ウェブニュースより
大相撲九州場所14日目 横綱 照ノ富士 2場所連続6回目の優勝 ―― 大相撲九州場所14日目、全勝の横綱・照ノ富士が1敗の平幕・阿炎に勝って、2場所連続6回目の優勝を果たしました。
中入り後の勝敗です。
▽千代の国に魁聖は、魁聖が押し出しで勝ちました。
☆魁聖「顔何回も張られたけど我慢できた。(張られたけど)冷静になって、カッとなったら負けちゃう方なので、冷静にいけて良かった」
▽栃ノ心に琴ノ若は、栃ノ心が寄り切り。琴ノ若は、負け越しました。
☆栃ノ心「上手を先に取りたかった。下手になったが巻きかえて落ち着いてとれました。今の番付で不安あったが、6番勝ってとりあえず、ひと安心ですね」
▽照強に天空海は、照強が下手投げ。
▽松鳳山に千代大龍は、千代大龍が突き出し。
▽千代丸に碧山は、千代丸がはたき込み。
☆千代丸「余裕はなかったが相手を見て落ち着いて対応できた。(7勝7敗に)自分の中では一番いやというか、最後まで気合を入れて頑張ります。(弟の千代鳳の引退表明に)寂しいのが一番大きい。2人で一緒にやってきたんで。お疲れさまという感じですね」
▽翔猿に佐田の海は、翔猿が引き落としで勝ちました。
☆翔猿「余裕はなかったけど勝ったのは分かりました。(7勝7敗で)あと1番、頑張ります」
▽千代翔馬に豊山は、千代翔馬が上手投げで勝ち越しました。豊山は、負け越しです。
☆千代翔馬「もっと早く勝ち越したかった。腰のけがとかあったが、体がよくなってきて相撲が楽しくなってきている」
▽輝に志摩ノ海は、輝が突出し。
★志摩ノ海「前傾姿勢で挟みつけていたが、足が出ていなかった。(千秋楽は)来場所につながる相撲を取り切りたい。(同部屋の芝が新十両確定的)稽古場から強かった。いっぱい有望な幕下がいる。上がって稽古場が活気づくと思う」
▽琴恵光に宝富士は、宝富士が押し出し。
☆宝富士「明日(千秋楽)も最後気合を入れたい。自分の相撲を取って新年を迎えたい」
▽石浦に隠岐の海は、石浦が寄り切り。隠岐の海は、負け越しました。
☆石浦「(相手の隠岐の海は)格上なんで思い切りいこうと、それだけでした。(元横綱白鵬の間垣親方に)朝はないですが、相撲が終わった後にアドバイスをもらいます」
▽妙義龍に阿武咲は、阿武咲がはたき込み。
▽隆の勝に英乃海は、隆の勝が寄り切りで10勝目です。
☆隆の勝「(2桁勝利に)なかなか勝てるものではないんで、調子いいのかなと思います。(要因は)相手がよく見えて、自分の立ち合いができているのがでかいと思います。来場所につなげたいと思います」
▽高安に大栄翔は、大栄翔が突き落とし。
▽若隆景に遠藤は、若隆景が寄り切り。
☆若隆景「下から攻めていこうと。(7勝7敗に)しっかり自分の相撲をとるだけです」
▽北勝富士に逸ノ城は、北勝富士が突き落としで10勝目です。
☆北勝富士「つかまりかけたけど、上手を取らせないよう相撲がとれてよかった。(逸ノ城は)重たいですね。圧力をかけながら攻めて、動けてよかった」
▽霧馬山に豊昇龍は、豊昇龍が寄り切り。
▽玉鷲に御嶽海は、御嶽海がはたき込みで10勝目です。
▽明生に宇良は、明生が押し出し。
☆明生「集中しました。(宇良に対し)何も考えずに体にまかせました。(負け越しが決まった後)自分の力が足りなかったことを認めて、残りの土俵に上がろうと。(千秋楽は)自分の相撲を信じて九州のお客さんを盛り上げられるように土俵に上がりたい」
▽大関・貴景勝に大関・正代は、貴景勝が突き出しで12勝目です。
▽阿炎に横綱・照ノ富士は、照ノ富士が押し倒しで勝ちました。
全勝の照ノ富士は1敗の阿炎を破って、千秋楽を待たずに、2場所連続6回目の優勝を果たしました。
力士の談話
14日目の一番に勝って7勝7敗とした千代丸は「あすいい相撲を取れるように頑張りたい」と気を引き締めました。
そのうえで、弟で、現役を引退する千代鳳について「寂しいというのが一番大きい。2人でやってきたので。お疲れさまという感じですね」とねぎらっていました。
勝ち越しを決めた千代翔馬は「うれしい。ただ、もうちょっと早く勝ち越ししたかった」と話していました。
そして同じ九重部屋の千代鳳について「新弟子の時から一緒に稽古をやってきた。先に関取に上がって、自分が付け人やったり、自分が上がって付け人をやってもらったりした。幕内に上がって、三役に入って、もっと上に行けるかなと思ったら、またけががあって。長い間お疲れさまでした、また一緒に頑張りましょうという感じですね」と思い出を語りました。
2連勝で7勝目をあげた石浦はきのう、福岡県の宮城野部屋の宿舎に元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジさんが訪れたことについて「自分のことを知らないだろうなと思っていたが知っていた。間垣親方とは違ったオーラがあった。もっと気持ちを強く持ってとアドバイスをもらった」と話していました。
隆の勝は去年の秋場所以来のふた桁白星に「なかなか勝てるものじゃないし調子がいいのかなと思う。相手がよく見えていて自分の立ち合いができている。あすも勝って、いい感じで来場所につなげていきたい」と充実した様子でした。
関脇・御嶽海は今場所の目標に掲げていたふた桁白星を達成し「ふた桁勝ててよかった。後半は自分の相撲を取れていないのが悔しい。ことしの締めくくりの場所。気持ちよく自分の相撲を取りたい」と話していました。
関脇・明生は好調の宇良から白星をあげ「集中して体に任せた。自分の相撲を信じて、九州のお客さんを盛り上げられるように頑張りたい」と話していました。
大関・貴景勝は横綱・照ノ富士が優勝を決めたことについて「負けている自分が悪いだけ。勝ちたければ全部勝てよという話」と悔しさをにじませました。
阿炎は横綱との大一番を振り返って「横綱に胸を借りるつもりで上がった。横綱にまわしを取られないように当たっていった」と話していました。
そのうえで土俵際まで追い詰めた場面もあったことを問われると「自分の弱さだと気付かせてもらったので、もっと厳しく取っていきたい」と淡々と述べました。
優勝を決めた横綱・照ノ富士は阿炎との相撲について「ちゃんと正面に置いて見ていこうと思った。落ち着いて取れた」と振り返りました。
そのうえで、あす千秋楽の一番に全勝優勝がかかることについて「そう簡単にできることではないが、自分も今までできていない。チャンスがあればつかみたい」と闘志をのぞかせました。 (NHK WEB NEWS 2021年11月27日 18時48分)
ヤクルト、大飛躍で頂点 高津監督は2年目で栄冠―プロ野球日本シリーズ ―― ツバメ、連続最下位から飛躍―。プロ野球の日本シリーズ(7試合制)は27日、ほっともっとフィールド神戸で第6戦が行われ、セ・リーグ王者のヤクルトがパ優勝のオリックスを延長十二回2―1で下して対戦成績を4勝2敗とし、20年ぶり6度目の日本一に輝いた。オリックスは25年ぶりの頂点には届かなかった。
ヤクルトの高津監督は就任2年目で初めて栄冠を手にした。前年最下位チームの日本シリーズ制覇は1960年の大洋(現DeNA)以来で61年ぶり。
両チームとも前年まで2年連続最下位ながら、今季はリーグを制覇。セ球団の日本一は2012年の巨人以来で9年ぶりとなった。
最高殊勲選手にはヤクルトの中村が選ばれた。 (JIJI.COM 2021年11月27日23時38分)
オミクロン型が欧州拡大、英で確認 日本は水際対策強化 ―― 南アフリカなどで見つかった新型コロナウイルスの「オミクロン型」が欧州の一部に流入する恐れが強まっている。アフリカ以外で26日までに香港、ベルギー、イスラエルで感染が確認されたのに加え、27日には英国でも2件の感染が確認された。岸田文雄首相は27日、アフリカのモザンビーク、マラウイ、ザンビアを対象に水際対策を強めると発表した。
