瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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ウェブニュースより
 
大相撲春場所8日目 貴景勝6勝2敗で後半戦へ ―― 大相撲春場所は中日、8日目、大関昇進がかかる関脇貴景勝は平幕の遠藤に突き出しで勝って6勝目を挙げました。貴景勝は、6勝2敗で18日からの後半戦に入ります。
中入り後の勝敗
▼十両の徳勝龍に千代翔馬は、千代翔馬が肩すかしで勝ちました。
▼豊山に照強は、照強が送り出し。
▼琴恵光に友風は、琴恵光が寄り切りで勝って6勝目。
▼嘉風に大翔鵬は嘉風が押し出し。
▼豊ノ島に竜電は、竜電が寄り切りで6勝目を挙げました。
▼石浦に松鳳山は、松鳳山が押し出し。
▼矢後に輝は、輝が押し出し。
▼勢に明生は、明生がすくい投げで勝ちました。
▼佐田の海に碧山は、碧山が引き落としで7勝目。
▼琴奨菊に隠岐の海は、隠岐の海が寄り切り。琴奨菊が2敗目を喫しました。
▼阿炎に朝乃山は、朝乃山が寄り切り。
▼阿武咲に宝富士は、宝富士が突き落とし。
▼千代大龍に錦木は、錦木が押し出しで勝って今場所、初白星です。

▼妙義龍に大栄翔は、大栄翔が押し出し。
▼魁聖に小結御嶽海は魁聖が寄り切りで今場所、初白星を挙げました。
▼前頭筆頭の遠藤に関脇貴景勝は、貴景勝が突き出しで勝ちました。貴景勝は、6勝2敗で18日からの後半戦に入ります。

▼正代に大関高安は、高安が押し出しで7勝目を挙げました。敗れた正代は負け越しです。

▼逸ノ城に角番の大関栃ノ心は、栃ノ心が寄り切り。逸ノ城は今場所、初黒星を喫し、連勝は7で止まりました。

▼大関豪栄道に関脇玉鷲は、豪栄道が寄り切りで7勝目。

▼栃煌山に横綱白鵬は、白鵬が栃煌山に後ろに回られ危ない場面もありましたが、小手投げで勝って8連勝。ただ一人勝ち越しを決めました。

    横綱鶴竜に新小結北勝富士は、鶴竜が押し出しで勝って7勝目を挙げました。
  
NHK WEB NEWS 2019317 1903分)


 

ウェブニュースより
 
大相撲春場所7日目 貴景勝は5勝目 ―― 大相撲春場所は7日目、大関昇進がかかる関脇 貴景勝は平幕の大栄翔に勝って5勝目をあげました。
中入り後の勝敗です。
▼大翔鵬に琴恵光は、琴恵光が寄り切りで勝ちました。
▼石浦に豊ノ島は、石浦が押し出し。
▼照強に十両の貴源治は、貴源治が小手投げ。
▼千代翔馬に輝は、輝が寄り切り。
▼友風に豊山は、友風が上手投げ。
▼竜電に明生は、明生が寄り切りで勝ちました。
▼松鳳山に嘉風は、嘉風が突き出し。
▼佐田の海に勢は、佐田の海が寄り切り。
▼矢後に琴奨菊は、琴奨菊が寄り切りで勝ちました。琴奨菊は6勝目です。
▼碧山に宝富士は、碧山が押し出しで勝ちました。碧山も6勝目です。
▼隠岐の海に朝乃山は、隠岐の海が寄り切り。
▼千代大龍に阿武咲は、千代大龍がはたき込み。
▼阿炎に逸ノ城は、逸ノ城が突き落としで勝ちました。逸ノ城は初日から7連勝です。
▼栃煌山に妙義龍は、妙義龍が送り倒し。
▼魁聖に関脇 玉鷲は、玉鷲が押し出し。
▼貴景勝に大栄翔は、貴景勝が突き出しで勝ちました。大関昇進がかかる貴景勝は5勝目です。

▼大関 栃ノ心に遠藤は、遠藤が寄り倒しで勝ちました。角番の栃ノ心は3敗目です。
 
▼小結 御嶽海に大関 豪栄道は、豪栄道が送り出しで勝ちました。豪栄道は6勝目です。
 
▼大関 高安に新小結 北勝富士は、高安が送り出しで勝ちました。高安も6勝目です。
 
▼錦木に横綱 鶴竜は、鶴竜がはたき込みで勝ちました。鶴竜も6勝目です。
▼横綱 白鵬に正代は、白鵬が突き倒しで勝ちました。白鵬は初日から7連勝です。

6勝目 琴奨菊「体の疲れがない」
 
6勝目をあげた琴奨菊は、「体の疲れがない、それが戦う中で1番よいところ。感覚を大事にしている。相手のチャンネルにどれだけあわせるか。そこだけですね」と笑顔でした。
 
6勝目をあげた碧山は、「一番いいのは落ち着いていること。稽古どおりの相撲を取ることしか考えていない。自分をコントロールできているし相手も見えている」と話していました。
 
初日から7連勝の逸ノ城は、「内容はあんまりですが、自信にはなります」と笑顔を見せていました。
 
大関昇進がかかる場所で5勝目をあげた関脇 貴景勝は、「気持ちで負けないようにいきました。1日1日思い切りやれば、それでいいと思っています」と話していました。
 
3敗目を喫した角番の大関 栃ノ心は、「またあしたから切り替える」と前を向いていました。
 
連敗を免れ6勝目をあげた大関 豪栄道は、「集中できていたと思います。きょうは前に出ようと思っていきました」と淡々と振り返りました。
 
6勝目をあげた大関 高安は、「勝ちにいかなかったことがよかった。辛抱して、我慢できた。あしたも負けない相撲を取りたい」と話していました。
 2日目から6連勝の横綱 鶴竜は、「動きで攻めようと思った。自分が取ろうと思った相撲を取れるのが一番。いい感じだがまだまだ半分にもいってない」と気を引き締めていました。
 横綱 白鵬は初日から7連勝とし、16日はテレビの中継の解説を元横綱・稀勢の里の荒磯親方が務めていたため、「親方の前でいい相撲が取れてよかった」と話していました。   (NHK WEB NEWS 2019316 1846分)


 

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大相撲春場所6日目 貴景勝4勝目 連敗免れる ―― 大相撲春場所は6日目、大関昇進のかかる関脇・貴景勝は、前頭筆頭の魁聖に勝って連敗を免れ4勝目を挙げました。
中入り後の勝敗です。
▼千代翔馬に石浦は、千代翔馬が肩透かしで勝ちました。
▼新入幕どうし、大翔鵬に照強は、大翔鵬が小手投げ。
▼豊ノ島に十両の大奄美は、大奄美が寄り倒し。
▼輝に豊山は、輝が突き落とし。
▼嘉風に琴恵光は、嘉風が押し出し。
▼友風に竜電は、竜電が下手投げで勝ちました。
▼明生に松鳳山は、松鳳山が突き出し。
▼矢後に佐田の海は、佐田の海が寄り切り。
▼勢に朝乃山は、朝乃山が寄り切り。
▼琴奨菊に碧山は、碧山が押し出しで勝って5勝目を挙げました。琴奨菊は今場所初黒星です。
 
▼宝富士に隠岐の海は、隠岐の海が上手投げ。
▼阿炎に千代大龍は、阿炎が突き落とし。
▼阿武咲に栃煌山は、阿武咲が押し出し。
▼遠藤に逸ノ城は、逸ノ城がはたき込みで勝ちました。逸ノ城は初日から6連勝です。
 
▼魁聖に貴景勝は、貴景勝が送り出しで勝ちました。大関昇進がかかる貴景勝は14日、2敗目を喫しましたが、15日は危なげなく勝って連敗を免れ4勝目を挙げました。
 
▼関脇 玉鷲に新小結 北勝富士は、玉鷲が押し出し。
 
▼大関 豪栄道に大栄翔は、大栄翔が押し出しで勝ちました。豪栄道は今場所初黒星です。
 
▼妙義龍に大関 高安は、高安が押し出しで勝ちました。高安は5勝目です。
▼小結 御嶽海に角番の大関 栃ノ心は、栃ノ心が上手投げで勝ちました。
 
▼錦木に横綱 白鵬は、白鵬が寄り切りで勝ちました。白鵬は初日から6連勝です。
 
▼横綱 鶴竜に正代は、鶴竜がはたき込みで勝ちました。
 
横綱 鶴竜「しっかり反応できている」
 
碧山に敗れて今場所初黒星を喫した琴奨菊は「力勝負したら負ける。そこの勝負にいってしまった」と反省していました。
 
一方、5勝目を挙げた碧山は「気持ちがまだ燃えている。当たって出ることしか考えていなかった」と、やや興奮気味に話していました。
 
大関昇進がかかる関脇 貴景勝は魁聖に勝って連敗を免れ、「体の大きさが違うので、積極的にいかないといけない」と勝利を振り返りました。
 
大阪出身の大関 豪栄道は平幕の大栄翔に悪いくせの引き技が出て、今場所初黒星を喫し、「立ち合いはそんなに悪くない。はたいたらだめですよね。悔しいけどまたあしたからです」と気持ちを切り替えていました。
 
5勝目を挙げた大関 高安は「前に出て勝ってますから。いいんじゃないですか」と淡々と話していました。
 
大関 栃ノ心は勝って4勝目を挙げ「当たりは悪くない、ちょっと高いけど。気持ちはいい感じだけど、相撲がもうちょっと」と角番脱出へ気を引き締めていました。
 
上位陣でただ1人6連勝の横綱 白鵬は通算1111勝目で、1が並んだ勝利数に「どこから見ても1」と笑顔でした。
 
1敗を守った横綱 鶴竜は「相手をよく見て相撲が取れた。しっかり反応できている」と落ち着いた表情でした。   (NHK WEB NEWS 2019315 1954分)


 

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 大相撲春場所5日目 大関昇進のかかる貴景勝が2敗目 ―― 平成最後の大相撲春場所は5日目、大関昇進のかかる貴景勝は、玉鷲との関脇どうしの一番に押し出しで敗れました。貴景勝は、序盤の5日間を3勝2敗で終え、中盤戦に入ります。
中入り後の勝敗です。
▼豊山に琴恵光は、琴恵光が押し出しで勝ちました。

▼石浦に十両の白鷹山は、白鷹山が押し倒し。石浦は今場所、初黒星です。
▼千代翔馬に豊ノ島は、千代翔馬が送り出し。
▼新入幕の大翔鵬に輝は、輝が押し出し。
▼友風に照強の新入幕どうしの一番は、友風がはたき込み。
▼竜電に嘉風は、竜電が寄り切り。
▼明生に矢後は、矢後が寄り切りで勝ちました。
▼佐田の海に松鳳山は、松鳳山が上手投げ。
▼勢に琴奨菊は、琴奨菊が送り出しで勝って5連勝です。
 
▼碧山に朝乃山は、碧山が押し倒し。
 
▼宝富士に阿炎は宝富士が突き落とし。
▼千代大龍に隠岐の海は、千代大龍が押し出し。
▼阿武咲に逸ノ城は、逸ノ城がはたき込みで5連勝。
▼栃煌山に遠藤は、遠藤が巻き落としで勝って今場所、初白星です。
 
▼御嶽海に北勝富士の小結どうしの一番は北勝富士が押し出し。

▼大関昇進がかかる貴景勝に玉鷲の関脇どうしの一番は、玉鷲が押し出し。敗れた貴景勝は、序盤の5日間を3勝2敗で終えました。
 
▼大関 高安に錦木は、高安が寄り切り。
▼角番の大関栃ノ心に魁聖は、栃ノ心が寄り切り。
▼正代に大関豪栄道は、豪栄道が押し倒しで5連勝です。
▼大栄翔に横綱鶴竜は、鶴竜がはたき込み。
 
▼横綱 白鵬に妙義龍は、白鵬が突き落としで5連勝です。
 
貴景勝「負けたら何の意味もない」
 
石浦は、今場所、初黒星に「序盤はまずまず、ケガはない。体の動きもすごくいい。パワーをつけるしかないので部屋にトレーニングルームを作って筋力トレーニングをしている。体重が2キロから3キロ増えた。今がいちばん重く、体重は122キロほどだ」と話していました。

