れてやりたい」と意気込んでいました。
 宝富士は5勝目、「自分から攻めながらだったのでよかった。体は動いているので調子を崩さないように頑張っていきたい。先場所からよくなったところはあるが秘密なので」と話しました。
 一方、敗れた翔猿は早くも5敗目、「体が少しずつ動いてきてるのでここからだ。どんどん攻めていきたい」と切り替えていました。
 照ノ富士は盤石の相撲で6連勝、「まわしを取って出ようと思っていたが、外だったがまわしを取れたのでそのまま落ち着いて出ようとした。11日の積み重ねなので毎日、出来ることを全部やっているだけだ」と淡々としていました。
 御嶽海は、今場所、初めての連勝に「しっかりいい相撲で連勝。流れをしっかりつかんでいきたい。調子は悪くないので、このまま白星をつなげ自分の相撲をしっかり取って存在感を出していきたい」と話していました。
 隆の勝は長い相撲を制して4勝目を挙げ、「本当にひとときも気が抜けない状況だったが落ち着いて徐々に徐々に圧力をかけられたのでよかった。最後はとっさに動いた。この1勝は大きいと思う。館内の拍手はうれしかったが疲れていたのであまり耳に入ってこなかった。集中してこれからも頑張っていきたい。しっかり休んでまたあした頑張りたい」と充実感が漂っていました。
 貴景勝も6連勝し「集中して自分の相撲を取ろうと思った。あまり考えずやってきたことが出るのでとにかく集中していこうとだけ思っていた。その日の相撲しか考えていない。自分の相撲をどうするか考えることがいちばん大事だ。まだ6日目、またあす集中しきってしっかりやっていきたい」といつもどおり淡々と話していました。    (NHK WEB NEWS 20201113 2052)


 

ウェブニュースより
 大相撲 11月場所 5日目 大関の貴景勝 大栄翔に勝って5連勝 ―― 大相撲11月場所は5日目、新大関・正代の休場で横綱・大関陣では、ただひとりの大関となった貴景勝は、大栄翔に勝って5連勝です。
 中入り後の勝敗です。
▽志摩ノ海に琴ノ若は志摩ノ海が寄り切りで5連勝。
 
▽新入幕の天空海に逸ノ城は、逸ノ城が寄り倒しで勝って初日が出ました。
 
▽豊昇龍に千代翔馬は千代翔馬がはたき込み。
▽千代大龍に魁聖は千代大龍が寄り切り。
▽佐田の海に千代の国は、千代の国がはたき込みで5連勝です。
 
▽豊山に明生は明生が突き落とし。
 
▽竜電に炎鵬は竜電が押し倒し。
 
▽琴恵光に照強は照強がはたき込み。
 
▽栃ノ心に徳勝龍は徳勝龍が押し出し。
 
▽碧山に玉鷲は玉鷲が押し出し。
▽宝富士に遠藤は宝富士が送り出し。
 
▽琴勝峰に翔猿は琴勝峰が押し出し。
▽輝に妙義龍は輝が押し倒しで勝ちました。
 
▽隠岐の海に小結の高安は隠岐の海が突き落とし。
 
▽小結・照ノ富士に北勝富士は、照ノ富士が上手投げで5連勝。
 
▽霧馬山に新関脇・隆の勝は隆の勝が押し出し。
 
▽関脇・御嶽海に若隆景は御嶽海が寄り切り。
 
▽大関・貴景勝に大栄翔は、貴景勝が突き出しで勝って5連勝です。
 
▽新大関・正代に阿武咲は、正代が左足首のじん帯を痛めて12日から休場。阿武咲が不戦勝です。
力士の談話
 返り入幕で5連勝の千代の国は、「充実はしている。落ち着いて相撲を取れているし気持ちで負けない部分もいいほうにいっていると思う。1日、一番で頑張ります」と冷静に振り返っていました。
 明生は2連勝で白星が先行し、「よかった。立ち合いを意識してできた。しっかり終盤につながるよう集中していきたいです」と話していました。
 徳勝龍は連敗を「2」で止め白星先行、「早い攻めを意識していた。調子もそんなに悪くない。最後まで気を抜かないでやりたい」と話していました。
 宝富士は遠藤との1敗どうしの一番に勝って4勝1敗とし、「立ち合いでうまく押っつけられたり差されたりするので、そこを気をつけて自分から攻めるようにした。いつもより前傾姿勢で突っ込まないようしたのがよかったのではないか。体も動いてるしいい相撲も何番か取れている」と手応えを口にしていました。
 隠岐の海も1敗を守って4勝1敗、「あまりよくなかった。ちょっと立ち合いが悪かった。終始、攻められていたのでまたあすから頑張っていきたい。
 本場所と稽古場は違う。本場所でいいイメージで取れるよう頑張りたい」と4勝目にも不満な様子でした。
 力強い相撲で5連勝の小結 照ノ富士は、「まずは当たって前に出ようと思っていたら出ているうちにうわてがとれた。できることを全部やってきているだけなので精いっぱい頑張る」と淡々と話していました。
 白星を挙げ3勝2敗とした新関脇 隆の勝は、「このままの勢いで白星を積み重ねていきたい。受けて立つというほどでもない。みんなと力は変わらないと思っている。挑戦者の気持ちでやっていきたい」と明るく話しました。
 関脇 御嶽海も若隆景を圧倒して3勝2敗とし「やり慣れている相手なのでね。しっかり前に出られているし、いい相撲が続いている。状態は悪くないので、自分の相撲を取っていきたい」と納得の表情でした。
 5連勝の大関 貴景勝は、「きょうはきょう、集中してきちんと自分の攻めをしようと思っていた。後悔しない相撲を取ろうと思っている」と淡々と振り返りました。
 新大関 正代が休場したことについては、「けがはしょうがない。休みたくて休んでいるわけではない。自分は自分なので、あまり人のことを考えず、その日の一番に集中して自分がどう相撲を取るか考えている」と話していました。   (NHK WEB NEWS 20201112 2229)

