瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 昨日は、宝塚市在住のS氏より上等な焼酎が送られてきました。彼はいつも何かと言えば色々と気を使ってくれるのであります。同梱の説明書きによりますと、この焼酎は、種子島の安納地区だけでしか栽培されていない最も甘くて美味しいさつまいも『安納芋』を、契約農家に栽培して貰い原料としているという。また仕込みに使用する水は、世界赤十字社で高水準と評価された超軟水種子島甲山水を使用していて、一級品の黒麹菌を用い1次、2次共にかめ壺にて仕込んだこだわりの本格芋焼酎であるという。

 

 ここ数日、先日のお花見を受けて、「八十路の水門4」を出すことにしたので、集まった原稿打ち込みでブログの方もお留守になってしまいました。一昨日に打ち込みが終わり、横浜在住のN氏にゲラの構成をお願いしました。先週上前歯の刺し歯が抜け落ちまして、吾妻橋の交番脇にある歯医者で治療を終え帰宅すると、パソコンにメールが入っていました。曰く、

4月21日 9時13分着信  日高節夫様 いま、ヤマト運輸・都筑東山田センターでゲラを速達返送しておきました。/到着は明日の午前中になると思います。/わたしは今日正午前に歯医者予約あり。2日前に右下の奥歯の金冠が数本分一挙に外れた跡が、痛くて満足にしゃべれない状態。/4月1~3日の博多の葬式は 家内の妹72歳が先に死んだ。98歳の母は、何度も危篤を繰り返し、しぶとく生きている。若いころは、虚弱体質で、とても50歳までは生きられまいといわれ続けてきたお人らしいが、人間の寿命などというものは分からないものだね。当分、はらはらが続くよ。 N

 いやはや、彼は歯医者通いか? 爺は別に痛みは無く、今日だけの治療で終わりました。

 明日校正されたゲラが届けば、改訂打ちと印刷、そして製本、裁断と当分ブログを休むことになるでしょうね。

 昨日の午後、kanami女史が手作りのケーキを持って訪ねてくれました。ペン習字を習っているとかで、漢字の崩しからどのようにひらがなが作られたのかという話になりました。いやはや、何かの弾みにかつてkanami女史がまだ麗しき乙女であった頃、天皇誕生日に、天皇の誕生を祝うつもりで、「ハッピ バースデー 天ちゃん」と歌ったところ、日頃大変可愛がってくれていた明治生まれの大伯母から大目玉を喰らったという話を披露してくれました。爺もついつい調子に乗って、まだ20代の頃に歌っていた「君が代ブギ」なるものを披露してしまいました。不敬罪に相当しますので、ここでは歌詞をそのまま披露することは出来ませぬが、内容は君が代の歌詞をそのまま借用したもので、さざれ石が巌となってごろごろと転がる表現があり、天皇様にも日頃の堅苦しい仕事から離れて、われわれ庶民と同じ様に一緒に歌ったり踊ったりして欲しいという願いをこめたものです。

女史が自宅のマンションの前に自分が植えたマーガレットが今満開なので、朝の徘徊の折にでも見て欲しいとの事であった。

 

 今朝は徘徊の終りに山谷堀公園をぬけて、kanami女史の住まうマンション前を通って、吉野通りを南下して帰宅した。

 昨日曜日は、何時もどおり、桜橋~駒形橋の隅田川を一巡。ソメイヨシノはすっかり葉桜になってしまったようですが、公園の所々に植えてある里桜か満開となりました。今日は此処隅田川で早慶対抗のレガッタが開催されるといいます。

 

 爺は徘徊から帰ると、朝食もそこそこに、先日の水門会の冊子「八十路の水門」に投稿されてきた原稿の打ち込みで、1日が終わった。婆様は、午前中レガッタ観戦に水門広場のほうへ出かけたようです。帰宅後、色々と様子を話していたらしいのですが、原稿打ち込みで婆様の話は耳に入りませんでした。

 

