ウェブニュースより
大相撲春場所 中日8日目 新大関の御嶽海 1敗守る ―― 大相撲春場所は中日8日目、新大関の御嶽海は小結 豊昇龍を押し倒して1敗を守りました。
中入り後の勝敗
▽荒篤山に十両の東龍は東龍が「寄り切り」で勝ちました。
★荒篤山 当たって走っていこうと思ったが、押し切れなかったのがダメでした。
▽豊山に栃ノ心は栃ノ心が「寄り切り」。
★豊山(左の)おっつけが自分でもきまったかと思ったけど、右が伸びきれなかった。
▽輝に千代丸は千代丸が「押し出し」。
▽錦木に琴恵光は琴恵光が「寄り切り」。
▽千代大龍に一山本は一山本が「突き出し」。
▽天空海に妙義龍は天空海が「押し出し」で勝ちました。
☆天空海 集中してとれた感じします。悪い感じにいっていたので、いい感じに戻せたかなと。自信は取り戻せました。ここから奮起して勝ち星重ねたい。
▽照強に琴勝峰は琴勝峰が「突き出し」。
▽碧山に千代翔馬は千代翔馬が「送り出し」。
▽佐田の海に志摩ノ海は志摩ノ海が「押し出し」。
▽若元春に高安は高安が「上手投げ」で勝って8連勝。勝ち越しを決めました。
☆高安 先に先に攻めることができました。(勝ち越しも)特に気持ちは変わりなく、またリラックスして明日から引き締めていきたい。
★若元春 今日は勉強だと思っていた。力は出し切れたんで、楽しかったです、すごく。これを身の肥やしにしたい。
▽翔猿に北勝富士は取り直しの一番となり、北勝富士が「押し出し」で勝ちました。
★翔猿(最初の一番は)土俵際は分からなかった。(取り直しは)きつかったです。体力負けしました。明日につながる一番だったと思う。
▽隠岐の海に宝富士は宝富士が「寄り切り」。
▽遠藤に琴ノ若は琴ノ若が「押し出し」で1敗を守りました。
☆琴ノ若 最後まで先に先に攻めることができた。まだ勝ち越している訳ではないので、まずはしっかり勝ち越せるようにしたい。
▽玉鷲に明生は玉鷲が「突き倒し」。
☆玉鷲 (小手投げが)考えてなかったんですけど、自然に。あまり良くないんですけど。(前半戦を終えて)良かったんじゃないか。でもまだまだこれから。勝ち星より1日大事に、楽しく相撲取れれば。
▽逸ノ城に隆の勝は逸ノ城が「寄り切り」。
▽宇良に若隆景は若隆景が「寄り切り」で勝って1敗を守りました。
☆若隆景(宇良を)正面に置いてしっかり下から取る意識でした。一生懸命相撲を取っているだけです。
▽阿炎に大栄翔は阿炎が「突き落とし」。
☆阿炎 すごく体はよく動いている。今日は左がうまく使えていなかった。体の調子はいいと思っている。白星がついてきているので、明日からも一番一番気持ちを高めていければいい。(優勝争いは)全く意識せず、次の一番に意識を向けている。
▽霧馬山に大関 正代は正代が「寄り切り」。
▽大関 御嶽海に豊昇龍は御嶽海が「押し倒し」で1敗を守りました。
▽大関 貴景勝に阿武咲は貴景勝が「突き落とし」。
春場所は8日目を終わって高安が勝ちっ放し、1敗が御嶽海、若隆景、琴ノ若の3人です。
力士の談話
5勝目を挙げた栃ノ心は、「落ち着いていた。勝ち越すまでには、まだまだあと半分あるので一日一番、しっかり焦らずに」と8場所ぶりの勝ち越しへ気持ちを高めていました。
初日からただ1人8連勝の高安は、「先手を取って攻めることができた。前に出て押していくことを考えていたが、相手も四つ相撲だからあの形になった。それでも落ち着いて相撲が取れた」と振り返りました。
中日での勝ち越しは平成29年の春場所以来で、「結果が出ているので自信も出てきている。後半戦も変わりなく準備して万全な相撲を心がける」と気を引き締めました。
一方、初顔合わせで高安に敗れた若元春は、「相手は固くて圧力もあり、自分の相撲を取りきれなかった。それでも出し切った感じで負けたのでやれることはやったかな」と敗れたものの充実した様子でした。
持ち味の四つ相撲で連敗を6で止めた宝富士は、「気持ちを切り替えようと昔の相撲を見て見つめ直してきた。よかった」とほっとしていました。
1敗を守った琴ノ若は、同じ佐渡ヶ嶽部屋の琴恵光と琴勝峰も白星先行と好調で、「部屋にいろんなタイプの力士がいて、稽古相手に不足はなく関係も状態もいい。お互いに番付を上げられればいいと稽古ができている」と要因を語りました。
関脇の若隆景は、宇良を破って1敗を守り「相手を正面に置いてしっかり下からという意識で臨んだ。体が動いていると思うのであすからもしっかり相撲を取りたい」といつもどおり淡々と話していました。
今場所初の連勝となった角番の大関 正代は、「本来だったらもう少し深くまわしを取った相撲を取りたい。内容的にはあまりよくなくもうちょっと圧力を意識したい」と納得していませんでした。そのうえで、会場のファンの声援に感謝し、「いい相撲を見せたいし、応援に応えたい」と奮起を誓いました。 (NHK WEB NEWS 2022年3月20日 19時25分)
ウェブニュースより
大相撲 春場所7日目 新大関の御嶽海1敗を守る 高安が7連勝 ―― 大相撲春場所は7日目、新大関の御嶽海は平幕の阿武咲を破って1敗を守りました。
中入り後の勝敗です。
▽天空海に一山本は、一山本が押し出しで勝ちました。
▽琴勝峰に輝は、琴勝峰が寄り切り。
☆琴勝峰 どっちか差したいと思っていた。差すことできて、落ち着いて取れて良かった。(琴ノ若ら兄弟子も好調で)自分も頑張ろうと思う。
▽千代丸に栃ノ心は、千代丸が寄り切り。
☆千代丸 タイミングよく相手の左が切れたので、そこを一気に攻め切れた。結構苦しかったけど攻めようと思ったときに攻め切れた。
▽豊山に千代大龍は、千代大龍が突き出し。
▽琴恵光に荒篤山は、荒篤山がはたき込み。
☆新入幕の荒篤山は4勝目を挙げて白星先行となり「自分より強い人がたくさんいるので、まわしを取られないことだけ意識している。勝ち負けを意識せずに一日一番、自分の相撲をとるだけ」と淡々と話していました。
▽千代の国に照強は、千代の国が左肩のケガできょうから休場し、照強が不戦勝です。
▽錦木に碧山は、錦木が押し出し。
☆5勝目をあげた錦木は夜に自宅で飲むお酒でリラックスができていると明かし「だいたい芋焼酎。あとはあるもので。日によってばらばらだが、もともとお酒が好きなので」と白星に声がはずんでいました。
▽翔猿に妙義龍は、翔猿が突き落とし。
▽千代翔馬に若元春は、若元春が寄り切り。
▽志摩ノ海に隠岐の海は、志摩ノ海が引き落とし。
☆志摩ノ海 体も動いていて、下がりましたけど、しっかり当たれている。今日は下から攻められた。
▽佐田の海に琴ノ若は、琴ノ若が送り出しで勝って1敗を守りました。
☆琴ノ若は冷静な相撲で6勝目を挙げ「相手も差し手がうまいので、差されないように。一日一日自分の出せるものを出すだけなので思い切っていけている」と振り返りました。また優勝争いに向けての意気込みを問われましたが「まだ勝ち越しも決まっていない、最低限がそこなので」と話していました。
▽北勝富士に高安は、高安が突き出しで初日から7連勝です。
☆幕内でただ1人勝ちっぱなしの高安は「こちらから押し込むという流れが連日できていて、前向きな気持ちになる。気力十分という感じで千秋楽まで場所を盛り上げられたら」と充実した様子でした。
▽宝富士に遠藤は、遠藤が下手出し投げ。
https://www3.nhk.or.jp/sports/special/sumomovies/clip/QlWNNHhrLpLHZ8.html
▽逸ノ城に霧馬山は、霧馬山が送り出し。
https://www3.nhk.or.jp/sports/special/sumomovies/clip/hZrnxSD7voxLKG.html
▽隆の勝に豊昇龍は、豊昇龍が上手投げ。
▽宇良に阿炎は、阿炎が上手投げ。
