瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
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①「永代橋の落橋」
 
文化四年八月十九日深川八幡祭禮の日永代橋崩壊約二千人怪我人溺死者が出ました。その時の悲鳴が夜更けに聞こえるといいます。
 
②「高橋の息杖」
 
ある時この橋でかごやが殺されました。その怨念が残り寂しい晩などには橋の上を息杖をつく音が聞こえるといいます。
 
③「閻魔堂橋恨みの縄」
 
昔この橋で首つりがありその怨念が残り、物思いに沈んで通ると縄切れが欄干にぶら下がってるのが見えるといいます。
 
④「仙台堀血染めの駒下駄」
 
この堀で殺された者の血の付いた下駄が河岸に残されていました。土地の者が川に流す度にいつの間にか元の岸に戻るといいます。
 
⑤「八幡山の破れ障子」
 
深川八幡の門前の茶屋に祟りあり、ある一部屋の障子が何度貼り直しても翌朝には一箇所破れているといいます。
 
⑥「六万坪の怪火」
 
州崎から砂村に通ずる一面の平原に時々怪火がみえるといいます。
 
⑦「万年橋の主」
 
万年橋のたもとには主がいて、日照り雨の日に傘をさして覗くと、そのが姿を見られるといいます。
 
⑧「木場の錆鎗(さびやり)」
 
『木場の錆槍』という話についてはどんな話だったのかわからなくなってしまっているそうです。ためしに、検索してみると、「近代デジタルライブラリー – 深川七不思議」というのが出てくるのですが、伊東潮花という人の講談の書き起こしのようでして、木場の錆槍については言っているようで結局言ってないような…。


 

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プロフィール
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目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


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