瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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葦を詠める歌9
17-3975:我が背子に恋ひすべながり葦垣の外に嘆かふ我れし悲しも

17-3977:葦垣の外にも君が寄り立たし恋ひけれこそば夢に見えけれ

17-4006:かき数ふ二上山に神さびて立てる栂の木.......(長歌)
標題:入京漸近、悲情難撥、述懐一首并一絶
標訓:京(みやこ)に入らむこと漸(やくや)く近づき、悲情撥(はら)ひ難く、懐(おもひ)を述べたる一首并せて一絶
原文:可伎加蘇布 敷多我美夜麻尓 可牟佐備弖 多氏流都我能奇 毛等母延毛 於夜自得伎波尓 波之伎与之 和我世乃伎美乎 安佐左良受 安比弖許登騰比 由布佐礼婆 手多豆佐波利弖 伊美豆河波 吉欲伎可布知尓 伊泥多知弖 和我多知弥礼婆 安由能加是 伊多久之布氣婆 美奈刀尓波 之良奈美多可弥 都麻欲夫等 須騰理波佐和久 安之可流等 安麻乃乎夫祢波 伊里延許具 加遅能於等多可之 曽己乎之毛 安夜尓登母志美 之努比都追 安蘇夫佐香理乎 須賣呂伎能 乎須久尓奈礼婆 美許登母知 多知和可礼奈婆 於久礼多流 吉民婆安礼騰母 多麻保許乃 美知由久和礼播 之良久毛能 多奈妣久夜麻乎 伊波祢布美 古要敝奈利奈波 孤悲之家久 氣乃奈我家牟曽 則許母倍婆 許己呂志伊多思 保等登藝須 許恵尓安倍奴久 多麻尓母我 手尓麻吉毛知弖 安佐欲比尓 見都追由可牟乎 於伎弖伊加波乎志
          万葉集 巻17-4006
        作者:大伴家持
よみ:かき数(かぞ)ふ 二上山に 神さびて 立てる栂(つが)の木 本(もと)も枝()も 同じ常磐(ときは)に 愛()しきよし 吾()が背の君を 朝(あさ)()らず 逢ひて言どひ 夕されば 手携(たづさ)はりて 射水川(いづみかは) 清き河内(かはち)に 出で立ちて 我が立ち見れば 東風(あゆ)の風 いたくし吹けば 水門(みなと)には 白波高み 妻呼ぶと 洲鳥(すとり)は騒く 葦刈ると 海人(あま)の小舟は 入江漕ぐ 楫(かぢ)の音高し そこをしも あやに羨(とも)しみ 偲ひつつ 遊ぶ盛りを 天皇(すめろぎ)の 食()す国なれば 御言(みこと)持ち 立ち別れなば 後(おく)れたる 君はあれども 玉桙の 道行く我は 白雲の たなびく山を 岩根踏み 越えへなりなば 恋しけく 日()の長けむぞ そこ思()へば 心し痛し 霍公鳥(ほととぎす) 声にあへ貫()く 玉にもが 手に巻き持ちて 朝夕(あさよひ)に 見つつ行()かむを 置きて行かば惜し

意訳:数を数える、一、二の、その二上山に、神々しくそびえ立つ栂の木の、幹も枝も等しく変わらない、そのようにいつも変わらず親しく思う私の大切な貴方を、毎朝、逢って語り合い、夕べには手を携えて射水川の清らかな河原に出で立って、私が立って眺めると、東の風が強く吹くと、湊には白波が高く、妻を呼ぶとて洲に住む鳥が騒ぐ。葦を刈ると漁師の小舟は、入り江を漕ぐ、その楫の音が高い。その情景がとても美しく羨ましく、心を惹かれて、風流を楽しむ最中ですが、天皇が治められる国であるので、その御命令を持って、出立して別れたら、後に残す貴方ではあるが、立派な鉾を立てる官道を行く私は、白雲の棚引く山を、岩根を踏み越え隔てたら、貴方を恋しいと思う日が長いでしょう。それを思うと、心が痛む。ホトトギスの声に時を合わせて薬玉を貫く、その玉であったなら、手に巻き持って、朝夕に見つめて行きましょう。後に残していくと残念です。
左注:右、大伴宿祢家持、贈掾大伴宿祢池主 四月卅日
注訓:右は、大伴宿祢家持の、掾大伴宿祢池主に贈れり 四月卅日
18-4094:葦原の瑞穂の国を天下り知らしめしける.......(長歌)
標題:賀陸奥國出金詔書謌一首并短謌
標訓:陸奥國より金の出せる詔書を賀ける謌一首并せて短謌
原文:葦原能 美豆保國乎 安麻久太利 之良志賣之家流 須賣呂伎能 神乃美許等能 御代可佐祢 天乃日飼等 之良志久流 伎美能御代々々 之伎麻世流 四方國尓波 山河乎 比呂美安都美等 多弖麻都流 御調寶波 可蘇倍衣受 都久之毛可祢都 之加礼騰母 吾大王能 毛呂比登乎 伊射奈比多麻比 善事乎 波自米多麻比弖 久我祢可毛 多能之氣久安良牟登 於母保之弖 之多奈夜麻須尓 鶏鳴 東國能 美知能久乃 小田在山尓 金有等 麻宇之多麻敝礼 御心乎 安吉良米多麻比 天地乃 神安比宇豆奈比 皇御祖乃 御霊多須氣弖 遠代尓 可々里之許登乎 朕御世尓 安良波之弖安礼婆 御食國波 左可延牟物能等 可牟奈我良 於毛保之賣之弖 毛能乃布能 八十伴雄乎 麻都呂倍乃 牟氣乃麻尓々々 老人毛 女童兒毛 之我願 心太良比尓 撫賜 治賜婆 許己乎之母 安夜尓多敷刀美 宇礼之家久 伊余与於母比弖 大伴能 遠都神祖乃 其名乎婆 大来目主登 於比母知弖 都加倍之官 海行者 美都久屍 山行者 草牟須屍 大皇乃 敝尓許曽死米 可敝里見波 勢自等許等太弖 大夫乃 伎欲吉彼名乎 伊尓之敝欲 伊麻乃乎追通尓 奈我佐敝流 於夜能子等毛曽 大伴等 佐伯乃氏者 人祖乃 立流辞立 人子者 祖名不絶 大君尓 麻都呂布物能等 伊比都雅流 許等能都可左曽 梓弓 手尓等里母知弖 劔大刀 許之尓等里波伎 安佐麻毛利 由布能麻毛利尒 大王能 三門乃麻毛利 和礼乎於吉弖且 比等波安良自等 伊夜多氏 於毛比之麻左流 大皇乃 御言能左吉乃 (一云 乎) 聞者貴美 (一云 貴久之安礼婆)
           万葉集 巻18-4094
         作者:大伴家持
よみ:葦原の 瑞穂の国を 天下り 知らしめしける すめろきの 神の命の 御代重ね 天の日継と 知らし来る 君の御代御代 敷きませる 四方の国には 山川を 広み厚みと 奉る 御調宝は 数へえず 尽くしもかねつ しかれども 我が大君の 諸人を 誘ひたまひ よきことを 始めたまひて 金かも たしけくあらむと 思ほして 下悩ますに 鶏が鳴く 東の国の 陸奥の 小田なる山に 黄金ありと 申したまへれ 御心を 明らめたまひ 天地の 神相うづなひ すめろきの 御霊助けて 遠き代に かかりしことを 我が御代に 顕はしてあれば 食す国は 栄えむものと 神ながら 思ほしめして もののふの 八十伴の緒を まつろへの 向けのまにまに 老人も 女童も しが願ふ 心足らひに 撫でたまひ 治めたまへば ここをしも あやに貴み 嬉しけく いよよ思ひて 大伴の 遠つ神祖の その名をば 大久米主と 負ひ持ちて 仕へし官 海行かば 水漬く屍 山行かば 草生す屍 大君の 辺にこそ死なめ かへり見は せじと言立て 大夫の 清きその名を いにしへよ 今のをつづに 流さへる 祖の子どもぞ 大伴と 佐伯の氏は 人の祖の 立つる言立て 人の子は 祖の名絶たず 大君に まつろふものと 言ひ継げる 言の官ぞ 梓弓 手に取り持ちて 剣大刀 腰に取り佩き 朝守り 夕の守りに 大君の 御門の守り 我れをおきて 人はあらじと いや立て 思ひし増さる 大君の 御言のさきの [一云 を] 聞けば貴み [一云 貴くしあれば]