英国で感染者が見つかったのは同国の南部と中部だが、2件は「関係している」(ジャビド保健相)という。ロイター通信によると、27日にはドイツとチェコでも同型の感染が疑われる事例が出ている。オランダでは26日に南アフリカから到着した2機の航空機に搭乗した乗客約600人のうち、61人に陽性反応があり、オミクロン型の感染か調べている。
日本政府は26日に南アフリカなど6カ国からの入国者に検疫所が用意した施設で10日間の待機を求める措置を発表したが、新たに3カ国を追加して計9カ国とする。 【日本經濟新聞 2021年11月28日 1:18】
ウェブニュースより
大相撲九州場所13日目 照ノ富士 全勝守る あす勝てば6回目優勝 ―― 大相撲九州場所は13日目、ともに1敗の大関 貴景勝と平幕の阿炎の一番は、阿炎が勝ちました。横綱 照ノ富士は全勝を守り、14日目の阿炎との直接対決で照ノ富士が勝てば、千秋楽を待たずに、照ノ富士の2場所連続6回目の優勝が決まります。
中入り後の勝敗です。
▽石浦に魁聖は、石浦が寄り切りで勝ちました。
▽豊山に照強は、豊山が送り出し。照強は負け越しました。
▽琴ノ若に千代丸は、琴ノ若が押し出し。
▽千代大龍に栃ノ心は、栃ノ心がはたき込み。千代大龍は負け越しです。
▽碧山に松鳳山は、碧山がはたき込みで勝ちました。
★松鳳山「最後、止まった時に引かれてしまった。残さないといけないのに手をついてしまいましたね。あと2番。勝敗関係なく気持ちのいい相撲をとりたい」
▽天空海に翔猿は、天空海がはたき込み。天空海は勝ち越しました。
▽琴恵光に輝は、琴恵光が寄り切り。
☆琴恵光「落ち着いて取ることができました。地元の方にたくさん応援していただけるので、少しでもいいところを出していければいいと思っている」
▽佐田の海に千代翔馬は、千代翔馬がはたき込み。
☆千代翔馬「(相手の佐田の海を)止めたかった。当たっていなしてまわしを取ることを意識した。体は元気ですよ」
▽志摩ノ海に千代の国は、千代の国が突き出しで勝ち越しました。志摩ノ海は負け越しです。
★志摩ノ海「攻め気が出ていなかった。(負け越し決定)落ち込むことなくあと2番思い切り相撲を取ろうと思っています」
☆千代の国「しっかり当たって先に攻めることを意識した。(志摩ノ海と同じ三重出身の)意識は特になかった。(勝ち越しに)最初は負けがこんでいたんで何とかです」
▽高安に英乃海は、英乃海が押し出しで勝ち越し。高安は負け越しました。
☆英乃海「(5年以上ぶり対戦の高安に勝ち)久々に勝てて自信になるし、うれしいです。以前は巡業で胸を出してくれたし、アドバイスもいただいた。その点でもうれしい」
▽北勝富士に隆の勝は、隆の勝が押し出し。
★北勝富士「自分の立ち合いがちょっと軽かった。次につなげられるようにあと2番やっていくだけ」
☆隆の勝「今日は一方的な相撲で勝てたのでよかったと思います。のど輪がうまく入って押し込めた。あと1つ2つ勝って、気分良く(三役に)戻れたらいい」
▽阿武咲に隠岐の海は、隠岐の海が上手出し投げ。
▽豊昇龍に若隆景は、若隆景が押し出し。豊昇龍は負け越しました。
▽大栄翔に妙義龍は、大栄翔が突き出し。
▽宝富士に霧馬山は、霧馬山が上手投げ。
▽逸ノ城に宇良は、宇良が肩透かし。宇良は10勝目。逸ノ城は負け越しました。
▽遠藤に明生は、遠藤が押し出し。明生は負け越しました。
▽阿炎に大関 貴景勝は、阿炎が押し出しで1敗を守りました。貴景勝は2敗に後退です。
▽大関 正代に玉鷲は、正代が寄り切りで勝ちました。
☆正代「(2桁白星に王手)だんだん調子が上がってきたんじゃないか。この調子でいきたい。九州場所なので一番でも多くいい相撲を見せられたら」
▽横綱 照ノ富士に御嶽海は、照ノ富士が寄り切りで初日から13連勝です。
☆照ノ富士「集中して当たろうと思っていました。(残り2日間に向けて)やること変わらないので、残り2日間頑張っていきたいと思っています。(14日目は幕内下位で1敗と好調の阿炎が相手)土俵に上がったら変わらないので。1日一番の気持ちでやってますから。(心境に)変わりはないですね」
九州場所は13日目を終えて、横綱 照ノ富士がただひとり13戦全勝で、1敗で平幕の阿炎が追う展開です。
14日目、照ノ富士と阿炎が対戦し、照ノ富士が勝つと、千秋楽を待たずに、照ノ富士の2場所連続6回目の優勝が決まります。
力士の談話
幕内では1年ぶりの勝ち越しを決めた天空海は、初土俵と新入幕が11月の場所だったことを踏まえ「験のいい九州場所で、負け越しもなしなので、自信をもってやれた」と上機嫌でした。
勝ち越しを決めた千代の国は、同じ三重県出身の志摩ノ海に幕内で初白星をあげ「2回負けてるのでしっかりいこうと思った。あと2日あるのでしっかり頑張っていきたい」と話していました。
英乃海は、大関経験者の高安に勝って4場所ぶりの勝ち越しを決め「巡業の時によく胸を出していただいたり、アドバイスをもらったりしていたので、勝てたのはすごく嬉しい」と充実した様子でした。
9勝目をあげた後、2連敗となった北勝富士は「自分の立ち合いが軽かった。ふた桁勝ったらと焦っていた部分があったかもしれない」と反省しました。
一方で、ことし3月に誕生した長男について問われると「東京から動画が送られてくるので、活力になります。座れるようになったり、腹ばいで移動できるようになったりとか、日に日に成長しているので、僕も成長したい」と家族の話にはにこやかに応じていました。
宇良は、今場所4回目の肩すかしを決めて10勝目をあげ「まだあと2番残っているので勝ちたい」と話したうえで、幕内後半戦での取組について「支度部屋の緊迫感がすごい。それに押されちゃって大変。長時間いるのはしんどいので、そこだけは頑張りたい」と話していました。
阿炎は、大関 貴景勝に勝って1敗を守ったことについて「いつもどおり相手の研究をして備えて、大関に胸を借りるつもりでいった」と話していました。
そのうえで、27日の横綱 照ノ富士との一番に向けて「今から横綱のビデオを見てしっかり自分の相撲を取れるように準備したい」と意気込んでいました。
一方、敗れた大関 貴景勝は「きょうはきょうの一番、あまり考えずに、あと2日あるのでまた、あす頑張る」といつもどおり淡々と話していました。
4連勝で9勝目を挙げた大関 正代は「だんだん調子が上がってきたのかなと思う。この調子でいきたい。九州場所なので一番でも多くいい相撲を見せたい」と意気込みを示しました。
また本場所の期間中に原則、禁止としていた外食について、26日から感染対策の徹底を条件に許可されることについて「今場所から変えるのはいつもの流れが変わるかもしれないので自分としては慎重に」と話していました。
13連勝の横綱 照ノ富士は優勝がかかる27日の一番に向けて「やることは変わらないので、残り2日間頑張っていきたい」と冷静でした。 (NHK WEB NEWS 2021年11月26日 21時13分)
ウェブニュースより
大相撲九州場所12日目 照ノ富士が12連勝 貴景勝 阿炎が1敗守る ―― 大相撲九州場所は12日目、横綱 照ノ富士が勝って、ただひとり初日から12連勝とし、大関 貴景勝と、平幕の阿炎が1敗を守りました。
中入り後の勝敗です。
▽栃ノ心に佐田の海は、佐田の海が網打ちで勝って、勝ち越しを決めました。
☆佐田の海「(熊本出身、地元九州での勝ち越しに)何年も続けて負け越していたので勝ててよかったです。頭をつけていきたかったが起こされた。調子はいいと思って体の反応に任せた。(館内の)声援が励みになりました」
▽千代の国に石浦は、千代の国が突き出し。