☆阿炎 足が残った感覚はありました。手を開いていたのでもしかしたら(宇良のマゲに)指が入ったかもとは思いました。
▽若隆景に大栄翔は、若隆景が送りつり落としで勝って、6勝1敗です。
☆関脇 若隆景は幕内で15年ぶりの決まり手となる送りつり落とし(送りつり落としは07年秋場所の安馬-豪栄道以来)で6勝目をあげ、決まり手について感想を問われると「一生懸命とっただけでいつもどおり下からという意識だった」と淡々とこたえていました。そのうえで「あすからも集中して一生懸命、相撲を取りたい」と意気込みを話しました。
▽阿武咲に大関 御嶽海は、御嶽海が引き落としで1敗を守りました。
▽玉鷲に大関 貴景勝は、貴景勝が押し出し。
▽大関 正代に明生は、正代がすくい投げで勝ちました。
☆2勝目をあげた角番の大関 正代は「ちょっと浮き足だって前に出てしまったのでそこは直さないといけないが、内容は置いといてとりあえず勝つことが大事。このまま白星を重ねていけたら」と気を引き締めていました。
春場所は7日目を終わって、ただ1人、高安が勝ちっ放し、御嶽海、若隆景、琴ノ若の3人が1敗です。 (NHK WEB NEWS 2022年3月19日 19時23分)
ロシア国防省「極超音速ミサイルを使用」 事実なら初 ―― ロシア国防省は19日、ウクライナへの攻撃で「極超音速ミサイル」を使ったと発表した。西部イワノフランコフスク州の地下軍事施設を破壊したと主張した。軍事成果をアピールする狙いがある。仮に事実ならば、実戦での極超音速兵器の使用は初めてとみられる。
国防省報道官の説明によると、戦闘機に搭載した極超音速ミサイル「キンジャール」を使って18日に攻撃を実施した。ミサイルや弾薬を貯蔵していた施設を破壊したとしている。ウクライナや米欧の当局による発表や分析は日本時間の19日夕時点で確認されていない。
極超音速ミサイルは音速の5倍以上のスピードと不規則な軌道を両立し、迎撃が困難とされる。米国や中国などが開発を進める。プーチン政権は極超音速兵器をロシアが開発で世界に先行する最新鋭兵器と位置づけて誇示してきた。戦局の停滞が伝えられるなかで投入をけんでんし、国威発揚につなげる思惑がありそうだ。 【日本經濟新聞 2022年3月19日 17:40 (2022年3月19日 19:49更新)】
ウェブニュースより
大相撲 春場所6日目 新大関 御嶽海が1敗守る 高安が6連勝 ―― 大相撲春場所は6日目、新大関の御嶽海は平幕の明生に勝って、1敗を守りました。
中入り後の勝敗です。
▽十両の剣翔に輝は、剣翔が寄り切りで勝ちました。
▽一山本に琴勝峰は、琴勝峰が押し倒し。
▽豊山に錦木は、錦木が押し出し。
▽千代の国に荒篤山は、荒篤山がはたき込み。
▽天空海に琴恵光は、琴恵光が寄り切り。
▽千代大龍に栃ノ心は、栃ノ心が寄り切りで勝ちました。
▽千代丸に妙義龍は、千代丸が突き落とし。
▽碧山に照強は、照強がすくい投げ。
☆照強(碧山との熱戦を制し)疲れた。中に入って(攻める狙い)という感じだった。重たかった。
▽佐田の海に翔猿は、佐田の海がはたき込み。
▽志摩ノ海に高安は、高安が押し出しで勝って6連勝です。
▽隠岐の海に若元春は、若元春が寄り切り。
▽琴ノ若に千代翔馬は、琴ノ若が上手投げ。
☆琴ノ若 内容はいいとは言えないが、辛抱していけた。攻め急いでも意味がないし、じっくり重みを生かして対応できたと思う。
▽遠藤に北勝富士は、遠藤が押し出し。
▽宝富士に大栄翔は、大栄翔が押し出し。
▽宇良に逸ノ城は、逸ノ城がはたき込みで勝ちました。
★宇良(重い逸ノ城に)やりやすい、やりにくいという感情は難しいですね。
▽隆の勝に若隆景は、若隆景が引き落とし。
☆若隆景 目いっぱい相撲取っただけ。下からという意識を持って相撲を取った。(優勝争いの意識は?)全くない。自分の相撲に集中するだけ。明日からも頑張ります。
★隆の勝 向こうの反応のよさにやられた感じですね。立ち合いは悪くなかった。それだけに悔しいですね。
▽阿炎に豊昇龍は、豊昇龍が押し出し。
☆豊昇龍 ちょっと危なかったけど、落ち着いて良かった。体の動き悪くないし、明日から1日一番で大事にしていきたい。(連敗発進だったが)気にしていないので、これからが大事だと思っている。
★阿炎 豊昇龍関の残り腰がよくて中に入られた。なってはいけない形になったから、負けたんだと思います。
▽大関 貴景勝に霧馬山は、貴景勝が押し出し。
▽玉鷲に大関 正代は、玉鷲が突き出し。正代は5敗目です。
☆玉鷲(前日の金星に続き大関正代を撃破)何が1番いいとかはないが、一番を大事にしている。(三役復帰への意識は)全然。毎日楽しくやってます。
▽大関 御嶽海に明生は、御嶽海が寄り切りで、1敗を守りました。
▽阿武咲に横綱 照ノ富士は、照ノ富士が右足などのけがのため休場し、阿武咲が不戦勝です。
春場所は6日目を終えて、高安がただ1人勝ちっぱなしで、御嶽海、若隆景、琴ノ若の3人が1敗となっています。
6連勝の高安「気持ちいい」
幕内でただ1人、勝ちっぱなしの高安は、一気に前に出て勝った18日の相撲について「きょうは立ち合いだけ、十分に踏み込んでそこから圧力をかけていこうと思っていた。足を止めないでいい攻めができたと思う」と丁寧な口調で振り返りました。
そのうえで「去年は長い相撲を取っていたが、体力面で後半に響くので、厳しく速い攻めを心がけて稽古をしてきた」と話しました。
また、初日からの6連勝について「気持ちいい。気を引き締めて、あすもきょうのような相撲が取れるように準備していきたい。場所前に決めたことが千秋楽まで優勝争いに加わるということなので、このまま千秋楽まで集中していきたい」と話していました。
1敗を守った琴ノ若は「内容がいいとは言えないが、我慢して取り切れたかなと思う」と18日の一番を振り返りました。
そして修正できるように、教えてもらいながらやってきた。いい方向に出ていると思うので気持ちをしっかり持って一番一番臨みたい」と話していました。
5勝目をあげた関脇の若隆景は「めいっぱい相撲を取っただけ。体が動いていると思う」と淡々と話していました。
5敗目を喫した角番の大関 正代は「立ち合い自体はよく当たれたような気がしたが、相手に手を伸ばさせてしまった」と振り返りました。
そして「思い切り相撲を取り切ろうかなと思っている。悪い流れを断ち切って星をあげていけたらと思う」と話していました。 (NHK WEB NEWS 2022年3月18日 19時32分)
宝田明さん急逝直前の状況明らかに、筆談で「おれはいつ退院できるのか」意識ハッキリも容体急変 ―― 映画「ゴジラ」や、ミュージカルなどで知られる俳優宝田明(たからだ・あきら)さんが14日午前0時31分、都内の病院で肺炎のために亡くなったことが18日、分かった。87歳。
所属事務所関係者によると、宝田さんは11日に雑誌の取材を受けた。疲れた様子を見せることもなく、ロシアによるウクライナ侵攻を厳しく非難するなど、平和への思いを熱く語ったという。
帰宅後の同日夜になって、腹痛や「熱っぽい」などと体調不良を訴えた。12日午前に救急車を呼んで病院に救急搬送、そのまま入院した。病院では肺炎の治療のために会話はできなかったが、筆談で「おれはいつ退院できるのか」「部屋は何号室だ」と周囲に聞くなど、意識はハッキリしていたという。
ところが、13日午後11時ごろに容体が急変。14日0時31分に、妻の将未(まさみ)さんにみとられながら亡くなった。
17日に通夜、18日に葬儀を近親者のみで行った。喪主は将未さん。お別れの会は今後検討する。
遺作となった映画「世の中にたえて桜のなかりせば」(来月1日公開)は自身で企画し、プロデューサーを務め、資金集めも行った思い入れの強い作品。宝田さんが生まれた満州には桜がなかったので、タイトルにもある「桜」には特別な思いがあったという。 [日刊スポーツ 2022年3月19日0時59分]
