シアトル在住のHitoちゃんからメールが届いた。曰く、
日高先生、道子先生、カードメールをありがとうございました。/こちらこそ、ご無沙汰してしまい、すみません。/今年の4月から、日本語補習学校での仕事を再開しました。/また、9月からは、現地の学校区内の特別学級幼稚園で、午前中 仕事を始めました。/毎日 あれやこれやと忙しくしています。/夫のJも、息子のKも娘のMも元気にしています。/Kは、来年から中学校(ここら辺は6年生から中学に入ります)に、Mは3年生になります。/時の経つのは早いもので、最近は特にびっくりさせられます。/クリスマス・新年の葉書を投函したのですが、すっかり遅くなってしまいました。/新年に間に合うといいのですが。/お体に気をつけて、良いお年をお迎え下さい。~H
三身(さんじん、または さんしん)は、大乗仏教における、仏の3種類の身のあり方(法身・報身・応身)で、仏身観の一種であります(三身説)。『十地経論』巻3には「一切の仏に三種の仏あり。一に応身仏、二に報身仏、三に法身仏なり」とあります。通常はこの三身説がよく用いられています。
対応関係を表すと次の通りです。
1.法身:法身仏(真理そのものであるような仏)とは、一切の分け隔てを離れた仏の無分別智の領域をいい、仏陀のさとりの本体です。そこでは知る者と知られる者が一つであり、生と死、自と他、愛と憎しみ、善と悪といった二元的な対立を完全に超え、時間的・空間的な制約もありませんから、物事を対象的に捉え、分別し区別することを特徴としている言葉では表せない領域です。それを仮りに一如とも真如とも法性とも法身仏とも法性土ともいいますが、そこでは生死もなく、往来の相も離れていますから往生ということばさえもありません。
2.報身:報身仏とは、菩薩が自らのさとりを完成すると同時に、一切の衆生を救済しようという誓願を起し、永劫にわたる修行によって完成された万徳円満の仏陀です。それは無量の願と徳を実現していますから永遠の"いのち"(無量寿)と、無限の智慧の光(無量光)を持っています。そのような報身仏の領域を報土といいますが、そこには菩薩であった時に誓われたとおり、真如にかなった真実の世界が実現されています。
3.応身け:愛憎の煩悩を燃やし続けている凡夫や、煩悩を制御して表には現れなくなってはいるが、まだ真如をさとる智慧が開けていない修行者の心に応じて現れている仏を応身仏といいます。そのなかには人間に応じてこの娑婆(穢土)に現れて来られた釈尊のような八十歳で入滅される仏身もあります。sechin@nethome.ne.jp です。
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