 今朝のウェブニュースより、

 慶大、逃げ切り3連覇 早慶レガッタ ―― 春の風物詩となっている伝統のボートレース、第83回早慶レガッタは13日、東京・隅田川で行われ、メーンの対校エイト(3750メートル)は慶大が111262で早大に11/4艇身差をつけて3連覇した。通算成績は慶大の3844敗、同着1。 慶大は前半にリードを奪い、早大の追い上げをしのいで逃げ切った。山本尚典主将は「今まで生きてきた中で最高の気分。(漕手と舵手の)9人が同じことを考え、まとまってこぐことができた」と晴れやかな表情で話した。〔共同〕(日本経済新聞 2014/4/13 18:34

 昨日の夕刻4時頃、シアトル在住の塾友babaimoこと、hitomi女史が訪ねてくれました。入院されているお父上のお見舞いに、家族で来日したのだということでした。突然の訪問で婆様は留守でしたし、おもてなしも出来ませんでしたが、今から親戚の方とも会わなければならないということで、玄関先で話しただけでした。旦那は前と同じくアマゾンにお勤め、息子さんは6年生、娘さんは3年生になるとのことでした。石浜通りに出て、スカイツリーをバックに写真を撮ってお別れしました。

 

 今朝も、桜橋~駒形橋の隅田川を一巡しました。昨日は夏日に近い暖かさだったのに、今朝は風も強く冬が舞い戻ったようです。ソメイヨシノは既に散ってしまったようですが、八重咲きの「関山」という桜が、ソメイヨシノよりも濃いピンクの花をつけています。

 

 小保方捏造・改竄事件は何だか、新法人獲得のための理研総ぐるめの茶番劇であったようにしか思えません。理研の面目を施すにはまだまだ時間がかかるようです。本日のウェブニュースより

 

STAP、成長戦略に影 政権―柱に期待、あて外れ 理研―新法人へ弾み、一転

 安倍政権が6月にとりまとめる新成長戦略に、STAP(スタップ)細胞をめぐる騒動が影を落としている。科学技術の進化を柱に据え、「女性活用」の象徴に、との思惑が外れた。理研にとっても、予算増が期待できる法人への指定が遠のく見通しになった。

 ■政権:「この状況では世論が納得しない」。理研の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダー(30)が記者会見を開いた9日、安倍政権は理研を世界最高水準の研究機関にしようと「特定国立研究開発法人」(新法人)に指定する法案の今国会成立を断念する方向で調整に入り、政権幹部は冷ややかに語った。/安倍政権にとって、STAP細胞と小保方氏は、当初は「渡りに船」だった。先端技術を新成長戦略の柱にすえ、小保方氏を「女性活用」の象徴ともアピールできたからだ。/1月末、小保方氏の研究結果が発表されると、政権幹部は最大級の賛辞を贈った。菅義偉官房長官は記者会見で「学会の常識を打ち破る画期的なものだ」。下村博文文部科学相も記者会見で「第二、第三の小保方氏や画期的な研究成果が生み出されるように応援する」と語った。/さらに政権は2月14日に、安倍晋三首相が議長を務める総合科学技術会議に小保方氏をゲストとして招く準備を水面下で進めた。/ところが、事態は一転する。不正疑惑が大々的に報道される前に、政府関係者がインターネット上で、小保方さんの論文に疑問を呈する書き込みを発見。小保方氏を過度に持ち上げないで欲しい、という理研の野依良治理事長の意向をくみとる形を取り、計画を白紙にしたという。/政権は失点を回避したようにみえるが、無傷で済んだわけではない。/政権は6月の新成長戦略のたたき台で、研究開発法人の改革を進め、世界に通用する研究者を増やす方針を盛り込んでいる。科学技術で世界をリードすれば、日本企業の競争力強化につなげることができる、との考えからだ。「その核として活動する機関が理研」(文部科学省幹部)のはずだった。だからこそ、理研を新法人に指定する法案の今国会成立を断念するのは、政権にとっても苦しい選択だ。/安倍政権にとって、新成長戦略が評価されるかどうかは、政権の行方を左右する重要課題だ。政権は「理研は客観的に日本を代表する研究開発法人」(下村氏)と考えるだけに、理研を抜きにした新成長戦略は、組み立てがより難しくなる。仮に投資家などに「力不足」と判断されれば、政権にとって痛手となる可能性がある。

 