ウェブニュースより
大相撲 新大関 御嶽海 初黒星 横綱 照ノ富士2敗目 春場所5日目 ―― 大相撲春場所は5日目、新大関 御嶽海は、平幕の霧馬山に敗れ初黒星を喫しました。
中入り後の勝敗です。
▽十両の王鵬に一山本は、王鵬がはたき込みで勝ちました。
▽荒篤山に栃ノ心は、栃ノ心が押し出し。
★荒篤山「まわしを取られたら勝てないので、取られないことを意識したが、足が流れてしまった」
▽輝に豊山は、輝が寄り切り。
☆輝「しっかり相手を見ていい相撲だった。(4連勝)初日ダメだったところを修正できている」
▽琴勝峰に天空海は、琴勝峰が送り出し。
▽錦木に千代の国は、千代の国がはたき込み。
▽千代丸に照強は、千代丸がはたき込み。
☆千代丸「立ち合い押し込まれたけど、そこから残って前に突いて攻められた。(通算500勝)知らなかったです。そんなに長く取ってるんだなと思います」
▽千代大龍に碧山は、碧山が押し出し。
▽志摩ノ海に琴恵光は、琴恵光が寄り切り。
▽妙義龍に若元春は、若元春が寄り切り。
☆若元春「かなりいい相撲だった。自分らしい相撲が取れたと思います。(地元の福島で発生した地震は)奥さんが東京にいるので連絡がきて、調べたら実家の方でした。奥さんが(実家に)連絡したみたいで無事だったのは知っていました。僕が出来ることを精いっぱいやるだけ。地震があったから頑張るではなくて、毎日頑張るだけ」
▽千代翔馬に翔猿は、翔猿が寄り切り。
▽隠岐の海に琴ノ若は、琴ノ若が寄り切り。
▽北勝富士に佐田の海は、北勝富士が押し出し。
☆北勝富士「しっかり相手の土俵際を警戒しながら押せた。(佐田の海が)もろ差し速攻が持ち味なので、それをしっかり固めて当たることを意識した」
▽宝富士に高安は、高安が突き落としで勝って、ただ1人初日から5連勝です。
☆高安「立ち合いがよかったですね。(宝富士戦は長期戦が多いが)今日は速い相撲にこだわりました。厳しい相撲ですね」
▽逸ノ城に遠藤は、逸ノ城が寄り切り。
▽大栄翔に宇良は、大栄翔が突き出し。
☆大栄翔「今日はいい相撲だった。(合い口の悪い相手だが苦手意識は)そんなことはないけど、今日は勝てて良かった」
▽隆の勝に阿炎は、阿炎が引っ掛け。
▽若隆景に豊昇龍は、若隆景が寄り切り。
▽大関 正代に阿武咲は、正代が上手投げで勝ちました。角番の正代は初白星を挙げました。
▽霧馬山に新大関 御嶽海は、霧馬山が寄り切り。御嶽海は初黒星です。
☆霧馬山「新大関に勝って良かった。うれしい。胸から受け止めたかったけど立ち合い思い通り圧力なくて、でもよく残せた。よく足が前に出て体が動いた。(三役復帰へ)まだ早いけど、残り最後まで頑張っていきたい」
▽明生に大関 貴景勝は 貴景勝が押し出し。角番の貴景勝は3勝2敗と白星先行です。
▽横綱 照ノ富士に玉鷲は、玉鷲が押し倒しで勝ちました。照ノ富士は2敗目を喫しました。
「NHK WEB NEWS 2022年3月17日 18時56分」
ロシア、地上戦闘部隊の75%投入 余力乏しく対話模索か ―― 米国防総省高官は16日、ロシアが地上戦闘を担う主力部隊「大隊戦術グループ」の75%をウクライナへ投入したと分析した。17日には英国防省がロシアの侵攻はすべての前線で大きく停滞していると指摘。ロシア軍は余力が乏しいこともあり、停戦に向けた協議も模索し始めている可能性がある。
国土の広いロシアが大隊戦術グループを一部の地域に集中投入するのは異例だ。バイデン政権は侵攻前にウクライナ周辺に集まったロシア軍の規模は最大19万人と推計していた。
英シンクタンク国際戦略研究所(IISS)の「ミリタリー・バランス」によれば、ロシア陸軍は28万人の兵員を抱える。
国防総省高官はロシア軍が兵士増強に向けた検討を始めたとも言及した。英国防省は15日、ロシア軍が同国国内の東部地区や太平洋艦隊に加え、アルメニアから兵士の派遣を始めたと説明した。シリアやイラクから雇い兵を動員し、ベラルーシにも参戦を求めているとみられる。
ロシア軍はキエフ制圧に向けて兵員が不足しているとの見方が多い。米陸軍士官学校で市街戦研究のトップを務めたジョン・スペンサー氏は市街戦では守り手が優位と指摘。攻め手は守り手の5倍の兵力が必要だと説く。たとえばキエフ防衛を担うウクライナ軍が5万人としても、ロシア軍は25万人が必要になる計算だ。
キエフ中心部での市街戦は失敗のリスクがあり、ロシア軍はまずキエフを包囲して補給路を断って降伏を迫る構えとみられる。一方で米シンクタンクの戦争研究所は16日のリポートで、ロシアが外国などから兵力を増強しても「短期的にキエフを包囲するために必要な戦闘能力とはならない」と分析した。
国防総省高官は地上侵攻の停滞を受け、ロシア軍は長距離の砲撃を増やしているとみている。米欧はロシア軍が住宅地や民間インフラにも激しい砲撃をしていると批判する。一般市民も標的にしてウクライナ政府に降伏を促す戦術との見方がある。
ロシアは停戦協議も模索し始めた。ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアとの合意に時間がかかるとしつつも北大西洋条約機構(NATO)加盟は困難との認識も示しており、ロシアの真意を探っているとみられる。
米欧もロシアの姿勢を見極めようとしている。サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は16日、ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記と電話し「ロシアが真剣に外交を考えているならウクライナへの攻撃をやめるべきだ」と伝えた。
NATOのストルテンベルグ事務総長は同日の記者会見で、ロシアが和平を結ぶ準備ができている「いかなる兆候もみられない」と述べた。 【日本經濟新聞 2022年3月17日 20:40 (2022年3月18日 5:11更新)】
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大相撲 春場所4日目 新大関 御嶽海は小結 隆の勝に勝ち4連勝 ―― 大相撲春場所は4日目、新大関の御嶽海は小結 隆の勝に勝って4連勝としました。
中入り後の勝敗
▽輝に錦木は、輝が「寄り切り」で勝ちました。輝は2日目から3連勝です。
☆輝「今日はよかったです。立ち合いの後も圧力をかけることができた。この後もしっかり平常心でやっていきます」
▽栃ノ心に一山本は、栃ノ心が「首ひねり」で勝ちました。
☆栃ノ心「とりあえず、何とか勝ってよかった。まわしを取らせてくれないんで(相撲が)とりづらい。もう少し落ち着いて相撲をとりたいんだけど」
▽豊山に荒篤山は、荒篤山が「引き落とし」。
☆荒篤山「まわし取られないことと、前に出ることだけ意識しました。(連敗は)引きずらず切り替えて頑張りたい」
★豊山「立ち合いからの攻めもよかった。いけると思って出ていったが、足がそろったのと滑ったのが重なってしまった。もったいないですね」
▽千代の国に天空海は、千代の国が「切り返し」。
☆千代の国「(天空海が最後は一本背負い気味に)思い切りがいいんで、体が反応してくれた感じですね。集中できていると思います」
▽千代丸に琴恵光は、琴恵光が「寄り切り」。
▽千代大龍に琴勝峰は、千代大龍が「突き出し」。
☆千代大龍(琴勝峰に過去0勝2敗)負けていたんでもろ手か張り差しか迷ったんですが、最後の塩をとりにいったときに「今日は張り差し」と決めました。
▽照強に志摩ノ海は、志摩ノ海が「はたき込み」。
▽碧山に妙義龍は、妙義龍が「突き落とし」。
▽佐田の海に若元春は、佐田の海が「寄り倒し」。
