楓(かえで)を詠める歌
カエデ科カエデ属の落葉高木の楓(かえで)は、万葉の頃には「かへるで」と呼ばれていました。「かへるで」は葉の形が「かへる(蛙)」に似ていたことからきていると考えられています。
万葉集には2首に登場します。
巻8-1623:我が宿にもみつ蝦手見るごとに妹を懸けつつ恋ひぬ日はなし
※大伴田村大嬢(おおとものたむらのおおいらつめ、生没年不詳)
奈良時代の歌人です。大伴宿奈麻呂(すくなまろ)の娘です。「万葉集」に異母妹大伴坂上大嬢(さかのうえのおおいらつめ)におくった歌9首や大伴稲公(いなきみ)からおくられた恋の歌がみえます。
巻14-3494: 子持山若かへるでのもみつまで寝もと我は思ふ汝はあどか思ふ
◎子持山(こもちやま)は、群馬県北部の標高1296メートルの山です。
ウェブニュースより
藤井聡太2冠が豊島叡王に逆転負け「反撃されてうまく対応できなかった」 ――将棋の最年少2冠、藤井聡太王位(棋聖=19)が手痛い逆転負けを喫した。3日、山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われた第6期叡王戦5番勝第2局で午後7時5分、161手で豊島将之叡王(竜王=31)に敗れた。これで対戦成績は1勝1敗となった。第3局は来週9にち、名古屋市「か茂免」で行われる。
最後は14手連続王手で迫った。右手で右ヒザを9回たたき、居ずまいを正して投了した。「足りないかなと思いました」と終局後には話したが、勝負師としては少しでもアヤを求めたかった。
昼食休憩後の42手目、後手4四歩と突いて積極的に踏み込んだ。攻めをつなげ、72手目の後手9六歩で「流れは悪くない」と思っていた。優位に局面を進め、豊島を勝利寸前まで追い詰める。「反撃されてうまく対応できなかった」。
https://www.youtube.com/watch?v=YFIHK72omDo
立場を入れ替えて、豊島の挑戦を受ける王位戦第1局(6月29、30日、名古屋市「名古屋能楽堂」)で完敗した時点では、直接対決の成績は1勝7敗だった。その後、同第2局(7月13、14日、北海道旭川市「花月会館」)、同第3局(同21、22日、神戸市北区有馬温泉「中の坊瑞苑」)、叡王戦第1局(7月25日、東京都千代田区「江戸総鎮守 神田明神」)と3連勝し、盛り返したかにみえた。勝負は最後まで分からない。将棋の怖さを思い知らされた。
第3局はすぐにある。「しっかり反省して気持ちを切り替えて臨めればと思います」。叡王初奪取と最年少3冠に王手をかけるか? 大事な勝負になる。 [日刊スポーツ 2021年8月3日19時9分]
体操男子鉄棒で橋本が金 個人総合と2冠、ボクシング女子 入江が金 ――
体操
東京五輪第12日の3日、体操男子で個人総合優勝の橋本大輝(順大)が種目別の鉄棒で金メダルを獲得し、2冠を達成した。北園丈琉(徳洲会)は6位だった。女子種目別決勝の平均台で芦川うらら(静岡新聞SBS)は6位だった。
ボクシング
女子フェザー級の入江聖奈(日体大)は決勝に臨み、2019年世界選手権覇者のネスティー・ペテシオ(フィリピン)を5-0の判定で破り、日本女子初の金メダルを獲得した。同競技では1964年東京五輪バンタム級の桜井孝雄、2012年ロンドン五輪ミドル級の村田諒太に続き、日本勢3個目の「金」となった。
男子フライ級の田中亮明(岐阜・中京高教)は準々決勝で16年リオデジャネイロ五輪ライトフライ級銀メダルのマルティネスリバス(コロンビア)に判定勝ちし、5日の準決勝に進んだ。3位決定戦がないため、銅メダル以上が確定した。
レスリング
男子グレコローマンスタイル77キロ級の屋比久翔平(ALSOK)が3位決定戦でゲラエイ(イラン)を下し、銅メダルを獲得した。女子62キロ級の川井友香子(ジャパンビバレッジ)が準決勝でユセイン(ブルガリア)を下して4日の決勝に進み、銀メダル以上が決まった。女子68キロ級の土性沙羅(東新住建)は3位決定戦でチェルカソワ(ウクライナ)に敗れ、2大会連続のメダルを逃した。
卓球
女子団体準決勝で、日本は香港を3-0で下して5日の決勝に進んだ。銀メダル以上が確定し、3大会連続のメダル獲得となる。男子団体準々決勝で、前回リオデジャネイロ五輪銀メダルの日本がスウェーデンを3-1で下して準決勝に進んだ。
サッカー
男子の準決勝で、日本はスペインに延長の末、0-1で敗れ、6日の3位決定戦に回った。1968年メキシコ五輪に並ぶ過去最高成績となる銅メダル獲得を目指し、メキシコと対戦する。7日の決勝はスペインとブラジルの顔合わせとなった。前回リオデジャネイロ五輪金メダルのブラジルは、延長を終えて0-0からのPK戦を4-1で制してメキシコを退け、3大会連続の決勝進出を決めた。
スポーツクライミング
男子予選で楢崎智亜(TEAM au)は2位となり、上位8人による5日の決勝に進んだ。
飛び込み
男子板で、2008年北京五輪以来13年ぶりに決勝に進んだ40歳の寺内健(ミキハウス)は359.70点で12位だった。
セーリング
男子470級の岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)外薗潤平(JR九州)組が10レースを終えて8位に入り、上位10艇による最終のメダルレースに進出した。女子470級の吉田愛、吉岡美帆組(ベネッセ)も10レースを終えて7位に入り、上位10艇による最終のメダルレースに進出した。
アーティスティックスイミング
デュエット・テクニカルルーティン(TR)で、乾友紀子(井村ク)吉田萌(ザ・クラブピア88)組は93.3499点の4位だった。
バレーボール
男子1次リーグA組3位で29年ぶりに8強入りした日本は、2連覇を目指すB組2位のブラジルに20-25、22-25、20-25のストレートで敗れ、準決勝進出を逃した。
馬術
障害飛越、個人予選で福島大輔(STAR HORSES)斎藤功貴(北総乗馬ク)佐藤英賢(ポールショッケメーレ厩舎)は、そろって30位までによる決勝に進んだ。
陸上
男子110メートル障害予選で泉谷駿介(順大)が13秒28の4組2着、金井大旺(ミズノ)が、13秒41の5組3着でそれぞれ準決勝進出を決めた。女子やり投げ予選で北口榛花(JAL)は62㍍06をマークして決勝へ進んだ。日本勢の決勝進出は前回東京五輪以来57年ぶり。男子200メートル予選で飯塚翔太(ミズノ)が21秒02の1組6着、サニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が21秒41の2組6着、山下潤(ANA)が20秒78の3組5着で落選した。 【日本經濟新聞 2021年8月3日 11:20 (2021年8月3日 23:24更新)】
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