 ■理研:新法人の創設は文科省や理研にとって悲願。小保方氏の成果で弾みがつくところが、足かせになった。/理研は37の研究開発法人の一つ。予算は、もんじゅを開発する日本原子力研究開発機構やロケットに多額の費用がかかる宇宙航空研究開発機構に次ぐが、対象とする研究分野は広く総合病院のような存在。将来の技術革新につながるかも知れないが、すぐには応用には結びつかず企業が手がけにくい基礎研究を担う。民主党政権下の事業仕分けで「2位じゃだめですか」と言われたスーパーコンピューター「京」など大型施設も抱え、企業の研究開発にも利用される。官民の基礎研究を下支えする存在だ。/研究レベルの目安となる論文引用のランキングは、大学を除く研究機関では世界16位で日本ではトップ。同じく新法人の候補の産業技術総合研究所は18位だ。/ただ、現行の独立行政法人制度では厳しいコスト削減が求められ、予算はここ数年、低下傾向にある。研究者に出せる給与にも制限があり、世界トップクラスの人材獲得競争では不利な状況が続いている。新法人に移行すれば、予算増が期待でき、高給で優秀な研究者を集められる。/理研に対しては「実用化につながらない基礎研究ばかりしている」との批判があり、iPS細胞のように次世代の産業創成につながる象徴としてSTAP細胞は看板となるはずだった。/思わぬ失点に、理研に幹部を出向させて支える文科省内からも「しっかり再発防止対策をまとめて、としか言いようがない」(幹部)と突き放す声もでている。 (朝日新聞デジタル20144110500

Themis(テミス)は「正義の女神」と見なされることが多いようですが、近代・現代的な意味での「正義」とは異なっています。むしろ、古代ギリシア語で正義に該当する神は、Dikē(ディケー)女神であるといわれます。ギリシア神話においては、Tītān(ティーターン)とÓlympos(オリュンポス)神の戦いの後、敗れたティーターンは主要な神の地位を失い、神話においても多くの神が言及されなくなり、また地位が低下しています。オリュンポスの時代になって、なおその地位と威勢を変わりなく維持した神はテミスだけなのであります。

 

Hēsíodos(ヘーシオドス)の『神統記』によると、ゼウスは二番目の妻としてテミスを娶り、二人のあいだには、Hōrai(ホーライ)の三女神が生まれました。更に、Klōthō(クロートー、長姉/紡ぐ者)、Lachesis(ラケシス、次女/測る者)、Atropos(アトロポス、末妹/切る者)のMoirai(モイライ)の三女神も生まれました。この結婚の成り行きについてはいささか不明な点が多いのであります。

 

Hēraklēs(ヘーラクレース)の第11番目の課題は、Hesperides(ヘスペリデース)の黄金の林檎を獲得することでありました。Apollodoros(アポロドーロス、古代ローマ時代のギリシャの著作家、1世紀から2世紀頃の人)によると、Hesperides(ヘスペリデース)の園を知る海神Nēreus(ネーレウス)の居場所をヘーラクレースに教えたNymphē(ニュンペー)たちは、ゼウスとテミスのあいだの娘であったといいます。またAischylos(アイスキュロス、BC525456、古代ギリシアの三大悲劇詩人の1人)によれば、Promētheus(プロメーテウス)はテミスの子であるともいわれています。

Hōrai(ホーライ)の三女神は、「うるわしい女たちで、 万物を生む者であり、定められた順序に従って昼と夜、夏と冬とを招来し、歳月の運行をつつがないものにしている」と言われました。ヘーシオドスによれば彼女らは三人で、エウノミアEunomia〔秩序〕、ディケーDivkh〔正義〕、エイレーネーEijrhvnh〔平和〕でありますが、一般には彼女たちは植物や花を生長させる自然の季節の女神とされ、アッティカでは彼女らはThalloタロー、Auxoアウクソー、Karpoカルポーとされています。しかしやがて彼女らは春夏()冬の季節と同一視されるにいたりました。このようにホーラーたちは自然の正しい移り変わりと人間社会の秩序の二様の女神とみなされているのです。したがって彼女らは優雅な三人の美しい乙女の姿で表され、通常花あるいは植物を手にしています。

 


 Eurynomē
(エウリュノメー)は、Ōkeanos(オーケアノス)とTēthȳs(テーテュース)の娘で、ゼウスとの間に3人の典雅の女神Charites(カリテス)たちを設けました。すなわち、Aglaeā(アグライアー)・Euphrosynē(エウプロシュネー)・Thalia〈タレイアー〉の3柱「Three Graces」です。また一説に河神Āsōposアーソーポス)を生んだといいます。

