昨日は、忍者ブログに障害があり、ブログを更新できませんでした。以下は、昨日分のブログです。
葛(くず)を詠める歌4
巻12-3068:水茎の岡の葛葉を吹きかへし面知る子らが見えぬころかも
巻12-3069:赤駒のい行きはばかる真葛原何の伝て言直にしよけむ
◎赤駒は栗毛のうまのことだそうです。
巻12-3072:大崎の荒礒の渡り延ふ葛のゆくへもなくや恋ひわたりなむ
◎「大崎」は、現在の和歌山県海南市の大崎の海岸だそうです。
巻14-3412:上つ毛野久路保の嶺ろの葛葉がた愛しけ子らにいや離り来も
◎上つ毛野(かみつけの)は、現在の群馬県です。
久路保(くろほ)の嶺(ね)ろは、赤城山のことです。
巻16-3834:梨棗黍に粟つぎ延ふ葛の後も逢はむと葵花咲く
巻20-4508:高圓の野辺延ふ葛の末つひに千代に忘れむ我が大君かも
※中臣朝臣清麻呂(なかとみのあそみきよまろ、702〈大宝2〉~788〈延暦7〉)
奈良時代の右大臣です。氏名は初め中臣。意美麻呂の7男、母は多治比嶋の娘阿伎良。名は清万呂、浄万呂とも書きます。妻は多治比子姉(または古奈禰)。天平10(738)年に参河掾、以後、造弘福寺(川原寺)司判官、神祇少副兼式部大丞、神祇大副、尾張守、左中弁、式部大輔などを歴任、天平宝字2(758)年2月には自宅に大伴家持、市原王らを招いて歌会を催し、自らも4首の歌を詠んでいます(『万葉集』巻20)。6年参議(太政官の政務審議最高機関の構成員)となります。この間、位階は正六位上から従四位下に累進します。天平神護1(765)年1月左大弁兼摂津大夫のとき、藤原仲麻呂の乱の功によって勲4等、同年11月には清慎勤労、誠に嘉することありとの詔により、従三位に昇りますが、時に神祇伯でした。神護景雲3(769)年6月に大中臣の氏名を賜り、宝亀1(770)年正三位、2年1月大納言兼東宮傅となりますが、3月には従二位右大臣に任じられます。光仁天皇の信任厚く、宝亀3年2月と9年4月、私邸に再度の行幸があり、清麻呂に正二位、そして妻子にも授位がありました。天応1(781)年引退し、平城京の右京2条2坊の地(奈良市西大寺国見町)に没しました。その伝に、国の元老、年老いても怠ることなしとあります。のちにその邸跡を孫娘の百子が得、祖父のために寺院を建立し、大臣院と称しました。
巻20-4509:延ふ葛の絶えず偲はむ大君の見しし野辺には標結ふべしも
先日山谷堀広場に現れた巨大な女性の顔が再び隅田川の上空に現れたとのニュースがありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/87476002fdcd3fcb99f086cf6861cdc91c9be2cf
ウェブニュースより
デルタ株まん延、遠い収束 「集団免疫」困難か―新型コロナ ―― 全国の重症者数が最多となり、1日当たりの新規感染者も2万人を超えた新型コロナウイルス。過去最悪の「第5波」は、感染力が極めて強いインド由来のデルタ株まん延が最大の要因だ。ワクチン接種だけでは猛威を抑え切れないとみられ、流行収束の見通しは立たない。
国立感染症研究所によると、デルタ株の感染力は従来株の約2倍で、第4波で猛威を振るった英国由来のアルファ株の約1.5倍と推計される。重症化リスクなども従来株より高いとされるが、詳細は不明だ。
感染力については、感染者1人が他の8~10人程度に広める水痘(水ぼうそう)に匹敵するとの報告もある。感染研によると、感染拡大が進んだ結果、陽性者に占める割合は関東では90%以上、関西では80%に達したと推定される。
感染拡大防止策としては、ワクチン頼みなのが現状だ。接種が進むワクチンは、発症予防や重症化予防の効果は高いとされる。政府によると、接種(2回)は今月上旬までに、65歳以上の高齢者では8割超が完了した。一方、国民全体では3割強にとどまるため、感染は未接種の20~40代を中心に広がっている。
ただ、接種が進んでも、感染連鎖を食い止める「集団免疫」の達成は難しいとされる。従来株なら6~7割の接種率で達成されるとみられたが、水痘並みに感染力が強いデルタ株では、8~9割の接種率が必要との見方もあるからだ。
感染研の脇田隆字所長は「8、9割の接種率でもどうなるか分からない。接種が進む英国やイスラエルなどの状況を見る必要がある」と慎重な見解を示す。感染症の専門家は「日本はデルタ株への危機感が低い。流行のピークは不明で、ワクチン効果が低いとの指摘もある。集団免疫は期待できないかもしれない」と指摘している。 【JIJI.COM 2021年08月14日10時31分】
石坂浩二「また同世代が旅立ってしまい寂しい限り」ジェリー藤尾さん悼む ―― 「遠くへ行きたい」のヒット曲で知られる、歌手で俳優のジェリー藤尾(本名・藤尾薫紀=ふじお・しげき)さんが14日午前4時52分、急性肺炎のため横浜市内の次女夫妻の自宅で亡くなった。81歳。中国・上海生まれ。
19年放送のテレビ朝日系ドラマ「やすらぎの刻~道」で共演した石坂浩二(80)は「若い時に何度かご一緒させていただき、久々にテレビ朝日『やすらぎの刻~道』の撮影でお会いしました。昔とかわらずまだまだお元気そうで、歌声も素晴らしかったので、突然の知らせにびっくりしています。また同世代が旅立ってしまい寂しい限りです。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメントした。
[日刊スポーツ 2021年8月14日17時51分]
戦後76年の「終戦の日」 コロナ下の追悼式、最少規模で ―― 戦後76年の「終戦の日」を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館(東京・千代田)で開かれる。全国から遺族や関係者ら約200人が出席。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下であることを踏まえ、追悼式が始まった1963年以降、最少規模で挙行される。
全国戦没者追悼式は例年、6千人規模で催されてきたが、新型コロナの影響で昨年の参列者数は542人にとどまった。今回は都が緊急事態宣言の対象地域となっており、さらに規模を縮小。政府は都以外の自治体からの参列遺族の数をそれぞれ1人程度とした。22府県は13日までに出席を辞退した。参列できない遺族らのために、式典の様子は昨年と同様、動画投稿サイト「ユーチューブ」で中継される。
先の戦争では、軍人・軍属約230万人と民間人約80万人の計約310万人が命を落とした。全国戦没者追悼式には、天皇陛下が皇后さまとともに出席される。正午の時報に合わせた黙とうの後、陛下がお言葉を述べられる。 【日本經濟新聞 2021年8月15日 0:00】
sechin@nethome.ne.jp です。
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