▽松鳳山に琴ノ若は、琴ノ若が押し出し。
☆琴ノ若「止まらず我慢しながら攻め切れたのがよかった。流れを持っていかれたら自分が苦しくなるんで。星は伸びていないが、その日にできることをしっかりやって、自分らしい相撲をとっていきたい」
▽照強に魁聖は、魁聖が寄り切り。
☆魁聖「(翔猿との対戦に)あまり突っ込んでいくと、はたきとかいろいろあるんで落ち着いて出られてよかったです。(幕内400勝に)知らなかったです。いやーすごいですね」
▽天空海に千代大龍は、天空海が押し出しで勝ちました。
▽豊山に碧山は、豊山がはたき込み。
▽千代丸に琴恵光は、千代丸が引き落とし。
▽翔猿に輝は、翔猿が押し出し。
▽北勝富士に宇良は、宇良がとったり。北勝富士は3敗に後退です。
▽千代翔馬に英乃海は、英乃海が寄り切り。
▽玉鷲に阿炎は、阿炎が突き出しで11勝目をあげ、1敗を守りました。玉鷲は3敗となりました。
▽志摩ノ海に隠岐の海は、隠岐の海が寄り切り。
▽隆の勝に阿武咲は、隆の勝が送り出しで勝ち越し。阿武咲は負け越しました。
★阿武咲「足が出なかった。弱かっただけなんで。(負け越しに)最小限に抑えないと元も子もない」
▽豊昇龍に大栄翔は、大栄翔が押し倒し。
☆大栄翔「立ち合いがダメでああいう相撲になった。たまたま勝った感じで、ダメですね、まだまだ。(相手の豊昇龍のおじ、元横綱の朝青龍氏が来場)分かってなかったけど、たまりに座った時、対面に座っているのが見えました」
▽若隆景に妙義龍は、若隆景が寄り切り。
▽宝富士に逸ノ城は、逸ノ城が寄り切り。宝富士は負け越しました。
▽遠藤に御嶽海は、遠藤が寄り切り。御嶽海は3敗目です。
▽霧馬山に大関 正代は、正代が寄り切りで勝ち越し。霧馬山は負け越しました。
☆正代「昨日から思った相撲がとれている。流れがきているのかなと思います。(地元の九州で勝ち越し)九州場所で負け越すわけにはいかないと硬くなっていた部分はあるが、後半になっていい感じになってきた」
▽大関 貴景勝に高安は、貴景勝が送り出しで11勝目、1敗を守りました。
▽明生に横綱 照ノ富士は、照ノ富士が掛け投げで土つかずの12連勝です。
九州場所は12日目を終えて横綱 照ノ富士が、ただひとり12戦全勝で、これを1敗で大関 貴景勝と平幕 阿炎の2人が追う展開です。
力士の談話
熊本県出身の佐田の海は、幕内として九州場所で初めての勝ち越しを決め、「多少は意識はあったが、相撲内容もよかったので、ことしは大丈夫かなと思っていた。東京の場所ではもらえないような拍手をもらえているので励みになる」と九州のファンへの感謝を示しました。
34歳の魁聖は、6勝目をあげ幕内で通算400勝として「知らなかった、すごいですね」と笑顔を見せたうえで、長く幕内で相撲を取る秘けつについて「体のケアをしたり、しこ踏んだり、相撲の基本をやっていたからかな。あとは体が大きいから」と話していました。
29歳の宇良は、25日勝った北勝富士や御嶽海など同じ学年の力士たちについて聞かれ、「平成4年生まれのお相撲さんは優しい人が多いなと思う。自分自身は人と比べたりするのが好きじゃないが、励みになる」と話していました。
3敗目を喫した北勝富士は「立ち合いで集中してよく見て、チャンスを探りながら、前に圧力をかけるのが自分の相撲だが、それをうまくとられた。水と油みたいな感じだった。またやる機会があると思うので、一生懸命やろうと思う」と悔しさをにじませていました。
1敗を守った阿炎は「一番一番集中しているのは変わらないので、しっかり取りきった」と充実した様子でした。優勝争いについて問われると「気にしないようにしているので、あすに集中したい」と気を引き締めました。
勝ち越しを決めた隆の勝は「自分のタイミングで立ち合えていて、前に出ているのがいい」とほっとした様子で話しました。そして三役復帰に向けて「残り全部勝って、気持ちよく戻りたい」と意気込みを示しました。
勝ち越しを決めた熊本県出身の大関 正代は「この九州で負け越すわけにはいかないなとかたくなった部分もあったかもしれない。後半立ち合いもよくなってきてとりあえずいい感じかなと思う。あと3番上位戦があるので、諦めずに取り切りたい」と話していました。
1敗を守った大関 貴景勝は「あしたの相撲はまた違うので、考えずにまた、あすしっかりやる」といつもどおり淡々としていました。
横綱 照ノ富士は「余裕を持ってやっていこうと思っていた。まだ3日間あるので、しっかりと最後まで頑張っていきたい」と12連勝にも冷静でした。 (NHK WEV NEWS 2021年11月25日 20時47分)
バッハ会長が彭帥問題で性強要75歳中国高官を〝アシスト〟する理由 ―― 「CNN」など複数の米メディアは、消息不明となっている女子テニスの彭帥(35=中国)に性的関係を強要したとされる75歳の元中国副首相・張高麗氏が北京五輪の招致に関与していたと報じている。
彭の告発で世界から注目を集めることになった張氏について、同放送局は「特に目立った業績もなく、スキャンダルに巻き込まれたこともなく、話題性のない淡々とした人物だった」としながらも「副首相を退任する前の張氏は、北京五輪の政府作業部会長として、会場の建設現場を視察したり、選手を訪問したり、公式エンブレムを発表したり、準備作業の調整のための会議を次々と開いた」と伝えた。
その上で〝ぼったくり男爵〟と呼ばれる国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長との関係性を「2016年には、バッハ会長を中国の首都にある指導者施設に迎え、大会をファンタスティックで、非凡で素晴らしいものにすることを約束していた」と報道。米紙「ウォールストリート・ジャーナル」も「責任者として国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長などのIOC幹部とも定期的に連絡を取っていた」と、2人の親密さを指摘する。
バッハ会長は21日に彭と30分間のビデオ通話を行い、IOCの公式サイトで「彭は安全で元気に北京の自宅で暮らしている」などとコメント。彭本人による発信は一切ないものの安全性を強調した。
騒動が収まらない中での行動を、CNNは「中国が一番避けたいのは、国際社会に圧力をかけられたという印象を与えること」と分析した。
五輪を成功させたい中国とチャイナマネーを求めるバッハ会長。両者の利害が一致した〝ショー〟だったとの見方もできそうだ。 (東スポWEB 2021年11月25日 20時11分)
ウェブニュースより
大相撲九州場所11日目 横綱 照ノ富士 ただ一人11連勝 ―― 大相撲九州場所は11日目、横綱 照ノ富士は小結 逸ノ城を寄り倒しで破り、ただ一人11連勝です。
中入り後の勝敗です。
▽千代丸に北勝富士は北勝富士が送り出し。
☆北勝富士「組まれそうになったが、うまく相手の力を逃がしながらうまく相撲がとれたと思う。(優勝争いは)意識することなく、組まれた割に対して相手に集中するだけです。」
▽石浦に佐田の海は佐田の海が寄り倒し。
▽輝に照強は照強が押し出し。輝は負け越しました。
☆照強「立ち合い、いつも突き放されるんで右下手から前みつを引いて自分の形にできた。残り4日あるんで気を抜かず勝ち越しを目指したい。」
▽琴ノ若に天空海は琴ノ若が寄り倒し。
(物言いがつくも軍配かわらず)
★天空海「(琴ノ若の)足が出たかなと思ったけど、こちらも死に体で難しいですね。内容も悪かったし切り替えていきます。」
▽魁聖に英乃海は魁聖が寄り切り。
▽碧山に千代の国は千代の国が突き倒し。碧山は負け越しました。
☆千代の国「しっかり落ち着いて攻められたと思います。変わらず一番一番集中していきたいです。」