 昨日は、浅草で水門(みなと)会関東支部のお花見。集合場所は日の出桟橋です。9時35分の水上バスで日の出桟橋まで、皆さんをお迎えに行きました。10時半ごろ日の出桟橋に着きましたが、すでに5,6人の爺仲間が集まっていました。1140分発の水上バスで、浅草に向かいました。此処2,3日菜種梅雨で強風も吹いたので、葉桜になってしまうことを心配していましたが、船から見る両岸に咲く桜は結構見栄えがしました。

 

 12時半過ぎに浅草に到着、1時間の自由行動とし、それぞれに隅田公園の桜を楽しんだようです。1330分、EKIMISE(松屋百貨店)屋上に集合、屋上にいたご婦人にシャッターを押してもらい記念撮影。予約した時刻より30分早く7階の天津飯店で宴会、それぞれに昔の思い出話に花を咲かせていました。3時30分頃散会しましたが、数名の帰宅者が会っただけで、流れは「鉢の木」でお駄弁りの続きを楽しみました。

 爺が家に着いた時は後数分で5時になろうというところでした。

 

 帰宅後パソコンを開くとchabo女史からのメールが入っていました。曰く、

4月6日12時10分受信 ご無沙汰いたしております 日高先生こんにちは/ブログを拝見して、お元気にお花見散歩をされるお姿、私まで幸せになります。/唐突ですが、ご質問があってメールしております。こんな時ばかりとお叱りを受けそうですが。/算数の問題で、うかがえる方が日高先生しかおりません。/和算で、鶴亀算を簡単に覚えるために「つるとはば あたまのかずによんかけて あしかずひいて にでわるべし」   と、言うのがあると聞きました。/塵劫記など、調べたのですが分かりませんでした。この歌は、民間で自然発生したものですか?/植木算でも、このような歌があったのでしょうか?/お時間のある時にお返事いただけたら嬉しいです。/ MM

 

 夕食後、早速携帯で電話して、この爺がうろ覚えしている、鶴亀算の解き方、この歌は何処かの算額に書かれて奉納されたものではないか? ということ、さらに塵劫記などにある鶴亀算は中国の「孫子算経」から取られたもので、元ダネはでは雉と兎であることなど話しました。いやはや、爺が話すことなど、もとより調べてあるらしく、質問の答えより、爺が電話を掛けてきたことを喜んでいてくれていたようでした。

 

 昨日のお花見会の写真を出席者でメールアドレスの判っている人に添付送信しました。また、宝塚市のS氏にも携帯で全員写真送信しました。

 折り返し、返信が届きました。曰く、

4月8日午前8時発信 ご連絡有難う御座いました。/皆さんのご壮健な姿に、驚きと懐かしさを感じております。この刺激こそが「生」への挑戦と継続に導かれているものだと確信します。これを主催・継承する貴兄の、人望と尽力にリスペクトしています。/当地宝塚は歌劇100周年祭の大騒ぎで、市当局も対応追加予算等に、大慌てしている状態です。これこそ小林・先人の洞察力と創造性に、刺激されているものだと思いを馳せております。 KS

 

 今朝のウェブニュースより

 

理研と電撃和解の可能性も 小保方さん「逆襲」の切り札 ―― 「STAP細胞は捏造ではありません」――STAP細胞の論文問題で、クロ判定を受けた小保方晴子さん(30)が放ったカウンターパンチが、じわじわ理研を追い詰めているようだ。当の小保方さんは「入院してもいいですか?」と、今週中に予定されている“反撃会見”の中止をほのめかしたというが、その裏で、「手打ちが進んだ」という声もある。/理研にはあまり触れられたくない過去がある。200311月に発表された論文で、結論に合うように研究データを改ざんしたとして、当時50代の男性研究員と30代の女性研究員2人が、04年に理研を退職しているのだ。/「さほど世間に注目された論文でもなかったし、2人は表向きは自主退職だったので、幹部の責任は問われなかった。理研にとってみれば、今回も10年前と同じように、小保方さんの自主退職で幕引きしたかったはず。ところが、小保方さんは弁護士まで付けていきなり反撃に出た。まさに想定外だったわけです」(理研関係者)/小保方さんは9日までに不服を申し立てる。理研の調査は不十分で、小保方さんひとりの捏造と断定した最終報告は「推測に過ぎない」と主張する方針だという。/小保方サイドの要求ははっきりしている。論文を撤回する意思はない。少なくとも「改ざん」と「捏造」という最終報告は取り消してもらいたい、ということだ。

