瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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ウェブニュースより
 大相撲11月場所10日目 貴景勝と志摩ノ海1敗守りトップに ―― 大相撲11月場所は10日目、大関 貴景勝と平幕の志摩ノ海がともに勝って1敗を守りトップに並んでいます。
中入り後の勝敗です。
▽十両の翠富士に千代翔馬は千代翔馬がはたき込みで勝ちました。
▽志摩ノ海に千代の国は志摩ノ海が寄り切りで勝って1敗を守りました。
 
▽琴ノ若に新入幕の天空海は琴ノ若が寄り倒し。
▽豊昇龍に佐田の海は豊昇龍が上手投げ。
佐田の海は先場所に続いての負け越しとなりました。
▽炎鵬に千代大龍は炎鵬が突き落とし。
 
▽明生に徳勝龍は明生が押し倒し。
▽魁聖に碧山は魁聖が寄り切り。
▽照強に豊山は豊山がはたき込み。照強は先場所に続いての負け越しが決まりました。
▽逸ノ城に栃ノ心は逸ノ城が寄り切り。
 
▽遠藤に琴恵光は琴恵光が小手投げ。
 
▽玉鷲に竜電は竜電が押し出しで勝って、4場所ぶりの勝ち越しを決めました。
 
▽宝富士に北勝富士は北勝富士が取り直しの一番を制して押し出し。宝富士は2敗目を喫しました。
 
▽大栄翔に隠岐の海は大栄翔が押し出し。
▽輝に霧馬山は輝が寄り切り。
 
▽若隆景に阿武咲は阿武咲が浴びせ倒し。若隆景は負け越しです。
▽翔猿に小結 照ノ富士は照ノ富士がつり出し。照ノ富士は連敗を2で止め勝ち越しを決めました。
 
▽琴勝峰に関脇 御嶽海は琴勝峰が送り出し。
 
▽新関脇 隆の勝に小結 高安は隆の勝が押し出し。
 
▽妙義龍に大関 貴景勝は貴景勝がはたき込みで勝って1敗を守りました。
 
 11月場所は10日目を終えて、1敗が貴景勝と志摩ノ海、2敗で照ノ富士と宝富士、竜電の3人が続いています。
力士の談話
 「幕尻」の前頭17枚目、志摩ノ海は同じ三重県出身の千代の国を破り「意識はせず、しっかり自分の相撲を取りきろうと思った。何度か対戦はあるが負けていたので、今場所は勝ててよかった」と振り返ったうえで、平幕でただひとり1敗を守ったことについて、「悔いの残らない相撲を取ろうと考えている。親方も無心でいけと。それを実行できているのではないか」と冷静に話していました。
 立ち合いで当たらずに千代大龍を翻弄し白星の炎鵬は、「相手は立ち合い強いので、当たらないようにするにはどうすればいいか考えた結果だ。まだ2番目勝っただけなので、1日、一番、自分の力を出すだけだ」と話していました。
 琴恵光は6勝目、「四つにはなったが、体が起き上がることなく落ちついて最後まで相撲が取れた。後半戦も自分の流れで攻める相撲を見せていきたい」と話していました。
 ことしの初場所以来の勝ち越しを決めた竜電は「勝ち越せてよかった。今場所は攻める意識があるので、粘りも出ていいと思う」と手応えを口にしていました。
 北勝富士は取り直しの相撲を制して6勝目を挙げ「負けたくない気持ちがすごく出て、最後の押しにつながったと思う。体は動いてるので、もっと勝っていけると思う」と充実した表情でした。
 大栄翔は勝ち越しまであと1勝、「きょうはいい相撲だった。内容は徐々によくなってきた。残りもしっかりこれを続けられるように、あしたもやっていきたい」と話していました。
 豪快なつり出しで翔猿を破った小結・照ノ富士は「相手の動きをとめて強引にいこうと思っていた。小さい人には強引な相撲を取らないといけない。動きについていくだけでは負ける」と取組を振り返り、10日目での勝ち越しについては「ここから3場所が大事。またあしたから頑張りたい。元の位置に戻りたいので」と話していました。
 琴勝峰は、「体がよく動いていたと思う。落ち着けているのは、幕内で経験したことが生きているのかなと思う」と話し、大関・貴景勝に挑む11日目に向けて、「いつも通り、しっかりと立ち合いに集中していきたい」と話していました。
 三役以上でただひとり1敗を守った貴景勝は、「集中してあとは気持ちでやろうと思った。勝たないといけない世界。白星があがるのは何よりで、白星をあげるためには集中して、気合いを入れていかないといけない」と表情を引き締めていました。
きょうの“推し相撲” ○貴景勝ー妙義龍●
 「勝たないといけない世界」。
 初黒星を喫した翌日、白星でトップを守った大関・貴景勝は口にした。
 二横綱・二大関が休場し優勝争いを引っ張らなければならない看板力士としての強い責任感がかいま見えたことばだった。
 貴景勝は16日の9日目、翔猿に不覚を取り連勝が「8」でストップ。
 「きのう(9日目)はどれだけ考えても帰ってこない」。
 気持ちを入れ直して臨んだ10日目の土俵。相手の妙義龍とは過去10戦全勝だ。この1年の多くは得意の突き押しで一気に勝負をつけている。得意の相手に盤石の内容で圧倒し終盤戦に向けて再び勢いづきたいところだ。
 しかし、万全の内容とはいかない取組となった。
 正面から突いて土俵際に追い込んだが妙義龍に動かれ、すぐに攻めきれない。時間のかかる相撲は、敗れた前日の翔猿と同じ展開、嫌な流れになりつつあった。
 それでも貴景勝は落ち着いていた。
 研ぎ澄ませた集中力で相手の動きを見極め最後ははたき込みで白星を挙げた。
 11月場所は18日から終盤戦。1敗で貴景勝と「幕尻」の志摩ノ海が並ぶ。横綱の休場で今場所最上位となる東の大関・貴景勝と最下位の2人がトップという展開だ。
 初場所はこの「幕尻」の徳勝龍が涙の初優勝。7月場所も「幕尻」の照ノ富士がケガからの復活優勝を果たした。
 1年のうち3場所も「幕尻」に優勝をされては横綱・大関陣の存在意義にもかかわってくる。貴景勝が口癖のように繰り返す“集中”を高め、ただ目の前の取組だけに向き合うことができれば結果はついてくるだろう。
 徹底した番付社会の大相撲で今場所最上位の責任を果たし、最高の結果を残せるのか。終盤戦の貴景勝の戦いぶりから目が離せない。    (NHK WEB NEWS 20201117 2334)


 

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