昨日、一昨日と早朝の雨で、徘徊を2日間休んでしまいました。何だか休み癖が着くと出かけるのが億劫になります。今朝も休んでしまいたい気持ちに鞭打って何時ものコースを一回りしてきました。脹脛(ふくらはぎ)は痛むし、膝はガクガクです。
いやはや、STAP細胞騒動の余波はどこまで続くのでしょうね。まあ、日本の科学も信用ガタ落ちと言う所でしょうかね。今朝のウェブニュースより、
止まらない論文狩り STAP調査委メンバーにまた新疑惑 ―― 「言葉の定義が理研とかみ合っていない」――。/「STAP細胞」の捏造論文問題で、著者の小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)の代理人弁護士が30日、理研調査委員会に「捏造」や「改ざん」の定義を問う質問書を提出した。/小保方さんと同様に論文画像の切り貼り疑惑が指摘され、調査委の委員長を辞任した石井俊輔氏の問題を受けた対応で、改めて理研内で画像切り貼りがどう認識されていたのかをただす考えだ。今やSTAP問題は敏腕弁護士を味方につけた小保方さんペースで進んでいるが、そんな小保方さんにとってまた新たな“追い風”かもしれない。/石井前委員長に続き、別の調査委員の論文にも不自然な点を指摘する声が出始めたのである。/「科学者グループの間では、06年に米科学誌『MCB』に掲載された調査委の古関明彦・理研免疫器官形成研究グループディレクターの論文の一部の画像について、『条件の違う実験写真を比較しているのではないか』とささやかれています」(科学ジャーナリスト)
■調査委の崩壊危機:古関氏は分子生物学、遺伝学、免疫学のスペシャリスト。初歩的ミスを犯すとは到底思えず、疑義が出ていること自体、心外だろう。理研も「疑義の報告は受けていない」(広報)と回答する。/ ただ、STAP問題以降、日本では「1億総論文狩り」状態だ。コンピューター画像が普及する前は、遺伝子解析などで画像切り貼りが「容認」されていたという声もあるだけに、今後、どんな新事実が発覚しても不思議じゃない。「切り貼り」疑惑が浮上する調査委員が相次ぐなんて事態も考えられる。そうなれば再調査どころではない。調査委自体が崩壊する。/明石市立市民病院研修担当部長の金川修身氏はこう言う。「専門家が見れば、論文の不自然さはすぐに気付くでしょう。今後も疑義を指摘する声はどんどん増えると思います。STAP論文の切り貼りを不正とした調査委の判断基準が曖昧だったため、理研は疑義が生じるたび、今後も対応を迫られる。そうなればキリがありません。今の調査委は刷新し、早くこの問題にケリをつけるべき。そうしないと日本の科学界全体が信用を失うばかりです」/いよいよ野依理事長のクビを差し出す日が迫ってきた。
(日刊ゲンダイ2014年5月1日 掲載)
3委員の論文にも疑い 理研調査委「画像切り貼り」など ―― STAP細胞の論文問題で、小保方晴子氏の不正を認定した理化学研究所調査委員会の委員の論文に、画像の切り貼りなど加工の疑いが指摘されていることが一日、分かった。理研は、本格的な調査が必要かどうかを判断するための予備調査を始めた。/調査委では、委員長だった石井俊輔上席研究員の論文に画像の切り貼りが見つかり、石井氏は「不正ではない」としたが委員長を辞任している。/新たに指摘があった調査委員は、理研の古関明彦グループディレクターと真貝洋一主任研究員、東京医科歯科大の田賀哲也教授。/二〇〇三~一一年に発表された論文のうち、古関氏が責任著者を務めた四本や、石井氏と真貝氏の共著の一本、田賀氏が責任著者である二本の計七本に指摘があった。DNAを分離する電気泳動という実験の画像の切り貼りや、細胞の写真の使い回しがあるのではという内容で、理研は田賀氏の論文を除く五本を予備調査の対象とした。古関氏は取材に「指摘の部分は、理研に報告している。現段階で個人的なコメントは差し控えたい」と回答した。 (東京新聞 2014年5月2日 朝刊)
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