■入院情報も/「その交渉の“切り札”が、小保方さんの反撃会見とみられています。理研サイドは、理研の“利権”や、小保方さんを指導した理研のエース、笹井芳樹・副センター長を守りたい。笹井さんの責任問題に発展すれば、巨額の予算が付く特定研究法人の指定が遠のくからです。小保方さんにあれこれ暴露されたら困るので、小保方サイドに<会見は待ってくれ>と持ちかけたとしてもおかしくない。それもあって小保方さんが『入院』を言い出したという、うがった見方までありますね」(在阪準キー局関係者)/このまま小保方さんが理研に残って論文問題が長期化すると、理研の評判はどんどん下がってしまう。/かといって、強硬に話を進めるわけにもいかない。/「世間の目もあります。理研が一方的に手続きを進め、小保方さんを懲戒解雇処分にするのも難しい。実際、理研は10年前の“事件”でも、退職した研究者から名誉毀損で訴えられ、和解に至ったという苦い経験があります。後は小保方さんに就職先を世話するなど、水面下の交渉が進むんじゃないですか」(前出の理研関係者)/何でも、「iPS細胞の山中(伸弥)先生のところに移るのでは」なんて、笑えない冗談も飛び交っているらしい。/いずれにせよ、小保方さんが反撃会見を開くかは、理研が提示する条件次第ということか。  (日刊ゲンダイ 2014年4月7日 掲載)

 一昨日・昨日と雨が続いき、今朝は風が強く気温も低かったが、洟水をたらしながら桜吹雪の中を徘徊してきました。この分だと2、3日でソメイヨシノも葉桜になってしまうことでしょう。花川戸のテラスを歩きながら、今年も対岸の千本桜も見納めになるのか…… 果たして、来年もこの光景を見ることが出来るやらと、ちょっぴり暗い気持ちになります。

 今日、明日と山谷堀水門広場で「桜祭り」が行われるといいます。もう広場には舞台が設けられ、テントが立ち並んでいました。此処2日間は家の中まで騒音が入り込んでくることでしょう。

 


 帰宅後パソコンを開くと、シドニーにいる婆様の姪からメールが入っていました。曰く、

 4月5日2226 発信  節夫おじさん、道子おばさん/道子おばさんのお元気そうな写真を添付してくださり、ありがとうございます。/久々に道子おばさんの写真を見れて嬉しかったです。/また、久々に節夫おじさんのブログにも訪れておじさんの元気な姿も見れました。/桜もそろそろ満開になってきたでしょうか?/おじさんはブログで、ギリシャ神話のことを書いているんですね。/マットのお母さんがギリシャです。はるなも少しギリシャの血を受け継いでいることになります。/離乳食は手作りです。できるだけ、自然の食べ物や手作りのものを与えたいと思っているので、自分で作るようにしています。/また、幸運にも母乳で育てています。お乳がよくでます。待乳山聖天の神様が見守っていてくださっているのでしょうか。

 笑っていいともがとうとう終わってしまいましたね。/私は笑っていいともで育ったので、とても信じられません!/小さい頃、節夫おじさんとタモリが、どこかちょっと似ているなぁと思っていました。(話し方や笑った顔など)

 ありがとうございます。マットの家族にも宜しく伝えておきます。/おじさんとおばさんも春の心地良い季節を楽しんでください! moho

【写真】上向きに寝ているのがはるなです。/マザーズ・グループという地域のお母さんグループの集まりでピクニックをしました。

 