 5連勝の琴奨菊は、「流れがよかった。うれしいね。力を出し切るだけだ。勝っても負けても自分が納得するようにね」と話していました。
 5連勝の逸ノ城は、「きょうは、思い切り相撲を取れた。うまく当たれていい感じだった。反応もよかった。好調の要因はよくわからない。まだ前に出られる相撲を取れてないんでこれからだ」と話していました。
 小結どうしの一番を制した北勝富士は、「がむしゃらに勝ちにいくことだけを考えたので、荒々しく取れたと思う。きのうの相撲に自分に何が足りないかもう一度見直した。昔と違ってがむしゃらさがなくなって、『上手に取ろう』というのがあったのかなと思って、『自分は強い』と信じて土俵に上がった。とにかく思い切っていけた。気持ちいいですね。これをむだにしないように初心に返る気持ちで」と笑顔を見せていました。
 一方、敗れた御嶽海は、「立ち合いで遅れた。修正し切れていない」と目を閉じながら話していました。
 玉鷲は、「力いっぱい当たった。星数では、相手に負けているが相撲には勝とうと思った。実力がある人には負けたくない。盛り上げたかった」と淡々と話していました。
 一方、敗れた貴景勝は、「悪くはないと思うが切り替えてやるだけ。負けたら何の意味もない。1日1日気合いを入れてやるだけだ」と話していました。
 大関 豪栄道は、「集中できているし内容もよかった。しっかり土俵際まで詰めた。体が動いているのでいいイメージを忘れずあしたから頑張っていく。5連勝に乗っていきたい」と5連勝にも淡々と話していました。
 横綱 鶴竜は、「きょうは体がよく反応した。とにかく自分の相撲に集中することだけだ。まだまだこれからだがどんどん場所慣れしてよくなればいいなと思う。相撲勘も日に日によくなっている。もっとよくなっていくと思う」といつもどおり淡々と話していました。
 5連勝の横綱 白鵬は、「相手が引いてくれたからついて行って、そこで無理せずいったのがよかった」と振り返りました。先場所との状態の違いについては、「体重が4キロから5キロ増えて元に戻った。その分、筋肉量も増えた」と話していました。また、取組のあと首をかしげていたことについては「ちょっと当たったのか入ったのか」と話し、違和感をうかがわせていました。   (NHK WEB NEWS 2019年3月14日 19時42分)



 


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大相撲春場所4日目 貴景勝が3勝目 ―― 平成最後の大相撲春場所は4日目です。大関昇進のかかる関脇 貴景勝は12日に初黒星を喫しましたが、13日は新小結 北勝富士に引き落としで勝って3勝目をあげました。
中入り後の勝敗です。
▼豊山に千代翔馬は、豊山が押し出しで勝ちました。
▼琴恵光に十両の炎鵬は、琴恵光が小手投げ。
▼大翔鵬に友風の新入幕どうしの一番は、大翔鵬がはたき込みで制しました。
▼輝に石浦は、石浦が送り出しで勝って4連勝。
▼嘉風に豊ノ島は、豊ノ島が寄り切り。
 
▼明生に新入幕 照強の初顔合わせの一番は、照強が押し出しで初白星をあげました。
 
▼竜電に佐田の海は、佐田の海が寄り切りで今場所初白星。
▼矢後に朝乃山は、朝乃山が押し出し。
 
▼琴奨菊に松鳳山は、琴奨菊が寄り倒しで4連勝。
 
▼宝富士に勢は、宝富士が寄り切り。
▼碧山に千代大龍は、千代大龍がすくい投げで勝ちました。
▼阿炎に栃煌山は、阿炎が押し出しで初白星。
▼逸ノ城に隠岐の海は、逸ノ城が上手投げで4連勝です。
▼正代に阿武咲は、阿武咲が押し出し。
▼新小結 北勝富士に大関昇進がかかる貴景勝は、貴景勝が引き落とし。貴景勝は12日、いいところなく土俵を割りましたが、13日の一番では、相手のはたきに屈することなく3勝目をあげました。
 
▼関脇 玉鷲に小結 御嶽海は、御嶽海が押し出し。
 
▼錦木に角番の大関 栃ノ心は、栃ノ心が寄り倒し。
 
▼大関 豪栄道に魁聖は、豪栄道が上手投げで4連勝。
 
▼遠藤に大関 高安は、高安が押し出し。
 
▼大栄翔に横綱 白鵬は、白鵬がはたき込みで4連勝です。
 


▼横綱 鶴竜に妙義龍は、鶴竜が押し出しで勝ちました。
 


各力士の談話
 
石浦は4連勝に「たまたま。立ち合いは悪くなかった。上に行くのが目標だ」と時折笑顔を見せていました。

 初白星を挙げた新入幕の照強は、12日、師匠の伊勢ヶ濱親方から「まっすぐ当たらないでどうするんだ。当たっていけ、当たってから動くんだ」とアドバイスされたということで、「自分でも気合いが入っているのが分かった。立ち合いで当たってよかったんじゃないですか。まっすぐいって腕を手繰ってよかったんじゃないですか」と振り返りました。そのうえで、「初日が出たが関係ない。一番、勝っただけだ。あすからまた頑張らないと、うかうかとしていられない」と気を引き締めていました。
 4連勝の琴奨菊は、「きょうが大事だと思っていたのでね。力みなく相撲を取れた。いい踏み込みだったね。自分を信じてやっていくしかない。うれしい、あすを待ちきれない」と話していました。
 4連勝の逸ノ城は、「きょうは思いどおり。落ち着いて取れて最後に攻めることができた」と話していました。
 関脇・貴景勝は、「自分の体勢を崩さずにしっかりいこうと思った。体が動いてくれたのでよかった。相手のはたきにも体が動いてくれた感じでしっかり対応できた。初日と思って毎日相撲を取っている。高校の先輩が相手だったが、気持ちでいこうと思った。先輩・後輩の感じとかはない。一生懸命やっただけ」と話していました。
 一方、敗れた北勝富士は、「もったいないね。一番、嫌な展開がはじき合いになることだった。そうなると勝てないと思っていたら、はじき合いになりそうになり体が反応してはたいてしまった。我慢したかった。のど輪で外さないでぐっと我慢してもっていければよかった。内容は悪くないので、次につながる。切り替えて頑張りたい」と淡々と話していました。
 4連勝の大関・豪栄道は、「なんとか勝ててよかった。気分よく相撲を取れている」と話し地元、大阪での場所については、「いろんな人にはっぱをかけられている」とほほえんでいました。
 2勝2敗となった大関・栃ノ心は、「久しぶりにまわしを取れた。取れた理由はわからないが気付いたら取れていた。先場所負けた相手だったので、落ち着いて徐々に攻めていこうと思った。土俵際で相手に残られたのは、体勢が高かったからだ。ひざを曲げていかないといけない。最近、気合いを入れすぎているからどうするか迷っている」と話していました。
 横綱・鶴竜は、「のど輪の攻めにしっかりと対応できたと思う。少しずつ本場所に慣れてきた。まあ慣れてくればいいと思う。自分の相撲に集中することだ」と落ち着いた様子で話していました。
 4連勝の横綱・白鵬は、土俵際で押し込まれ冷やっとする一番でしたが、「立ち合いしっかり当たっていこうとね。差せればいいと思っていたができなかった。立ち合いはそんなに悪くない。やっぱり、引いてしまったというね。まあそれくらい相手の迫力があったという感じだ。土俵際で、最後まで相手を見てから跳んだ」と振り返っていました。   (NHK WEB NEWS 2019313 1905分)