▽隠岐の海に翔猿は、翔猿が「はたき込み」。
▽千代翔馬に北勝富士は、北勝富士が「押し出し」。
★千代翔馬「立ち合いはよかったが、相手が低すぎて引いてしまった。足も出ていなかったですね」
▽琴ノ若に高安は、高安が「上手投げ」で勝って4連勝です。
高安が平幕で唯一4連勝 「すごくポテンシャルの高い」琴ノ若を豪快な上手投げで転がした
☆高安「相手の得意な形にならなかった。ポイントを抑えて相撲を取りました。(琴ノ若は)すごくポテンシャルの高い力士ですから、集中して厳しい相撲を取りました」
★琴ノ若「まともに胸が合うと重いので、脇を固めていこうと思った。途中まではよかったが、組んでからも自分から攻めればよかった。引きずってもしょうがないんで、攻める相撲を徹底していきたい」
▽石浦が首を痛めて16日から休場し、遠藤が不戦勝となりました。
▽宝富士に阿武咲は、阿武咲が「寄り切り」。
☆阿武咲「しっかり落ち着いて取れたので良かったと思います。何もさせないように相撲を取ることができました。日に日に土俵に足がなじんでいる感じがする」
▽豊昇龍に玉鷲は、豊昇龍が「送り出し」。
☆豊昇龍「集中力があった。勝ってよかったです。相手の動きが見えていたし、いい感じで体も動いてきたんでこのままいきたい」
▽霧馬山に若隆景は、霧馬山が「はたき込み」。
☆霧馬山「いつもと同じ、立ち合いで相手をしっかり見ていこうと。これからもしっかりした相撲をとれるよう頑張ります」
▽阿炎に明生は、阿炎が「小手投げ」。
☆阿炎「自分の右手が抜けて差されてしまったが、うまく体が反応してくれたと思う。調子はいいと思います」
▽新大関 御嶽海に小結 隆の勝は、御嶽海が「はたき込み」で勝って、初日から4連勝です。
★隆の勝「(新大関の御嶽海を引かせる内容に)悪い相撲ではなかった。一方的に押し負ける形ではなかった。いつも自分が呼び込んで負けているので」
▽角番の大関 貴景勝に大栄翔は、貴景勝が「押し出し」。
▽宇良に大関 正代は、宇良が「送り出し」。角番の正代は4連敗となりました。
正代、かど番大関ワーストタイ初日から4連敗 場所前にはコロナ感染による調整遅れの不安を吐露
☆宇良「自分の相撲がとれるよう頑張りました。細かいことは分からないが、大きな拍手が励みになります」
▽逸ノ城に横綱 照ノ富士は、照ノ富士が「寄り切り」で勝ちました。
☆照ノ富士「(前みつを取れなかったが)体がよく反応してくれていると思います。(新大関の御嶽海が全勝)最後までこっちも頑張っていきたい」
力士の談話
▼千代の国は3連勝し「思い切りがよかった。体が反応してくれて集中できている」と手応えを語りました。
▼千代大龍は、2連敗している琴勝峰を突き出しで破って2勝目を挙げ「負けている相手だったので、もろ手でいくか、張って差しにいくか悩み、最後の塩をまく直前に張り差しに決めた。体は悪くないし当たれている」と、してやったりでした。
▼高安は、勢いのある琴ノ若を豪快に投げて4連勝し「相手はポテンシャルが高い力士だから、しっかり集中して厳しい相撲を取れた。地道にコツコツ鍛えてきたので、そういうところが結果に出ている。精神的にも充実している」と納得の表情でした。
▼強烈な突き押しが持ち味の阿炎は、明生の動きを冷静に見て、小手投げで勝って3連勝「体が勝手に動いた。調子がよい証拠で体が動いている。あすからもこうした相撲を取りたい」と手応えを語りました。
▼新大関の御嶽海を押し込みながらも、土俵際でかわされて、惜しくも敗れた小結 隆の勝は「悪い相撲ではなかった」と悔しさをにじませました。そのうえで、御嶽海については「前よりも落ち着いているように見える。余裕がある感じのふるまいをしている。そこが前より違う」と話していました。
▼大関 正代を破り今場所初白星の宇良は「自分の相撲を取れるように頑張った。地元の大阪場所で大きな声援をもらっているので励みになっている。1つでも白星を重ねられるように頑張る」と話していました。
▼横綱 照ノ富士は、相手の逸ノ城に対して得意の四つに組んで寄り切って「よかったと思う。体がよく反応してくれた」と話しました。
そのうえで、御嶽海が初日から4連勝していることについては「最後までこっちも頑張っていきたい」と淡々と話していました。 「NHK WEB NEWS 2022年3月16日 21時59分 」
気象庁、長周期地震動を観測 東日本大震災余震域で発生 ―― 気象庁は17日、宮城、福島両県で16日夜に最大震度6強を観測した地震について記者会見を開き、長い周期で大きく揺れる「長周期地震動」が観測されたと明らかにした。発生場所については、東日本大震災の余震域に該当する太平洋プレート内部との見解を示した。
同庁は今後約1週間は同程度の地震に注意するよう求めた。
気象庁は長周期地震動について、揺れの周期が1.5~8秒の揺れを対象として強さを1~4の階級で示している。地震動の揺れの周期が建物の揺れの周期と近いほど共振しやすく、高層ビルの上階ほど大きく長く揺れる傾向がある。
宮城県北部では揺れの大きさが最大の「階級4」を観測した。階級4は立っていることができないほどの揺れとされる。
気象庁は大きな揺れを観測した地域では土砂災害の危険が高まっているとして「危険な場所に立ち寄らず、身の安全を図るよう気をつけてほしい」と注意喚起。津波注意報を発表した宮城、福島両県では海に近づかないよう呼び掛けた。 【日本經濟新聞 2022年3月17日 2:44 (2022年3月17日 3:11更新)】
ウェブニュースより
大相撲春場所3日目 新大関の御嶽海が大栄翔に勝って3連勝 ―― 大相撲春場所は3日目。新大関の御嶽海は、2日目に横綱 照ノ富士を破った平幕の大栄翔に勝って、初日から3連勝としました。
中入り後の勝敗です。
▽輝に荒篤山は、輝が押し出しで勝ちました。
☆輝「しっかりと前に圧力をかけながら攻められた。(状態は)良くなっているのでこの調子でいきたい。(再入幕で)一からやり直すつもりでやっていきたい」
★荒篤山「引いたのが原因です。もっともっと前に出られるように頑張りたいです」
▽錦木に一山本は、錦木が押し出し。
☆錦木「粘れて攻撃に転じることができた。相手が下がったので、前に出ることができて良かった。(3連勝スタート)今のところは上々かなと思っている。3日目なので何とも言えないけど、体は動いている」
▽琴勝峰に豊山は、豊山が寄り切り。
☆豊山「相撲内容はいいですけど、でもまだ3日。ここから何があるか分からないので明日からしっかり頑張りたいです」
▽栃ノ心に千代の国は、千代の国が引き落とし。
▽千代丸に天空海は、天空海が上手投げ。
▽千代大龍に照強は、照強が下手投げで勝ちました。
▽妙義龍に琴恵光は、妙義龍が押し出し。
☆妙義龍(相手が)「右から張ってきたけど、止まらずに前に出たのが良かった。(兵庫県出身で“準ご当所場所”だけに歓声も大きいが心境は)全然いつも通り。それで熱くなりすぎてもしょうがないので」
▽碧山に若元春は、若元春が押し出し。
▽翔猿に志摩ノ海は、志摩ノ海が寄り切り。
▽佐田の海に隠岐の海は、隠岐の海が上手投げ。
▽高安に千代翔馬は、高安が押し出しで勝ちました。
☆高安「足の運びも、下からの相撲も自信を持って取れていると思う。しっかりやることやってきたので、あとは体を整えながらベストを尽くしたいと思います」
▽琴ノ若に石浦は、琴ノ若が押し出し。
【アクシデント】石浦うずくまって立ち上がれず 警備の親方衆も集まり騒然も自力で立ち上がる
☆琴ノ若「しっかり攻め切れたと思う。いい相撲取ることだけ心がけてやっているので、いい形で出ている。今は1日1日気を引き締めることができている」
▽宝富士に北勝富士は、北勝富士が押し出し。
☆北勝富士「始まったばかりだが、初日が出てよかった。2日間、勝てないとこのままズルズルいってしまうかもと思ってしまう」
▽阿武咲に遠藤は、遠藤が押し倒し。
▽隆の勝に玉鷲は、玉鷲が突き出し。
☆玉鷲「よかったですね。(2連敗で)苦しかったけど、自分の相撲で勝つことができた」
▽霧馬山に阿炎は、阿炎が押し倒しで勝ちました。
☆阿炎「まわしを取られたらしつこい相撲をとられるんで、取らせないようにした。前に出る相撲がとれたと思います」
▽若隆景に明生は、若隆景が寄り切り。
☆若隆景「下からよく攻めれた。(3連勝で心境に変化は)特に。1日一番集中していきたい」
▽豊昇龍に大関 貴景勝は、豊昇龍がすくい投げ。角番の貴景勝は2連敗です。
豊昇龍新小結1勝「目指しているのはテッペン」貴景勝を大逆転初撃破 母国モンゴル料理で成長
☆豊昇龍「何より勝って良かったと思います。つかまえたかったので、差してつかまえて良かったと思います。(初日、2日目の)負けを気にせずに頑張っていきたいと思います」
▽大関 正代に逸ノ城は、逸ノ城が寄り切り。角番の正代は初日から3連敗となりました。
かど番大関正代3年ぶり初日から3連敗 逸ノ城に寄られ土俵割る 新型コロナ感染で調整遅れ
▽大栄翔に大関 御嶽海は、御嶽海が突き落としで勝って、横綱・大関でただ1人3連勝です。
新大関御嶽海、横綱大関陣で唯一初日から3連勝 好調大栄翔を突き落とし
★大栄翔「立ち合いは良かったけど、取られてしまって、さがりか分からないけど。そういうところを厳しくしないといけない。あそこをもっと突き放していって、回転のいい突っ張りで攻めたかった。気持ちの面は悪くないので明日からしっかりやっていきたい」
▽横綱 照ノ富士に宇良は、行司軍配差し違えで、照ノ富士が押し出しで勝ちました。
照ノ富士「優しさが出ちゃう」あわや勇み足 物言いついたが行司軍配差し違えで宇良に勝利
宇良、軍配差し違えで5年ぶり金星逃す「自分の相撲取りきることだけ意識」
八角理事長「膝痛めるのが嫌」照ノ富士古傷かばい右足踏み越す 物言いの結果、軍配差し違え辛勝
☆照ノ富士(土俵際は)「余裕はあったので、ちょっと優しさ出ちゃうというか。(宇良を押し倒すような形で)上に倒れてもいい状態だったんですけど。(前日2日目に初黒星)その日の一番に集中してやってますから、過ぎたことは過ぎたことでしか考えていないけど」
★宇良(軍配差し違えで金星を逃し土俵際は)「分からなかったですね。横綱を相手にどうこうより、自分の相撲をとろうと思っただけです」
照ノ富士「あす以降はもう少し落ち着いてやっていきたい」
3年前の九州場所以来となる初日からの3連勝とした豊山は「相撲内容がいい。体のバランスもいいし、勢いで相撲を取っているわけでもない。いけるところまでこのまま」と好調な結果に充実した様子でした。
40キロ以上の体重差がある碧山を押し込んで2勝目を挙げた若元春は「思い切り当たれてそのまま走れた」と振り返りました。
そのうえで立ち合いに失敗して敗れた初日の反省を生かせているとして「うまく切り替えられているのは28歳と、年をとったからですかね」と笑顔で話していました。
今場所初白星の志摩ノ海は14日まで人気漫画のデザインが施された化粧まわしを締めていましたが、15日は出身の近畿大学にちなんだ化粧まわしを締めました。
このことについて「春場所が2年ぶりの大阪開催で、大学の方も待っていたと思う。深い思い出があるのでつけたいなと思っていた」と話していました。
新関脇の阿炎は持ち味の突き押し相撲で2勝目を挙げ、「いい相撲が取れている。番付を意識しないようにすると相撲に集中できるので、それで自分の相撲が取れている。きょうのように前に出て勝った相撲を糧にしてあすからも頑張っていきたい」と気持ちを引き締めました。
新大関の御嶽海は、大栄翔を危なげない相撲で破り、初日から3連勝としましたが、3日続けて取材には応じませんでした。
14日、2日目にして黒星を喫した横綱・照ノ富士は、行司軍配差し違えで宇良に勝ちました。
辛くも勝利した照ノ富士は「余裕があった」と振り返ったうえで、14日の黒星からの気持ちの切り替えについて「その日の一番に集中してやっていて、過ぎたことは過ぎたことで考えている。あす以降はもう少し落ち着いてやっていきたい」と淡々と話していました。 「NHK WEB NEWS 2022年3月15日 21時46分」
ウェブニュースより
大相撲春場所2日目 横綱 照ノ富士 平幕の大栄翔に敗れ黒星 ―― 大相撲春場所は2日目。横綱 照ノ富士は平幕の大栄翔に敗れ早くも黒星を喫しました。
中入り後の勝敗です。
▽荒篤山に一山本は新入幕の荒篤山がはたき込みで勝って幕内最初の白星を挙げました。
☆荒篤山「昨日よりも強く当たれたと思います。勝ちにこだわらずに強く当たることを意識したいです」
★一山本「どこかで引いてくると思って、引かせてついていこうと思ったが、上半身だけ(が突っ込む体勢)になってしまった。明日は対戦相手(錦木)が大きいので、思い切り当たって自分の相撲が取れればいい」
▽輝に天空海は輝が押し倒し。
▽栃ノ心に錦木は錦木が寄り切り。
▽豊山に千代丸は豊山が押し出し。
▽千代の国に琴勝峰は千代の国が突き落とし。
▽千代大龍に妙義龍は妙義龍が押し出しで勝ちました。
▽照強に琴恵光は琴恵光が寄り倒し。
☆琴恵光「落ち着いて最後まで自分の流れで相撲を取ることができた。いい流れで相撲を取れていると思います。(先場所は)守りに入っている部分もあったので、そこを意識していきたい」
▽碧山に翔猿は碧山が押し出し。
▽若元春に志摩ノ海は若元春が寄り切り。
☆若元春「今日は勝ててよかったなという感じですね。昨日は迷って変な立ち合いをした。明日からも思い切っていきたい」
▽佐田の海に高安は高安がすくい投げ。
☆高安「立ち合い当たって引いてしまったのは反省。まわしを取って落ち着いていた。(状態は)初日からしっくりきている」
▽隠岐の海に千代翔馬は千代翔馬が下手投げで勝ちました。
▽琴ノ若に宝富士は琴ノ若が押し出し。
☆琴ノ若「しっかり攻める相撲がとれたので、よかったと思います」
▽石浦に北勝富士は石浦が押し出し。
☆石浦「結果オーライですね。でも自己最高位で1番勝てたのでまた明日から頑張ります」
▽明生に遠藤は遠藤が上手投げ。
★明生「同じ左四つで、完敗です。本当にうまい、低い。勉強になります。」
▽豊昇龍に霧馬山は霧馬山が上手投げ。
☆霧馬山「最初からまわし取ろうと思ったけど離れちゃって、そこから相手を見て取った。(上手)取れなかったら負けていた」
★豊昇龍「初日は何もできなかったが、今日は動きもよかった。残念ながら負けてしまったけど、こういう負けは気にしない。明日からまた頑張ります」
▽阿武咲に若隆景は若隆景が寄り倒しで勝ちました。
八角理事長「体が小さい人は瞬発力だから。けれん味のない相撲」若隆景を高評価
☆若隆景「下からよく攻められたなと思います。よく前に出られたと思います。(関脇で連勝スタートは)特に意識はないです。自分の相撲に集中してやっていきたい」
★阿武咲「完全に立ち合い負けです。今日は今日なんで。明日からまた切り替えて頑張ります」
▽阿炎に玉鷲は阿炎が突き出し。
☆阿炎(関脇で初白星も)「今は番付を意識していないんで。この白星をつなげていきたい」
▽隆の勝に大関 正代は隆の勝が押し出しで勝ちました。角番の正代は2連敗です。
☆隆の勝「自分らしい、前に出る相撲を取り切れたと思います。足が出ていれば土俵際で逆転技も食らわない。そう思って足を出すことを意識しました」
▽新大関の御嶽海に宇良は御嶽海が押し出しで勝って連勝スタートです。
新大関御嶽海、業師宇良の足取りかわし2連勝 高田川親方「落ち着いていた。完璧」
★宇良(新大関が相手)「勝ちたいなと思って挑みました。いつか1回でも勝ちたいけど、なかなか勝たせてもらえないですね。一矢報いることができればと思って挑んでるんですけど、全然敵わないですね」