 今朝の朝日新聞より

 山中教授「30代の研究者は未熟」 指導の重要性指摘 ―― 30代の研究者は未熟、独立後も教育が必要。2012年にノーベル医学生理学賞を受けた山中伸弥京都大教授(51)が4日、衆院内閣委員会で参考人として意見を述べた。理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダー(30)の「STAP細胞」論文が問題となる中、ベテラン研究者による指導の重要性を説いた。/山中さんは、30代後半に自身の研究室を持ちiPS細胞の作製につながった自身の経験にふれ、「30代、場合によっては20代に、独立のチャンス、欧米に匹敵する研究環境、研究費を与えるべきだ」と訴えた。/一方で、「ほったらかしは危険。私もそうだったが、30代の研究者は実験の方法は上手になっているが、様々な点で未熟」と述べ、「シニアの研究者が研究室運営や研究倫理、利益相反などを、独立後も若手研究者に教育するシステムが必要。国単位でやる方がいい」と提案した。(朝日新聞 201445日朝刊より)


 Mētis
(メーティス)は3000人いるというŌkeanos(オーケアノス)とTēth
ȳs(テーテュース)の娘であるŌkeanides(オーケアニデス)の1人であり、Tītān(ティーターン」神族に数えられます。

 Zeus(ゼウス)はKriti(クレタ)島で育てられ、成人すると母Rheā〈レアー〉と知恵の女神Mētis(メーティス)と共に、食べられた兄姉たちの仇を討つことにしました。ゼウスはメーティスに命じ、メーティスは自分の作った嘔吐薬をnectar(ネクタル、神酒)に混ぜてKhronos(クロノス)に飲ますことに成功します。クロノスはまずゼウスと偽られて飲み込んだ石を吐き出し、続いてPoseidōn(ポセイドーン)、Hādēs(ハーデース)、Hērā(ヘーラー)、Dēmētēr(デーメーテール)、Hestiā(ヘスティア」と、飲み込んだ際とは逆の順で彼らを吐き出しました。ただし、一説によればメーティスは関与しておらず、ゼウス自身がクロノスの背中をたたき吐き出させたといいます。

そして、ゼウスは吐き出された兄姉たちと力を合わせ、クロノスを始めとするTītān(ティーターン)との戦いTītānomakhiā(ティーターノマキアー)に勝利します。この戦いにはティーターン神族の長兄であるメーティスの父Ōkeanos(オーケアノス)は参加しなかったといいます。

その後、神々の王となったゼウスはメーティスを妻として迎え入れました。一説によればメーティスはゼウスの妻ではなく、ゼウスから逃げ回った末に子を身ごもったとされています。このことを知ったGaîa(ガイア)とOurano(ウーラノス)は、メーティスの子はゼウスよりも聡明で剛毅であり、もし男児であったらゼウスの地位を脅かすであろうと予言しました。そのため、ゼウスは祖父Ouranos〈ウーラノス〉や父クロノスのように子に権力を奪われることを恐れ、用心のために父クロノスのようにメーティスを飲み込んでしまいます。一説では飲み込まれる際にメーティスは様々な姿に化けて逃れたものの、蠅に変身したところを飲み込まれてしまったともいわれています。このことでメーティスとゼウスは同化し、ゼウスは知恵の神としても信仰されるようになりました。

 

 しかし時はすでに遅く、メーティスはすでに懐妊しており、胎児はゼウスの頭部へ移って生きていました。さらにメーティスは胎児のために甲冑を作り、その行為がゼウスに激しい頭痛をもたらしたといいます。やがて子が生まれる月になると、ゼウスは痛みに耐えかね、Libya(リビア)のTritonis(トリートーニス)湖のほとりでPromētheus(プロメーテウス)やHēphaistos(ヘーパイストス)、Hermēs(ヘルメース)などに相談し、ヘパイストスに斧で頭を叩き割るように命じます。すると、中からすでに成人し、甲冑で完全に武装した女神が飛び出したのです。これがAthēnā(アテーナー)であったといいます。この後、メーティスはゼウスの体内で善悪を予言するようになったのだといわれます。


 ウェブニュースより
 小保方さん「コピペ論文」で揺れる早稲田大学――法学部に広がる「モカイ文化」とは?