 宇良鮮やか居反り「ついに出たと」27年ぶりレア技 ―― <大相撲11月場所>◇5日目◇12日◇東京・両国国技館
 16場所ぶりに関取に復帰した東十両13枚目の宇良(28=木瀬)が、居反りの大技で旭秀鵬(友綱)を下し、3勝2敗と白星を先行させた。
 十両以上では93年初場所12日目に十両の智ノ花(のち元小結智乃花)が花ノ国に決めて以来、約27年ぶりの珍手となる。
 「ついに出たというか、何とも言えないですね」と照れ笑うが、鮮やかだった。後ろ向きの不利な体勢から、プロレスでいうバックドロップのように相手をなぎ倒した。「自然に体が動いた。危ないですけどね。自分でもびっくりした。これを稽古場でもできるわけないんで難しい」。
 
 最高位東前頭4枚目から序二段まで落ちる原因となった両膝には、いまだ“爆弾”を抱える。リスクを背負いながらの連日の土俵だが、体が自然に反応した。「たまたまそういう動きになっただけ。何とも言えない気持ちですね。白星先行といっても1つだけ。あと10番頑張りたい」。けがに泣かされてきた驚異的な身体能力が、少しずつ目覚めようとしている。
◆居反り(いぞり) 相手が上からのしかかるように攻めて来た時、しゃがみ込むように腰を落とし、両手で相手の膝を抱えて担ぎ上げ、後ろに反って倒す技。日本相撲協会公式サイトにも「滅多に見られない大技です!」とある。   
[日刊スポーツ 202011121531]


 

ウェブニュースより
 11月場所4日目 新大関の正代 大栄翔に敗れ初黒星 ―― 大相撲11月場所は4日目です。新大関の正代は大栄翔に力なく敗れ初黒星を喫しました。
 中入り後の勝敗です。
▽新入幕の天空海に志摩ノ海は、志摩ノ海が突き落としで4連勝。
 
▽琴ノ若に千代翔馬は、琴ノ若が上手投げ。
 
▽千代大龍に豊昇龍は、千代大龍が、はたき込み。
 
▽魁聖に千代の国は、千代の国が掛け投げで勝ちました。千代の国は4連勝です。
 
▽逸ノ城に佐田の海は、佐田の海が寄り切り。
▽豊山に竜電は、竜電が下手出し投げ。
 
▽明生に炎鵬は、明生が押し倒しで勝ちました。
 
▽琴恵光に徳勝龍は、琴恵光が突き落としで4連勝。
 
▽照強に栃ノ心は、栃ノ心が寄り切り。
 
▽碧山に宝富士は、宝富士が引き落とし。
 
▽玉鷲に遠藤は、遠藤が押し出しで勝って4連勝。
 
▽琴勝峰に妙義龍は、妙義龍が押し倒し。
 
▽翔猿に輝は、輝が押し出しで勝ちました。
 
▽隠岐の海に照ノ富士は、照ノ富士が寄り切りで4連勝。
 
▽高安に北勝富士は、北勝富士が押し出しで4連勝。
 
▽霧馬山に御嶽海は、霧馬山が肩透かしで勝ちました。
 
▽隆の勝に若隆景は、隆の勝が寄り切り。
 
▽大栄翔に大関・正代は、大栄翔が突き出し。10日の取組で左足首を痛めた正代に土がつきました。
 
▽阿武咲に大関・貴景勝は、貴景勝が押し出しで勝ち初日から4連勝です。
 
各力士の談話
 4連勝の志摩ノ海は「自分のいい立ち合いで相手の陣地で相撲取れればいいと思っていた。勝っているけれど、何も思わないで、あすの一番に集中したい」と冷静に振り返りました。
 3勝目の琴ノ若は、「内容がよくなかったので何とも言えないが、落ち着いてとれたのはよかった。自分の相撲をとりきって力を出しきりたい」と話していました。
 返り入幕で4連勝の千代の国は「相撲の出番が遅いがうれしい。1日一番なので、連勝を意識せず、目の前の相撲をしっかり取っていきたい」と話していました。
 今場所初白星の佐田の海は、「もっと立ち合いから早い相撲取りたい。調子は悪くないので悲観することなくやっていきたい」と前向きに答えました。
 4連勝の琴恵光は「意識して低く当たることができている。体が動いてるなと感じる。1日一番やれることをやって、自分の相撲を取りきるだけ」と話していました。
 初白星の輝は「自分らしい相撲が取れてよかった。ちょっと突っ込みすぎていたので、もっと上半身を乗せられるようにしたい」と話していました。
 4連勝の照ノ富士は、「右を差せなかったが、慌てず落ち着いていこうと思っていた。一番一番の積み重ねなので」と落ち着いた様子で話していました。
 北勝富士も4連勝で、「下からいい踏み込みができた。いい感じに動いているのが白星につながっていると思う。これから疲労がたまってくると思うが、いい相撲を取っていきたい」と充実した表情でした。
 4連勝の大関・貴景勝は「あまり作戦を考えず、自分がやってきたことに集中してやろうと思っていた。この2か月間やってきたことを発揮したいと思ってやっている。きょうは終わったから、あすに向けて一生懸命頑張っていきたい」と力強く答えていました。    (NHK WEB NEWS 20201111 2200)


 

プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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