▽大関 貴景勝に逸ノ城は逸ノ城が寄り切り。角番の貴景勝は2日目で黒星を喫しました。
★貴景勝(初黒星も)「別に。明日も一生懸命やるだけです」
大栄翔に横綱 照ノ富士は大栄翔が送り出しで勝ちました。照ノ富士も2日目で今場所初黒星です。
大栄翔“キラー”発揮 横綱照ノ富士から2個目金星「勝てるのは不思議」三役復帰へ連勝発進
照ノ富士2日目に初黒星 大栄翔に送り出されて金星配給 先場所後のコロナ感染で調整遅れか
☆大栄翔(横綱照ノ富士に)「勝てたことはうれしいです。立ち合いもっとしっかり当たっていかないと、これから勝つことは厳しいと思います」
春場所2日目は1横綱2大関が敗れました。
力士談話
新入幕の荒篤山は初白星を挙げましたが「十両だった先場所、幕内の土俵で勝ったことがきょうよりも嬉しかった」と話した後、「きのうは強く当たれなかったので、きょうは強く当たれるように意識していた」と落ち着いて話していました。
ジョージア出身の栃ノ心は、ロシアによるウクライナへの侵攻について、ジョージアとロシアが武力衝突した過去を踏まえ「見ているのが悲しい。最悪だし、早く終わってほしい。平和がいちばんだ」と、神妙な面持ちで話していました。
兵庫県出身の妙義龍は、大阪での白星に「コロナ禍の中、わざわざ会場に足を運んでくれている。勝った姿を見せられるのはうれしい」と話していました。
志摩ノ海は、自身がファンだという人気漫画のデザインが施された化粧まわしを今場所から締めています。その化粧まわしについて「いろいろな人の縁があってできた化粧まわしで、つけてみると身が引き締まる思い。相撲の結果をしっかり出せるようにしたい」と話していました。
阿炎は、新関脇として初白星を挙げたものの「今は番付を意識していないのでこの白星を続けていきたい」と淡々と話していました。
もう1人の新関脇、若隆景は連勝スタートに「下からよく攻められた。自分の相撲に集中していきたい」とこちらも落ち着いていました。
大関 正代を破った隆の勝は「自分らしい前に出る相撲が取れた。足が出ていれば土俵際の逆転も食らわないと思っていたので、足を出していった」と振り返りました。
新大関 御嶽海は同学年の宇良を破って連勝しましたが、13日に続き取材に応じませんでした。
一方の宇良は「いつか1回でも勝ちたいと思っているが、勝てない。一方的にやられているので、もっと動けるように頑張りたい」と悔しさをにじませました。
平幕の逸ノ城は、大関 貴景勝に得意の四つ相撲で白星を挙げ「きょうのような相撲をやっていったらいい」と手応えを感じているようでした。
敗れた貴景勝は「あしたも一生懸命にやるだけ」とことば少なでした。
横綱 照ノ富士を破り、金星を挙げた大栄翔は「立ち合いで全然当たれず、下がった相撲だったが、そのあと、しっかり前に攻めることができた。体の調子がいいのかもしれない。勝てたことは本当にうれしい」と明るく答えていました。
一方、敗れた照ノ富士は取材に応じませんでした。 「NHK WEB NEWS 2022年3月14日 20時32分 」
ウェブニュースより
大相撲 春場所が初日 新大関 御嶽海が白星スタート ―― 大相撲春場所が初日を迎え、新大関の御嶽海は平幕の逸ノ城に勝って白星でスタートしました。
中入り後の勝敗です。
▽輝に一山本は一山本が寄り切りで勝ちました。
☆一山本「(春場所は)入門してから負け越していないのでいいイメージがある。(大阪は)たこ焼きがおいしいかなと。とりあえず幕内の尻にいるので早い段階で勝ち越せるように頑張りたい」
▽錦木に新入幕の荒篤山は錦木が押し出し。
☆錦木「(返り入幕の場所で)幕内で初日から1勝できたのはうれしい。緊張はしたけど、稽古した通りやれば大丈夫かなと思った。10場所ぶりなので、幕内ずっとキープして上位を目指せるように頑張ります」
★荒篤山「明日からもっと立ち合いで強く当たれるように頑張ります。(新入幕の)意識は特にはないですけど時間が読めなかった。また明日からしっかり切り替えてやっていきたい」
▽天空海に栃ノ心は栃ノ心が押し倒し。
▽豊山に千代の国は豊山が押し出し。
☆豊山「(初場所後に新型コロナウイルスに感染)ちょっと不自由な生活が続いたけど、それはそれでしょうがない。とりあえず勝ち越したい。欲を出して、その上もいけたらいいと思っている」
▽千代丸に琴勝峰は琴勝峰が押し出し。
☆返り入幕の琴勝峰は「動きのある相手だとわかっていたので、相手をよく見て、思ったとおりに体が動いてよかった」と冷静に振り返りました。
▽琴恵光に千代大龍は千代大龍がつり出しで勝ちました。
▽妙義龍に照強は照強が引き落とし。
▽志摩ノ海に碧山は碧山が寄り切り。
▽翔猿に若元春は翔猿が押し倒し。
▽千代翔馬に佐田の海は千代翔馬が首投げ。
▽高安に隠岐の海は高安が上手投げで勝ちました。
▽北勝富士に琴ノ若は琴ノ若が寄り切り。
★北勝富士「立ち合い遅れて、相手のペースになってしまった。(相手の琴ノ若が)押しづらい。体が柔らかいので。もっと芯を押せるようにやっていかないといけない」
▽宝富士に石浦は宝富士がはたき込み。
☆近畿大学出身の宝富士は2年ぶりの大阪開催に「久しぶりの大阪で緊張もあったが、相手を見て相撲を取れた。場所を少しでも盛り上げられたらと思う」と明るく答えていました。
▽霧馬山に遠藤は霧馬山が寄り切り。
▽隆の勝に明生は明生が上手出し投げ。
☆明生「よかったと思います。(立ち合い)鋭くいこうと、気持ちでした」
▽阿武咲に新関脇の阿炎は阿武咲が押し出しで勝ちました。
☆阿武咲は「しっかり集中できているし、地に足がついている。1番1番集中してやるだけ」と冷静に話していました。
★敗れた阿炎は「あすから、また1からやり直さないといけない。落ち込んでいる暇はない」と落ち着いて話していました。
▽新関脇の若隆景に玉鷲は若隆景が突き落とし。
☆若隆景「押し込まれたので、明日からも下から(攻める)って意識を持って頑張りたいと思います。(新関脇の場所だが)特にそういう意識はない。一番一番自分の相撲に集中したい」
▽逸ノ城に新大関の御嶽海は、御嶽海が押し出しで勝って大関の初日を白星で飾りました。
▽宇良と大関 貴景勝は貴景勝が押し出し。
☆今場所を角番で迎えた兵庫県出身の大関 貴景勝は大阪府出身の宇良に勝ち「全力を出すことを考えてやった。始まったばかりなので、あまり何も考えずにいきたい」と淡々と答えていました。
★一方、敗れた宇良は「元気な姿を見てもらえるように頑張りたいと思う」と地元の場所での奮起を誓いました。
▽大関 正代と大栄翔は大栄翔が押し出し。
☆三役から転落し、前頭筆頭で臨む大栄翔は大関 正代を破り「久々の大阪でいい雰囲気を味わいながらいい相撲をとれてよかった。1場所で絶対に三役に戻るという気持ちで来ているので、ここからしっかり頑張っていきたい」と気合い十分でした。
角番の大関2人、貴景勝は勝ちましたが、正代は敗れました。
▽横綱 照ノ富士に新小結の豊昇龍は、照ノ富士が寄り切りで勝ちました。
☆横綱 照ノ富士は「落ち着いて取れた。2年前の大阪での場所は十両だったので、大阪の方々に横綱の姿を見せられてよかった。今場所も集中していきたい」と話していました。
春場所は新型コロナウイルスの影響でおととしは無観客で、去年は東京で行われ、ことしは3年ぶりに大阪で観客を入れて開催されます。
大阪では3年ぶりに観客を入れて春場所開催
大阪で3年ぶりに観客を入れて行われる大相撲春場所が13日初日を迎え、開催を待ち望んでいた多くのファンが会場を訪れました。
大相撲春場所は、毎年、大阪市浪速区の大阪府立体育会館で行われてきましたが、新型コロナウイルスの影響でおととしが無観客、去年が東京での開催となりました。