 


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大相撲春場所3日目 大関ねらう貴景勝が初黒星 ―― 平成最後の大相撲春場所は3日目、大関昇進のかかる関脇・貴景勝は、小結の御嶽海に寄り切りで敗れ今場所初黒星です。
中入り後の勝敗
▼新入幕の大翔鵬に十両の琴勇輝は、大翔鵬が押し出しで勝って初白星です。

▼千代翔馬に琴恵光は、琴恵光が突き落とし。
▼石浦に豊山は、石浦が引き落としで勝って3連勝です。
▼新入幕の友風に豊ノ島の初顔合わせの一番は、友風がはたき込み。
▼新入幕の照強に嘉風の初顔合わせの一番は、嘉風が渡し込み。
▼輝に明生は、明生が押し出し。
▼松鳳山に矢後の初顔合わせの一番は、松鳳山が押し出しで勝ちました。
▼竜電に勢は、竜電が寄り切り、3連勝。
▼朝乃山に琴奨菊は、琴奨菊が寄り切りで勝って3連勝です。
▼佐田の海に宝富士は、宝富士が寄り切り。
▼隠岐の海に阿炎は、隠岐の海が逆とったり。
▼碧山に阿武咲は、碧山がはたき込みで3連勝。
▼栃煌山に逸ノ城は、逸ノ城が小手投げで3連勝です。
▼千代大龍に正代は、千代大龍が押し出し。
▼妙義龍に関脇の玉鷲は、妙義龍が突き落とし。

▼大関昇進がかかる貴景勝に御嶽海は、御嶽海が寄り切り。貴景勝は今場所初黒星です。

▼錦木に大関・豪栄道は、豪栄道が渡し込みで3連勝。
https://www.youtube.com/watch?v=NugFx-qgBAk
▼大関・高安に大栄翔は、大栄翔が押し出し。

▼角番の大関・栃ノ心に新小結・北勝富士は、北勝富士が押し出しで今場所初白星です。
 
▼遠藤に横綱・鶴竜は、鶴竜が押し出し。

▼横綱・白鵬に魁聖は、白鵬が寄り倒しで勝って3連勝です。

貴景勝「切り替えていくしかない」
 
新入幕の大翔鵬は初白星に「やっと勝った。はたくのが癖なので、はたかずにいきたい」とうれしそうに話していました。
 
3連勝の琴奨菊は、「体重をピークの時よりも10キロ落としスピードが出て踏み込めている。今は体重が172キロから173キロくらいで、あと5キロほど落としたい。皆の当たりの強さと技はわかっているので、そこに対抗するのではなく経験とうまさを生かしたい。まだ始まったばかりなので頑張りたい」と笑顔でした。
 
逸ノ城も3連勝し「たまたまだ。上手を取りにいったが取れなかった。きょうの相撲は自分の相撲ではない。自分の相撲を出し切ることだけを目指してやりたい。きょうは10点中、3点くらいだ」と話していました。
 
黒星を喫し1勝2敗となった玉鷲は、「きょうは引かれて負けはしたが、気持ちではやれると思った」と話していました。
 
関脇・貴景勝は、ふーっと息を吐いたあと「切り替えていくしかない。悪いところが2個も3個もある。気持ちのコントロールは悪くなかった。立ち合いは、前にもっていこうとした。体の感覚に任せて相撲を取ったが通用しなかった。自分が強いとは思っていない。3連勝とかうまくいくわけがない。あすから頑張っていきたい。声援はありがたいが申し訳ない。自分の中では精いっぱいやったので、あすに向かってやるだけだ」と落ち着いた様子で話していました。
 
一方、貴景勝に勝った御嶽海は、注目の一番にも「いたって冷静だった」と振り返り、「まあ勝てたのでよかった。相手を引かせることしか考えていなかった。差したあともイメージどおりだ。いい緊張感をもっていければよい」と目を閉じながら話しみずからに言い聞かせている様子でした。
 
ご当地の大関・豪栄道は、3連勝に「体の反応はまずまずだ」と振り返ったうえで、報道陣から「3日間、いい形で動いているが」とむけられると「これを継続していきたい」と充実した表情で話していました。
 
1勝2敗となった大関・栃ノ心は、目を閉じてため息をついたあと「あしたが初日だと、思っていくしかない」と切り替えていました。
 
今場所初黒星を喫した大関・高安は、支度部屋で無言でした。
 
一方、高安から白星をあげた平幕の大栄翔は、「きょうは立ち合いで低く思い切りいくことを意識したが、それがはまった。自信になると思う。今場所は、何も考えずに思い切りいけている」と笑顔が絶えませんでした。
 
横綱・鶴竜は、土俵際でやや冷やっとする相撲に「落ち着いていた。慌てなくてよかった。体がよく動いた一番だった。どんどんよくなっていけばいいかなと。2場所休んでいるので感覚を思い出すために場所慣れしていきたい」とほっとした様子でした。
 
3連勝の横綱・白鵬は、「まだ始まったばかりだ。時間がない状態で先場所は迎えたからね。まあ頑張ります」と話していました。   (NHK WEB NEWS 2019312 1936分)


 

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藤井聡太七段、棋聖戦決勝T進出ならず 年度勝率の記録更新も難しい状況に ―― 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(16)が11日、大阪市の関西将棋会館で指された棋聖戦2次予選決勝で久保利明九段(43)に127手で敗れ、決勝トーナメント進出を逃した。

 
どちらに形勢が傾いているのか両対局者ともわからないほどの大接戦。振り飛車党の旗手・久保が繰り出した竜2枚使いの激しい攻めに最後は屈した。
https://www.youtube.com/watch?v=62jII_SU46g
 
局後は、中盤で久保の飛車が竜に成った手を軽視し、時間も使わされたことを猛省。「終盤はチャンスのある局面もあったが、わからなかった」と、背中を丸めながら盤上を見つめ、悔しさを隠さなかった。
 
来年度に史上最年少でのタイトル挑戦・獲得を目指す上で、最も早いのが、タイトルをかけた五番勝負が6〜8月にある棋聖戦だった。過去の最年少記録はいずれも屋敷伸之九段(47)が持つ前者が17歳10カ月、後者が18歳6カ月。記録更新をかけた戦いの舞台は他のタイトルに切り替えることになる。
 
また、「そのことは余り意識していない」と、これまで同様の発言を繰り返した勝率の51年ぶり記録更新の可能性も難しくなった。
 
この日の敗戦で・840042勝8敗。未放送のテレビ対局除く)となり、歴代1位・中原誠十六世名人の持つ・854547勝8敗、1967年度)を下回った。正式な年度内の残り対局数は日本将棋連盟から未発表だが、3局までの見込み。この場合、再び中原の数字を上回ることはできない。  [Sponichi Annex 2019311 18:04 ]


 


 中学横綱・吉井、プロ1勝を喜ぶ「嘉風関のようにうまい相撲が取りたい」はてなブックマーク ―― 前相撲が始まり、昨年の中学横綱の吉井(15=中川部屋)は梶野改め大飛翔(15=追手風部屋)を寄り切りで破った。

 
「アマチュアとは緊張感が違った。前日は緊張しなかったが、来たら雰囲気が違った」。初めてのプロの土俵で最初の立ち合いは突っかけてしまったが、2度目はすぐに胸を合わせ、右上手を引きつけて勝負を決めた。
 
静岡・燒津市立港中では、昨年の全国中学校選手権で個人、団体の2冠となった。昨年12月に都内で扁桃腺の手術を受けた際、中川親方(元幕内・旭里)が病院まで足を運んでくれたことで中川部屋入りを決断した。前日の10日には中川親方から新弟子検査の合格証を受け取り、「これが夢の第一歩」とプロになったことを実感。「早くプロの舞台に立ちたかったから、楽しかった」とプロ1勝を喜んだ。
 
この日は左四つでの勝利だったが、本来は「右四つで起こしてから前に出る相撲が得意」という「嘉風関のようにうまい相撲が取りたい。20歳ぐらいまでに関取になって、応援してくれる人への恩返しをしたい」と青写真を描いていた。
 
昨年の高校横綱で国体少年の個人も制した埼玉栄高出身の斎藤改め北の若(18=八角部屋)は、力強い突っ張り5発で大山改め岡ノ城(15=出羽海部屋)を突き出した。「いつも通りの相撲が取れて良かった。不安もあったけどしっかりやれた」と淡々と振り返った。

 
しこ名は師匠の八角親方(元横綱・北勝海)につけてもらった。「まだ自分の名前という感覚はないけど、慣れていこうと思う」。目標とする力士は大関・豪栄道、関脇・貴景勝ら埼玉栄高のOB全て。「一つでも1秒でも早く関取になれるように、師匠の言うことを聞いて頑張るだけ。早く追いつけるように頑張りたい」とスピード出世を目指していく。   (3月11日(月)1058分 スポーツニッポン)


大相撲春場所 2日目 貴景勝が2連勝 ―― 平成最後の大相撲春場所は2日目、大関昇進のかかる関脇 貴景勝は、平幕の錦木に押し出しで勝って2連勝です。
中入り後の勝敗
▼千代翔馬に新入幕の大翔鵬の初顔合わせの一番は、千代翔馬が上手出し投げで勝ちました。
▼豊山に十両の千代丸は、豊山が押し出し。
▼石浦に新入幕の照強の初顔合わせの一番は、石浦がはたき込み。
▼豊ノ島に琴恵光の初顔合わせの一番は、琴恵光が突き落とし。
▼嘉風に輝は、輝が押し出しで勝ちました。
▼明生に新入幕の友風の初顔合わせの一番は、明生が押し倒し。
▼竜電に松鳳山は、竜電が寄り切り。
▼勢に矢後は、矢後がはたき込み。
▼佐田の海に朝乃山は、朝乃山がはたき込みで勝ちました。
▼宝富士に琴奨菊は、琴奨菊が寄り切り。
▼碧山に隠岐の海は、碧山が押し出し。
▼阿武咲に阿炎は、阿武咲が押し出し。
▼千代大龍に栃煌山は、千代大龍がはたき込みで勝ちました。
▼正代に逸ノ城は、逸ノ城が寄り切り。
▼錦木に大関昇進がかかる貴景勝は、貴景勝が押し出しで勝って2連勝。貴景勝は持ち味の低く鋭い当たりで、一気に押し出しました。
 
▼関脇の玉鷲に大栄翔は、大栄翔が押し倒し。
https://www.youtube.com/watch?v=RjfSA2ICTxk
▼小結 御嶽海に大関 高安は、高安が押し出し。高安は2分近い相撲を制しました。
 
▼妙義龍に大関 栃ノ心は妙義龍が押し出し。
https://www.youtube.com/watch?v=OyuWHc5lV_0
▼大関 豪栄道に新小結 北勝富士は、豪栄道が押し出し。
 
▼遠藤に横綱 白鵬は、白鵬が押し出し。

    横綱 鶴竜に魁聖は、鶴竜が寄り切り。10日の初日に敗れた鶴竜は、今場所初白星です。
   (NHK WEB NEWS 2019311 1856分)


 

ウェブニュースより
 
元大関・照ノ富士 序二段で354日ぶり白星「1年間を見てみようという気持ち」 ―― 元大関・照ノ富士が再出発を白星で飾った。史上初めて元大関として序二段の土俵に上がり、若野口をはたき込みで下した。

 
「久しぶりの土俵だったので緊張はありました。不思議な気持ち。(こういう感情は)初めて感じた」と十両だった昨年春場所11日目以来、354日ぶりの白星に感慨深げ。
 
17年夏場所で優勝次点の12勝を挙げたが、その後は両膝のケガの影響で10場所連続負け越し。昨年6月には膝の手術も受けた。コンディションもまだ手探りの状態で、稽古も若手に胸を出す程度。今場所の出場の決断も大阪入りしてからと急だった。「(伊勢ケ浜)親方の言う通り、今の感じの稽古では(結果を出すのは)無理なので。今場所で終わりではなく、1年間を見てみようという気持ちがあります」と控えめ。45場所ぶりの序二段での勝ち越しについても「全く考えていない」と慎重だった。   [Spinichi Annex 2019311 05:30 ]

 
初まげ効果!納谷白星スタート 「眠そうな顔」からキュッと変身 ―― 初めてまげ姿で本場所の土俵に上がった幕下の納谷(19=大嶽部屋)が、押し出しで深海山を下し白星スタートを切った。 立ち合いから前に出て相手のいなしにもうまく反応し、危なげのない相撲内容だった。

 
「気持ちが入って良かったです。まげ?これでお相撲さんになったので、しっかりやらなきゃと思いました」と初まげ効果に表情を緩めた。
 
場所前は連合稽古や出稽古にも積極的に出向いた。「いろんな人と(稽古が)できました。馬力で勝てるようになった。そこは進歩したかなと思います」。体も引き締まったそうで「まわしが短くなった気がします。(体重も)今は170キロを切るくらい。これくらいがちょうどいい。体も動きます」と手応えを口にする。
 
まげは先場所の千秋楽のパーティーで初めて結った。「ザンバラの時より生活しやすい。前は眠そうな顔をしていると言われてたんですけど(髪を引っ張ることで目尻が上がり)キッとしたと言われました。(埼玉栄高の)山田監督にも“似合っている”“頑張れ”と言われました」と笑顔で話していた。   [Spinichi Annex 2019310 13:43 ]


 大相撲春場所初日 休場明けの鶴竜が黒星 貴景勝は白星 ―― 平成最後の大相撲春場所が初日を迎え、休場明けの横綱 鶴竜が小結 御嶽海に送り出しで敗れ、黒星を喫しました。一方、大関昇進のかかる関脇 貴景勝は、平幕の妙義龍に押し出しで勝って白星スタートです。
 
中入り後の勝敗です。
▼千代翔馬に十両の志摩ノ海は、千代翔馬が上手投げで勝ちました。
▼新入幕の大翔鵬に豊山の初顔合わせの一番は、豊山が押し出し。
▼石浦に琴恵光は、石浦がとったり。
▼新入幕の照強に豊ノ島の初顔合わせの一番は、豊ノ島がはたき込み。
▼新入幕の友風に輝の初顔合わせの一番は、友風がはたき込みで幕内で初白星を挙げました。
▼嘉風に明生は、嘉風がはたき込み。
▼竜電に矢後の初顔合わせの一番は、竜電が下手投げ。

▼松鳳山に勢は、勢が押し出しで勝ちました。
▼佐田の海に琴奨菊は、琴奨菊が押し出し。
▼朝乃山に宝富士は、朝乃山がすくい投げ。

▼碧山に阿炎は碧山が突き落とし。
▼隠岐の海に阿武咲は阿武咲が押し出し。
▼千代大龍に逸ノ城は逸ノ城が突き落としで勝ちました。
▼栃煌山に正代は、栃煌山が肩透かし。
▼錦木に関脇 玉鷲は、玉鷲が押し出し。

▼大関昇進のかかる貴景勝に妙義龍は、貴景勝が盤石の相撲で押し出しで勝ちました。

▼角番の大関 栃ノ心に大栄翔は、栃ノ心が突き落とし。

▼遠藤に大関 豪栄道は、豪栄道が押し出し。
▼大関 高安に魁聖は、高安が寄り切り。
▼御嶽海に横綱 鶴竜は、御嶽海が送り出し。休場明けの鶴竜は初日黒星です。

▼横綱 白鵬に新小結 北勝富士は、白鵬が突き落としで勝ちました。
40歳安美錦「前みつを取ることだけ考えた」
 
現役の関取最年長、40歳の安美錦は「しっかり当たって前みつを取ることだけを考えていた。足がついていかないのは今に始まったことじゃない。その分、前みつを取ろうと思いいい所が取れたんだけどね」と話していました。
 
新入幕の大翔鵬は初日黒星に「難しいですね。むだに緊張して立ち合いで当たれていなかった。棒立ちだった。相撲に集中できていなかった感じがする。あすからだ」と切り替えていました。
 
幕内でおよそ3年ぶりに白星を挙げた豊ノ島は「けがをしてから体をよく動かすようにしている。幕内の雰囲気は最高で華やかだ。今あるのは家族の支えで、まだまだ活躍できる自信がある」と終始笑顔を見せていました。
 
一方、敗れた新入幕の照強は「出だしとしては悪くない。立ち合いで踏み込みが足りず前みつを取れなかった。緊張しなかったので、またあすから落ち着いていい相撲を取りたい」と話していました。
 
新入幕の友風は初白星に「緊張はしたがだいぶ落ち着いてやれた。雰囲気も環境もこれまでと全く違う。満員御礼で土俵に上がったのは初めてなので楽しかった。相手はずっとここでやってきていて強いので自分の相撲を取りたい。立ち合いで当たっての押し相撲、弱気な引きをしない。きょうは勝つことができたが、簡単に連勝できる場所ではない」と気を引き締めていました。
 
ご当地の勢は厳しい相撲での初白星に「反応がよくいい相撲だった。足は痛めていて40度の熱もあり、ふらふらの状態です」と話していました。
 
大関昇進がかかる関脇貴景勝も白星スタートに「自分の持っている力を出し切ろうと思ってやった。内容は普通だ。いつもと同じで今場所にかぎって大事とかではない。気持ちの変化はない。まわしを取ったら自分の相撲を取れないので、徹底しようと思った。こういう状況でなかなか相撲を取ることはできないので、感謝しながら気持ちを入れて、15日間、その繰り返しでやっていきたい」といつもどおり淡々と話していました。
 