意訳:葦原(あしはら)の瑞穂の国を(この日本国を)天から下ってきて治められた皇祖神。その神の命(みこと)が幾代も代を重ね、次々と代を日継ぎなされた。どの御代も治められている四方の国々には山や川があり、国土は広く豊か。なので献上申し上げる御宝は数えきれず、尽くしきれない。けれども、わが大君(天皇)は多くの人々を導かれ、立派な事業をお始めになったところ、黄金も確かにあるだろうとお思いになった。このことがずっと心におありになったところ、東の国は陸奥の小田なる山(宮城県遠田郡涌谷町)に黄金ありという報告をお受けになった。それが明らかになって、貴重なものと神々ともども喜び合われた。皇祖神の御霊の助けにより、遠い御代からの懸案だったことがこの御代に現実化した。これで、わが国土はますます栄えていくと神の御心でお思いになった。官人たちを心から平服なさって意のままに動かされ、老人も女子供も願う心を平安になさり、慰撫して治められた。このことを私は本当に尊く思い、ますます嬉しく思う。大伴の遠い祖先の神、その名も大久米主(あるじ)という誉れを背負ってお仕えしてきた官職。「海を行くなら水に沈む屍、山を行くなら草に埋もれる屍となって、大君の近くで死ぬのは本望。決して省みることはないと誓った一族。この大夫(ますらお)なる潔い名をいにしえより今の今まで受け継いできた子孫なるぞ。 大伴と佐伯の氏は祖先が立てた誓いのままに、子孫はその名を絶やさず、大君にお仕え申し上げる。そう言い継がれてきた官だぞ大伴は。梓弓を手に取り持って剣大刀を腰にしっかと帯び、守る。朝も夕も大君の御門を守るのは自分をおいて人はあるまいと、いよいよその思いはつのるばかり。大君の御言葉のありがたさの(一云「を」)内容を承れば尊い(一云「尊くてならない」)。
左注:天平感寶元年五月十二日於越中國守舘大伴宿祢家持作之
注訓:天平感寶(かんぽう)元年(西暦749)五月十二日、越中國守(えっちゅうのくにのかみ)の舘で大伴宿祢家持が之を作る。
◎「海(うみ)()かば、水漬(みづ)く屍(かばね)、・・・」の部分は、「海ゆかば(信時潔 作曲)」という曲のもとになっています。戦時中は、毎日のようにラジオから流れ、学校では歌わされました。
https://www.youtube.com/watch?v=PfBebI2oFp4


 
「白鵬のマナーはまねしないで」照ノ富士を満場一致で推薦の横審コメント ―― 日本相撲協会の諮問機関である横綱審議委員会(横審)の定例会合が19日、都内で開かれ、日本相撲協会から諮問されたモンゴル出身の大関照ノ富士(29=伊勢ケ浜)の、横綱推薦について審議。満場一致で推薦することを決めた。

 定例会合後、横審の矢野弘典委員長が報道陣の取材で明かしたもの。21日の臨時理事会と大相撲秋場所(912日初日、両国国技館)の番付編成会議を経て正式決定するが、横審に諮問した同協会内に異論はなく事実上、令和初の横綱が決まった。以下、横審委員らの照ノ富士に関するコメント。(順不同)
▼杉田亮毅委員 序二段まで落ちてからの奮闘は相撲ファンを感動させるものがある。これはモンゴル版の「おしん」だ。横綱は模範でなければならない。白鵬の力強さに学びつつ、マナーの点はまねをしないで、堂々たる横綱になって欲しい。
▼山内昌之委員 これからは横綱としての所作、振る舞い。そういう姿で、子どもたちや将来相撲を目指す人に魅力ある対象になって欲しい。個人的に言えば、大リーグのエンゼルスの大谷翔平選手のように打ち込む姿で、誰にも憧れられるようなレベルの力士、横綱になってもらいたい。応援されるのにふさわしい横綱の姿を土俵の内外で示して欲しい。
▼丹呉泰健委員 本当によく戻ってきた。品格をどのように評価するかというと、第一に相撲道に対する情熱。そして相撲に精進する気迫を高く評価させていただきました。白鵬を出して申し訳ないですけど、日本の国技である相撲ですから品格が大事。品格を師匠の指導を受けながら、いろんな方の意見を踏まえて磨いてもらいたい。

▼高村正彦委員 昇進は当然。照ノ富士の筆舌に尽くしがたい努力。高く評価している。正々堂々と今のような相撲を取ってほしい。膝のけがが悪化しない限り、安定した横綱になるのでは。
▼都倉俊一委員 照ノ富士については全員が異存ない。厳しい親方のもと、相撲美学を実践してくれる横綱になってくれると望んでいる。
▼大島宇一郎委員 序二段から復活して、2場所連続優勝を遂げての名古屋場所千秋楽の全勝対決。そのストーリーが皆さんの心を動かしたのではないか。横綱不在の場所を牽引した実績は立派。戻ってきて精神的にも成長した。今後はより横綱にふさわしい相撲を取ってほしい。横綱には大関とは異なりより求められるものがある。それを理解して大横綱になってほしい。   [日刊スポーツ 20217192045]


 

ウェブニュースより
 白鵬が全勝優勝 照ノ富士降す 大相撲名古屋場所千秋楽 ―― 大相撲名古屋場所千秋楽は18日、ドルフィンズアリーナで行われ、東横綱・白鵬(36)=宮城野部屋=が結びの一番で東大関・照ノ富士(29)=伊勢ケ浜部屋=との全勝対決を制し、2020年春場所以来7場所ぶり、歴代最多を更新する45回目の優勝を果たした。19年春場所以来の全勝優勝も、歴代最多の16回目を数えた。

 横綱審議委員会から休場の多さを指摘され、昨年11月場所後に引退勧告に次ぐ「注意」の決議を受けた白鵬は、名古屋場所で進退を懸ける考えを示していた。1968年秋場所で優勝した大鵬の5場所連続休場明けを上回る、6場所連続休場明けで賜杯を手にし、復活を印象づけた。
 大相撲名古屋場所千秋楽は18日、ドルフィンズアリーナで行われ、東横綱・白鵬(36)=宮城野部屋=が結びの一番で東大関・照ノ富士(29)=伊勢ケ浜部屋=との全勝対決を制し、2020年春場所以来7場所ぶり、歴代最多を更新する45回目の優勝を果たした。19年春場所以来の全勝優勝も、歴代最多の16回目を数えた。
 横綱審議委員会から休場の多さを指摘され、昨年11月場所後に引退勧告に次ぐ「注意」の決議を受けた白鵬は、名古屋場所で進退を懸ける考えを示していた。1968年秋場所で優勝した大鵬の5場所連続休場明けを上回る、6場所連続休場明けで賜杯を手にし、復活を印象づけた。    【毎日新聞 2021/7/18 17:33(最終更新 7/18 17:34)】

 北の富士氏「あきれて物が言えん。やっていいことと悪いことある」白鵬に ―― <大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇18日◇ドルフィンズアリーナ
 NHK大相撲解説者の北の富士勝昭氏(79)が、14日目の白鵬の取組について苦言を呈した。

 HK大相撲中継の幕内解説を務めた北の富士氏は番組の冒頭、14日目の白鵬戦についてコメントを求められると「あきれて物が言えんな」と一言。白鵬は14日目の正代戦で、仕切り線から大きく離れて立ち合い、張り手を交えながら勝った。
 太田雅英アナウンサーが「やはり、右膝は万全ではないんだなということがうかがえたかと思いますが」と話を振ると、北の富士氏は「それでもやってきたわけですよね、いい相撲でね。ああいう相撲を取らなくても取れる。やっぱり、いけませんよね」「なんとしてでも勝つって、今まで圧倒しているんだしね。一番勝負ですから何が起きるか分からないけど、44回優勝した大横綱がやっていいことと悪いことがあるんじゃないかと思いますよ」などと意見を述べた。
 同時に、NHK大相撲解説者の舞の海秀平氏は「それとですね、これまで歴代の横綱が守ってきた伝統とか価値観が壊れてしまいますよね、昨日のような相撲を取られると」と続けた。
 太田アナが「こういう厳しい声があがのも横綱も分かっていると思いますが…」と指摘すると、北の富士氏は「おそらく承知していると思う。それだけにタチが悪い」と厳しく言った。
 太田アナは「乱暴な相撲でした。ここまでした以上は全勝をかけた素晴らしい相撲を結びに期待したいところです」と、全勝優勝がかかる結びの白鵬-照ノ富士戦に目を向けた。    [日刊スポーツ 20217181616]

 北の富士氏「えげつない」白鵬立ち合い肘打ち 鬼の形相でガッツポーズも ―― <大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇18日◇ドルフィンズアリーナ
 横綱白鵬(36=宮城野)が、なりふりかまわず7場所ぶり45度目の優勝を果たした。14勝同士で勝った方が優勝となる大関照ノ富士との結びの一番。立ち合いで左手を相手の顔にかざし、右肘で強烈なかち上げ。最後は小手投げで、照ノ富士を転がした。鬼の形相で、右腕で豪快にガッツポーズを見せた。土俵ではふさわしくないとされる喜び方で、復活を印象づけた。

 NHK大相撲中継で、解説者の舞の海秀平氏は「ただ、また立ち合い、肘打ちいきましたね。顔面を狙って」と指摘。同じく解説者の北の富士勝昭氏が「ありとあらゆることをやっているからね。うーん。やっていることはえげつないんだけどね、勝負にかける執念…」と言葉を失った。

 NHKの太田雅英アナウンサーは、勝った後のガッツポーズについて「抑えなければいけないところだったと思いますが」と触れると、北の富士氏は「何かもう…、ここまで今まで45回優勝見ているけどね、何かあったかね? えらい力んどるね。何かあったかね?」と白鵬の感情の高ぶりに驚きを隠せなかった。舞の海氏は「しかし、余裕はありませんでしたね。精神的にも肉体的にも余裕がないから、ああいう相撲を取るんでしょうね」と解説した。   [日刊スポーツ 2021718181]


 

ウェブニュースより
 大相撲名古屋場所14日目 白鵬と照ノ富士 ともに全勝守る ―― 大相撲名古屋場所14日目、横綱 白鵬と綱とりがかかる大関 照ノ富士はともに全勝を守りました。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の若元春に大奄美は、大奄美が寄り切りで勝ちました。

▽新入幕・一山本に栃ノ心は栃ノ心が寄り切り。

★一山本「差させないよう意識していたが、ささってしまった。まだまだですね。明日最後なんで。勝てば勝ち越し、負ければ負け越し。分かりやすい状況なんで一生懸命頑張ります」
▽徳勝龍に魁聖は徳勝龍がすくい投げ。魁聖は負け越しました。

☆徳勝龍「左上手は取られたけど、右は差されないようにだけ意識して我慢できたと思います。負け越しは決まっているけど関係なく、15日間しっかりやらないとですね」
▽照強に剣翔は剣翔が小手投げ。

▽志摩ノ海に千代の国は志摩ノ海が上手投げで勝ち越しました。

☆志摩ノ海「(勝ち越しに)よかったと思います。自分から先に攻めようというのはありました。(千秋楽は)次の場所につながるよう、自分の相撲をとりきって終わりたいと思います」
▽琴ノ若に宝富士は琴ノ若が寄り切りで11勝目を挙げました。

☆琴ノ若「体勢が悪かったんで、ほめられた相撲ではなかったが、あわてず相撲をとれたのがよかった。(自己最多11勝目も)星数は意識せず、1日一番に臨めていると思う」
▽千代翔馬に石浦は千代翔馬が上手投げ。

☆千代翔馬「(王手から2連敗後の勝ち越し)この3日、勝ち越しがかかって相撲が硬かった。考えてしまった。勝ててよかった」
★石浦「『よし』と思ったところで投げられて、ついていけなかった。立ち合いも悪くないが、タイミングよく決まってしまった。(今場所は)今の宿舎にサウナがついているので、サウナに入って(体調を)整えている。2日に1回。今日も入ります。水風呂も氷をがっちり入れている。他の部屋に比べて恵まれた宿舎だと思う」
▽千代ノ皇に阿武咲は阿武咲が寄り切り。

☆阿武咲「思い通りの相撲が取れた。(千代ノ皇とは幕内では初顔だが)十両では何回もやっている相手。気負わず、自分の相撲を取りきることに集中した」
▽輝に隠岐の海は輝が押し出し。

☆輝「しっかりついていけてよかったです。(77敗に)ここまできたら最後、悔いのないよう1番をとりたい。最後に盛り返してこれたのは自分の中で成長につながる」
▽千代丸に琴恵光は千代丸がはたき込み。

☆千代丸「突いて前に出る相撲がとれていないんで成績も悪い。前に出る相撲がもっととれるよう、稽古しないといけない」
▽玉鷲に北勝富士は玉鷲が押し倒しで11勝目。玉鷲は1360回連続出場で歴代単独6位となった節目の一番で白星です。

☆玉鷲「(歴代6位の通算1360回連続出場)それには全然。現役中にはあまり感じない。辞めてから『よかった』と感じると思う。まだ若手に負けたくない。現役で自分の相撲をとっていきたい」
▽翔猿に妙義龍は妙義龍がはたき込み。

▽英乃海に隆の勝は隆の勝が寄り切り。英乃海は負け越しです。

★英乃海「差したかったけど強かったです。(千秋楽は)自分の相撲をとれればいいと思います」
▽逸ノ城に霧馬山は逸ノ城が寄り切り。

☆逸ノ城「前に攻めて攻めて圧力をかけてよかったと思います。(三役復帰の可能性も)とにかく明日、しっかり勝って2桁(勝利)で終わりたい」
▽大栄翔に碧山は碧山がはたき込み。

▽千代大龍に新小結 若隆景は千代大龍が突き出し。

▽新小結 明生に宇良は宇良が寄り切り。

▽関脇 御嶽海に豊昇龍は御嶽海が寄り切りで勝ち越しました。

☆御嶽海「しっかり相手を見て、自分の相撲がとれたと思います。(勝ち越しも)本当は10番勝ちたかった。何とか勝ち越せた感じで課題はあります」
▽関脇 高安に綱とりの大関 照ノ富士は、照ノ富士が寄り切りで初日から14連勝です。

▽大関 正代に横綱 白鵬は白鵬が浴びせ倒しで14連勝としました。

各力士の談話
 
勝ち越した剣翔は「中盤くらいからあまりも調子もよくなかったので、ぎりぎりで勝ち越せてよかったです。あすは勝っても負けても来場所につながるように一生懸命相撲を取りたい」と気持ちを込めていました。
 千代翔馬は勝ち越しを決め「本当に勝ってよかった。一瞬で決められた。あすもいい結果を残したいし、頑張りたいですね。一番頑張ります」と気合いを入れていました。
 36歳の玉鷲は11勝目を挙げ、「今回はいろいろ考えて勝ち越しているし、いい方向に行っている。若手には負けたくない。自分の相撲を磨いて人を興奮させる相撲を見せたいなと思う」と話していました。
 9勝目の逸ノ城は「前に攻めて圧力をかけられた。残りしっかり勝って、ふた桁にして終わりたい。とりあえずあす、しっかり勝って終わりたい」と話していました。
 返り入幕の宇良は力強い相撲で新小結の明生を破り9勝目で「きのう、対戦相手を見た時、勝ちたいなという思いが特に強くなった。力を出し切れてよかった。けがしないように、最後まで相撲を取りきれるように頑張る」とふた桁白星に向け意気込んでいました。
 勝ち越した関脇 御嶽海は「しっかり相手を見られて前にも出られたので、落ち着いて取れてよかった。まだ課題も残っているので頑張りたい。千秋楽、しっかり勝って終わりたい」と話していました。
 14連勝の照ノ富士は「焦らないで落ち着いて相撲を取れたのでよかったなと思う」と振り返りました。18日の横綱 白鵬戦に向けては「自分に今できることを精いっぱいやりたい」と話していました。    (NHK WEB NEWS 2021717 1921分)


欧州洪水、死者150人超に 行方不明者も多数 ―― 1415日にかけてドイツ西部やベルギーを襲った豪雨と洪水による被害が拡大し、確認された死者は現地時間の17日朝(日本時間同日夕方)までに150人を超えた。集中豪雨が引き起こした洪水が家屋などを押し流し、被害を拡大させた。行方不明者が1000人以上との報道もある。道路や携帯電話といったインフラの寸断が安否確認の妨げとなっている。

 独DPA通信によると、ドイツ西部のラインラント・プファルツ州と隣接するノルトライン・ウェストファーレン州を中心に発生した洪水による死者は17日朝時点で130人を超えた。ロイター通信によると、国境を接するベルギーの死者も少なくとも20人に達している。行方不明者がどれだけいるかは正確には把握されておらず、被害がさらに拡大する可能性がある。
 欧州で大規模な洪水の被害が発生するのは2000年以降で4度目だ。詳細の分析はこれからだが、地球温暖化などの気候変動が豪雨をもたらしやすくなるとの指摘がある。ドイツのゼーホーファー内相は「この惨事が気候変動に関係していることを疑うことはできない」との認識を示している。    (日本經濟新聞 2021717 18:15


 

ウェブニュースより
 大相撲名古屋場所13日目 白鵬と照ノ富士 ともに全勝守る ―― 大相撲名古屋場所13日目、横綱 白鵬と、綱とりが懸かる大関 照ノ富士はともに全勝を守りました。
 中入り後の勝敗です。
▽十両の旭大星に徳勝龍は、徳勝龍が寄り切りで勝ちました。

▽栃ノ心に剣翔は、栃ノ心が寄り切り。

☆栃ノ心 上手取れて良かった。こういう相撲を取りたいけど、なかなか取れない。あと2日間しかないけど、11つ大事に取りたい。
★剣翔 自分が先に上手取りたかったんで、かまして左前みつを取りにいったがずれてあせってしまった。あと1番なんで、気合入れて勝ち越したい。
▽魁聖に宇良は、宇良に相手のまげを引く反則があって、魁聖が勝ちました。

☆魁聖 (相手の宇良が自身のまげをつかんで反則負け)感触はあった。初めて引っ張られたから「あれっ?」と思って。ぐっと引っ張られたから。指が引っかかっただけかもしれないし、分からないですね。
★宇良 (まげつかみの反則負けに)正直、負けになるとは思ってなかったですね。
▽新入幕の一山本に照強は、照強が押し倒し。

▽石浦に志摩ノ海は、石浦が下手投げ。

☆石浦 (幕内では昨年春場所以来の勝ち越し)ホッとした。7勝してから2連敗してズルズルいくかなと思ったけど、集中していきました。(兄弟子の横綱白鵬の存在)力もらっています。今日の相手の膝を手で押さえて投げる下手投げも、横綱に教わった技術。それで勝ち越しを決められたので、小さいけど恩返しができた。
★志摩ノ海 立ち合いが高かった。踏み込めず、向こうのペースになった。もっと攻めていきたかった。
▽英乃海に千代ノ皇は、千代ノ皇が寄り切り。

☆千代ノ皇 土俵際も油断せず、しっかり攻められたと思う。あと2日、全部勝つつもりでしっかり取り切りたいです。
▽千代の国に碧山は、碧山が押し出し。

▽宝富士に玉鷲は、玉鷲が押し出しで勝ちました。

☆玉鷲 (210勝目)本当に久しぶりなんでうれしく思います。(元関脇寺尾=錣山親方に並ぶ歴代7位の連続1359回出場)意識してないですよ。親方はすごかったじゃないですか。自分の相撲をとってお客さんに喜んでもらえるのが一番です。
▽琴ノ若に千代翔馬は、琴ノ若が下手投げ。

☆琴ノ若 (自己最速で2桁白星に到達)慌てることなく、最後まで落ち着いて相撲を取れた。どういった姿勢になっても落ち着いて取ることだけ考えて取った。まだ残りあるので余計なことを考えずに残り2番、11日しっかり取りたい。
★千代翔馬 全然だめでしたね。(琴ノ若は)何かやりにくい。柔らかいし、攻めてこない。
▽妙義龍に千代丸は、千代丸が突き出し。

☆千代丸 自分はもろ手でいくつもりで相手が見てきた。来場所、勝ち越せるように頑張りたい。
▽大奄美に千代大龍は、千代大龍が押し出し。

▽輝に翔猿は、輝が取り直しの一番を押し出しで制しました。

▽豊昇龍に逸ノ城は、豊昇龍が取り直しの一番を下手投げで勝ちました。

☆豊昇龍 (逸ノ城は)今までで一番重い相手だった。(取り直しの一番は)疲れたけど勝てて本当によかった。
▽隆の勝に北勝富士は、北勝富士が押し出し。

☆北勝富士 (勝ち越しに)先場所は負け越したんで今場所は何としても勝ち越しを目指していた。ひとまずひと安心ですね。残り2日、けがしないよう集中して最後、笑っていられるようにしたい。
▽阿武咲に大栄翔は、大栄翔が押し出し。阿武咲は負け越しです。

▽霧馬山に新小結 明生は、明生が寄り切り。

☆明生 あせりました。必死でしたね。(新小結で勝ち越し王手)明日の一番にまた集中したい。自分を信じてやりたいと思っています。
▽新小結 若隆景に琴恵光は、若隆景が押し出し。

▽隠岐の海に関脇 御嶽海は、御嶽海が寄り切り。

☆御嶽海 まわしは絶対に取られたくなかった。取らせないように、しっかり自分の相撲がとれたと思う。(2桁勝利はなくなった)悔しいですね。もう1回、一からやり直したい。
▽綱とりの大関 照ノ富士に大関 正代は、照ノ富士が押し出しで初日から13連勝。

★正代 止まらないように自分から動くのは意識していた。いろいろ詰めなければいけないことはあるが、できることはやったんで。あと2日にかけようかなという感じですね。
▽横綱 白鵬に関脇 高安は、白鵬がとったりで13連勝としました。

名古屋場所は13日目を終え、優勝争いは全勝の白鵬と照ノ富士の2人に絞られました。
各力士の談話
 去年春場所以来となる幕内での勝ち越しを決めた石浦は「7勝してから2連敗してずるずるいくんじゃないかと嫌な感じがしたが、集中して土俵に上がった。気を抜かずに頑張る」と話していました。
 10勝目を挙げた琴ノ若は「我慢して相撲を取れればいいと思っていたので、落ち着こうと考えていた。残り2日、よけいなことを考えず1日一番、しっかり考えていきたい」と話していました。
 取り直しの一番を制して逸ノ城を破り、幕内で初のふた桁白星にあと1勝とした豊昇龍は「今までの相手でいちばん重かった。本当に疲れた。1日一番が大切だと初日から思っているので、大事にしていきたい」と心境を話していました。
 
北勝富士も勝ち越しを決め「先場所負け越したので、今場所は何としても勝ち越したくて頑張ってきた。ひとまず一安心。残り2日けがしないよう、1日一番集中して、最後い笑っていられるようにしたい」と話していました。
 
綱とりの大関 照ノ富士は「焦ることなくやろうと思っていたので、よかったかなと思う」と振り返ったうえで、横綱が見えてきたかという質問に対しては「とりあえず場所を無事に終わらせることしか考えていない。あすの一番に向けて集中してやるだけ」と気を引き締めていました。
 
照ノ富士に敗れて76敗となった大関・正代は「いろいろと詰めないといけないところもあったが、思い切りできることはやった。このままあと2日間、体が動いたらいいなと思う」と前向きでした。
 
横綱 白鵬は「体が動いている。横ではなくて下に投げを打つというのが勝利につながったのかな」と振り返りました。
 
優勝を争う照ノ富士については「落ち着いていて、動きもよかったと思う。力強かった」と話していました。
審判部長 照ノ富士の横綱昇進「成績的には十分満たした」
 
大相撲名古屋場所で、綱とりがかかる大関 照ノ富士が初日から13連勝したことを受けて、日本相撲協会の伊勢ヶ濱審判部長は「今場所、次点の成績は決まっている。成績的には十分満たした」と話し横綱昇進に向けた条件を満たしたという認識を示しました。
 
先場所大関として初めて優勝し、綱とりがかかる大関・照ノ富士は名古屋場所で大関 正代に勝って初日から13連勝としました。
 
16日の取組を終えた時点で優勝争いは照ノ富士と横綱 白鵬の全勝2人に絞られ、照ノ富士は優勝力士に次ぐ成績以上が確定しました。
 
横綱昇進に向けては、横綱審議委員会が横綱に推薦する条件として「大関で2場所連続優勝かこれに準ずる成績」という内規があります。
 
横綱昇進の議論を預かる日本相撲協会審判部の伊勢ヶ濱審判部長は、綱とりがかかる中での照ノ富士の成績を踏まえ「優勝か優勝に準ずる成績を残せば、自然とそういう声も聞こえる」としたうえで「すでに次点の成績は決まっている。優勝するに越したことはないが成績的には十分条件を満たしている」と話し横綱昇進に向けた条件を満たしたという認識を示しました。    (NHK WEB NEWS 2021716 2344分)


 

ウェブニュースより
 大相撲名古屋場所12日目 白鵬と照ノ富士 ともに12戦全勝 ―― 大相撲名古屋場所12日目、横綱 白鵬と綱とりがかかる大関 照ノ富士はともに全勝を守りました。
 中入り後の結果です。
▽十両の天空海に千代の国は、千代の国がはたき込みで勝ちました。

▽徳勝龍に千代丸は、徳勝龍が寄り切り。千代丸は負け越しました。

★千代丸 (負け越し決定)今場所は一番も自分らしい前に出る相撲がないので、こういう結果になった。自分から右を差しにいって何もできずに負けた。
▽宇良に栃ノ心は、宇良が突き落としで勝ち越しました。栃ノ心は負け越しです。

☆宇良 (勝ち越しは)うれしいです。まだ終わっていない気持ちが強い。残りの相撲があるんで、そっちに集中したい。
▽輝に大奄美は、輝が小手投げ。

☆輝 ま、何とか。投げとか引き技にいかなかったのがよかったと思います。これで流れが変われば。
▽琴ノ若に魁聖は、琴ノ若が上手投げ。

☆琴ノ若 徹底してできたかなと思います。止まって(上手を)取られると苦しくなる。先手をとって上手を取られないようにうまく対応できたと思います。
★魁聖 (まわしを)取ったときに前に出ようと思ったら、足が滑って何もできなかった。
▽石浦に玉鷲は、玉鷲が押し出し。

☆玉鷲 (立ち合いは2度目で呼吸合う)その後しっかり気を引き締めて、下から逃がさないようにいった。(13日目に初土俵からの連続出場回数が歴代7位の現錣山親方、元関脇寺尾に並ぶ)いえいえ、それはとんでもないです。内容が大事。自分より親方の方が内容がいい。自分は数なので。
★石浦 気持ちがいきすぎたかも。内容というか、反省するところは分かっている。切り替えて、また明日という感じです。
▽志摩ノ海に剣翔は、志摩ノ海が寄り切り。

☆志摩ノ海 師匠(木瀬親方)に「踏み込みが悪い」とアドバイスされ、自然と体が動いた。立ち合いからの流れがよかったと思います。(勝ち越し王手)地元も近いんで気合入ります。
▽新入幕の一山本に宝富士は、宝富士が引き落としで勝ち越しました。

☆宝富士 (3場所ぶりの勝ち越し決定)素直にうれしい。(一山本は)いなしやはたきがうまい相手なので、慌てないようにじっくり攻めようと思っていた。
★一山本 よく攻められたと思うが、相手の方が一枚も二枚も上だった。勝ち越しが遠いですね。また明日から、しっかり気持ち切り替えて相撲をとれるよう頑張ります。
▽碧山に千代ノ皇は、千代ノ皇が押し出し。碧山は負け越しです。

▽千代翔馬に照強は、照強がこまたすくい。

▽豊昇龍に英乃海は、英乃海が上手投げ。

▽千代大龍に妙義龍は、妙義龍がはたき込み。

▽翔猿に隆の勝は、隆の勝が押し出し。

https://www3.nhk.or.jp/sports/special/sumomovies/clip/QLO7c73WIAFI89.html
★翔猿 なかなか勝てないですね。疲れてはいるけど一番一番集中していきます。
▽逸ノ城に北勝富士は、北勝富士が寄り切り。
https://www3.nhk.or.jp/sports/special/sumomovies/clip/w3GwCJj6th8uPg.html
▽大栄翔に琴恵光は、大栄翔がはたき込み。

▽阿武咲に新小結 若隆景は、阿武咲がはたき込み。

☆阿武咲 しっかり反応できたんでよかったと思います。
▽霧馬山に関脇 高安は、霧馬山が寄り切り。霧馬山はおよそ3分の長い相撲を制し、勝ち越しです。

☆霧馬山 我慢していったのがよかった。(高安には)今まで勝ったことがない。先に上手を取らせないようにした。いい相撲で勝ち越せてうれしいです。
▽隠岐の海に大関 正代は、正代が寄り切り。

▽新小結 明生に綱とりの大関 照ノ富士は、照ノ富士がきめ倒しで12連勝。

▽関脇 御嶽海に横綱 白鵬は、白鵬が寄り切りで12連勝です。

 名古屋場所は12日目を終えて、白鵬と照ノ富士がともに全勝で並んでいます。    (NHK WEB NEWS 2021715 1904分)


 

ウェブニュースより
 大相撲 白鵬と照ノ富士 ともに全勝守る 名古屋場所11日目 ―― 大相撲名古屋場所は11日目、14日から終盤戦です。横綱 白鵬と綱とりがかかる大関 照ノ富士はともに勝って全勝を守りました。
 中入り後の勝敗です。
▽大奄美に十両の松鳳山は、大奄美が寄り切りで勝ちました。松鳳山は負け越しが決まりました。

▽栃ノ心に徳勝龍は、栃ノ心が下手投げ。徳勝龍は負け越しです。

▽魁聖に剣翔は、剣翔が寄り切り。

☆剣翔 迷いなくいきました。重くて一気に前には出られなかったですが、全力でいきました。
▽石浦に照強は、照強が小手投げ。

☆照強 自分から先に先に攻めたんでよかったんじゃないですか。向こうは小さい。先に攻められると相手のペースになるんで。
▽玉鷲に一山本は、玉鷲が押し出しで勝って4場所ぶりの勝ち越しを決めました。

☆玉鷲(昨年11月場所以来の勝ち越し)本当に良かった。見た目は全然緊張していなかったけど、心の中では結構やばかった。勝ち越したけど落ち着いている場合じゃないので、その上がある。あと4番、1日一番を大事に楽しんでやっていきたい。
★一山本 相手は力が強いんで起こしてからどうにかと思ったが、のど輪が強くていけなかったです。
▽琴ノ若に志摩ノ海は、志摩ノ海が押し出し。琴ノ若は3敗に後退しました。

☆志摩ノ海 下から下からで懐に入れたのがよかった。(今場所は)星勘定は考えてなくて、勝っても負けてもいい相撲をとろうと。
★琴ノ若 (3敗目を喫して優勝争いから後退)それは意識していない。一番一番いい相撲を取りきることだけを意識していた。今日みたいな内容だと、後々流れが変わってくる。修正して明日に臨めれば。
▽英乃海に千代の国は、千代の国が突き出し。

☆千代の国 (連敗ストップは)よかったと思います。明日に向けて頑張ります。
▽輝に千代翔馬は、千代翔馬がすくい投げ。

▽妙義龍に千代ノ皇は、行司軍配差し違えで、千代ノ皇がうっちゃり。

☆千代ノ皇 (逆転に)久々のうっちゃり。勝てたからよかったですけど、前に出たかった。下半身、しっかりやっててよかったです。
▽宇良に霧馬山は、宇良がすくい投げ。

☆宇良 (相手の霧馬山は)ほぼ同期で、教習所で一番多く稽古した相手。(霧馬山の)体も大きくなっていて、自信はなかったけど力は出し切って良かった。当時のことを思い出しましたね。(勝ち越しに向けて)また一番頑張りたい。
▽阿武咲に千代丸は、阿武咲が押し出し。

★千代丸 立ち合いがダメでした。右を固めていこうと思ったが、右が入ってもろ差しみたいになってしまった。立ち合いに集中して終盤戦頑張りたい。
▽隠岐の海に宝富士は、宝富士が寄り切り。

☆宝富士 内容もよかった。相手も左四つの強い力士。上手が取れるまでじっくり攻めようと思った。(勝ち越し王手に)順調にきてるんでうれしいです。
▽北勝富士に碧山は、北勝富士が押し出し。

☆北勝富士 今日の相撲は今場所で1番いい相撲だったと思う。前に低く、下からというのを常に持っていて、体が動いてくれた。千秋楽に笑っていられるように頑張ります。
▽隆の勝に逸ノ城は、逸ノ城が押し出しで勝って2場所連続の勝ち越しを決めました。

☆逸ノ城 前に圧力かけて休まず攻められたんでよかったです。(三役復帰へ)その思いは強いです。そのために残りしっかり勝ちたい。
▽千代大龍に大栄翔は、大栄翔が押し出し。

▽琴恵光に新小結 明生は、明生が寄り切り。

☆明生 自分にとっては前の相撲も今日の相撲もよかった。(6勝目に勝ち越しは)そこを目標にやってます。
▽関脇 高安に翔猿は、高安がはたき込み。翔猿は負け越しです。

☆高安 落ち着いて相手を見ながらじっくりいきました。場所前はしっかり稽古ができて、アクシデントがあったけど、しっかり治して今日まで相撲が取れている。前向きに明日からも相撲を取りたい。
▽大関 照ノ富士に関脇 御嶽海は、横綱昇進に挑む照ノ富士が寄り切りで勝って初日からの連勝を11に伸ばしました。

☆照ノ富士 落ち着いて取れたのが良かった。必死に11日やっているだけ。ここからが大事になるので全力を尽くすだけです。
▽大関 正代に豊昇龍は、豊昇龍が寄り倒しで勝って勝ち越しを決めました。

☆豊昇龍 何より勝ってよかったです。しっかり当たって起こして前に出ようと。(大関正代に勝っての勝ち越し)うれしいです。
★正代 全体的に硬かった。先場所も負けたのでその悪いイメージがあった。対応も悪かった。
▽横綱 白鵬に新小結 若隆景は、白鵬が寄り倒しで勝って11連勝です。若隆景は負け越しです。

★若隆景 ダメですね。(立ち合いは)下から当たるだけです。切り替えて明日からも頑張りたい。
 大相撲名古屋場所は11日目を終えて白鵬と照ノ富士が全勝とし、3敗でいずれも平幕の逸ノ城と豊昇龍、玉鷲、それに琴ノ若の4人が追う展開です。    (NHK WEB NEWS 2021714 1901分)

 藤井聡太王位が勝ちタイ「形勢は苦しいと」苦手・豊島将之竜王を終盤に逆転 ―― 将棋の最年少2冠、藤井聡太王位(棋聖=18)に豊島将之竜王(叡王=31)が挑戦している、「お~いお茶杯第62期王位戦7番勝負第2局」が14日、北海道旭川市「花月会館」で行われた。13日午前9時からの2日制で始まった対局は、14日午後659分、102手で後手藤井が勝ち、1勝1敗に追いついた。第3局は来週2122日、神戸市「中の坊瑞苑」で行われる。

 明らかに劣勢だった。序盤の作戦負けが尾を引き、押され気味になる。「形勢は苦しいと思っていました」と振り返った。持ち時間も減る。午後3時30分の段階で残り時間は60分を切った。相手はまだ2時間25分もある。粘って、攻勢を仕掛けた豊島のスピードが緩んだ瞬間を見逃さなかった。「後手7七桂(90手目)と打って、こちらの玉が詰まない形になった」。逆転の手応えをつかんだ。
https://www.youtube.com/watch?v=pO3LNCwKZ4E
 過去17敗と最も相性の悪い豊島から、通算2勝目を挙げた。地元名古屋で行われた開幕局(62930日)は、見せ場なく完敗。持ち時間を1時間41分残し、午後335分と早い投了劇になった。第2局前日(12日)には、「(第1局は)持ち時間を残しての終局が反省点。(時間を)有効に使って戦いたい」。みごと終盤の逆転劇につなげた。
 今月に入り、棋聖初防衛を皮切りにこれで4連勝。難敵からの勝利で、弾みも付く。昨年の王位戦7番勝負第2局の北海道対局(71314日、札幌市)でも大逆転を演じた。その2日後に史上最年少初タイトルとなる棋聖を奪取。王位もストレートで奪取した。北の大地からの逆襲なるか? 「気持ちを新たにして精いっぱい頑張りたい」。連敗と11敗では大違い。王位戦が、がぜん面白くなってきた。   [日刊スポーツ 2021714228]


 

ウェブニュースより
 大相撲名古屋場所 10日目 白鵬と照ノ富士がともに10連勝 ―― 大相撲名古屋場所は10日目、横綱 白鵬と綱とりの大関 照ノ富士が、ともに10連勝です。
 中入り後の勝敗です。
▽千代ノ皇に十両の豊山は、豊山がはたき込みで勝ちました。

★千代ノ皇 立ち合いからの流れはよかったが、最後左足が伸びてしまって持っていくことができなかった。
▽宇良に千代の国は、宇良が押し出し。

☆宇良 (勝てたのは)うれしいです。(手応えが増すか)いえいえそれは分からないです。まだ終わってないんで。(勝ち越しが視野に)入ってないです。
▽石浦に栃ノ心は、石浦が寄り切り。

☆石浦 (4日目から7連勝)立ち合いでいいところが取れたんで、自分の相撲がとれました。場所前に腰を痛めてやりたいことができなかったが、今の体は100%です。
▽輝に魁聖は、魁聖が引き落とし。

☆魁聖 張り手を一発顔に受けてクラっとしたけど何とか残れてよかった。星が五分に戻ったのでケガしないように頑張りたい。
▽琴ノ若に新入幕、一山本の2敗どうしの一番は、琴ノ若が寄り切って勝ち越しを決めました。

☆琴ノ若 (一山本との2敗対決を制して勝ち越し)しっかり前に出ていい相撲がとれたと思います。相手のペースにならせないよう考えていた。自分が受け身になれば苦しくなる。先に攻めることを意識しました。
★一山本 立ち合いで(琴ノ若が)張り差しでくるとは思わなかった。相手の張り差しが速くて差されてしまった。応援してもらえるのはありがたいことなので、それに応えられるように頑張るだけです。
▽徳勝龍に玉鷲は、玉鷲が送り出し。

▽照強に大奄美は、照強が押し出し。大奄美は負け越しです。

▽剣翔に宝富士は、宝富士が寄り切り。

★剣翔 立ち合い迷ってしまった。左四つの相手は苦手なんで、そこで迷いが生じてしまった。こういう負けが一番悔しい。
▽碧山に千代丸は、千代丸が突き落とし。

☆千代丸 ちゃんと相手を見て自分のタイミングで引けた。当たって左で突き落とそう、いなそうというのが頭にあったので、それがうまく決まった。
▽英乃海に妙義龍は、行司軍配差し違えで英乃海がはたき込み。妙義龍は負け越しました。

☆英乃海 残った感覚はあった。(星が五分に)今場所は星勘定を気にせずやれている。
▽千代翔馬に志摩ノ海は、千代翔馬が引き落とし。

▽霧馬山に琴恵光は霧馬山が上手投げ。琴恵光は負け越しです。

▽阿武咲に北勝富士は、北勝富士が寄り切り。

☆北勝富士 立ち合いフワッとして押し込まれたけど、右がいいとこ入った。土俵際慌てずに詰めれて良かった。
★阿武咲 押し切れなかった自分が弱かっただけ。また明日から切り替えます。
▽翔猿に豊昇龍は、豊昇龍が押し出し。

☆豊昇龍 体の動きもいいし、ちゃんと落ち着いて相手のことを見ながら取れている。(おじの元横綱朝青龍とは)まだ連絡ないけど、自分の相撲を見ていると思う。1日一番大事と思ってやっていきたい。
▽大栄翔に逸ノ城は、逸ノ城が突き落とし。

▽新小結 明生に隆の勝は、明生がはたき込み。

☆明生 (相手が)見えていたんでよかったです。自分の相撲を信じて、明日に臨みたいです。
▽新小結 若隆景に関脇 高安は、高安が突き落としで勝ちました。

☆高安 腰だけはしっかり落として、落ち着いて取ることができた。明日からも慌てないで、自分の相撲をしっかり土俵の上でできればいい。
★若隆景 今ひとつ攻めきれなかったところが…。(狙いは)下からの相撲だけですね。
▽関脇 御嶽海に大関 正代は、正代がはたき込み。

☆正代 差すことできなくて、ああいう相撲になった。よく反応してくれたという感じ。流れとしては、差しながら前に出たいと考えていた。どちらかというと(御嶽海に)見てこられた感じ。自然とはたきが出た。
▽千代大龍に綱とりの場所の大関 照ノ富士は、照ノ富士が寄り切り。初日から10連勝です。

☆照ノ富士 (立ち合いは)一瞬ちょっと待ったかなと思ったけど、はっけよいと言われたので、そのまま行きました。冷静にできたかなと思います。(初日から10連勝)まだ5日間あるので、これからです。自分のやってきたことを信じてやるだけです。
 立ち会いあわずも成立
▽隠岐の海に横綱 白鵬は、白鵬が寄り切り。白鵬も初日から10連勝としました。

力士の談話
 
6勝目を挙げた宇良は「うれしい。まだ勝ち越しは視界に入っていない。自分でもよく頑張っていると思う」と話していました。
 勝ち越しまであと1勝とした石浦は「立ち合いで前みつのいいところが取れて自分のいい攻めができた。特に気負うこともない。体の状態がいいと気持ちも自然と乗ってくる」と話していました。
 勝ち越しを決めた琴ノ若は「しっかり前に出ていい相撲を取れた。ここで終わりじゃない。気持ちを切り替えて、上位の力士と組まれたら思い切っていければ」と集中している様子でした。
 玉鷲は7勝目を挙げ「久しぶりに自分の相撲を出せた。相手は重く圧力があるので、取りあえず自分の相撲を取りたいと思っていた」と明るく話していました。
 星を五分に戻した新小結 明生は「中に入ろうという意識でいった。体もよく動いている。まずはあすの相撲に集中して、自分の相撲を信じて臨みたいです」と気を引き締めていました。
 関脇 高安は6勝目を挙げ「腰をしっかり落として、落ち着いて相撲を取ることができた。いい状態であすからの終盤戦に入っていけたらと思う」と話していました。
 大関 正代も6勝目、「自然にはたきが出た。まだまだ体も動いていると思うので、それを生かしていけたらと思う」と話していました。
照ノ富士は10連勝し「冷静にできたかなと思う。まだ5日間あるので、これからです。自分のやってきたことを信じてやるだけ」と話していました。    (NHK WEB NEWS 2021713 2303分)


 