▽琴恵光に松鳳山は松鳳山が寄り切り。
☆松鳳山「(琴恵光に5戦5勝)今日はよかったと思います。思っていた以上でしたね。(福岡出身で)やっと声援に応えられたかなと思う。」
▽栃ノ心に千代翔馬は栃ノ心が寄り切り。
▽宇良に阿炎は阿炎が突き倒しで1敗を守りました。
▽千代大龍に玉鷲は玉鷲が突き落としで9勝目。
☆玉鷲「よかったですね。(土俵際の逆転に)ちょっと危なかったですね。(優勝争いは)全然。意識はゼロです。」「周りに若手がいるので負けないように。星を取るほど勢いのある若手と当たるので、それも楽しみです。」
▽志摩ノ海に豊山は豊山が押し出し。
☆豊山「引かないことだけを考えた。我慢できたと思います。まだ勝ち越せるチャンスがあるので、何とか意地を見せたい。」
▽翔猿に豊昇龍は豊昇龍が寄り切り。
▽宝富士に隆の勝は隆の勝が取り直しの一番を寄り切りで制しました。
▽隠岐の海に若隆景は若隆景が引き落とし。
▽大栄翔に阿武咲は大栄翔がはたき込み。
☆大栄翔「今日は動きが良かった。しっかり(相手の動きも)見えていて良かった。最後までしっかり頑張りたい。連敗はもっと早く止めないといけないと思った。今日止められたので明日から連勝できるように頑張りたい。」
▽妙義龍に新小結 霧馬山は霧馬山がつり出し。
▽関脇 御嶽海に高安は御嶽海が寄り切りで9勝目。
☆御嶽海「体が動いて、最後は中に入って良かった。(高安は)最後の最後まで気を抜けない相手。(立ち合いはもろ手突きだったが)今場所明生関にいけたというのがあって、もう一番くらいやりたいなと思っていた。(2桁王手)自分の目標にしっかりいけているので、2桁しっかり勝って終わりたいと思います。」
▽遠藤に大関 貴景勝は貴景勝が押し出しで1敗を守りました。
▽大関 正代に関脇 明生は正代が寄り切りで7勝目です。
▽横綱 照ノ富士に小結 逸ノ城は照ノ富士が寄り倒し。照ノ富士は初日から土つかずの11連勝です。
九州場所は11日目を終えて、横綱 照ノ富士がただ一人全勝、1敗で大関 貴景勝と平幕の阿炎が追う展開です。 (NHK WEB NEWS 2021年11月24日 18時58分)
藤井聡太竜王“全勝で挑戦”は逃す 王将リーグ最終戦は永瀬王座に黒星 ―― 将棋の第71期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグの最終一斉対局が24日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。すでに5連勝で渡辺明王将(名人・棋王=37)への挑戦権を獲得し、王将戦初登場を決めた史上最年少4冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=19)は、永瀬拓矢王座(29)に敗れた。リーグ成績を5勝1敗で終えた。年度内5冠がかかる7番勝負は来年1月9日、静岡県掛川市で開幕する。
最後に黒星を喫した。今期の藤井は7人総当たりのリーグ初戦で糸谷哲郎八段(33)に勝利して好スタートを切ると、広瀬章人八段(34)豊島将之九段(31)羽生善治九段(51)と竜王獲得経験者を撃破。19日に近藤誠也七段(25)も下した。この時点で他の6人が2敗以上となったため、この日の最終一斉対局を待たずに挑戦者へ名乗りを上げた。永瀬には敗れたが、それまでの白星が物を言った。広瀬戦で連勝した後には「挑戦を目指して頑張ります」と意欲を見せていた。それを有言実行した。
初の王将リーグ入りを果たした前々期、最終一斉対局で4勝1敗同士の広瀬と直接対決した。終盤、受けを間違えてタイトル戦初登場のチャンスを逃した。前期は前半の3連敗が尾を引き、初めてリーグ陥落の悔しさも味わった。今期は3人がリーグ入りできる2次予選から勝ち上がった。
直近、21日にJT杯決勝で豊島に敗れている。テレビ棋戦を除く連敗はこれで4回目。初めての連敗は2017年(平29)の棋王戦挑戦者決定トーナメントで豊島、加古川青流戦で井出隼平五段に土を付けられた。18年9月には同じ棋王戦で菅井竜也八段、王位戦予選で山崎隆之八段に敗れた。直近は昨年9月のJT杯で豊島、王将リーグで羽生、翌10月に王将リーグで豊島で敗れ、3連敗した。気持ちを切り替えるしかない。
https://www.youtube.com/watch?v=wLb-1Eu6JK4
昨年、今年と棋聖戦5番勝負で対戦した渡辺とは、初めて7番勝負を戦う。先に4勝すれば年度内5冠となる。
【第71期ALSOK杯王将戦7番勝負日程】
◆第1局 1月9、10日、静岡県掛川市「掛川城二の丸茶室」
◆第2局 1月22、23日、大阪府高槻市「山水館」
◆第3局 1月29、30日、栃木県大田原市「ホテル花月」
◆第4局 2月11、12日、東京都立川市「SORANO HOTEL」
◆第5局 2月26、27日、佐賀県上峰町「大幸園」
◆第6局 3月12、13日、島根県大田市「さんべ荘」
◆第7局 3月26、27日、新潟県佐渡市「きらく」
※開催は2022年 [日刊スポーツ 2021年11月24日21時9分]
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大相撲九州場所10日目 横綱 照ノ富士10連勝 貴景勝は初黒星 ―― 大相撲九州場所10日目、横綱 照ノ富士が平幕の豊昇龍をきめ出しで破ってただひとり全勝とした一方、大関 貴景勝が敗れ今場所、初黒星を喫しました。
中入り後の勝敗です。
▽天空海に豊山は天空海がはたき込み。
☆豊山「(土俵際で逆転され)気持ちが先走ったというか、勝ちたい気持ちが体に出たのかなと。ただ明日に向けては後ろ向きにならない内容です」
▽栃ノ心に魁聖は栃ノ心が寄り切り。
▽松鳳山に石浦は石浦が送り出し。松鳳山は負け越しました。
☆石浦「相手より先に攻めようといけたのがよかった。(星を五分に戻し)明日から初日と思って気持ちよく相撲をとりたい」
▽北勝富士に佐田の海は北勝富士がはたき込みで勝ち越しました。
☆北勝富士「よく体が動いた。(佐田の海に)踏み込まれたけど落ち着いて対応できた。先場所はケガして休場した中で、早めに勝ち越せたのは自信になった」
▽照強に千代丸は照強が突き落とし。
☆照強「いいところが取れて向こう(千代丸)が嫌がって突き離してきたところをうまくいなせたかな。明日からまた集中していきたいです」
★千代丸「(照強は)立ち合いから何をやってくるか分からないんで、もろ手突きから落ち着いていきたかったがやりづらさはあります」
▽英乃海に輝は英乃海が押し出し。
▽千代の国に琴恵光は琴恵光が押し出し。
☆琴恵光「最後まで攻め切れたのがよかったです。(負け越しているが)考えすぎずに1日を過ごしている感じです」
▽翔猿に阿炎は阿炎が突き出しで1敗を守りました。
▽琴ノ若に宇良は宇良が肩透かしで勝ち越しです。
▽千代大龍に志摩ノ海は志摩ノ海が押し出し。
▽玉鷲に碧山は玉鷲が突き出しで勝ち越しました。
▽遠藤に千代翔馬は千代翔馬がすそ払い。
▽隆の勝に隠岐の海は隠岐の海がはたき込み。
☆隠岐の海「余裕はなかった。いい相撲もあるけどそれよりも悪い相撲が目立っている。思い切って取りたい。気持ちで負けないように頑張りたい」
▽若隆景に大栄翔は若隆景がはたき込み。
▽妙義龍に小結 逸ノ城は逸ノ城が送り出し。妙義龍は負け越しました。
▽新小結 霧馬山に阿武咲は阿武咲が突き落とし。
▽宝富士に関脇 御嶽海は宝富士が寄り切り。御嶽海は2敗に後退です。
▽高安に大関 正代は正代が押し出しで勝ちました。
☆正代「上体が起きていたけど最後まで相手が見えていた。(取組の映像を)見直してみないと分からないが、体がよく反応してくれた。連敗しなかったのが一番良かった」