 「世紀の大発見」と絶賛されながら、その後、多くの疑問が指摘されている「STAP細胞」論文。筆頭著者である理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが、論文の画像を切り貼りしていたことや、博士論文で使用した画像を流用していたことなどが判明し、大きな問題になっている。/STAP細胞の研究論文だけでなく、小保方さんが早稲田大学の大学院時代に執筆した博士論文についても、海外の文献を大量にコピーアンドペースト(コピペ)した疑いが指摘されている。その結果、小保方さんに博士号を与えた早稲田大学にも、批判の矛先が向けられる事態となった。/このような現状について、早稲田大学に通う学生たちはどう考えているのか。特に、社会のルールである法律について学んでいる法学部生はどう思っているのだろうか。そう考えて取材したところ、コピペ文化ならぬ「モカイ文化」というものが学生の間に広がっていることがわかった。

●授業のレポートを「コピペ」で済ませることも

 「小保方さんのコピペ問題をもって、早稲田の学生がみんな、コピペに走っているとは思わないでほしい」/商社マンを目指すショウタくん(仮名、以下同じ)はこう嘆く。今回の騒動を受け、ネットでは早稲田大学のことを「コピペ大学」と揶揄するカキコミも見られるが、「とんだトバッチリだ」と不満をもつ学生が多いようだ。/では、そんな法学部の学生は、コピペで論文を書いたりしないのだろうか。/「さすがに卒業論文とかで、コピペはまずいと思います。でも、授業のレポートをコピペで出して、単位をもらったことならありますね」/そう語るのは、就職活動中のチサさんだ。彼女は参考文献に「Wikipedia」とだけ書き、その引用でレポートを提出したこともあったという。「学生なんてそんなもんだし、早稲田に限らないと思いますよ」/さらに、彼女が学ぶ法学部には、コピペ文化と性質が似ている別の問題があるという。それは「モカイ文化」と呼ばれるものだ。

●学生が所属する法律サークルで配られる「モカイ」

 モカイ文化の背景として、法律系の資格試験やロースクールの受験に関して情報を交換しあう「法律サークル」の存在がある。その機能について、映画監督を志すダイキくんが説明する。/「法学部のほとんどの学生は、入学するとまず、『法サー』と呼ばれる法律サークルに所属します。そこで、法律科目の試験答案の書き方などを学ぶのですが、試験前になると、サークルでは、上級生の作成した『模範解答』が配られるのです」/「模範解答」を略して「モカイ」と呼ぶのだという。なるほど、そこで手に入れたモカイを参考にして、試験に備えるということだろうか。/「参考に、というのとは、ちょっと違いますね。丸暗記です。出回っているモカイを丸覚えして試験に臨むのです」/こう補足するのは、弁護士志望のトモコさんだ。/「そういったモカイの丸暗記・丸写しについては、容認する空気が学生間にあるように思います。難解な法律問題を独学で勉強したり、自分で組み立てた独自の法律解釈を答案に書いたりしても、結局のところ、単位がとりにくいからです」/つまり、コピペそのものではないものの、誰かの答案をそのまま丸写しして、それで良しとする文化が、法学部生の間に蔓延しているということだ。このようなモカイ文化に対して、法学部2年のトシキくんは「クソだと思います。丸暗記で済ませたら、それに凝り固まってしまいますよ」と厳しく批判する。

●「モカイ」は教授にバレていないのか?

 だが、その一方で、「そもそも学部の試験が難しすぎる。学生はモカイでも教科書でも結局、暗記するしかない」(チサ)と割り切る学生もいる。学生の多くは「ちょっと罪悪感はあるけれど、留年するよりはマシ」(トモコ)と考えているようだ。/一つ疑問に思うのは、このような「モカイ文化」は、学生を教える教授にもバレているのではないか、ということだ。/「法サー」の数が限られていることを考えると、学生間に出回るモカイ、すなわち模範解答の種類はそれほど多くはないばすだ。とすれば、試験を採点する教授のもとには、まるっきり同じ内容の解答が何十通も集まることになり、「モカイ」であることが一目瞭然なのではないか。/実際のところ、「モカイっぽい答案を落第させる教授もいる」(トシキ)という。しかし、「何百人といる必修授業では、全員の答案をチェックするのは現実的でない」(トモコ)という見方もある。教授も、そのような答案を黙認しているのかもしれない。/そんなわけで、早稲田大学法学部の試験では、モカイでも単位が取れてしまうことが多い、というのが現実のようだ。 (20140327 1037分 弁護士ドットコム トピックス)

 