ウェブニュースより
 大相撲 名古屋場所9日目 白鵬と照ノ富士 ともに9連勝 ―― 大相撲名古屋場所は9日目、横綱 白鵬と綱とりの場所の大関 照ノ富士はともに勝って初日から9連勝としました。
 中入り後の勝敗です。
▽剣翔に十両の若元春は剣翔が押し出しで勝ちました。

▽千代丸に一山本は一山本が寄り切り。

☆一山本 がっぷり組んで攻め手がなかった。そこが課題で、上手を取れたのはよかったと思う。相手に上手を取られると相手の流れになる。
★千代丸 組んだ方が自分の方が分があると思ったけど、相手の方が低い状態で攻めきれなかった。左が取れずに止まってしまった。途中で強引に投げにいったときに、まわしを取られて攻められてしまった。
▽石浦に輝は石浦が肩すかし。

☆石浦 足取りにいこうと思ったけど、取れなくて流れでああいう形(もろ差し)になった。(部屋の雰囲気は)明るいですよ。雰囲気はいいと思います。
▽栃ノ心に千代ノ皇は千代ノ皇が寄り切り。

☆千代ノ皇 最初はもろ差しを狙っていったが、きめられそうになって。その時にしっかり上手が取れてよかった。止まったら負けると思ったんで、相手より先に攻めようと思った。
▽千代の国に琴ノ若は琴ノ若が突き出し。

☆琴ノ若 余計なことを考えず攻めることを意識していけたかなと思います。(前日は軍配差し違えで2敗目)自分の中でメリハリというか、無駄なことは考えず次の日という気持ちでした。
▽魁聖に大奄美は魁聖が寄り切り。

☆魁聖 立ち合いから右四つになれて良かった。久しぶりに自分の形で相撲が取れました。
▽徳勝龍に照強は照強が切り返し。

▽宝富士に宇良は宇良がとったりで勝ちました。

☆宇良 (最後のとったりは)ま、たまたまですね。(初顔の宝富士に対し)ちょっと分からないですね。
▽玉鷲に千代翔馬は千代翔馬がはたき込み。

▽妙義龍に志摩ノ海は妙義龍が寄り切り。

★志摩ノ海 立ち合い勝負だったが、止められて四つに組まれた。当たれたが、脇が空いていた。そこじゃないですか。
▽英乃海に霧馬山は霧馬山が寄り切り。

☆霧馬山 今場所で一番よかったと思う。まわしが取れたら落ち着いて。いい体勢になるまで我慢しようと思った。
▽阿武咲に碧山は阿武咲がはたき込み。

▽翔猿に逸ノ城は逸ノ城が押し出し。

☆逸ノ城 落ち着いて我慢できたと思います。長くなれば自分が有利になると思ったんで、思い通り引かずに我慢できた。
▽隆の勝に大栄翔は隆の勝が押し出し。大栄翔は負け越しました。

▽若隆景に豊昇龍は豊昇龍が下手投げ。

☆豊昇龍 しっかり当たってまわしを取れたのがよかった。投げとかは狙っていなかった。上手でも下手でもまわしを取りたかった。
▽琴恵光に御嶽海は御嶽海が押し出し。

☆御嶽海 自分の相撲がとれたんじゃないかと思います。相手は左四つでくるのが分かっていたんで、それに対処できた。
▽高安に北勝富士は高安がはたき込み。

★北勝富士 これで上とは終わったんで。残り11つ自分らしさを出せれば。しっかり切り替えていきたいと思う。
▽綱とりの場所の大関 照ノ富士に隠岐の海は照ノ富士が寄り切りで初日から9連勝です。

▽大関 正代に明生は正代が押し出しで勝ちました。

★明生 悪くはなかったが、最後だけがちょっとダメでした。動きはよくて対応できていたが、最後は自分で呼び込んでしまった。
▽横綱 白鵬に千代大龍は白鵬が寄り切り。白鵬も9連勝です。
  
NHK WEB NEWS 2021712 1909分)


 

ウェブニュースより
 大相撲名古屋場所 8日目 白鵬と照ノ富士 ともに8連勝 勝ち越し ―― 大相撲名古屋場所は中日8日目、横綱 白鵬と、綱とりの場所の照ノ富士がともに8連勝で勝ち越しました。
 中入り後の勝敗です。
▽徳勝龍に十両の天空海は、天空海がはたき込み。

▽剣翔に千代丸は、剣翔が突き落とし。

☆剣翔「(左肩のテーピングは)昨日の取組で痛めました。でも、大丈夫です。体がよく動いてくれたんでよかったと思います」
▽宇良に石浦は、石浦が押し出し。

★宇良「我慢が足りなかったですね。(張られて)気持ちいいぐらい、バランス崩しましたね。(石浦は)やりにくい相手だが、参考にした。勉強になりますね、ホント」
▽大奄美に栃ノ心は、栃ノ心が下手投げ。

★大奄美「ダメだったッスね。まわしを取られてから警戒しすぎた。明日から頑張ります」
▽新入幕の一山本に魁聖は、一山本が寄り切り。一山本は「前に出たのがよかった。夜、しっかり寝られているので回復できていると思う。一番、一番、こつこつ積み上げていきたい」と話していました。

☆一山本「(魁聖とは)1回、十両で対戦してその時は(相手が)重たくてダメだったが、(今回は)1回横に動いてからと思っていた。左上手が取れて、ここが勝負と思った」
▽琴ノ若に千代ノ皇は、行司軍配差し違えで、千代ノ皇が上手投げで勝ちました。琴ノ若は2敗に後退です。

★琴ノ若「(軍配差し違えで2敗目)負けた自分が悪いんで。しっかり修正して明日に臨みたい」
▽千代の国に玉鷲は、玉鷲が押し出し。2敗を守った玉鷲は「最後の突き押しでしっかり決めた。しっかり足もついてきた。一番、一番楽しんで相撲を取っていく」と笑顔でした。

★千代の国「相手の相撲になってしまった。また、明日から集中していきます」
▽志摩ノ海に輝は、志摩ノ海が寄り切り。

☆志摩ノ海「上手がほしかった。頭つけて出られたんでよかったんじゃないですか。向こうは突き押し相撲。突き押しに付き合ったら持っていかれるんで。(誕生日)素直に気持ちいいです。いい誕生日迎えられた」
▽照強に妙義龍は、照強が寄り切り。

☆照強「立ち合いで右を差したかったけど入れなくて、その後も下から攻めて流れはよかったと思います」
▽英乃海に阿武咲は、英乃海が小手投げ。

☆英乃海「1回目、待ったになったのがよかった。最初の当たりは高かったんで。低くを意識していけたんで残せたと思う」
▽霧馬山に宝富士は、宝富士が寄り切りで勝ちました。

▽千代翔馬に隠岐の海は、隠岐の海が上手投げ。

▽豊昇龍に碧山は、碧山がはたき込み。

▽千代大龍に隆の勝は、隆の勝が寄り切り。4連敗のあと4連勝の隆の勝は「前に前に攻められたのでよかったと思う。うれしいですし、やっと星が五分に戻った。またあすから初日って感じなので、1日、一番でやっていこうと思う」と明るい表情でした。

▽逸ノ城に新小結 若隆景は、逸ノ城がはたき込み。若隆景は5敗目を喫し「もうちょっと下から圧力をかけたかった。体の状態は悪くないので、切り替えてあすから1日一番で頑張りたい」と話しました。

☆逸ノ城「落ち着いていけて、タイミングがよかったのもあると思います。相手の動きにも対応できた」
▽新小結 明生に大栄翔は、明生が突き落とし。

☆明生「自分のやれることができたんでよかったです。(大栄翔には過去16敗も)今場所は今場所なんで。今日の一番に集中していきました」
▽御嶽海に高安の関脇どうしの一番は、高安が寄り切り。4勝目を挙げた高安は「落ち着いて相撲を取れた。腰は問題ない。相撲を取っていく中でどんどん調子が上がっているので、しっかりと準備してケガをしないように取り組んでいきたいです」と冷静に話していました。

▽北勝富士に大関 正代は、正代がすくい投げで勝ちました。正代は星を五分に戻し「最後は何とかすくい投げにいけたが、押し込まれているのが気になる。ここから連勝できるようにしたい。まずは勝ち星を先行させていけたら」とほっとした様子でした。

★北勝富士「立ち合いはよかったと自分でも思うが、左が空いてしまった。勢いのまま出て、カウンターのようにすくわれましたね」
▽翔猿に綱とりの場所の大関 照ノ富士は、照ノ富士がはたき込みで勝って勝ち越しを決めました。8連勝で勝ち越した照ノ富士は「落ち着いて相手を正面に置いて相撲を取ろうと思っていた。残り1週間頑張ります」と気を引き締めていました。

