何時ものように朝の散歩で出かけましたが、山谷堀広場の上空に何やら異様な物体があるので、少々驚きました。いやはや、何の催しかは存じませんが、よく見ると女性らしき頭の巨大バルーンのようです。震える手で、2枚ほど写真を携帯に収めました。
17日間のオリンピックも終わり、台東区の体育館が、パラリンピックの練習場になるとのこと、まさかそのためのバルーンではないでしょう。
ウェブニュースより
海外メディアがこぞって報じたコロナ禍五輪での「選手の精神面」 ―― 「東京オリンピックが残した未来への教訓:時にはやり続けるよりやめてしまった方がいい」
こんな衝撃的な見出しを掲げたのは8月5日付「ワシントン・ポスト紙」(電子版)。
コロナ禍の五輪なんて中止にした方がいい、という内容かと思ったらさにあらず。記事は選手の精神面をテーマにしたものだ。
「あと数日で店を畳むことになるこの五輪が史上初、パンデミックの真っただ中で開催された五輪として記憶されることは間違いない。それ以外にも間違いなく、今回は“アスリートの精神面の健康状態が注目された五輪”としてこれから先、記憶されるだろうし、今回得た教訓はこの先のオリンピックにおいても必ず役立つ、役立たせなければいけないものになる」
「“アスリートである前に私は一人の人間”。多くのメダルを期待されたアメリカ女子体操のシモーン・バイルスはこの言葉と共に、ほとんどの種目の競技をキャンセルした」
バイルスが演技を断念した理由は精神的なストレス。そんなバイルスを支持する米メディアが相次いでいる。トップクラスのアスリートたちがどのような精神状態で競技に臨んでいるのか、我々には到底、理解できないが、とてつもないプレッシャーのもとで日々トレーニングをし、競技に向き合っていることは想像に難くない。
同じく「ワシントン・ポスト紙」(7月31日付、電子版)は、女子体操個人のゆかで銅メダルを獲得した日本人選手がソーシャルメディアなどで受けた中傷について涙ながらに語ったことを報じている。
「精神面の健康状態に、より多くのアスリートが口を開き始めた中、日本のオリンピック選手が経験した痛ましい話」という見出しの記事だ。
村上茉愛がオリンピック開催反対派からSNSなどに誹謗中傷の書き込みを受け、心が傷つきながら競技を続けた。他にも同じような中傷を受けた日本人選手は多いという。過度な期待によるプレッシャーにさらされることと、誹謗中傷(これは犯罪だ)を受けることは別問題だが、アスリートたちがストレスにさらされ、彼らの精神状態やパフォーマンスに悪影響を及ぼしている点は同じだ。
この記事は1964年の東京五輪マラソンで銅メダルを獲得しながらその後、「もうすっかり疲れ切ってしまって走れません」という遺書を残して自殺した円谷幸吉の例もあげている。=おわり (日刊ゲンダイ 公開日:2021/08/08 06:00 更新日:2021/08/08 06:00)
sechin@nethome.ne.jp です。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |