橘(たちばな)を詠める歌4
巻8-1478:我が宿の花橘のいつしかも玉に貫くべくその実なりなむ
巻8-1481:我が宿の花橘に霍公鳥今こそ鳴かめ友に逢へる時
※奄君諸立(いおりのもろたち、生没年不詳)
奈良時代の歌人です。天平(てんぴょう)-宝亀(ほうき)(729-780)のころの人。大伴家持とまじわり、「万葉集」に1首があります。
巻8-1483:我が背子が宿の橘花をよみ鳴く霍公鳥見にぞ我が来し
巻8-1486:我が宿の花橘を霍公鳥来鳴かず地に散らしてむとか
巻8-1489:我が宿の花橘は散り過ぎて玉に貫くべく実になりにけり
巻8-1492:君が家の花橘はなりにけり花のある時に逢はましものを
巻8-1493:我が宿の花橘を霍公鳥来鳴き響めて本に散らしつ
※大伴村上(おおともの-むらかみ、生没年不詳)
奈良時代の官吏です。天平勝宝(てんぴょうしょうほう)6年(754年)民部少丞のとき、大伴家持(やかもち)邸での年賀の宴で歌をよみました。宝亀(ほうき)2年従五位下にすすみ、翌年阿波守(あわのかみ)となりました。「万葉集」に短歌4首があります。
ウェブニュースより
G7がロシアに警告、ウクライナに軍事侵攻なら「厳しい代償」 中国にもけん制 ―― 英中部リバプールでの先進7カ国(G7)外相会合は12日、2日間の討議を終えて閉幕した。ウクライナへの軍事侵攻が懸念されるロシアに警告する内容の共同声明を採択。議長声明では覇権主義的な動きを強める中国をけん制し、途上国への「威圧的な経済政策」に懸念を表明した他、海洋安全保障で東南アジア諸国連合(ASEAN)との協力を強める姿勢を示した。
ロシアは隣国ウクライナとの国境周辺に計10万認規模の軍部隊を集めているとされる。共同声明では、ロシア側に緊張緩和と外交的対話を要求。軍事侵攻した場合は「甚大な結果と厳しい代償を伴う」と経済制裁を発動する方針を示し、ウクライナの主権と領土一体性を明確に支持した。
◆中国に対抗、ASEANを初めて招待
会合には中国への対抗のため、ASEANを初めて招待。中国が取り込みを図るASEANを巡り、G7も関係強化を目指した形で、12日にはASEANの各外相がオンライン参加して拡大会合を行った。
トラス英外相は閉幕後、ASEANとの協力に関する議長声明を発表した。南シナ海情勢を巡り、軍事拠点化を図る中国を念頭に「埋め立てなどの活動は、地域の平和や安定性を損なう恐れがある」と指摘。G7とASEANは海洋に関する協力を歓迎すると明記し「海洋安全保障や航行・上空飛行の自由などを促進するための協力強化を奨励する」と強調した。
G7単体の別の議長声明では香港や新疆ウイグル自治区、台湾海峡の平和などに関する問題を今会合で議論したと表明。融資先の国を借金漬けにし、政治的要求に従わせる中国の「債務のわな」に懸念を示し、インド太平洋地域のインフラ整備などにG7が関与、協力することを再確認した。
この議長声明では北朝鮮に対し、大量破壊兵器や弾道ミサイル計画の「完全かつ検証可能で不可逆的な放棄」と拉致問題の即時解決を求め、ミャンマー情勢に関してはアウンサンスーチー氏らの解放を要求した。 (東京新聞 2021年12月13日 19時31分)
首相「10万円給付、年内現金一括も選択肢」 衆院予算委 ―― 岸田文雄首相は13日午前の衆院予算委員会で、18歳以下への10万円相当の給付について地方自治体が年内に現金一括で支給できるようにすると表明した。「自治体の判断により地域の実情に応じて年内からでも10万円の現金を一括で給付する形も選択肢の一つとして加えたい」と述べた。
「そういった方向で具体的な制度設計を考えていきたい」と話した。政府は2021年度補正予算案の成立後に現金一括での給付を容認する基準を示す見通しだ。
政府が11月に決めた経済対策に盛り込んだ10万円相当の給付は自治体がまず年内に現金5万円の支給を始める。政府は22年春に配る残りの5万円相当は子育てや教育目的に使われやすくするためクーポンが原則だと説明していた。
自治体からは年内に一括現金での給付を認めるべきだとの意見が相次いだ。クーポンと合わせると事務的な経費が増え、事業者の選定に手間もかかる。首相は「自治体と調整しながら柔軟な制度設計を進めていかなければならない」と語った。
米国や英国などが表明した22年の北京冬季五輪へ政府関係者を派遣しない「外交ボイコット」に関しても答弁した。「各国の様々な動きや国益などを総合的に勘案し自ら判断する」と説いた。「適切なタイミングを選んで明らかにしたい」と言明した。
補正予算案の編成に伴う22兆円ほどの国債の増発について「決して小さなものではないと思う」と指摘した。「新型コロナウイルス対応、経済の再起動へ必要なものをしっかり積み上げた結果だ」と説明した。
「いまは緊急時だ。国民の生活や事業を守るために必要な予算を確保するのが政治の責任だ」と主張した。米国での竜巻の被害に関して「お見舞いを申し上げる」と語った。自民党の高市早苗政調会長への答弁。
首相は邦人保護を巡る自衛隊機派遣について法改正を含む運用改善の検討を指示したと明らかにした。「邦人の生命、安全を守るために自衛隊が現地に赴く際の安全に対する考え方は決して民間における安全と同じではない。問題意識を持ち、よく整理する必要がある」と唱えた。
衆院予算委は13日、経済対策を盛り込んだ21年度補正予算案の実質審議を始めた。首相が就任後初めて一問一答形式で論戦に臨んだ。13日午後には立憲民主党の小川淳也政調会長や長妻昭元厚生労働相が質問に立つ。
14日も21年度補正予算案を巡る審議を続ける。与党は15日に衆院本会議を開いて採決し、参院での質疑を経て早期に成立させる日程を描く。 【日本經濟新聞 2021年12月13日 5:30 (2021年12月13日 11:15更新)】
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