政府、理研の特定法人指定先送り ―― 理化学研究所の調査委員会がSTAP細胞の論文の不正を認定したことは、医療分野を成長戦略の柱の一つとしてきた政府も深刻な事態と受け止めている。下村博文文部科学相は1日、政府が世界最高レベルの研究を目指して新設する「特定国立研究開発法人」に理研を指定する法案について「今月中の閣議決定は難しい」と先送りする意向を表明。政府は他の研究機関に対する不信感が広がらないよう火消しに追われたが、危機感は広がるばかりだ。/菅義偉(よしひで)官房長官は1日の記者会見で、不正認定に関し「誠に遺憾だ」と述べた。新法人に理研を指定するかどうかについては「理研のガバナンス(統治)をしっかり見極めた上で適切に対応したい」と慎重姿勢を示した。山本一太科学技術政策担当相も同日、記者団に「理研のこれからの対応を見極めないと前に進めない」と語った。/政府が特に懸念するのは今回の不正で成長戦略の担い手として期待する世界トップレベルの研究者が日本に集まらなくなることだ。政府高官が「今回は理研だけの問題だ」と他の研究機関への影響拡大を否定したのも危機感の表れだった。 (産経ニュース 2014.4.2 08:46

昨日とほぼ同じコースを同じ時刻に徘徊しました。向島遊歩道の東武橋梁付近で、昨日K女史に説明した「皇太子成婚祝い」に作られたという、早咲きの桜「ミヤビ」をデジカメに納めました。昨日は気づきませんでしたが、桜橋西詰テラスにハナモモがピンクの綺麗な花をつけていましたので、これもデジカメに納めます。水上バス乗り場から遊歩道に上がると、山谷堀の桜を見ようと、テニスコートと野球場の間の道を抜けて、石浜通りに出ました。山谷堀公園を横切って、兼愛塾を創設した頃の塾舎があった待乳山聖天(まつちやましょうでん)下の今は駐車場になっている前を通って、聖天公園に入りました。公園を抜けて南の公園入口のところに「紅枝垂」が咲いていましたので、これもカメラに収めました。

   

 今日のウェブニュースより

TAP論文:極秘研究…捏造生んだ密室 助言役機能せず ―― 「研究者(著者)が慎重にすべての生データを検証するという当然発揮すべき研究のチェック機能が果たされていなかった」。新しい万能細胞として大きな注目を集めたSTAP細胞論文について、理化学研究所の調査委員会は1日、画像に捏造(ねつぞう)などがあったと認定し、小保方(おぼかた)晴子・理研研究ユニットリーダー(30)だけではなく共著者らの責任に言及した。/不正の舞台となった理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)で、新たな万能細胞と脚光を浴びることになった「STAP細胞」の研究が始まったのは2010年7月。だが、詳細を知る人は発表までわずかだった。CDB創設にかかわった研究者は「すごい仕事があるとは聞いていたが、研究所内でも極秘で進められていた。論文を見て『これだったのか』と(思った)」。科学史上に名を刻む不正論文が世に送り出された背景には、「極秘プロジェクト」という異例の経緯があった。/小保方氏が、CDBSTAP細胞の研究に取り組み始めた頃、かっぽう着姿で実験する姿は見られていたが、研究内容を知る人は限られていた。13年3月に研究ユニットリーダーとして採用されても、研究所内の定例セミナーで、発表することはなかった。セミナーは、論文発表前に研究の矛盾点や課題を指摘し合う重要な場であり、若手研究者にとって避けて通れない鍛錬の場だ。/ある理研研究者は「セミナーに一度も出ないのは極めて異例。(競争の激しい)幹細胞分野で隠したい側面があったかもしれないが、結果として不幸なことになってしまった」と話す。/11年に博士号をとったばかりでリーダーとなった小保方氏の助言者に、笹井芳樹・副センター長と丹羽仁史プロジェクトリーダーというベテラン研究者がついたことが、秘密主義を加速させたとみられる。/あるCDB研究者は「秘密主義は笹井先生の方針だった」と指摘する。「極秘にするのが笹井先生のやり方。共同研究者にすら自分のデータを渡さない。その悪い面が出てしまった」。笹井副センター長は、日本を代表する再生医学研究者。研究資金も多く、英科学誌ネイチャーなど一流科学誌に毎年のように論文が掲載される実力者で、表立った批判は少なかった。 (毎日新聞 20140402日 0530分)
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