地元関西での場所で、会場から大きな声援が送られたことについては「いろいろな声をもらって期待に応えたいというよりは、がっかりさせたくない。恥ずかしい相撲を取れないという気持ちで、相手に向かっていきたい」と話していました。
 
初日に敗れた横綱 鶴竜は「前に出ればよいのだが、そういう時に引く悪い癖が出る。引きも中途半端だった。動き自体はよかったが、きょうは引きが…。前向きにあすから取り組む」と切り替えていました。
 
鶴竜を破った御嶽海は「よかった。相手が引いてくれたので、ついていくだけだった。立ち合いで遅れて押し込まれたが、姿勢を低くしてついていった。立ち合いでもっと下から当たらないとね。修正するところはたくさんある」と話していました。
 
横綱 白鵬は「受け止めての突き落としは、最初から全く頭になく流れでね。しっかりやらないといけないというのはあった。ひざの感覚は先場所よりはいいかな。またあしたという感じだね」と話していました。   (NHK NEWS WEB 2019310 1853分)


 

『オリンピアのゼウス像』(オリンピアのゼウスぞう)は、紀元前435年に古代の高名な彫刻家ペイディアスによって建造された、天空神ゼウスの彫像です。古典古代における世界の七不思議の一つです。

 
主に古代オリンピックにおける奉納競技の本尊とされていたとみなされています。

構造
 
紀元前5世紀頃、オリンピアにゼウス神殿が建造されました。ゼウス像はこの神殿の奥に収められ、その全幅は神殿の通路の幅とほぼ同じでした。座像でありながら、全長は約12メートル(約40フィート)もありました。紀元前1世紀頃の地理学者ストラボンは「もし、ゼウス像が立ち上がったら、屋根を突き抜けてしまうだろう」と記述しています。

 
本体は杉で作られ、表面を象牙で覆っていた。表面の乾燥を防ぐために、常にオリーブ油を塗布していたといいます。座席は金、象牙、黒檀、宝石で飾られていました。右手には勝利の女神ニケの彫像を持ち、左手には鷲が止まった錫杖を持っていました。

後年
 
紀元前2世紀頃のローマの将軍ルキウス・アエミリウス・パウルス・マケドニクスは、マケドニアを征服した際にこの像を見物し、あまりの神々しさに強い畏敬の念を感じたといいます。

 
建造から800年後の394年、ゼウス像はオリンピアからビザンツ帝国の首都コンスタンティノープルに移された。その後の消息は不明ですが、おそらく焼失したものと考えられています。

 
1958年、ゼウス像の建造に使用されたと考えられる工房が発見されました。この発見によってゼウス像の全容の解明が進められましました。


 

③エフェソスのアルテミス神殿
 
 
アルテミス神殿 (Artemisium)は、紀元前7世紀から紀元3世紀にかけてエフェソス(現在のトルコ)に存在した、アルテミスを奉った総大理石の神殿です。世界の七不思議のひとつに挙げられていますが、現在は原形をとどめていません。
 
最初の神殿は、紀元前700年頃の物で、キンメリア人によって破壊され、その後、紀元前550年頃にリディアのクロイソス王によって再建されました。

 
その後、紀元前356年に放火で再び失われ、紀元前323年に三度建てられたといいます。世界の七不思議のリストの編纂者である、紀元前2世紀後半のシドンのアンティパトレスは次のように表現しています。
 
「私は戦車が通りうるほど広いバビロンの城壁を見、アルペイオス河畔のゼウス像を見た。空中庭園も、ヘリオスの巨像も、多くの人々の労働の結集たる大ピラミッドも、はたまたマウソロスの巨大な霊廟も見た。しかし、アルテミスの宮がはるか雲を突いてそびえているのを見たとき、その他の驚きはすっかり霞んでしまった。私は言った、「見よ、オリンポスを別にすれば、かつて日の下にこれほどのものはなかった。」  ――アンティパトレス、『パラティン詩選集』958
 
同じく世界の七不思議のリストの編纂者であるビザンチウムのフィロンもまた次のように表現しています。
 
「エフェソスのアルテミス神殿は、神々のただひとつの家である。一目見れば、ここがただの場所ではないことがわかるだろう。ここでは、不死なる神の天上世界が地上に置かれているのである。巨人たち、すなわちアロエウスの子らは、天に登ろうとして山々を積み上げ、神殿ではなくオリンポスを築いたのだから。  ――フィロン
 
エフェソスのアルテミス神殿を発見したのは、イギリス人技師ジョン・ウッド率いる、大英博物館の考古学探検隊です。彼らは、1863年から7年にわたりエフェソスの発掘を続け、186912月についに深さ4m半の泥の中から神殿跡を発見しました。これは、ハインリヒ・シュリーマンがトロイアやミケーネを発掘する以前のことで、東方の古代遺跡発掘のさきがけとなりました。彼らが発見した円柱の断片などは、現在大英博物館に所蔵されています。
 
その後の調査で、神殿は3つあり、古い神殿の跡に新しい神殿を建てていたことがわかった。その最も古い物は、紀元前700年頃と推定されています。
 
アルテミス神殿は、現在のトルコ共和国の港町イズミルから南に50kmほど離れたところにあった古代都市エフェソスに建っていました。
 
他の世界の七不思議と同様、アンティパトレスがこの神殿をリストに入れた理由は、その美しさや大きさのためではなく、むしろ、ギリシア世界の境界近くにあったためでした。その所在地から、ギリシア人に神秘と畏怖の念を与え、アレキサンダー大王の帝国の巨大さを強調したのです。

エフェソスのアルテミス
 
アルテミスはギリシアの女神です。アポローンと双子で、清純な女狩人として知られ、また、ティーターンやセレーネーに代わる月の女神です。アテネでは、クレタ島の地母神の性格を受け継いだオリンピアの女神の中で、アテーナーがアルテミスよりもあがめられていました。
 
