瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り
[2942] [2941] [2940] [2939] [2938] [2937] [2936] [2935] [2934] [2933] [2932]

(さくら)を詠んだ歌1
 
(さくら)はバラ科サクラ属です。3月~5月に日本を北上しながら白・ピンクの花を咲かせる日本の春を代表する花です。
 
ちなみに、桜(さくら)の語源の一つの説として、「さ」が田の神、「くら」は神の座(くら)のことだという説があります。
 
 
万葉集は梅ばかり詠んでいるのかというと、そうでもなくて桜を詠んだ歌もかなりあるんですね。万葉集の時代にも桜は人々に愛されていたようです。
巻3-0257: 天降りつく天の香具山霞立つ春に至れば松風に.......(長歌)
 
※鴨君足人(かものきみのたりひと、生没年不詳)
 
鴨君足人についてははっきりしたことは分かりませんが、藤原宮大極殿の地を鴨公というそうなので、そこに居住した祭祀の氏族かと思われます。
 
巻3-0260: 天降りつく神の香具山うち靡く春さり来れば桜花.......(長歌)
 
巻5-0829: 梅の花咲きて散りなば桜花継ぎて咲くべくなりにてあらずや
 
※張氏福子(ちょうしの-ふくし、生没年不詳)
 
奈良時代の医師。大宰(だざいの)薬師。渡来系氏族で,「藤氏家伝」にみえる方士張福子と同一人とみられます。


 

この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
ハンドルネーム:
目高 拙痴无
年齢:
92
誕生日:
1932/02/04
自己紹介:
くたばりかけの糞爺々です。よろしく。メールも頼むね。
 sechin@nethome.ne.jp です。


小冊子の紹介
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
[m.m 10/12]
[爺の姪 10/01]
[あは♡ 09/20]
[Mr.サタン 09/20]
[Mr.サタン 09/20]
[ままだいちゅき 09/20]
[ままだいちゅき 09/20]
[ままだいちゅき 09/20]
[爺 09/20]
[ままだいちゅき 09/20]
最新トラックバック
ブログ内検索
カウンター
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © 瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り All Rights Reserved
/