瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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 昨日訪ねようとした田螺稲荷を家にある地図帳で調べたが、「町の内伊勢屋稲荷に犬の糞」といわれるだけあって、稲荷なんて掃いて棄てるほどあるらしく、どの地図帳にも出ていない。ないとなるとどうしても訪ねてみたいというのが人情。こんなことを考えながら家を出た。
4c997d7d.jpg まだ、薄暗い隅田公園の山谷堀水門の前に来ていた。桜橋越しに日の出前の朝焼けが綺麗だ。いつの間にか昨日と同じ桜橋通りを歩いていた。東武伊勢崎線の踏み切り近くになって、驟雨がやって来た。先ほどの桜橋の朝焼けはどうしたのだろう? 引き返そうかとも思ったが、家に帰った途端に「止んだ」では口惜しいので、夏場だし張子の虎じゃあるまいし、濡れたってどうということはないので、そのまま四つ目通りを南下する。蔵前橋通りにかかるころに雨は一旦小降りになったが、錦糸町駅東にある京葉道路に横切る歩道橋を渡っているとまた降り出した。ずぶ濡れになりながら、万歩計とカメラが濡れてはとちょっと気になる。
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abd060c7.jpg 四之橋北詰に来ると、昨日は馬車通りとダービー通りを行ったり来たりしたのであるが、今日は竪川沿いの道から歩いてみた。この辺りには妖しげなキャバクラ紛いの店舗や連れ込み宿がならんでいて、朝も早いというのに、店の中からはバンドの演奏と男女の嬌声が響いてくる。あったあった在りました。道に面して鳥居がありその前をバイクが塞いでいる。鳥居を潜ると、ビルの谷間の奥まった所に田螺稲荷の小祠があり、前をお狐様が見護っている。辺りを見回してみたが、何処にも説明板らしきものは見当たらない。かなりの雨が降ってはいたが、構わずに取り敢えずデジカメに収めておくことにした。
 田螺稲荷は元の名は田中稲荷といい、大火でお稲荷さんが類焼しそうになった時、社(もり)の池から田螺が続々と這い出してお稲荷さんの壁に張り付き、守ったということから「火防せ」の神様として崇められているということである。
7d6184d1.jpg 竪川沿いの道の1つ北側の馬車通りを西に三つ目通りまで進んだ。大横川に架かる「北辻橋」が昭和63年に撤去された跡に「時の鐘」の記念碑が建っている。昨日と同じく、三つ目通りを北上し、言問橋を渡って帰宅した。本日は11955歩、7.7㎞の徘徊であった。
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目高 拙痴无
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1932/02/04
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 sechin@nethome.ne.jp です。


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