ことしは会場の定員数を通常の75%、5500人程度としたうえで、座席での食事を禁止するなどの感染対策を取って、大阪で3年ぶりに観客を入れて行われることになりました。
初日の13日は、開催を待ち望んでいた多くのファンが続々と会場を訪れ、久しぶりとなる大阪での相撲観戦を楽しみにしていました。
このうち大阪 寝屋川市の女性は「力士の姿を見ることができて春が来たなと感じる。地元出身の宇良に期待しているので、拍手で応援したい」と話していました。
また、京都から家族で見に来た小学5年生の男の子は「現地で観戦するのは初めてなので楽しみ。迫力や音を感じたい」と話していました。
さらに、小学生のときから大相撲のファンだという大阪 河内長野市の70代の男性は「楽しみで昨夜は3時間しか寝られなかった。荒れる大阪場所らしく、最後まで分からない優勝争いを期待したい」と話していました。
ことしの春場所は、観客の数を制限する一方で、チケットを持っていなくてもタオルなどのグッズを買うことができるコーナーを初めて設けるなど、新たなファンサービスも始まっています。
日本相撲協会 八角理事長「ファンが待っていてくれた感じ」
日本相撲協会の八角理事長は、2年ぶりの大阪開催となった春場所について「ファンが待っていてくれたという感じがする。2年もたつと幕内の顔ぶれもだいぶ変わるが忘れられないでよかった」と話していました。
初日を白星でスタートした新大関の御嶽海については「立ち合いに思い切りがなく、ちょっと緊張していた。ただ最初は内容よりも勝つことが大事でまた、あすから自分の力を出し切ればいい」と述べました。
そのうえで自身の経験を踏まえて「優勝の経験と、大関として戦うのはまた違う。関脇以下の時は思い切りやって優勝できたが、大関としての緊張感の中で、難しい地位で優勝するのはまた違う」と話していました。
尾上親方が新型コロナに感染 春場所休場
大相撲の尾上親方が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、13日から始まった春場所を休場することになりました。
尾上部屋では力士2人の新型コロナウイルスの感染が確認されていましたが、元小結 濱ノ嶋の尾上親方が検査の結果、新たに陽性と判明したということです。
尾上親方は13日から大阪で始まった春場所を休場することになりました。
尾上部屋では所属する力士13人全員が春場所を休場しています。 「NHK WEB NEWS 2022年3月13日 20時53分 」
前回「鳥類Dに関する難読漢字」の解答です。
1 金糸雀 →カナリア 2 四十雀 →シジュウカラ
3 鶯 →ウグイス 4 信天翁 →アホウドリ
5 鴛鴦 →オシドリ 6 鸛 →コウノトリ
7 嘴広鸛 →ハシビロコウ 8 野路子 →ノジコ
9 田鴫 →タシギ 10 水鶏 →クイナ
11 山原水鶏 →ヤンバルクイナ
ウェブニュースより
ロシア侵攻、過去の戦術と共通点 シリアでも都市壊滅 キエフの「グロズヌイ化」に懸念 ―― ロシアによるウクライナ侵攻で、過去にシリア内戦やチェチェン紛争で使った戦術との共通点が浮き彫りになっている。都市を包囲して物資の補給を断ち、住民を逃がす「人道回廊」にも攻撃を加えた。都市を壊滅に追い込んで降伏を迫る手法によって、民間人の犠牲が一段と増える懸念が強まっている。
ウクライナ南東部のマリウポリ市当局は11日、ロシアの包囲攻撃により12日間で民間人1582人が死亡したと明らかにした。同市では食料や水が底をつき、脱水症状で子どもが亡くなるなど人道危機が深刻化している。
ロシアは住宅や病院に砲撃を続けている。連日設けられた「人道回廊」にも砲撃したり、地雷をしかけたりしてウクライナ西部への退避を阻んだ。ロシア軍が中心部まで15キロメートルに迫る首都キエフや北東部ハリコフでも、包囲へ態勢を整えているとみられる。
包囲戦はロシアが過去に取ってきた手法と重なる。米ハドソン研究所のブライアン・クラーク上級研究員は、ロシアの軍事作戦がシリア内戦での戦術に似てきたと指摘する。「一般市民に恐怖を植え付ける狙いだ」とウクライナ政府に降伏を迫る効果を見込んでいると分析する。
ロシアは2015年に軍事介入したシリア内戦で、反体制派拠点の北部アレッポを包囲して無差別攻撃を加えると同時に「人道回廊」を設けた。最後に総攻撃をかけて制圧し、支援するアサド政権の優勢を固めた。回廊には「逃げる機会を与えたのに残った」と徹底攻撃の口実にする意味合いもある。
ロシアは同国南部で1999年に始まった第2次チェチェン紛争でも、中心都市グロズヌイを包囲。脱出の猶予期間を通告したうえで制圧した。グロズヌイは「地球上で最も破壊された都市」(国連)と化した。ロシアから独立を求めた勢力は排除され、軍事的な成果が大統領就任前後のプーチン氏の人気を支えた。
ウクライナの抵抗で短期決戦の思惑が外れ、ロシアがシリアやチェチェンでの戦術を再現しようとしている可能性が高い。
英国防省は6日、ロシアが同様の手法で「人口密集地を標的にしている」との分析を発表した。ジョンソン英首相も1日の欧州メディアの取材に「(追い詰められたプーチン氏が)キエフを『グロズヌイ化』しようと試みる」と危機感をあらわにした。
懸念されるのは犠牲者のさらなる拡大だ。
シリア内戦でロシアが後ろ盾につくアサド政権は殺傷能力が高いクラスター爆弾や化学兵器といった国際条約に違反する兵器を使ったと指摘されてきた。ウクライナでもロシアはクラスター爆弾や燃料気化爆弾を投入しており、化学兵器の使用に訴える恐れを米欧は警告している。
ロシアはシリアで雇い兵を勧誘し、同国で実戦経験を積んだ戦闘員をウクライナに本格的に送り込む動きも見せている。ショイグ国防相は11日に中東から1万6000人以上の「義勇兵」が集まっているとプーチン氏に報告した。
ロシアの民間軍事会社「ワグネル」が戦闘員を対象を広げて募り始めたとの報道(英BBCロシア語版)もある。「いまのロシアにはシリアとチェチェン以外で都市を陥落した経験がない。市街戦での犠牲に備え(ロシア兵の)死者の増加で国内の批判が高まるのを避けるため、死んだ事実すら隠せる兵力を確保している」(東大先端科学技術研究センターの小泉悠専任講師)
市街戦に突入すれば市民を巻き込んだ戦闘で甚大な被害が出る。防衛省防衛研究所の山添博史主任研究官は「たとえウクライナ政府が降伏しても、抵抗は終わらない」とみる。プーチン氏がかいらい政権を立てた場合も安定した統治は難しく、ウクライナで弾圧と抵抗が繰り返されて人道危機が長期化するとの見方を示した。 【日本經濟新聞 2022年3月12日 23:00】
小結陥落の隆の勝、同学年で関脇昇進若隆景と阿炎にメラッ「同世代で一番先に大関に上がりたい」 ―― 大相撲春場所(13日初日、エディオンアリーナ大阪)を翌日に控えた12日、関脇から小結に陥落した隆の勝(27=常盤山)が報道陣の電話取材に応じ、同学年の出世レースを制することを誓った。
今場所は同じ1994年度生まれの若隆景と阿炎が新関脇に昇進。「本当に悔しいし、負けられない。倒してやろうという気持ちにもなります。同世代で一番先に(大関に)上がりたいと思っています」とライバル心を燃やした。
関脇には通算5場所在位しているが、小結には初めて就く。序盤から横綱、大関と対戦する見通しだが「(心境に)そんな変わりないですね。肩書関係なく、自分の相撲に集中するしかない」と話した。
初場所後の2月2日に新型コロナウイルス感染が判明し、38度超の発熱やノドの痛み、味覚障害、嗅覚障害の症状に見舞われた。「(稽古は)10日以上はやってなかった。(感染中は)本当に何することもなく、結構つらかったので、ずっと寝てましたね。外にももちろん出られないし、ずっと家に隔離されているので精神的につらい部分はありました」。リフレッシュできるはずの食事も「味覚がなくなってからは、何も楽しみがなくなっちゃったので。ただ固形物を(口に)入れているっていう(感覚)だけで。びっくりしました」と振り返った。