▽大関 貴景勝に関脇 明生は明生が押し出し。貴景勝が今場所初黒星です。
▽豊昇龍に横綱 照ノ富士は、照ノ富士がきめ出しで勝ちました。
大相撲九州場所は横綱 照ノ富士がただひとり10連勝としました。
照ノ富士「常に一生懸命やっているだけなので」
勝ち越しを決めた北勝富士は「踏み込まれたが、落ち着いて対応できた。体が動いているなと思う。早く上を狙えるように一生懸命、頑張る」と明るく答えていました。
1敗を守った阿炎は「しっかり足を出し前に出ることを考えて出られたのでよかった。一番、一番、集中して相撲を取ることだけを考えている」と冷静でした。
宇良は10日目で勝ち越しを決めたことについて「めったにこういうことはないかなと思う。勝ち越せるとは思っていなかったのでうれしい」と話していました。
玉鷲も勝ち越しを決め「意識してはいないが、自分の相撲を出しきった」と話しました。
玉鷲が所属する片男波部屋は、4年前の九州北部豪雨で被害を受けた福岡県朝倉市に宿舎があり「皆さんが応援してくれるのをより感じられる。勝ち越して皆さんに恩返しできたかな」と話していました。
宝富士は連敗を「4」で止め「優勝争いをしている相手に勝てたのは自信になります。連敗を止めたので、あしたから連勝できるように頑張ります」と終盤戦に向けて気を引き締めていました。
6勝目を挙げた大関 正代は「相手の突っ張りで上体が起きていたが、最後まで相手を見ることができた。連敗しなかったことが一番、よかった。このまま連勝して行けたら」と巻き返しを誓いました。
大関 貴景勝を破った関脇 明生は「集中していきました。土俵際で残すことができて、よかった」と冷静に振り返りました。
鹿児島県出身の明生は「出身地を呼ばれたら拍手をいただけるのですごい励みになります」と九州での本場所開催を力に変えている様子でした。
一方、敗れた貴景勝は「勝たなきゃいけなかった。またあしたしっかり準備するだけ」と淡々としていました。
横綱 照ノ富士は「落ち着いて取れたのでよかった。常に一生懸命やっているだけなので」とただひとり10連勝にも冷静でした。 (NHK WEB NEWS 2021年11月23日 20時27分)
大谷翔平が国民栄誉賞辞退 岸田内閣に選手を政治利用と批判も ―― アメリカ大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(27)が政府から国民栄誉賞を打診され、これを辞退した。
松野博一官房長官は11月22日の会見で、大谷が国民栄誉賞辞退の考えを示したと発表。打診した理由について松野官房長官は「今年の活躍は国民栄誉賞に値する大変な活躍であり政府として祝意を表したい」と語っていた。
会見によると、大谷は「まだ早いので今回は辞退させていただきたい」と返答したという。また大谷が辞退したことについて松野官房長官は、「更なる高みに向けて精進に集中するという強い気持ちと受け止めている」と述べた。
だがこの辞退についてネットでは大谷を賞賛するいっぽう、岸田内閣に対する批判の声も上がっている。
《政府の安易な人気取りのための国民栄誉賞の打診だと思われ、大谷選手は辞退して正解だと感じられます》
《イチローも何度も辞退していますよね。その方がカッコいいです。政治の道具に使われている事が良く判っている。大谷選手もそれを理解しているから、辞退したんだろうな。》
《大谷選手の功績は素晴らしいことですし、国民栄誉賞に値すると思いますが、選手の功績を政治的利用しているように感じてしまう。国民栄誉賞の時期は検討すべきだと思う》
《大きな賞だから、まだまだ伸び盛りな大谷選手のプレッシャーにならないか心配。素晴らしい功績があると思うけど、今じゃないんじゃないかな》
中には、国民栄誉賞が大谷選手の『重荷』になるのではないかという心配の声も。
21日に放送された「サンデー・モーニング」(TBS系)でも、コメンテーターの福山大学客員教授・田中秀征氏がこんな私見を述べている。
「能力的にも人格的にも高いんですが。ただね、ひと言だけお願いしておきたいのがこの段階で国民栄誉賞なんていう荷物を背負わせないでもらいたい。もうちょっと自由にしといてもらいたいと個人的には思いますね」
野球界のレジェンド、元プロ野球選手のイチロー(48)も「人生の幕を下ろした時にいただけるよう励みます」などとして、一昨年に国民栄誉賞を辞退。引き続き、政治と人気選手の関係が懸念されている。 (女性自身 記事投稿日:2021/11/23 11:03 最終更新日:2021/11/23 11:03)
ウェブニュースより
大相撲九州場所9日目 横綱 照ノ富士と大関 貴景勝が9連勝 ―― 大相撲九州場所は9日目。横綱 照ノ富士と大関 貴景勝は、ともに勝って、初日から土つかずの9連勝としました。
中入り後の勝敗です。
▽輝に天空海は天空海が掛け投げで勝ちました。
☆天空海「上手が取れたので。あそこでいけなかったら頭をつけて攻めていこうと思っていました」
▽松鳳山に栃ノ心は松鳳山が寄り切り。
☆松鳳山「(栃ノ心のかかとが出ていたか)あの状態では見えない。ラッキーだった。もっともっと早く攻めないといけない。2勝7敗なので、今日みたいに粘りながら相撲を取っていきたい」
▽豊山に佐田の海は豊山が寄り倒し。
▽魁聖に北勝富士は北勝富士が押し出しで7勝目。
☆北勝富士「差されたくなかった。密着されないように攻めることができてよかったと思います」
▽千代の国に照強は千代の国が突き出し。
▽千代大龍に阿炎は、阿炎が引き落としで勝って勝ち越しを決めました。
☆阿炎「(9日目の勝ち越しに)うれしいです。立ち合い、呼吸が合わなくて立ち遅れたが、自分らしい相撲がとれた」
▽千代丸に翔猿は千代丸が寄り切り。
▽琴恵光に石浦は石浦が下手投げ。琴恵光は負け越しました。
☆石浦「ちょっと硬くなっていたが、相手の引きも見えていた。体の状態はいい。あとは気持ちですね。しっかり集中したい」
▽琴ノ若に千代翔馬は千代翔馬が渡し込み。
☆千代翔馬「(琴ノ若に初勝利で)よかったです。苦手とかはないけど、何か勝てなかったですね」
▽宇良に碧山は宇良が肩透かしで7勝目。
▽英乃海に玉鷲は玉鷲が押し出しで7勝目。
☆玉鷲「早く勝負を決めたかった。(前日8日目の2敗目は)もちろん悔しかった。勝ち星もだが、いい相撲をとってお客さんを喜ばせたい」
▽宝富士に志摩ノ海は志摩ノ海が押し出し。
☆志摩ノ海「下から下から攻めることができた。気を抜かず、やっていけばいい相撲がとれると思う」
▽妙義龍に隆の勝は隆の勝が押し出しで勝ちました。
☆隆の勝「自分らしく前に前に出て相撲がとれたのでよかったと思います。よく体が動いてくれた。勝っていると気持ちも楽。いい感じでやれていると思います」
▽大栄翔に隠岐の海は隠岐の海が押し出し。
▽若隆景に霧馬山は霧馬山が掛け投げ。
☆霧馬山「体は動いているんで。最後までしっかり自分の相撲をとっていきたい」
▽逸ノ城に阿武咲は阿武咲が押し出し。
☆阿武咲「しっかり足が出てくれたんでよかったです。また明日、いい相撲とれるように頑張ります」
▽御嶽海に明生は御嶽海が寄り切りで勝って、勝ち越しを決めました。
▽豊昇龍に大関 貴景勝は、貴景勝が押し出しで勝って初日から9連勝としました。
▽大関 正代に遠藤は遠藤が突き落とし。正代は4敗目です。
☆遠藤「(大関正代に完勝し)体が反応してくれてよかった。コロナ禍で「九州」を感じることは難しいが、会場の雰囲気だけでも感じてのびのびと相撲をとっていきたい」
★正代「(中に)入らせないようにと(意識は)あった。不用意に出過ぎた。(波に乗れないが)そういう場所なのかなと思います。先場所に比べると圧力がないのかなと。期待に応えられるようにしたい」