★翔猿「捕まらないようにいったが、強かったですね。(前日の横綱戦を)見たけど、全然攻められてなかった。今日は攻めていこうと思っていきました」
▽琴恵光に横綱 白鵬は、白鵬が寄り切り。白鵬も8連勝で中日に勝ち越しです。白鵬は「タイミング良く前に出られた。今の状態は6月はじめには想像できなかったが、場所が始まってからはいけそうだなという感じがする」と明るく答えていました。

★琴恵光「(初の横綱挑戦)今まで味わったことのない空間でしたね。緊張というか、いろんな思いがありました」    (NHK WEB NEWS 2021711 2054分)


 

ウェブニュースより
 大相撲 白鵬と照ノ富士 ともに7連勝 名古屋場所7日目 ―― 大相撲名古屋場所7日目、横綱・白鵬と綱とりの場所の大関・照ノ富士はともに7連勝です。
 中入り後の勝敗です。
▽千代の国に十両の旭大星は千代の国が寄り切り。

☆千代の国 よく体が動いた。悪くはないと思う。(前日9日に第2子となる次女が誕生)昨日おかげさまで生まれました。体重は2300ぐらいと聞いている。(場所後の対面を)楽しみにしています。(この日、710日は自身の31歳の誕生日)みんなからおめでとうと言っていただいので、前向きにはいけた。いい年にできるように、毎日最善を尽くして頑張っていきます。
▽大奄美に一山本は一山本が寄り切り。

☆一山本 突っ張れたのはよかったが、相手が重たくて。もっと起こせればよかった。連敗はしないよう、気持ちは持っています。
▽剣翔に宇良は宇良が寄り切りで勝ちました。

☆宇良 よかったです、はい。流れにも乗れたんじゃないですか。(白星先行には)特に何も、ですね。
▽徳勝龍に輝は輝が寄り切り。

☆輝 今日はよかったです。しっかり流れに乗ることができた。
▽魁聖に石浦は石浦が送り出し。

☆石浦 うまくはまりましたね。(4連勝に)気分も違うし、体の調子も上がってきている。
▽千代丸に照強は千代丸が押し出し。

▽玉鷲に千代ノ皇は玉鷲が押し出し。

☆玉鷲 (残った感触は)ありました。最後まで押し切ったので。(前半戦を終えて)明日からも自分の元気な相撲を取っていくので、よろしくお願いします。
★千代ノ皇 (ベテランの玉鷲に敗れ)自分の相撲をとらせないよう、距離を詰めてくる。うまいなと思いましたね。
▽栃ノ心に志摩ノ海は志摩ノ海が上手出し投げ。

☆志摩ノ海 下手は取られたが、上手だけは絶対に取られたくなかった。
▽英乃海に琴ノ若は琴ノ若が上手ひねりでただひとり1敗を守りました。

☆琴ノ若 しっかり踏み込むことだけを意識した。止まることなく動けた。
▽碧山に霧馬山は霧馬山が上手投げ。

☆霧馬山 (まわしを)取って頭つけられた。(2敗だが)そこは最後まで考えず自分の相撲に集中していきたい。
▽阿武咲に千代翔馬は千代翔馬が上手投げ。

☆千代翔馬 勝ってよかったですね。(白星先行)勝って負けても1日一番。まだ半分なんでね。
▽宝富士に豊昇龍は豊昇龍が外掛け。

☆豊昇龍 狙った相撲がとれてよかった。(外掛けの足技は)出そうとは思ってないけど、できてよかったですね。
▽隠岐の海に妙義龍は隠岐の海が寄り切り。

▽北勝富士に千代大龍は北勝富士が押し出し。

☆北勝富士 立ち合い不安だったけど、落ち着いて相撲を取れて良かった。変な間があったので、飛んでくるんじゃないかとよぎった。
▽新小結どうしの対戦、若隆景に明生は若隆景が寄り倒し。

☆若隆景 下からよく攻められた。(新三役同士の一番だったが)特に意識はないです。1日一番いい相撲を取ることを意識したい。
★明生 差すつもりはなかった。頭が流れてしまいましたね。(若隆景と新小結対決の意識は)特になかったですね。
▽大栄翔に関脇・御嶽海は御嶽海がはたき込みで勝ちました。

▽関脇・高安に隆の勝は隆の勝が押し出し。

☆隆の勝 前に攻められたと思います。前向きに明日もやってやるぞという気持ちになりますね。
▽綱とりの大関・照ノ富士に琴恵光は照ノ富士が寄り切って7連勝。

☆照ノ富士 しっかりまわしを取れたので、じっくりいこうと思っていました。正面において前に出ようと思っていただけなので、特にいろいろ深い考えはなかった。やるべきことをやるだけですね。まだまだこれからあと8番あるので、残り頑張りたいと思っている。
★琴恵光 (照ノ富士に完敗で)もっと動きたかったですね。
▽大関・正代に逸ノ城は逸ノ城が寄り切り。

☆逸ノ城 狙い通りにいけたと思う。2本入らせないように、思った通りの相撲がとれたと思う。
★正代 相手の形になってしまった。もうちょっと右を入れさせないように踏ん張りたかった。ちょっと差し身にこだわりすぎた。
▽横綱・白鵬に翔猿は白鵬が上手投げで勝って7連勝です。

★翔猿 ドキドキしました。突っ込んだら捕まえられるんで慎重に攻めました。(横綱は)大きかったです。次の一手が速いです。
取組後の談話
 千代の国は31歳の誕生日に白星を挙げ「よく体が動いたと思います。みんなから『おめでとう』と言ってもらえたので、前向きにいけました。31歳をいい1年にできるように毎日、最善を尽くして頑張っていきたい」と話しました。
 また9日、子どもが生まれたということで「おかげさまで女の子が生まれました。よりいっそう頑張りたいです。場所後に会えるので楽しみにしています」とうれしそうでした。
 玉鷲は5勝目を挙げ「最後まで押し切った。なるべく突き放して、押してよかったと思います。またあしたから自分の元気のいい相撲を見せますので」とご機嫌でした。
 琴ノ若はただひとり1敗を守り「しっかりと踏み込むことだけを考えました。内容は覚えていませんが体が動いてよかったです。一日一番、持っているものをぶつけるだけです。自分の力を出し切って、やることをやりきって自分の相撲に集中したい」と落ち着いた様子で話しました。
若隆景は明生との新小結どうしの一番を制し「下からよく攻めることができたと思います。足の動きは悪くはないかなと思います。一日一番、しっかり相撲を取りきることを意識していきたい」と振り返っていました。
 関脇・御嶽海は5勝目を挙げ「相手がしっかり見えて体が動いて、土俵を円く使うことができました」と淡々と話していました。
 綱とりの照ノ富士は7連勝し「まわしを取れたのでじっくりいこうと思いました。相手を正面において前に出ようとしていただけで、特にいろいろと深い考えはなかったです。まだまだこれから、残り頑張りたいです」といつもどおり淡々と話していました。
 同じく7連勝とした横綱・白鵬は報道陣の取材に応じませんでした。
翔猿 初顔合わせの白鵬に “奇襲” 仕掛けるも…
 前頭3枚目の翔猿は横綱・白鵬との初顔合わせの一番で奇襲とも言える相撲で挑みました。
 しかし横綱は全く動じず、冷静な相撲を取られて黒星を喫しました。
 史上最多となる44回の優勝を成し遂げている白鵬との初めての対戦に、翔猿は「前日から考えていた」というユニークな取り口を見せました。
 まず立ち合い、仕切り線から大きく離れ俵に近づくまで下がって構えました。
 さらに翔猿は立ち合いで踏み込まず、互いに見合うような形になり、やり直しとなりました。
 2回目の立ち合い。
 翔猿は再び同じように仕切り線から下がりました。
「どきどきした」という翔猿の心臓の鼓動が早くなる中、今度は立ち合い成立。
 お互いに少し張り合ったあとは、「自分から離れた」と翔猿が横綱と距離を取ってなかなか近づこうとせず、レスリングのような間合いを取ったのです。
 さらに前に出るフェイントをしたり頭を突け合ったりして、横綱を惑わせようという動きが何度も見られました。
 それでも横綱は全く動じませんでした。
 そして、最後はまわしを取られて上手投げに屈しました。
 この一番は1分を超え、珍しい相撲に館内からは何度も拍手が送られ取組後もしばらくざわめいていました。
 翔猿は「慎重にいったが横綱は速かった。きのうからずっと考えていたが思い切り取ることはできた。すごいどきどきして楽しかった」と振り返っていました。   (NHK WEB NEWS 2021710 1943分)


 

プロフィール
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目高 拙痴无
年齢:
92
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1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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