療養期間で体重も約7キロ落ちたというが、下を向くことはなかった。「意外と焦ることもなく、落ち着いて、自分だけに集中して稽古できたかなと思います。これまで積み上げてきたものが、自信にもなってますし」。稽古に復帰すると、四股を中心に基礎運動で土台を整えた。2月28日の番付発表後には、同部屋の大関貴景勝(25)と相撲を取る稽古を開始。「結構長い間休んだので、体を戻すのに時間はかかった。でも稽古内容的に大きく変えることなく、いつも通り淡々とやっていましたね」。
春場所の大阪開催は20年以来で、2年前の同場所では東前頭9枚目で自己最多の12勝を挙げて、初めての敢闘賞も獲得した。「大阪は験のいい場所なので」と気持ちも乗っている。
目標は「2桁」と明確で、大関とりの足がかりにしたい。「自分の持ち味を生かした前に出る一気の相撲を見せられればいい」と意気込んだ。 [日刊スポーツ 2022年3月12日13時51分]
前回「鳥類Cに関する難読漢字」の解答
1 駝鳥 →ダチョウ 2 鵜 →ウ
3 軍鶏 →シャモ 4 鶫 →ツグミ
5 鶉 →ウズラ 6 翡翠 →カワセミ
7 梟 →フクロウ 8 木菟・角鴟→ミミズク
9 椋鳥 →ムクドリ 10 十姉妹 →ジュウシマツ
11 鸚鵡 →オウム
鳥類Dに関する難読漢字
1 金糸雀 →しずかちゃんの飼っているのがよく逃げだします
2 四十雀 →70円切手に
3 鶯 →上野と日暮里のあいだに
4 信天翁 →漢字はかなり賢そう
5 鴛鴦 →仲の良い夫婦を指す言葉に使われます
6 鸛 →赤ちゃんを運んできます
7 嘴広鸛 →圧倒的な威圧感
8 野路子 →ナミの義理の姉
9 田鴫 →スモーカーの部下
10 水鶏 →ゾロの幼馴染
11 山原水鶏 →沖縄に生息する天然記念物。ほとんど飛べません
ウェブニュースより
東京大空襲77年 台東区、隅田公園で犠牲者追悼 墨田区「平和のオブジェ」前で演奏 不戦の誓い新たに ―― 東京の下町で一夜にして十万人が犠牲になった東京大空襲から七十七年となる十日、犠牲者を追悼する集会などが台東、墨田の両区で開かれた。参加者は体験者の話や平和を祈るコンサートを聴きながら、不戦への思いを新たにした。
「父に召集令状さえ来なかったら。あの空襲がもう一週間遅かったなら…。十歳の幼心に何度となく自問自答した」。大空襲の犠牲者が仮埋葬された隅田公園(台東区浅草七)の犠牲者追悼碑の前で開かれた追悼集会。公園近くで空襲に遭った区内の本多一隆さん(87)の証言記録が読み上げられた。
入隊を控えた父親と疎開先から帰郷していた本多さんは、家族とはぐれ、足に大やけどを負った。父親や幼い妹、祖父と伯父が犠牲になったという。
集会では遺族ら約百人が参加し、平和への願いを込めて黙とうして献花した。主催した「東京大空襲犠牲者追悼・記念資料展実行委員会」の川杉元延(もとのぶ)委員長(80)は冒頭、「亡くなった方の無念をかみしめながら、平和の大切さを伝えていただきたい」と呼び掛けた。
集会は追悼碑が建てられた一九八八年から毎年開催。実行委は集会の動画をユーチューブで配信している。
墨田区は「二十七万人の平和メッセージ」を区役所で開いた。空襲被害を風化させず、平和を実現しようと九二年から毎年、実施。今年はロシアによるウクライナ侵攻に対する非難の声明文も掲げた。
区役所一階では区内外から寄せられた十万羽の折り鶴で作った壁画「平和のオブジェ」を披露。「すみだから世界へ〜平和と公正をすべての人に〜」と題し、平和の象徴であるハトがオリーブの葉をくわえている様子を表した。オブジェ前では、新日本フィルハーモニー交響楽団が平和の祈りを込めた音色を響かせた。
著名人や区内の小学生らの平和へのメッセージ七百五十四通の展示もある。「戦争は悪だ。人と人との殺し合いは、コロナより遙(はる)かに悪だ。」(映画監督の山田洋次さん)、「手を合わせ未来をみつめる!」(指揮者の佐渡裕さん)といった言葉が目を引く。展示は二十一日まで。 (東京新聞 2022年3月11日 07時10分)
ウクライナ・ロシア外相会談は進展なく、マリウポリなど攻撃続く ―― [リビウ(ウクライナ)/アンタルヤ(トルコ) 10日 ロイター] - ウクライナとロシアは10日、トルコで外相会談を開いたが、事態打開に向けた進展は得られなかった。ウクライナ各地では、ロシア軍の空爆や砲撃が続く中、数十万人の民間人が閉じ込められたままとなっている。
ロシアの軍事侵攻が3週目に入る中、前日に産科病院が攻撃を受けた南部の港湾都市マリウポリの当局者は、10日もロシア軍が同市を空爆したと述べた。
国際社会からの非難と孤立が強まるロシアのプーチン大統領は、ロシアは西側の経済制裁がもたらす困難を克服しながら一層強大な国家になると表明した。
政府の会議で、ロシアがウクライナで行っている特別軍事作戦に代わる選択肢はなかったと強調。「疑問や問題、困難があっても、われわれは過去に克服してきたし、今回も克服する」と述べた。
一方、英政府は10日、ロシア石油大手・ロスネフチのイーゴリ・セチン最高経営責任者(CEO)ら7人のオリガルヒ(新興財閥)幹部の資産を凍結したと発表。サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーのオーナー、ロマン・アブラモビッチ氏も制裁の対象となった。
また、米金融大手ゴールドマン・サックスはロシア事業を閉鎖すると発表。西側の制裁措置で事業環境が厳しくなる中、米大手金融機関として初めて撤退を表明した。
<外相会談は進展なく>
ウクライナのクレバ外相とロシアのラブロフ外相は10日、トルコのアンタルヤで会談した。両外相の会談は、ロシアのウクライナ侵攻以来初の2国間ハイレベル協議。
クレバ氏は会談後の記者会見で、マリウポリなどへの支援物資の配布や人道回廊を通じた民間人退避のための一時停戦について、ラブロフ氏は約束しなかったと述べた。
ラブロフ氏は、作戦は計画通り進んでいるとし、ウクライナがロシアに脅威をもたらしていると改めて主張。停戦はこの日の外相会談の議題として予定されていなかったと述べた。
一方、「特定の」問題について協議するため、ウクライナのゼレンスキー大統領と会うことをプーチン大統領は拒否しないとの認識も示した。
ラブロフ氏はさらに、西側諸国がウクライナに武器を供与し衝突をあおっていると非難。核戦争に発展する可能性があるかとの問いには「核戦争が始まるとは信じたくないし、信じていない」と述べた。
ロシア軍はウクライナ南部で前進する一方、北部や東部では都市の制圧に至っていない。
英国は10日、キエフ北西部のロシア軍の車列はここ1週間でほとんど前進しておらず、苦戦を強いられているとの見方を示した。
米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は、プーチン大統領はウクライナでの「持続可能」な終局を描けていないようだとし、近いうちに戦闘終結の方法を見い出そうとする可能性があると分析した。
ゼレンスキー大統領の首席経済顧問は、ロシア軍がウクライナでこれまでに少なくとも1000億ドル相当のインフラや建物など物理的資産を破壊したと明らかにした。
軍事侵攻を受けて国内事業者の半数が完全に閉鎖し、残りの半数は縮小態勢で業務を行っているとした。 (ロイター編集 2022年3月11日8:50 午前1時間前更新)
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