▽横綱 照ノ富士に高安は、照ノ富士が寄り切りで勝って、9連勝です。
☆照ノ富士「ちゃんと当たれたので良かったと思います。(一時は合い口の悪い相手だったが)そういうのを意識してもしょうがない」
九州場所は9日目を終えて、横綱 照ノ富士と大関 貴景勝の2人が9連勝で並んでいます。
力士の談話
高校時代に柔道を経験していた天空海は、先場所に続いて豪快な「掛け投げ」を決めて5勝目をあげ、「きょうも幕下の子とかに『そろそろ出ないですかね』と言われていたが、本当に出ちゃいました」と笑顔で振り返ったあと、報道陣から「もう1回、掛け投げを決めたいか」と聞かれると「ねらうとだめなのでねらわないように。自分の相撲が取れるようにするだけ」と話していました。
関取になってからは最も早い9日目で勝ち越しを決めた阿炎は「勝ち越しを意識していなかったのでうれしい。集中して相撲を取れているのでそれがつながっている」と冷静に話していました。
関脇どうしの対戦を制して勝ち越しを決めた御嶽海は「ちょっとガス欠になってきた」と冗談を述べたうえで「ここから終盤戦に向けて大切になってくる。まだまだ上の2人が黒星1つ落とすとは考えられないので、僕は1つでも白星をつなげられるようにやっていきたい」と気を引き締めました。
勝ちっ放しの大関 貴景勝は、まわしを許した一番に「なかなかすべてうまくはいかないので、そういう時も一生懸命やれれば」と振り返りました。
そのうえで「しっかり準備することしかできないので、またあすの相撲を集中してやりたい」といつもどおり淡々と話していました。
4敗目を喫した大関 正代は「不用意に出過ぎた。先場所に比べると圧力が伝わっていないのかなと感じている」と悔しさをにじませました。しっかりと体が反応してくれたので、ある程度見えていた」と振りかえったうえで、2年ぶりの九州場所について「僕らは九州を感じられないけど、会場の雰囲気だけでも感じて相撲を取りたい」と話していました。
横綱 照ノ富士は、過去の対戦で負け越していた高安に勝ったことについて「そういうことを意識してもしょうがない。できることを全部やるだけのこと。1日一番、集中していきたい」といつもどおり、淡々と話していました。 (NHK WEB NEWS 2021年11月22日 20時23分)
ポーランド首相、ベラルーシからの移民流入で事態悪化を警戒 ―― [ワルシャワ/ビリニュス 21日 ロイター] - ポーランドのモラウィエツキ首相は21日、ベラルーシ国境からの移民流入について事態がさらに悪化する恐れがあると警戒感を示した。
欧州連合(EU)は、EUの制裁を受けているベラルーシのルカシェンコ政権がその仕返しとして中東からの不法移民をポーランド、リトアニア、ラトビアといった最も東寄りのEU加盟国に送り込んでいると非難。ベラルーシ側はこれを否定し、18日には国境近くの移民キャンプを取り払うとともに、一部をイラクなどに帰国させ始めた。ここ数日は、ポーランドとリトアニアの国境で入国しようとする人の数も減ってきている。
しかしモラウィエツキ氏はこの問題を協議するためエストニア、リトアニア、ラトビアを歴訪しつつ、危機が終わったと言うには程遠いと強調した。最新のポーランド紙の世論調査でも、55%の国民は国境での危機が軍事衝突に発展しかねないとの不安を表明した。
モラウィエツキ氏はリトアニアの首都ビリニュスで「われわれの眼前で展開するこれらの劇的な出来事は、さらに悪い状況の前兆ではないかと思う」と語った。
同氏は、ロシア軍がウクライナ国境近くだけでなく、ベラルーシ国内や、ポーランドおよびリトアニアに挟まれたロシアの飛び地領カリーニングラードで増強されており、直接侵攻の手段に使われかねないと指摘。またイスラム主義組織タリバンが権力を握った後のアフガニスタン情勢が、次の移民危機の火種として利用されるかもしれないとの見方を示した。
一方リトアニアのシモニーテ首相は、欧州の友好国に対してベラルーシと接する国が直面する問題を無視しないよう警鐘を鳴らした。 (ロイター 2021年11月22日8:50 午前1日前更新)
ウェブニュースより
大相撲 照ノ富士と貴景勝 8連勝で勝ち越し 九州場所8日目 ―― 大相撲九州場所は中日、8日目です。横綱 照ノ富士と大関 貴景勝はともに勝って、初日から8連勝で勝ち越しを決めました。
中入り後
▽佐田の海に松鳳山は、佐田の海が突き落としで勝ちました。
▽魁聖に輝は、魁聖が引き落とし。
▽栃ノ心に天空海は、天空海が押し出し。
☆天空海「落ち着いていけました。内容は悪くない。(コロナ禍で外出できないが)部屋での楽しみも増えてきた。カップラーメンもうまいじゃん、と」
▽千代丸に石浦は、千代丸が突き出し。
▽北勝富士に千代の国は、北勝富士が押し出し。
▽豊山に琴ノ若は、琴ノ若が寄り切りで勝ちました。
☆琴ノ若「最後までしっかり前に出ながら相撲がとれました」
▽英乃海に阿炎は、阿炎が寄り切りで7勝目です。
▽照強に琴恵光は、琴恵光がはたき込みで今場所初白星です。
☆琴恵光「(初白星に)下にしゃがんでくるところが見えたんで。(星は)考えず自分がやってきたことを信じて土俵に上がろうと思っていました」
▽千代大龍に宇良は、宇良が肩透かし。
☆宇良「(中日を終え)やっと半分なんだと。気を抜かずにやっていきたい」
▽碧山に志摩ノ海は、志摩ノ海が寄り切り。
☆志摩ノ海「(正面からいけば吹き飛ばされるんで下から下からという感じでした。(星は伸びなかったが)気持ちはずっと前向きです。自分の相撲をとれるようにしていくだけです」
▽玉鷲に翔猿は、翔猿が蹴返しで勝ちました。玉鷲は2敗目です。
▽千代翔馬に高安は、高安が寄り切り。
▽豊昇龍に阿武咲は、豊昇龍が肩透かし。
▽若隆景に隆の勝は、隆の勝が押し出し。
▽霧馬山に大栄翔は、霧馬山が突き落とし。
▽隠岐の海に御嶽海は、御嶽海が寄り切りで7勝目。
▽明生に宝富士は、明生が寄り倒し。
▽妙義龍に大関 正代は、正代が突き落としで勝ちました。
▽大関 貴景勝に小結 逸ノ城は、逸ノ城にまげをつかむ反則があり、貴景勝が勝って8連勝で勝ち越しを決めました。
▽遠藤に横綱 照ノ富士は、照ノ富士が押し出しで8連勝としました。
九州場所は8日目を終えて横綱 照ノ富士と大関 貴景勝の2人が8連勝で並んでいます。
照ノ富士「ふわっと立ってしまった。残りも頑張る」
6勝目をあげた北勝富士は「きょうはしっかり前に出られてよかった。先場所はけがをして休場したので、1日一番けがをしないように」と話していました。
そのうえで、21日大相撲中継で解説を務めた元横綱 白鵬の間垣親方が「北勝富士は考えながら相撲を取っている」と述べていたことについて「大横綱にそう言っていただけたらうれしい。常に考えているが、どうしたらけがをしないように取れるかと考えている」とうれしそうに話していました。
今場所初白星の琴恵光は黒星が続いていた状況を踏まえ「あまり考えすぎないようにやってきたことを信じて、土俵に上がるだけだった。自分から攻める気持ちを忘れずに土俵に上がっていきたい」と話していました。
連敗を2で止めた高安は「ねらいどおりできました。1つ星をあげたので、集中してあすも取り切りたい」と冷静でした。
また、間垣親方が「組んでよし、離れてよしでやりにくかった」と評価していたことを受けて「自分もやりにくかった。幅広い取り口があるので、毎場所作戦を立てるのに必死だった。勉強になる取組がたくさんあり、今に生きている」と話していました。
7勝目をあげた御嶽海は「まわしを取ったり、ちょっとでも差し込まれたりすると、うるさい相撲を取ってくるので、何があっても前に出ることを意識して相撲を取った。ここからしっかり自分の相撲を取れば、勝ち越し、その上の10勝、二ケタが見えてくる」と話していました。