一方、エフェソスでは、アルテミスは非常に敬われていました。例えば、月の1つはアルテミスの名前を冠しており、その月には丸1ヶ月祝祭が催されました。信仰の対象はギリシア文化以前の古い偶像でした。その元となる偶像は木製で、ギリシアのアルテミスに見られる処女性とは対照的に、豊穣多産を象徴する多数の乳房を持っていました。そして、この女神の象徴は蜂でした。
 
この偶像の複製や縮小したものが古代には出回り、現在も残っています。また、その偶像は、ギリシア本土のものとは違い、エジプトや近東に見られるように、体と足が先細りの柱のようになっており、そこから足首が出ています。

 
また、エフェソスで鋳造されたコインでは、その多数の乳房を持った女神が、キュベレーの特徴として見られるように、城壁冠(胸壁形の金冠)をつけています。そして、蛇が絡み合ってできた柱、またはウロボロス(自分の尾を自分の口に入れている蛇)を積み上げたものに手を置いています。
 
このような習合の慣習は、オリンピアの神々をはじめとする国外の神々を吸収したもので、イオニア人の居住者たちが、エフェソスの女性とアルテミスを重ねたと考えるのは根拠が薄いのは明らかです。
 
エフェソスの聖なる場所は、アルテミス神殿よりずっと古くにあり  ました。ギリシア人旅行家パウサニアスは、アルテミスの社はとても古くからあったと考えました。彼は、それはイオニア人の移住より何年も前にできており、アポロンの神託神殿よりも古いと確信を持って主張しています。また彼によれば、イオニア人以前のエフェソスの住人はリディア人などであったといいます。

 
この神殿は紀元前550年頃にクレタの建築家ケルシプロンと彼の息子メタゲネスによって設計され、裕福なリディア王クロイソスの負担で建築されました。
  プリニウスによれば、将来起こる地震を警戒して、建設地に湿地が選ばれたといいます。このような場所に巨大な基礎を築くことはできないので、まず地下に踏み潰した木炭を敷き、さらに羊毛を敷きこみました。
 
こうして完成した神殿は旅行者の注目の的となり、商人・王・観光客が訪れ、彼らの多くは宝石や様々な品物を奉納してアルテミスに敬意を表しました。そして、その壮麗さは多くの礼拝者もひきつけ、アルテミス崇拝を形成したのです。
 この神殿は、避難所としても知られ、犯罪者を含め、多くの人々が身の安全のために逃げ込んだといいます。彼らは、アルテミスの保護下にあるとみなされ、決して捕まりませんでした。また、アマゾネスがヘラクレスとディオニュソスから逃げて避難したという神話もあります。
 エフェソスのアルテミス神殿は、紀元前356721日に、ヘロストラトスによる放火で破壊されました。言い伝えによれば彼の動機は、どんな犠牲を払っても名声を得たかったということです。このことから、「ヘロストラトスの名誉」という言葉まで生まれました。これは、つまらないことや犯罪行為によって、自分の名前を有名にしようとする人のことを表します。
「ある男が、最も美しい建造物を破壊することで自分の名前を世界中に広めようと、エフェソスのアルテミス神殿に放火する計画を考えた」 出典: Valerius Maximus, VIII.14.ext.5
 事件に憤慨したエフェソスの人々は、ヘロストラトスの名前を決して残さないことを共同決定した(ストラボンが後にこの名を書きとめたため、現在我々がその名を知ることとなりました)。そして、彼らは、以前よりもはるかに立派な神殿を造ろうと考えたといいます。
 まさにこの放火事件と同じ夜、アレクサンドロス3世(大王)は生まれたといいます。プルタルコスは、アルテミスはアレクサンドロスの出産のことで頭がいっぱいで、燃えている神殿を救えなかったと表現しています。アレクサンドロスは後に神殿の再建費用を支払うと申し出ますが、エフェソスの人々がこれを拒否しました。神が別の神を称えるのは適当ではないという返事だったと伝えられています。結局、アレクサンドロスの死後の紀元前323年に神殿は再建されました。
 ローマ皇帝ガリエヌスの治世の262年、再建された神殿は、ゴート人の襲撃の中で略奪・破壊された。「ゴート人の指導者たちは、船を操り、ヘレスポント海峡(現在のダーダネルス海峡)を越えてアジアにやってきた。多くの都市が破壊され、有名なアルテミス神殿に火をつけた」(Jordanes in Gtica:xx.107)と伝えられています。
 それから200年の間に、エフェソスの人々の大多数はキリスト教に改宗し、アルテミス神殿はその魅力を失いました。こうして、キリスト教徒によって神殿は完全に破壊されてしまったのです。その残骸の石は他の建物に使われ、神殿の跡地にはキリスト教の教会が建ったのです。
建築と美術
 異なる記述も様々あるが、プリニウスによれば、神殿は、広さが縦115メートル、横55メートルで、高さ18メートルのイオニア式の柱127本からなっていた。神殿の内部は大理石の板石で飾られ、大きな入り口プロナオス・主要な広間ツェル・後方の小部屋オピトドムから構成された。ツェルには高さ15メートルのアルテミス像が置かれました。その像は木製で、顔と手足の先以外は黄金や宝石で飾られていたといいます。
 アルテミス神殿は多くのすばらしい芸術品を所蔵していた。絵画や、金銀に彩られた柱、そしてフェイディアスなど高名な彫刻家たちの作品が神殿を飾っていました。彫刻家たちはしばしば優れた彫刻を作ることで競争したといいます。彼らの作った彫刻の多くは、エフェソスを築いたといわれているアマゾネスを表すものでした。

 
また、プリニウスは、マウソロスの霊廟を手がけたスコパスが神殿の柱に浮き彫りを施したと述べています。

信仰と影響
 アルテミス神殿は、小アジア中の商人や旅人が見られる、経済的に活発な地域に位置していた。このため、この神殿は様々な文化の影響を受け、文化の異なるあらゆる人々が信仰の象徴とみなした。エフェソスの人々はキュベレを崇拝し、様々な文化をアルテミス崇拝に融合していった。こうしてアルテミスに融合したキュベレは、ローマの神で相当するディアナとは対照的な女神であった。アルテミス信仰は、はるか遠方の地からも大量の崇拝者をひきつけた。彼らは皆、神殿に集まり、アルテミスを崇拝したのでした。


 

プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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