5勝目をあげた大関 正代は「踏み込むことはできたと思うけど、そのあと二歩目三歩目が出ていないので、そこがちょっと気になる。前半戦はちょっと心残りのある相撲もあったが、後半戦に向けて切り替えていきたい」と決意を示しました。
8連勝とした大関 貴景勝は「相撲は負けていたので、反省。きょうは見直して、あしたの相撲に集中したい」といつもどおり淡々と振り返りました。
横綱 照ノ富士は「差されないようにと思って当たったけれど、ふわっと立ってしまった。まだ終わってないので、残りも頑張ります」と8連勝にも冷静でした。 (NHK WEB NEWS 2021年11月21日 20時54分 )
豊島将之九段 日本シリーズJT杯連覇「できるだけ前に」藤井4冠破る ―― 「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」決勝、豊島将之JT杯覇者対藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=19)戦が21日、千葉市の「幕張メッセ」で行われた。持ち時間10分の早指し頂上対決は、初制覇を目指した藤井を豊島が95手で下し、2年連続3回目の優勝を果たし、優勝賞金500万円を獲得した。史上最年少4冠との対決を7連敗で止め、先輩タイトル保持者としての意地を見せた。
豊島が踏み込んだ。角換わりからひるまず攻める。最後の藤井の猛攻も自分の玉は大丈夫と読んでいた。「できるだけ前に出る手を選んだ」と対局後に話した。
https://www.youtube.com/watch?v=r9dKrXtMeDc
今年17回目の対戦。2017年(平29)8月の棋王戦挑戦者決定トーナメントから昨年の王将戦挑戦者決定リーグ戦まで6連勝しながら、今年に入って3勝13敗。タイトル戦でも王位戦7番勝負は1勝4敗で挑戦を退けられた。叡王戦5番勝負は2勝3敗、竜王戦7番勝負は4連敗と、防衛戦も敗れた。13日に竜王を失って対藤井戦7連敗となったが、趣味のNBA観戦でリフレッシュした。
20日、都内のホテルで行われた決勝前日会見で、「(藤井竜王は)タイトル戦で指す前よりもさらに実力が上がっている。タイトル戦の結果から相当頑張らないと厳しい」と語った。対局前に舞台上で行ったあいさつで、「無倦(むけん)」と揮毫(きごう)した色紙を見せた。飽きることなく努力を続けるという現在の心境を表現した。
将棋界は、藤井を倒さなければタイトル獲得はないという図式になってきた。「実力をつけないと」と対局後の勝利者会見では繰り返した。「優勝を励みに、またタイトル戦線に出られるように頑張っていきたい」。JT杯連覇は、復活への足掛かりだ。
◆JT杯 前年度のJT杯覇者である豊島将之竜王(31)と、今年2月28日時点での8大タイトル(竜王・名人・王位・王座・棋王・叡王・王将・棋聖)保持者、20年の賞金ランキング上位者の計12人による勝ち抜き戦。本来は地方を転戦してトップ棋士同士の対戦をすべて公開対局で行う。コロナ禍の影響で、今回は1回戦2局と準決勝以降が公開対局となった。優勝賞金500万円、準優勝150万円。 [日刊スポーツ 2021年11月21日20時42分]
中村東樹氏が我が家を訪ねてたずねてくれました。
ウェブニュースより
大相撲九州場所 横綱 照ノ富士と大関 貴景勝 ともに7連勝 ――大相撲九州場所は7日目。横綱・照ノ富士と大関・貴景勝はともに勝って、初日から7連勝としました。
中入り後の勝敗です。
▽天空海に魁聖は天空海が寄り切りで勝ちました。
★魁聖「立ち合い、向こうが強かった。自分の相撲をとりたかったが、何もできなかった」
▽松鳳山に千代の国は千代の国が押し出し。
☆千代の国「思い切りいった、それだけです。(松鳳山は)自分よりすべてが上だと思っているんで、胸を借りるつもりでいきました」
▽輝に佐田の海は佐田の海が寄り切り。
☆佐田の海「攻められたが自分からいけたんでよかった。(熊本出身で)ほかの場所ではない拍手をもらえるんで気合入ります」
▽豊山に千代丸は千代丸が引き落とし。
☆千代丸「タイミングがよかった。余裕はなかったが落ち着いて相手を見て相撲をとろうと思っていた」
▽阿炎に北勝富士は北勝富士がはたき込みで勝ちました。阿炎は今場所初黒星です。
☆北勝富士「しっかり先手をとれたと思います。今日は下から下から、自分らしい立ち合いができた」
▽石浦に栃ノ心は栃ノ心が寄り切り。
☆栃ノ心「(腰痛で休場も復帰して2勝目)痛いと言っている場合じゃないんで。残りまだある。ここからが勝負です」
▽千代大龍に琴ノ若は千代大龍が寄り切り。
▽照強に英乃海は英乃海が上手出し投げ。
☆英乃海「(3日目から5連勝)いい流れだったと思う。連勝は特に意識していない。思い切りやっているだけです」
▽碧山に千代翔馬は千代翔馬が上手投げで勝ちました。
▽志摩ノ海に翔猿は志摩ノ海が寄り切り。
▽琴恵光に豊昇龍は豊昇龍が寄り切り。
☆豊昇龍「落ち着いて自分のペースで。勝ってよかったです」
▽高安に玉鷲は玉鷲が押し出しで6勝目です。
☆玉鷲「(大関経験者の高安に勝利し)粘り強い相手なんで本当によかった。自分の相撲を取りきった」
▽宇良に遠藤は遠藤が引き落とし。
▽大栄翔に隆の勝は隆の勝が引き落とし。
▽逸ノ城にに若隆景は逸ノ城が押し出し。
★若隆景「(逸ノ城に完敗)切り替えて明日から自分の相撲を取りきりたい」
▽阿武咲に明生は阿武咲がはたき込み。
▽御嶽海に霧馬山は御嶽海が突き落としで1敗を守りました。
▽隠岐の海に大関・貴景勝は貴景勝が押し出しで7連勝です。
▽大関・正代に宝富士は正代が寄り切りで勝ちました。
▽横綱・照ノ富士に妙義龍は照ノ富士が小手投げで7連勝です。
九州場所は7日目を終えて横綱・照ノ富士と大関・貴景勝の2人が初日から7連勝としています。
連敗を止めた天空海「落ち着いていけた」
連敗を止めて3勝目の天空海は「上手を取らせなかったのがよかったのかな。体勢が崩れてひやっとしたけれど、落ち着いていけた」と上機嫌でした。
また、差し入れが日々の楽しみだということで、「部屋に『クエ』が届いているので夜が楽しみです」と笑顔で話していました。
北勝富士は初日から6連勝の阿炎を破り「しっかり攻めることができた。最初に踏み込んで下から下からいけてよかった。一気に持って行く相撲を心がけたい」と冷静に振り返りました。
5勝目をあげた千代大龍は場所中の過ごし方について「コーヒーを飲んで2、30分くらいゆっくりとストレッチをしている。外に出られない分、ゆっくりする時間があるので相撲に向き合えている」と充実した様子でした。
6勝目をあげたベテラン、玉鷲は好調の要因を聞かれると、「朝倉の人たち、応援してくれる人たち」と宿舎を置くなどゆかりのある福岡県朝倉市の人たちの存在をあげていました。
同じく6勝目をあげた御嶽海は「きのう、きょうとしっくりとくる相撲ではないので納得いかない。結果は最後までわからないので、気を引き締めていきたい」と話していました。
連敗を2で止めた正代は「きのうに比べると当たれていると思うが、押し込むことができていないので、まだまだ。このまま調子を上げていって連勝していければいいかな」と話していました。
7連勝の貴景勝は「しっかり準備できていた。千秋楽が終わらないと成績はわからない。あしたの相撲に集中する」と落ち着いていました。
横綱・照ノ富士は「落ち着いて正面でいこうと思っていた。焦ってもしょうがないので、一生懸命やるだけ」と7連勝にも冷静でした。 (NHK WEB NEWS 2021年11月20日 20時23分)
赤い月、城と映える夕暮れ 部分月食 ―― 月の一部が地球の影に入って欠けたように見える部分月食が19日、夕方から夜にかけて国内各地で観測された。岐阜市では午後5時50分ごろ、岐阜城の背後に赤く染まった月が浮かび、共演にカメラを手にした市民らが歓声を上げた。
国立天文台によると、今回は月の大部分が地球の影に入り込み、皆既月食のように赤銅色に輝いて見えた。
国内で次に月食を見られるのは、来年11月8日の皆既月食。今回のように大部分が影に入る部分月食は、65年後の2086年11月21日という。 【中日新聞 2021年11月20日 05時00分 (11月20日 05時01分更新)】
ウェブニュースより
大相撲九州場所6日目 横綱 照ノ富士 大関 貴景勝 ともに6連勝 ――大相撲九州場所は6日目。横綱 照ノ富士と大関 貴景勝はともに勝って、初日から6連勝です。
中入り後の勝敗です。
▽魁聖に千代丸は、魁聖が押し出しで勝ちました。
▽阿炎に佐田の海は、阿炎がとっくり投げで6連勝としました。
☆阿炎(とっくり投げは)「プロに入ってからは初めてですね。体が動いているから、その技につながったと思う。明日もしっかり体を温めて動きのいい相撲を取りたい」
▽松鳳山に輝は、輝が突き出し。
★松鳳山(5敗目を喫し)「いつも通りじゃないですかね。まだまだありますから。ここで何かを変えてもしょうがない。いつも通りの感じでいきたいと思います」
▽栃ノ心に千代の国は、千代の国が押し出し。
▽天空海に石浦は、石浦がはたき込み。
▽豊山に千代大龍は、千代大龍がはたき込み。
★豊山「完全に踏み込み負けした。相手の思うツボになった。全部が空回りしている感じ。考えすぎてしまうところがこういう負けにつながるので、明日のことだけを考えていきたい」
▽琴ノ若に碧山は、琴ノ若が押し出しで勝ちました。
▽英乃海に北勝富士は、英乃海がはたき込み。
★北勝富士「上半身と下半身のバランスが悪かった。明日は好調の力士(阿炎)なので、しっかり自分の相撲を取りきって、勝っても負けても自分の相撲をやっていけば次につながる」
▽翔猿に照強は、翔猿が送り出し。
▽琴恵光に志摩ノ海は、志摩ノ海が突き落としで今場所初白星です。
▽宇良に高安は、宇良が足取り。
☆宇良(大関経験者の高安を足取りで1敗キープ)「別に自分では好調と思っていないんで。(好調と感じるのは)千秋楽に結果がよければじゃないですか」
▽豊昇龍に千代翔馬は、豊昇龍が切り返し。
▽遠藤に玉鷲は、玉鷲が押し出し。
☆玉鷲(2日目から5連勝)「まだ始まったばかりなので、考えていない。よく手が伸びたと思う。また自分の相撲を取りきっていきたい」
▽若隆景に阿武咲は、阿武咲が押し出しで今場所初白星です。
▽霧馬山に逸ノ城は、霧馬山が上手出し投げ。霧馬山も初白星です。
▽妙義龍に御嶽海は、御嶽海がはたき込み。
☆御嶽海(立ち合い変化)「迷った結果です。ちょっと苦手な相手だったので迷いました。体は動いていますし、中盤戦も自分の相撲を取れば乗り切れると思う」
▽明生に大栄翔は、大栄翔が引き落とし。
★明生「足が出なかったです。あごが上がりました。しっかり集中して、自分の相撲を信じて土俵に上がりたいです」
▽隆の勝に大関 正代は、取り直しの一番となり、隆の勝が寄り切り。正代は3敗3敗3敗目です。
☆隆の勝(同体、取り直しで大関正代に勝利)「前に出られたのでよかった。大関に勝てたのは気持ち的に大きい。明日につながります」
★正代(取り直しの一番敗れる)「全体的に立ち合いからしのぐというか、受けて相撲を取ってしまったのが良くなかった。全体的にさばこうとしていた感覚が少しあった。前に踏み込むことができていなかった」
▽大関 貴景勝に宝富士は、貴景勝が押し出しで66連勝。
☆貴景勝(6連勝にも)「毎日変わらずしっかり準備してやるだけ。1日1回しか相撲はとれない。やれることをやるだけです」
▽隠岐の海に横綱 照ノ富士は、照ノ富士が寄り切りで6連勝としました。
☆照ノ富士「良かったと思います。焦ってもしょうがないので、やるべきことをやっていこうと思っていました。体が動いていると思うので、残りも頑張っていきたいと思っています」
九州場所は6日目を終えて、照ノ富士、貴景勝、平幕の阿炎の3人が、初日から6連勝としています。
阿炎 幕内で3年ぶりの「とっくり投げ」で6連勝
阿炎は、幕内では平成30年秋場所以来3年ぶりの決まり手となる「とっくり投げ」で6連勝として「プロに入って初めて決めた。たまたま体が動いて技につながった。あすも動きのいい相撲が取れるように準備したい」と淡々と話しました。
また、同じ平成6年生まれの大リーグエンジェルスの大谷翔平選手がMVP=最優秀選手に選ばれたことについては「野球は詳しくないが、二刀流は聞いたことがある。同い年とは思えないほどすごいことだ」と話していました。
翔猿は、照強との小兵力士どうしの対決を制し「自分から攻めていこうと思った。体がいい感じで動いて調子はいい。一番、一番、集中して頑張りたい」と話していました。
宇良は大関経験者の高安を「足取り」で破って5勝目をあげ「好調とは思っていない。一喜一憂しないようにしているので、変わらずあすから頑張りたい」と淡々と話していました。
関脇 御嶽海は1敗を守り「体は動いているし、中盤戦も取りきれば乗りきれると思う。前に出ることを忘れずに、中盤戦も頑張りたい」と意欲的に話していました。
初日から6連勝の大関 貴景勝は「1日1回しか相撲を取れないので集中するだけ。手応えというものはないが、準備してしっかり力を出すだけだ」と話していました。
横綱 照ノ富士は、まわしがなかなか取れなかった一番を振り返り「焦ってもしかたがないので、やるべきことをやっていくと思っていた。体が動いていると思うので、残りも頑張りたい」と冷静に話していました。 (NHK WEB NEWS2021年11月19日 20時15分)
藤井聡太4冠に敗れた「台風の目」近藤七段「流れるような手順にされた」 ―― 将棋の史上最年少4冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=19)が渡辺明王将(名人・棋王=37)への挑戦権を獲得した。19日午前10時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた第71期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグで、4連勝中だった藤井は午後7時12分、91手で3勝1敗と2位の近藤誠也七段(25)を下した。これでリーグ戦5連勝とし、ほかの在籍6人がいずれも2敗以上となったため、24日のリーグ最終一斉対局を待たずに、王将戦7番勝負初登場を決めた。
敗れた近藤は、「先手3六銀(53手目)と立たれた時、後手7五歩が甘かったかもしれない。直後の先手3三歩(57手目)から、流れるような手順にされてしまった」と残念がる。
https://www.youtube.com/watch?v=2MAvpZeYiMs
今期の台風の目となっていた。2次予選から勝ち上がり、羽生善治九段(51)には敗れたものの、広瀬章人八段(34)糸谷哲郎八段(33)永瀬拓矢王座(29)には勝っている。タイトル獲得経験がある、ほかのリーグ在籍者6人に比べると、タイトル戦登場経験すらないため実績面で見劣りはするが、2年前の順位戦C級1組で藤井に土を付けていた。
これで挑戦権はなくなった。残留するには24日の最終一斉対局で豊島将之九段(31)に勝つしかない。「残り1局あるので、それに向けて全力を尽くしたいと思います」と語っていた。 [日刊スポーツ 2021年11月19日20時8分]
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